イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

あろうことか我が家のネコが食べすぎ肥満!即座に実行、減量ダイエット!本人の自覚はまるでなし

2020年11月29日 08時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ


1日あけて、またネコの話題です。

母ネコ、リヴィーは太っています。
このおにぎりのような座り姿をご覧ください。




(☝奥の青い板は体重計です。偶然写ってしまったのです!)

母子ともに引き取った10月の初めにはすでに充分にどっしりしていました。
現在明らかに「肥満」です。

原因は、わかっています。
キャット・アダプション・センター(ネコの引き取り手を探す団体)で強く勧められてオンラインで購入した、「科学的根拠のある健康にいい、総合栄養食」を過剰に与えすぎていたからです。
これ。


右上に座っているのは生後4か月の息子のティブです。

乾燥したキャットフードが15kg入っています。
セール期間中50ポンド(6、928円)で買いました。
体重4キロの標準的な体形の大人ネコの273日分の食事量だそうです。

私のうちにかつて肥満ネコがいたことはありませんでした。
うちの夫は太ったイヌやネコを見ると「動物虐待だ。RSPCA (王立動物虐待防止協会)に連絡しよう」と言うほど肥満したペットを嫌がります。

私は顔がほころぶぐらいよその家の太ったネコを見るのが好きなのですが「自分の家のネコが太っている」という事実を実ははっきり受け止めることができなかったのでした。



アダプションセンターの女性は、「母ネコにはこの乾燥総合栄養食(=堅)のみを、子ネコにはやわらかいタイプ(=軟)の子ネコ用キャットフード半分量 + 大人ネコの食事に慣れさせるために「堅」も一緒に与えるように」と指示してくれました。
「母ネコも子ネコ用の「軟」を欲しがるので、少し与えてもかまわない」とも言っていました。

9月に亡くなった先住ネコのホレイシオは「軟」しか食べませんでした。
栄養がバランスよく採れて虫歯にならないらしい「堅」に移行させたかったのですが、食べたがらないマズい食餌を強要するにしのばず、ずっと「軟」で通した経緯があります。

アダプションセンターで「堅」を食べなれていた今回うちに来た2匹はこれからも獣医師も勧める「堅」を食べ続けてもらう予定です。

朝、1食分の「軟」を二つのお皿に盛って母子で分け合って食べさせると同時に共有のお皿にいつもざらざらとかなりの寮の「堅」を入れておきました。
いつも少し残して食事を終え、小腹が空いたころに降りてきて少しずつボリボリカリカリ間食していました。

たっぷり盛った「堅」がすっかりなくなる午後遅くにまた「軟」の一食分を半分ずつ与え、同量の「堅」をたっぷりと入れておいておきました。

どっちのネコがどのくらい食べたのか判別つきかねるやり方です。

当初は「ぽっちゃりしてるね」と毛並みのツヤツヤしたリヴィーの体をちょんちょんたたくのが楽しみだったのですが、ここ数週間、手で触った肉の感触が堅くて厚くなり、薄い皮膚にむっちりと詰まっているかんじになってきていたのです。



体重を計ったことはありません。
私が抱いて体重計に乗って、私の体重をひけばリヴィーの体重が判明するのですが、抱き上げられるのを好まないのです。
たまに抱き上げてみたら「お、重い!」

亡くなる前の衰弱したホレイシオの羽のように軽かった体を思って胸がいっぱいになるのですが、リヴィーの体重は晩年のホレイシオの2倍以上あります。

ホレイシオは若い頃、精悍で美しい肢体のオスネコでした。健康な時の体重は4kg前後。

それに比べてリヴィーは.....


(寝ている写真ばかりのリヴィーです。ずっと撮りたかった四つ足で立っている写真がやっと撮れました)

肥満の件は抜きにしても、もともと首と手脚が短くずんぐりむっくりで、胴体も短めな「小さめのネコ」であるはずなのです。

獣医師に診せるべきかと相談していたところ、ふと思い立って「堅」フードの袋にかかれている「一日に摂取する適量」表によると、ショック!体重4キロのネコは1日たったの60gで充分栄養が足りているらしいのです!

母子2匹合わせて400gは与えていました。
太るのも無理ありません。

いくら何でも60gは少なすぎやしないかと夫がインターネットでダブル・チェックしてみたら少なすぎず、栄養バランス上もカロリーの点でも適量と確認が取れました。

体の小さい(ホレイシオより胴が短い)リヴィーの適正体重は4キロ以下のはずです。
現在おそらく6㎏は絶対にあるでしょう。

そう言うわけで、今までどちらかと言うとしばらくつらいノラネコ生活を経験したリヴィーにたくさん食べさせてリラックスさせてやりたいと甘いことを言っていた夫が(ペットの肥満は飼い主の怠慢で動物虐待だ、なんて言っていたくせに矛盾していますが)リヴィーのダイエット管理をする、と宣言しました。

夫が決めた方式で3日前から現在食餌療法中。



さすがに一気に60gまでに減らすと欲求不満とリバウンドが心配なので、徐々に減らす計画です。
量を計ってそれぞれのネコがどれだけ食べたか把握しています。



少ない量を親子一緒に食べさせた後、母ネコがふてくされて階上に昼寝しに上がった時など育ちざかりの息子のティブにコソコソ余分の「軟」を与えています。

母ネコにバレています。
台所のドアをしめ切って息子ネコだけに余分の食事をさせている間、ドアの外で不平を言っているのが聞こえました。
「なんで私にはくれないの」と。

夫に(英語で)それを伝えたら「太っているからだと言ってやれ」とのことでした。
本人にそう日本語で言ったのですが理解しているとは思えません。

ノラネコ経験がなく育ちのいいティブは母親ほどがっついてはいません。









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アーティストでありアクション編み物の大家でもあるうちのネコ、ティブの新作発表!色彩感覚に優れているたったの生後4か月!

2020年11月27日 08時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちのネコ、タイベリウス(通称ティブ)のアクション編み物、またはインスタレーション・アートの新作です。


2階の廊下にちょっと置いておいた極細の毛糸をかすめ取られました。
現在進行中の夫の靴下を編む途中の zinia red という濃いオレンジ色と、smoke という灰色の糸です。

なんとも美しい構成と色合いです。





作品のディスプレイは、3階の私たちの寝室で展開されていました。
黄色の太めの糸はストックポート日報に載せたティブの前回の作品の素材です。
巻き取ることが不可能だったのでいくつかに切って小さく結んだ束が家中に散らばっています。
新しくくすねた極細2色と絶妙な色合いで絡み合っています。

青い極細糸も見えていますね。
編み物かごに入れっぱなしにして忘れていたあまり糸です。
いつの間にか勝手にとられ、ベッドの下でのアクション編み物に利用されています。


気がついた時には編みかけの靴下をひっぱりまわし、ほぐした毛糸玉が1階、2階にわたってくねってからんだ複数の色の線を描き出していました。



アート素材としてすでにティブに提供している黄色と青の糸はいいとして、オレンジと灰色の糸は靴下を編み上げるために(できれば)切らずに巻き取って回収しなければなりません。



床に座ってほぐしながら巻き始めていると悪びれもせずティブが現れて手伝いを申し出るつもりかもっとアート表現を極めたいのか、チャチャっと手を出してくるので、記念写真を何枚か撮って部屋の外に押し出してから巻き取りに集中しました。

ベッドルームで寝ていた母ネコ、リヴィア(通称リヴィー)が起きだしてきて私の作業を横目でじっと見守ります。


「うちの息子がご迷惑をおかけして申し訳ありませんね、何かお手伝いできることはありませんか」とでも言っている....わけないですね。
毛糸には興味がないようです。

糸はベッドの下をくぐり、長椅子の脚の周りを何回もめぐり、1階と3階を行き来していました。
長椅子は持ち上げて脚を浮かせて巻き戻しましたが、ベッドは一人では持ち上がりませんし私が下をくぐれるほどの高さもありません。
玉になっていないので反対側に転がして戻すこともできませんので真ん中あたりまで手で押し戻し反対側にまわってできるだけ手をのばしてつかみ取りました。
糸をたぐって一階、三階と上がり降りし、からんだループの中をくぐらせ2玉巻き終えるのに2時間以上かかりました。

全く切らずに硬く巻いくことができた二本の毛糸を靴下編み物専用の缶に戻しました。


以前に編んだシマシマの靴下は大きさの目安として比べられるようにいつも缶の中に入れています。


袋ではなく缶に入れているのは、竹製の編み針がとても細くてちょっとでも重さがかかるとポリっと折れてしまうためです。

今回の(私にとっての)大惨事はカチンとふたを閉めておかなかったため、ティブが缶の中から毛糸を2玉抜き取ったことに端を発しているのです。
きちんと蓋を閉めた缶を恨めしそうに眺めて手で押したりそっとたたいたりするアーティストのティブ、ちゃんと中には巻いた毛糸が入っていることを知っているのです!

なんて賢いネコでしょう。


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壁 二題;バスルームのペンキ塗りとピカディリー・ガーデンズの打ちっぱなし壁

2020年11月26日 09時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢

昨日の記事の続きです。


昨日の夜、バスルームの壁をペンキでちょっと塗ってみました。

「sky」という名の薄いブルーです。
ムラがあります。
一面、すべて塗り終えた後、二度塗り、三度塗りが必要なようです。



予定通り、12月2日にロックダウンがそれ以後は商業施設や飲食店などの営業規制や、屋外で会ってもよい人数など実に細かい規制が地域ごとの危険度に応じて
かわる「ティア tier 」制度が再び導入されます。

ここ、グレーター・マンチェスターは危険度最大の「teier 3」適用です。
人数を問わず、屋内で家族以外の人と会ってはいけない決まりがあるはずなのですが....
地域を超えて、全国的にクリスマスをはさんだ5日間3世帯までのいっしょに住んでいない人をクリスマス当日のディナーによんでもいいことになりました。
国民の圧力に政府が負けたわけなのですが「クリスマスに家族が会えないことによって引き起こされる精神的ダメージは計り知れない、感染拡大阻止とをはかりにかけて精神的ダメージを引き起こす要因を取り除くことにした」というような趣旨の公式発表がありました。

1か月以上前にストックポート日報が長い間しつこく追い続けてきた日本を代表する建築家、安藤忠雄デザインの「壁 The Wall」の取り壊しが決まりました。




興味を持ってくださる方もぼちぼち...いるようなのでレポートしたいのですがコロナ騒ぎで一年近く現地、マンチェスターのピカディリー・ガーデンズに行くことができずにいます。
ところで、この壁に関する記事に昨日大変な数のアクセスがありました。
突然の関心!に驚きです。

日本で何かあったのでしょうか。


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ロックダウンの正しい過ごし方;ペンキ塗りのための下準備、紆余曲折の末、バスルームの改装工事を取りやめた事情

2020年11月25日 09時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
昨日ほぼ半日かけてバスルームの壁を塗る準備をしました。


ロックダウン中の家にこもる人々の定番アクティビティ、DIY (Do It Yourself 自分でやろう=日曜大工)です。
手術のあと回復した夫が高い場所を担当です。

あ、話に飛躍がありましたね。
5月と6月に私がひとりで壁紙をはがし、タオル掛けやトイレットペーパー・ホルダーなどを外したあとの漆喰壁の剥落や穴をチューブ入りのプラスター(漆喰)でふさいで改装の準備をしていたのですが、突然進行がストップ。

事情をお話しします。
5月にトイレの水洗システムが故障。
最初のロックダウンの最中で、少しずつ解除が始まったところでした。

今は亡きホレイシオが写っている当時の写真です。


赤いバケツに常備した水道の水を便器にそそいで流していました。
その時の事情とロックダウンのようすを詳しく書いた記事のリンクです☟。

ロックダウンの最中に壊れたトイレとロックダウン終了への大混乱の第一歩.....

けっきょくその後、テレビで宣伝している全国展開のバスルーム・ユニットとキッチン・ユニットを販売する会社のオンラインで備品をセットですべて購入し、その会社専属のプラマー(配管工)その他の専門職人に入ってもらってバスルーム全部の改装をする決心をしたのです。

もともとトイレのシステムが老朽化していたのでトイレとタンク一式を買い替える必要がありました。
どうせトイレを買い替えるならバスルーム全体が古くみすぼらしくいずれは取り替えたいと思っていた時期でしたので、いっぺんにセットで買えばお得、メーカーが雇っている職人に工事を任せれば工費も比較的安く済む、という事情もあったのです。
家を売る時にバスルームとキッチンの老朽化は買いたたかれるいい口実として知られています。

これを機にすすけた印象の無地の壁紙もはがして塗りなおすことにしました。

見積もりの時に、新品同様の安いトイレとタンクをサービスで取り付けてくれました。
購入したトイレが設置される際、それは会社に返却することになっています。

トイレの「貸与」サービスなんて初めて聞きました。気が利いています。

予約一杯で工事は4カ月も先ということでしたが、ちゃんと機能するトイレを手に入れさえすれば待つのは大して苦になりません。
のんびり準備をはじめました。
(夫の体調が悪くなったりちょっと都合が悪かったのですが...)

タイルは自分で選んで自分で購入、古くなった壁紙剥がしとペンキ塗りも自分たちですることになっています。
壁紙をはがした後の壁の状態がよかったので、壁紙を貼りなおしたりせず直接バスルーム専用のペンキを塗ることにしました。

見積もりの前に会社に送るために撮ったバスルームの写真が出てきました。







タイルの目地が黒ずんでキタナイ!
そのうち貼り変えるつもりだったので目地の掃除なんかめったにしなかったことを白状します。

......ところが、改装工事が始まる前の週に職人の都合で工事が中止と一方的に連絡が来てそれきり、新しく予約を入れることもできずに計画は立ち往生です。

そして長い話を短く詰めれば代わりの人をよこしてくれるわけではなく、長い間なかなか電話がつながらず、つながればつながったでもう少し待ってほしいという会社のオペレーターとの押し問答のあげくこちらからすべてキャンセルにして、払った金額を全額払い戻してもらいました。


こちらが要求したわけではないのに会社側の誠意として、臨時に取り付けてくれたトイレは無償で引き取らせてもらえることになりました。
やったー!

.....ところが、です。
電話で対応してくれたオペレーターの口がすべったのでしょうか、工事が中止になった本当の事情が分かりました。
取り付け工事を担当することになっていた職人がコービッド19(コロナ)にかかったからだそうです。

その会話の時には亡くなっていたそうです。
なんともいたましいことです。
無償で取り付けてもらったトイレにありがたい思いがいっぱいです。

もらってしまった機能万全の「レンタルトイレ」がある今、また大金を払ってバスルームの改装をする気持ちが完全に失せました.....
壁紙をはがしてしまった後の壁はとにかく塗るしかありません。

やっと何年ぶりかでタイルと目地を徹底的に洗いました。


便器掃除に使う漂白剤の入った洗剤を使うとタイルはさえざえと白く輝き目地は塗りたての白壁のよう。

表面が波打った正方形タイルと「クルクルパー」連続模様のボーダー・タイル(1990年代風!)が大っ嫌いなのですが改装、配置換えをするのを取りやめ、使い続けるとなれば定期的に漂白剤で洗い続けて仲良く付き合うつもりです。

紙やすりをかけ、お湯で表面の壁紙ノリをふき取って、いつでもペンキが塗れる状態のなめらかな壁です。




どうせはりかえるのだから、と「貸与」トイレを取り付けてくれる際にビニールの床をひどくいいかげんに切られてしまいました。


排水用の管を覆う木の箱も取り外され廃棄されてしまって見苦しいことこの上なし......何とかします。








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天気がよいので出歩いた!ロックダウン中に用事もないのに外出決行、動物を見る目的は何とか達成

2020年11月24日 08時00分00秒 | ストックポートとその周辺
近所の農地です。


例の、おいしそうな色(トフィー、カフェオレ、ミルクチョコレート色)のウシ3頭がたまに遠くで草を食んでいて、真冬になるとほぼ一面が水浸しになるイギリスでは珍しくないフラディング flooding の現象がみられる.....

住宅街の中の放牧場です。


フラディングの写真を載せた2年前の新年の記事のリンクです☟

おなじみ冬の風物詩、空き地の池・・・晴天の日の日暮れクリスマスが終わり、日が長くなるのを少しずつ実感


上の写真左がわの深緑色の植え込みの向こうは柵で囲まれた農家のとても広い庭なのです。


柵のすきまから漏れる陽の光が歩道に鮮やかな縞模様を描き出していました。
とても天気のよい日でした。



ここに白いウマをドテッと横たえたらシマウマになるかもしれない、いや幅のスケールが今一つ一致しない.....などと考えながら柵の途切れる農家の門のところにたどり着きました。

この家の庭ではペットのヤギとヒツジが飼われているのです。
以前はアルパカがいました。

その時の記事のリンクです☟、ぜひ読んでみてください。(5年も前です。この時のアルパカはこの数か月後にはいなくなっていました)
ストックポートのアルパカ

そう、私はわざわざ、車でヤギとヒツジを見に来たのです。
どうしても動物が見たかった、できるならさわりたかったのです。

外出を控えなければならないロックダウンのさなかに不謹慎なことこの上ないのですが、人が集まる傾向のある場所ではないのでいいだろうと、自己判断したうえでです。

残念、今回はヤギとヒツジは見られませんでした。
たぶん奥の方か、家の裏手にでもいたのでしょう。

そうそう、どっしり立派なクリーム色の肉牛が見られる場所が近所にあるのでした。
車を路肩の駐車スペースにとめて、徒歩で来た道を少し戻ります。


住宅街の中にあるこの農場の中には....


カフェ/レストランとギフトショップと肉屋があります。
肉屋で売られているのは自家製の牛肉でしょうか(あまり考えないことにします)
自家製らしい長い長いソーセージを買って食べたことがあります。
カフェも何回か寄ったことがあります。

ご存知の通り、イギリスはいまだにロックダウンの最中です。
飲食店はもちろん、食品、薬品、生活必需品を販売している店以外の商業施設は一切営業停止です。
肉屋なら開いているのかな、と思って門が大きく開いているファームに足を踏み入れました。
看板も出しっぱなしになっていますし。

肉屋を含めて敷地内の施設は全て閉店でした。
奥のほうでは農場施設の工事中でした。

門が開いていたのは工事用施設の車両などをとおすためでしょう。
かってによその敷地に入って来て悪かったかな、と思いかたずけ作業をしている農家の人らしい若い男性に失礼を詫びて、ついでに「お仕事の邪魔にならなければウシを見せてほしい」とあつかましく聞いてみました。

その男性は親切な人で「ウシは今ぜんぜんいないけど、ヒツジならあっちにいるから見てっていいよ」と指さしてくれました。



肉屋の建物の裏にいたいた!
(閉鎖で工事中だからでしょう、粗大ゴミが捨てられています)

まあ、ちょっと遠かったのですがヒツジが見られたので当初の目的を果たせてよかった、ということにしましょう。


「今いない」ウシは一体どこに行ったのか深く考えないことにします。
カフェに寄るために入った時はたいていいつもちょっとぬかるんだ奥の方まで歩いていくと天井の高い牛舎に首の太いへレフォード種の立派な肉牛が何頭も飼われているところが見られるのですが。

肉屋の建物のウシの頭のベルと、入り口付近におかれたミルクチャーンと呼ばれる牛乳缶がなかなかいい感じ.....





前回の記事に「ストックポートタウンセンターの景観保存地域の修復工事の写真の続きをお目にかけます」というようなことを書きましたが、以前の記事(☟)と重複する場面が多かったので、取りやめです。

古い街並みはストックポート観光地化の切り札か?得体のしれないビジネスは取り壊し予定の店舗でまだ健在

次回、いつストックポートに行く機会があるのかわかりませんが工事に進展があれば比較写真をお目にかけようと思います、
ロックダウン前は毎日のように足を運んでいたものなのですがみんなが特に用もないのにフラフラと出歩けばやっぱり「密」になる可能性大のタウンセンターです。

「自分だけならガラガラの場所に行ってもよかろう」という自分勝手な甘えが積もり積もってパンデミックの収束阻止につながるという自覚を持たなければなりません。






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古い建築物と保存すべき景観には修復と補修が必須!人出が少ないロックダウン中は絶好のチャンス、その1

2020年11月22日 08時00分00秒 | ストックポートとその周辺
前回の続きです。
スーパーマーケットに買い物に来たついでにロックダウンのただなかの、ストックポートタウンセンターの景観保存エリア、通称オールド・タウン Old Town に寄ってみました。

まずは、中世以来定期的に 市のたつ丘の上のマーケット・プレイス Market Place。



人通りがなく、閑散とした通りに林立する歴史的景観を際立たせる古い建物の数々、その多くは部分的に修復中でした。

上の写真左側に写っているガラス張りのマーケット・ホール Market Hall は営業中でした。


といっても....

きのう載せた写真をもう一度(がらっがら)。


食料品を販売しているため、ロックダウン中でも営業を許されている八百屋(2軒)と魚屋が店開きしているのに客を一人も見かけませんでした。
マーケット・ホール内にあるカフェ2軒が閉まっているので常連客のお年よりの足が遠のいているのだと思います。

パンデミックのさなかでも、ロックダウンが解除され人出が戻ってきた夏の終わりのマーケット・ホールのようすについての記事のリンクです☟

自主隔離に飽きてきた?おばあさんたちの憩いの場、久しぶりのマーケット・ホールで電球探しはまだ続く

せっかくチカチカと点灯するフェアリーライトで飾ったクリスマスツリーが飾ってあるにもかかわらず人通り皆無のマーケット・ホール正面向かいも....


正面に向かって左側も....


工事中。
敷石をはがしたり、足場を組んで外装のし直しのさいちゅうでした。

人通りが少なく車やトラックの行き来もないロックダウンのただなか、歴史的建造物の写真が思いのままの構図で撮れるのではないかと期待したのですが、無理みたいですね。

むしろ、いっぺんに「地域ぐるみで工事中」という稀有なシーンの写真を撮ってまわりました。

何となく忘れがちなのですが歴史的建造物や古い街並みがよく残る景観保存地域はどこでも修復補修工事を定期的に施さなければならないのです。

いつも観光客が絶えない有名な観光地などいったいいつやっているんだろうという素朴な疑問が湧きあがりました。
少しずつ、観光客の興をそがない規模で人知れず進めているところが多いに違いありません。

有名な観光地では全然ないストックポートは過去何十年も町ぐるみの一貫性に欠けていたようでせっかくの歴史的町並みがぜんぜん活かしきれていなかったようなのです。
どっちにしても商業施設が軒並み閉鎖で人が来ないこの時期に一気に修復を決行して、ロックダウンあけに晴れ晴れしくお披露目!を狙っているのでは、と思えます。.......それでも観光地デビューする可能性はやっぱり低そうです。


工事中ではありませんが、マーケット・ホール裏側正面に堂々とそびえるセントメアリーズ・チャーチ Saint Mary's Church が扉を閉ざしています。


時計塔のあるこの部分は19世紀初期のたてなおしですが、奥の内陣は1320年建造の本物の中世建築です。
礼拝のない週日も、信者や信者ではなくても名所旧跡を拝観するために訪れるすべての人のために日中は解放している近ごろまれな古教会なのですが、ロックダウンの現在、「すべての宗教施設は一時封鎖」の決まりを守っているのです。



現在公開はしていないストックポート・ダンジョン Stockport Dungeon。


判事が地方を回る巡回裁判制度が取られていた19世紀の初めごろまで被告人を一時監禁していたという地下牢がある建物です。
手前の道が舗装工事で行き止まりになっていました。

.........写真がけっこうたくさんあるので、明日のストックポート日報に続きを載せることにします。

「話題がないから引きのばしているのだろう」と言われてしまえばそれまでですが.....(実はその通りなのですから)




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ロックダウン中でもクリスマスはやっぱりくる!人の少ないタウンセンターで見つけた寂しいクリスマス準備

2020年11月20日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
必要な品があったので、ストックポートタウンセンターにあるスーパーマーケット、アスダに久しぶりに行きました。


ストックポート日報にはスーパーマーケットに行った話ばかり出てくる」と思われた方もいるかもしれません。
実際、ロックダウンのただなかで散歩がてら近所の商店街と、車でいくスーパーマーケットぐらいしか出かける先がないのです。

もちろん外出は自粛しているのですが、スーパーマーケット行きは車に乗って外出するいい口実でありちょっとした気晴らしであるのを認めないわけにはいきません。

よくすいたアスダの駐車場からの入り口付近には比較的小さめの、生木クリスマスツリーが少しだけ置いてありました。(上の写真)
家庭でクリスマスツリーをかざるのはまだちょっと、いえ、かなり早いですね。
1月5日まで飾る生木の新鮮さがそれまでもたないような...
待ちきれない気の早い家族の需要を満たすため、というより単にクリスマス気分を早々に盛り上げるためにおいてみた、というところではないでしょうか

それと、クリスマス恒例、コカ・コーラの販売促進ディスプレイ。


毎年、11月になると♪Holidays are Coming♪ の輪唱のコーラスとともに、電飾を施された何台ものクラシックな車両のコカ・コーラ・トラックがアメリカの夜の街を通り抜けていくコマーシャルがテレビで流れはじめます。

1995年から続いているというクリスマスへの期待を盛り上げる恒例のコマーシャル、今年は中止だそうです。
イギリスにも本物のコカ・コーラ・トラックが各地をめぐり、子供たちにコカ・コーラを無料で配るプロモーションイベントを毎年開催していたそうですがやはり今年は中止、言うまでもなくコロナ禍のための自粛です。

それでも販促ディスプレイは健在。


例年通りの段ボール製のかなりよくできたトラックです。
運転席に座って写真が撮れるようになっています。

車をアスダの駐車場にとめて、本当に久しぶりのタウンセンターの「オールド・タウン The Old Town 」近辺をちょっと歩いてみました。

おなじみの景観保存地域で、古い建物を修復、改築して地域の活性化を目指す再開発エリアのリトル・アンダーバンク Little Undrebank にも....


いくつかある狭い古い坂(blow)を上がったところの同じく景観保存地域マーケット・プレイス Market Placeにもフェアリー・ライトで飾られたなかなか立派なクリスマスツリーがたてられていました。



それにしても人出がほとんどなく、寂しいことこの上ないロックダウンのタウンセンターです。

意外ではなく、この機に道路の舗装や、建物の補修改装がすすんでいて、どこもかしこも工事中!という印象でした。
買い物客や散策する人が皆無の古い街並みでは検察作業にいそしむとてもたくさんの作業員でけっこうにぎわっていました。



マーケット・ホール Market Hall の中の八百屋、魚屋など、食料品を売る店はいくつか営業中でした。
食料品、医薬品、生活必需品を販売する店はロックダウンのあいだも営業が許されていたのでした。

ガラガラ....




アスダで1ポンドで衝動買いした妖しくテカるガーキンのクリスマスの飾り。


ガーキンは酢漬け(pickle)に使う小指サイズのキュウリの一種です。

帰ってすぐ、キッチンの壁の目立たない場所にかけるのを夫が頑強に禁止しました。
多くの人がクリスマスの飾りつけを始める12月の最初の週末まで目につかないところにしまっておくように言うのです。

60代の夫が子供の頃にはクリスマス・イブに飾り付けを始めるのが普通だったそうです。

工事中の古い街並みに関してはまた次回に。





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ロックダウンとは関係なく家にこもる芸術にも造詣が深いアクティブなネコの日常、スポーツハンティングに編み物、ピアノ、社会情勢にも興味あり

2020年11月19日 08時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちのネコの近況です。


これが夫のいわゆる「ネコの重労働」です。



母ネコリヴィー(黒白)は少しどっしり短躯で太り気味、一日中寝ています。
2週間前に去勢したまだ子ネコの息子のティブ(グレーのブチ)はいつも寝ているわけではありません。
起きている時はあいかわらずものすごく活発です。

意味もなく家の中を全力疾走、突然止まって横跳びや斜め走りを繰り返し、高いところに跳びのり跳び下り....いつもバタバタ小刻みな足音が聞こえています。
エクササイズに余念がありません。

夫が意味もなくたくさんためて窓際に積み上げておいたワインボトルのコルクの栓をバラバラ落として転がして押さえつける「コルク狩り」にも夢中です。
(ほとんどは回収して元の場所に戻しましたが、いくつかはティブのために床に残してあります。家中に10個ぐらいはあるでしょうか)

不規則な向きに転がるコルクの動きがいっそう闘争心を掻き立てるようです。

生まれながらのDNAに組み込まれている、いちども経験したことのない「狩り」の疑似体験でしょうか。
ネコの本能ってすごいですね。

初夏になって気候が暖かくなったらドアを開けたままにしておいて少しずつ外に出るように慣らすつもりなのですが、まだ少しのあいだ禁足状態なのです。
いったん外に出たら生前のホレイシオおじさんのように毎日の狩りのお土産が期待できます。


ティブは誰もいない時にこっそりピアノ演奏を楽しみます。


いちど音源を切った電子ピアノの、足で踏めば上下する鍵盤の上をそろりそろりと歩いていた時に私がこっそりスイッチを入れたらドドンという音がして怖がって飛び降りました。
その後、怖いもの見たさでたびたび鍵盤ふみを試しているようです。

何回かスイッチを切り忘れてピアノを離れた時には ♪ダラダダッダ~♪ という衝動的な前衛音楽が聞こえてきます。

テレビ視聴も好きです。


特に動物の出てくる番組がお気に入りです。
イヌを見たことは生まれてから一度もないはずです。

手話通訳付きの(おもにコロナウィルスの感染拡大対策に関する)政府の公式発表をニュースで見るのも大好きです。
発言内容に関して積極的に意思を表明します。
....発言者に対してではなく、手話通訳者にパシパシ平手撃ちを食らわせます。




アクティブなティブが今一番熱心に取り組んでいるのは「アクション編み物」です。




巻いた毛糸の玉を実に巧妙にかすめ取り、持って走るスポーツを兼ねた趣味なのです。
要らなくなった黄色いあまり糸の玉を提供しても見向きもしません。

かすめ取って走るところに大いなる楽しみがあるようなのです。

私が目を離したすきに半分フタが開いた箱の中や、重い本などをかぶせておいた編み物かごから掘り出す技も見事です。
余った黄色い毛糸をフルーツを入れている深鉢にそっと入れておくと、こちらの思惑通りいそいそと持ち去りました。

これがいわゆる「ネコの編み物」です。






出来上がり作品です。


インスタレーションのようで誇らしいです。
両手両足でほぐすのも楽しそうですが、毛糸玉をほぐしながら家じゅう転がしまわると上のような作品に仕上がります。

掃除機の管に丁寧にひと巻きしてありますし、椅子の脚3本の間を縫うようにめぐっていますし、ピアノの裏を通っています。
両端が3階と1階にわたってのびていることもよくあります。

もう一度巻き取って創作と運動の楽しみを再び提供してやろうと思ったのですがダメ、巻き取れません。
足もとがよく見えない夫がつまさきをひっかけて転びそうになったので、パチパチ切ってまわって撤去しようと思っていた矢先に....

新しい色彩(ワインレッドの細糸です、見えますか)が加わり表現に深みが増しました


現在進行中の靴下を編むための糸です(やれやれ)。
椅子の上においておいたのを目を離したすきにかすめ取られたようです。

母ネコのリヴィーは叱るでも同調するでもなく、たんにクールに傍観です。

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あると買わずにはいられない!また見つけた変な形をした野菜、ウサギの耳付き、脚つき

2020年11月18日 08時00分00秒 | 英国の野菜、果物
スーパーマーケット、テスコで買ってきた....

ビニール袋いり1キロ売りのニンジン(のごく一部)と...


パースニップ parsnip 。


私は枝分かれしたり曲がったりした不揃い野菜に夢中です。

お尻ニンジンと、(さかさま)ウサギニンジンを見つけて有頂天です。


パースニップは日本ではあまりなじみがないはずです。


以前にも記事を書いた冬の定番の話題になりつつありますが、甘みが強く、かすかに苦みもある複雑な味のニンジンの一種です。

ヨーロッパ原産ですがちゃんと日本語の名前もあります。
アメリカボウフウ、シロニンジン、サトウニンジン....統一してほしいところです。

私は子供のころから「アメリカボウフウ」というよび名になじみがありました。
童話の「ドリトル先生」シリーズ(井伏鱒二訳)に出てくるブタのガブガブの大好物だったはずですから。

雪だるまの鼻はパースニップでできています。

調べてみたら、「パースニップ」という英名のほうが今では通用するようですね。
パースニップを使った日本語レシピをいろいろ見つけました。

ニンジンはイギリスでも年がら年中見かける季節感のない野菜ですがパースニップは寒さが強くなってきてから収穫するとより甘みが強くなるといわれているらしい、冬の野菜です。
ローストしてクリスマスのロースト・ターキーやポークに添える定番です。

ほかの根菜類といっしょに長く煮込んでスープにしたり、やわらかくゆでてつぶしたマッシュにしたりしてもおいしいのです。
長くて暗い冬の夜に食べるアツアツのパースニップ料理はイギリスのみならず、ヨーロッパの季節限定原風景、と言えるのではないでしょうか。


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気晴らしに、違うスーパーマーケットに行ってきた、これがほんとにロックダウン?緊張感ナシ!クリスマス前の賑わい

2020年11月17日 08時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
ひさしぶりに、ストックポートタウンセンターのちょっとはずれにある超大型スーパーマーケット、テスコに買い物に行きました。



このところもっぱら夫が通院する病院のすぐそばにあるスーパーマーケット、セインズベリーに行っていたのですが気分を変えて、テスコです。

入ったとたん、Merry Christmas のメッセージがドドンと目に入ります。

秋の恒例行事、ハロウィーンと戦没者追悼日が終わればクリスマスムード解禁、コロナウィルスのパンデミックにもかかわらず、例年通りのイギリスの11月なかばです。

第二回目のロックダウンももう3週目です。
スーパーマーケット、薬局など食品や医療品など生活必需品を販売している店のみが営業を許されています。



マスクをしていない人たちがかたまって上の写真に写ってしまいました。
7月24日いらい屋内でのマスク着用が法律で義務付けられているにもかかわらず......です。
違反者は罰金刑、というよりマスクを着用していない人の商業施設への立ち入りが法律で禁止です。
入り口でとめられたにもかかわらず強行突破して店に入ったり、係の人に注意されても従わなかったら警察に通報されるのです。

この日テスコの入り口にはマスク着用をチェックするスタッフはいませんでした。
実際、スタッフがマスクをしていない客に立ち退きを命じる、着用を促すなんてことはイギリス中どこでもほとんどないそうですよ。
ニュースで報道されていました。

決まりがあるわけでもないのに(しかも感染率がずば抜けて低いらしいのに!)マスクの着用習慣が浸透している日本と違って、マスクをつけることに対するイギリス人一般の抵抗感は日本人には想像もつかないほど強かったのです。

法律で強制されたので始まったマスク着用の習慣がやっと定着してきたようです。
屋外で着用する人もごく少数ですが見かけるようになりました。
自分の暖かい息がこもるマスクをして寒くなってきた屋外を歩くのはかなり快適だということに私も含めてマスクをする習慣がなかった人々が気づきはじめたこの頃です。



3月の第一回目のロックダウンと違って緊張感まるでなし!!
その時と違って客もスタッフもマスクを着用してはいますが....

人数制限もないので人がいっぱい、話し声でザワザワしています。
一方通行の床表示も撤廃です。


入場制限を徹底していた5月(第一回目のロックダウンの時)に同じテスコに行った時の記事のリンクです。☟


首相上級顧問の規則やぶりがバレた翌週、ロックダウンで培われた規律がズルズル崩れていくイギリス、スーパーで買い物


ロックダウンで職場が閉鎖になり、町中どこも閉まっているので、開いていて商品展開が豊富なスーパーマーケットに暇つぶしに出てきた、というところでしょうか。
クリスマス用品、ギフトアイデアなどを見てまわるのはなかなか楽しいものです!!

ロックダウンの意味ない!(わかってるんですけど)

併設の中二階カフェはもちろん営業停止です。


しばらく足が遠のいていたうちにいつ改装したのかしら、とってもオシャレにさま変わりしていました。

改装する前にこのカフェに入って食事をした時、ちょうど1年前の記事のリンクです。☟
昼食の穴場、大きなスーパーマーケットにはたいていある客寄せカフェ、私たちのお気に入りはテスコ!

左側がトイレなので、カフェに上がるエスカレーターとエレベーターは動いています。


(エスカレーターで降りるところを撮りました)

立ち入り禁止にはなっていないので勝手に入って例えば椅子に座ったりしてもいいのかもしれません。


奥のほうで男性が吹き抜け下に広がるテスコの店舗を見下ろしていました。

話転じて....

このところよく行く、別のスーパーマーケット、セインズベリーで2週間前に撮った写真です。


ロックダウンが始まった週にやはり夫の病院通いついでに寄りました。

セインズベリーの併設カフェの外、駐車場から営業停止になっているカフェの様子が丸見えでした。

カフェ店内が「臨時物置」状態です。


(窓ガラスにスマートフォンを押し付けて外から写真を撮りました)

準備中のクリスマス飾りもテーブルの上にぶちまけてありました。

以前このカフェでコーヒーを飲んだ時のことを書いてストックポート日報に載せました。
私がこの10か月間のパンデミック期間中飲食店で飲食した(今のところ)唯一無二の経験です。

横長のソファに連れの人と並んで座ってゆったり飲食できるスタイルだったのですが、記事にも書いたとおり客がベタベタさわった後の消毒の徹底がほぼ不可能、「もしかして感染防止上危険では?」状態だったのですが、そのほぼ2週間後にソファーが廃止され、オレンジ色のビニール張りの背もたれが低い肘掛け椅子「バレル・チェアー」に統一されたことが外から見てとれました。

グレーター・マンチェスター全域が危険度最大の「ティア3」に指定されることを予想して最大限の感染拡大措置を決行したようなのです。

それにしても、あ~あ、気の毒に。
地域ごとの危険度判定制度は覆され全国一斉ロックダウンになってしまい、飲食店は軒並みいっせい営業停止です!

セインズベリーのカフェ(Fresh Kitchen というのでした)の入り口を店の中から見たところです。


立ち入り禁止で、どっちにしても物置状態。
高級志向のセインズベリーのこの段どりの悪さ!
庶民派テスコに負けています。

と言っても2週間前に行ったきりですので、今も物置状態かどうかは不明です。
今はもうきちっとかたずいていたらごめんなさい。








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小雨の降る中、夕ぐれの近所を散歩。日がどんどん短くなるイギリスの冬のはじまり

2020年11月15日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
小雨もようで、風が強かった昨日の午後です。


翌朝のパンを買いに近所のコンビニに出かけた4時過ぎにはもう日暮れです。
風が強かったにもかかわらず、空気が生ぬるく11月の半ばとは思えないほど暖かかい日でした。

戦没者追悼記念日と停戦記念日を過ぎると公式に「冬の始まり」気分です。

例年通り厳粛な追悼ムードを払しょくしてクリスマスへの期待解禁をむかえ、テレビのコマーシャルがクリスマスムード一色にさま変わりするのが11月の2週目です。

ロックダウンの真っ最中なのですが......

私は暦より風景に季節を感じます。
木々の葉がすっかり落ち切ったあたりが冬の始まりと決めつけています。





それにしては、冬らしいきりっとした寒さが足りませんでしたが...。

4時15分ごろが美しい夕暮れ時でした。
帰り道に、以前ブラックベリー摘みをしたコモン(公共の空き地)のなかにある児童公園を通りました。





毎年クリスマスの後に花をつけるサクラの木です。


3年前、ひっくり返した庭ボウキのように貧相だった木に咲く真冬のサクラの写真を撮ってストックポート日報に載せました。

この2枚が元日に撮ったその写真です。




同じ木だと思います。

立派な木に成長した今、秋から冬にかけての日暮れのサクラ、どうでしょうか。


日がどんどん短くなります。




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訂正;イギリスの住宅街に立つ今も現役、木製の電信柱、電柱にあらず

2020年11月14日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
あいかわらず、二度目のロックダウンのイギリスです。
以前の記事の訂正です。

イギリスにきてから30年間、ずーっとカン違いしていた.....




「電柱」からのびる「電線」についてです。
以前に、「各家庭に電気を供給する電線」だと書いたことがあります。

実はこれ、電話線だったのです。
この防腐剤を塗った木の棒は「電信柱 telegraph pole」、日本語で言えば「電柱」には変わりないですね。

夫が教えてくれました。



1930年代から使用されている古い様式だそうです。
うちの周りは1960年代から70年ごろに開発された住宅地ですからおそらく5、60年物でしょうか。

うちの通りの同じデザインの建物はすべて1971年建造です。





(夏に撮った今は亡きホレイシオの写真が出てきました。ちなみに窓の外のコンクリート柱は街灯です)

放射状にのびる線は電気が通る「電線 electroc cable 」で、それを支える木の棒は「電柱 electric pole 」だとずっと思っていました。

現在、危険な高圧電気が走る電線を町の中でむき出しのまま張り巡らせることはないそうです。


行き止まりの短い通りが続くうちの周りのよう住宅街も電気と光ファイバーは、大都市と同じで地下をめぐっているそうです。
都市部や、うちの近所のような住宅街でも広いバス通りでは電話線も地下に埋没させています。

電信柱の真ん中を取り込んで食べてしまった生垣、うちの通りを出たところにあるカドの家です。


狭い歩道の幅ほぼいっぱいに膨らむコニファーの生垣をうちでは「黒い森 Black Forest」と呼んでいます。
この家にはドイツ人の一家がすんでいるものですから。
私の頭上すれすれの高さに刈り込まれていて、私よりも20センチ以上背が高い夫は歩道を歩くと顔面が完全に茂みに埋没するので車道におりて歩く以外ありません。


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イギリスの秋の名物、厳粛な戦没者追悼儀式コロナ騒ぎで簡略化

2020年11月09日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
このところめったに外出しないものですから、すっかり忘れていました。


昨日、日曜日はリメンブランス・サンデー Remembrance Sunday でした。

毎年、9月の終わりごろからイギリス中どこへ行っても赤いポピーを胸に付けた人をみかけますし、お店や公共施設などでも協賛活動が盛んな「赤いポピー募金運動 Red Poppy Appeal 」を目にしない日がないのです。

朝、11時前にテレビをつけたらおなじみの儀式の生中継をやっていたので思い出しました。

戦没者を追悼する大がかりで厳粛な国家行事について詳しく書いた3年も前のストックポート日報の記事のリンクです。☟
(写真をくわえて本文も少し書き直しました)

赤いポピーであふれる、イギリスの晩秋・・・秋の終わりの一大愛国行事、疑問もあり

もう一本。☟
イギリスの秋を彩る季節外れの赤いポピー、戦没者の死を悼み傷病兵を支援する恒例の募金活動 




軍服の礼装でキメた王室メンバー、軍人、首相はじめ主要な政治家、首相経験者、参戦した旧植民地の代表者、キリスト教だけではなくイギリスで信仰されているほぼすべての宗教の代表者などなどがぞろぞろ出てきて赤いポピーのリースをロンドン、ホワイトホールのセニタフ The Cenotaph (慰霊塔)に捧げる物々しい儀式です。





うちの夫など「どこがおもしろいんだ?!」とあきれるのですが、何もかもおもしろいです!
私は軍国主義は大嫌いですが、軍事関係の行事を見るのが大好きなのです。



北朝鮮の軍事パレードやナチスの閲兵式のドキュメンタリー映像も実は好きです。

ロンドン司教(女性でした!)の説教、聖歌、楽隊の演奏もあります。



11時にビッグベンの鐘の音とともに黙とう開始。
女王陛下他、軍籍にない王室のメンバーはバルコニーに立って参加します。

今年はサセックス公夫妻(ハリーとメガン)、ケント公(アンドリュー王子)、エジンバラ公(フィリップ殿下)のみならず、もーのーすーごーい数の第二次世界大戦に従軍した高齢の退役軍人や各連隊代表の現役軍人やらスカウトやらカデット(士官学校生)やらなど、その他大勢の関係者の姿が見えません。

もちろんその他大勢の関係者は、コロナウィルスの感染拡大阻止のため今年は参列取りやめです。
(後でオンラインニュースを読んだら、第二次世界大戦に従軍した退役軍人も26人だけ参列を許されていたことがわかりました。)

ハリーとメガンは(半?)王籍離脱、アンドリュー王子はアメリカの性犯罪者エプスタインがらみのセックススキャンダルで謹慎中、フィリップ殿下は高齢のため公務から引退していたのでした。

さすがにプロの軍人の行進は堂々としていましたが、今年はコロナ対策のソーシャルディスタンシング対応で、政治家など1mほどの距離を前の人との間にあけて歩き続けるのに苦心している様子も面白かったです。



今年はあっけないほど早く終わりました。

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秋晴れの日の散歩、青空にイワシ雲、紅葉に巨大ススキ、イギリスの一番美しい季節にロックダウンとイヌのウンチ捨て事情

2020年11月08日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
イワシ雲が快晴の空に広がる気持ちのいい秋の日に郵便局まで散歩した金曜日の話、続きです。


季節の話題と最近の記事に関連した話題もいくつか拾ってみました。

今年見た最初のクリスマスツリーです。


11月の最初の週に、いくら何でも早すぎます。
ドアの上のバンティングには「HAPPY HALLOWEEN」と書かれています。

ドアにかかった虹色の飾りはNHS(国家保健サービス)の医療スタッフの健闘をたたえるシンボルです。

ここの家族はどうやら、道行く人々に何かをアッピールせずにはいられない性分と見えます。
去年の12月には首相の「ボリス(・ジョンソン)をドブに捨てろ」と書いた立て札を立てていましたっけ。

その立て札とブレクジットをめぐる去年の世論について書いた記事を見つけました☟
クリスマス前の浮かれきったイギリス国民の前に突き付けられた現実、総選挙!選挙運動に見る国民性?

そばの家ではお払い箱になったカボチャのランタンを市の指定のゴミ箱の上に名残惜しそうにディスプレイしていました。


秋らしい住宅街のバス道沿いの写真です。

モルモン教会のモダンな建物と「二階建てバスをとおすために庇のように刈り込まれた街路樹」。



あいかわらず空き地に陣取る木彫りのフクロウ、ヴェーラ。


ヴェーラのいる空き地の向かいの、19世紀の半ばに建てられた伝統的な「テラスト・ハウス(長屋)」です。


ストックポートにはとてもたくさんコットンミル(綿織物工場)が残ります。


全て1950年代には操業を停止して、機械などの設備はインドに下げ渡してしまったそうです。
インドでは今でも100年、200年物のイギリスの機械を使って綿織物を生産し続けているそうです。

この工場の周りにいくつも残る前庭のないテラストハウスは典型的な19世紀の工場労働者の住宅だったのです。


ベンチ横のゴミ箱にはイヌのシルエットとともに「DOG WASTE ACCEPTED」と書かれています。(小さくて読めませんね)


散歩途中のイヌのウンチを捨ててもいいゴミ箱です。
イギリス中たいていの街の中のゴミ箱はイヌのウンチを捨ててもいいことになって長いことたちます。
道路に放置された飼いイヌのウンチを踏むという不快な経験はもうほとんどありません。

今が盛りの、再び登場、パンパス・グラス。

商店街の向かいの家の前庭に、けっこう立派で目立っています。


門の内側にフサフサ穂をなびかせているのですが...見えますか?


気をつけてさがせばばけっこう見かけます。
どういうわけか前庭の、門のすぐ内側に植えられている傾向がありますね。


おなじみの、近所のガストロ・パブ、ジョリーセーラーの前を行き、帰りに通りました。


ロックダウンで閉店を余儀なくされています。

グレーター・マンチェスター全域が、コロナウィルスの「感染危険度 第3段階 TEIR3(非常に危険)」に指定された時多くのパブは営業を続けるためにかなりの投資をしたようです。
「感染危険度 第3段階 TEIR3(非常に危険)」エリアでは食事を供するパブのみが営業とアルコール類の販売を許可されたものですからアルコール類を売るために多くのパブが格安の食事を用意するなどメニューの変更をしたそうです。
それに伴う出費や安全アピールのための客席の間の仕切りなどの設備投資もバカにはならなかったはずです。

それなのにその後たったの一週間で全国一斉のロックダウン開始に変更、地域ごとの危険度判定とそれに伴うそれぞれの規制基準は全て白紙に戻り、パブは全国一斉休業に追い込まれて....何とも気の毒です。

駐車場でフード・ヴァンでのテイカウェイ(持ち帰り)営業を始めたようです。


裏には大きなビアガーデンがあるのですが座っての飲食は屋内外ともに禁止されているので利用できないはずです。

立て看板に書かれた営業時間が「(朝)7時30分から」に書き換えられています。


行きに撮った上の写真では、黒板の30分を残して時刻の部分が拭き消されていましたが「8時30分から」と書かれていたらしいのが読み取れます。。

オフィス街でも観光地でもない、住宅街の中のガストロ・パブです。
1時間営業を速めて早朝からコーヒーや軽食を出してはたしてどのくらい売り上げがあるのでしょうか。



「サービスも食事もドリンクも、フレンドリーなスタッフも何もかも依然と変わらず素晴らしい、素晴らしいパブ」のサポートを暗に求める虚勢を張っているとしか思えない案内板です....アルコール類の販売は禁止、持ち帰りコーヒーがメインの臨時のフード・ヴァンにどこまでガストロ・パブと同じ質のサービスが維持できるのでしょうか。

本当に頑張ってほしいです。
次回通ったら、コーヒーを買って歩きながら飲んでみるつもりです。







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大統領選挙の開票に飽きた!極上の秋日和、二度目のロックダウンのイングランド、近所の商店を見てまわる(思ったよりリラックス)

2020年11月07日 08時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
はるか上空を飛行機が鮮やかな白線を残して飛ぶ、ストックポートの晴天の冬の光景です。


冬にはまだ間がありますね。
今ほとんどの旅客便が欠航になっているにもかかわらず、時たま航空機が青空をナイフで切りつけたような飛行機雲の軌跡を残して音もなく機体も見せずに高く飛んでいきます。


イングランドのロックダウン開始の木曜日には終日家にいてアメリカ合衆国の大統領選挙の開票をテレビで追っていました。

うちでは手術後、安静にしていなければならないはずの夫がとりつかれたように見たがるものですから、家にいるといやでも目に入ります。
よその国の選挙のことなんてどうでもいいから寝ててちょうだい、と言ってもききません。

そう、いつの間にかロックダウンが始まっています。

秋晴れの素晴らしい天気の昨日、バス通りを歩いて20分足らずの近所の商店街にある郵便局に郵便を出しに行きました。



「ロックダウンでバスの運行が不規則になっているのでオンラインの時刻表を確認して時間に気をつけてバスの利用をしてほしい」とバス会社から私個人あてにイーメイルが来ました。
4~5年前に定期的に利用していたバスの中でインターネットに接続するために「フリーWi-Fi」の登録をしたため、私が利用したことのある路線に関する情報が自動メールとして届くようになっているのです。
.....なんだかみはられているいるようで居心地が悪いですね。

ストックポートを通って、ピークディストリクトのバクストンとマンチェスターを結ぶ電車の路線駅です。


日中1時間に2本運行する無人駅です。

電車も運行が不規則になっていて、ホームに時刻表が掲示できないのでウェッブサイトで時刻を確認するように、というようなことが書かれています。


コロナウィルスの感染拡大を阻止する(遅らせる)ための2度目のロックダウン
通常通りの家族が集うクリスマス(年間最大の書き入れ時のビジネスチャンス)をなんとしても決行したい!悲願のこもった悲壮なロックダウンの、近所の小規模な商店街の光景を拾ってみました。

ショーウィンドーのシャッターがおりた、学校の制服や体操服、スポーツチームのユニフォームなどを扱うスポーツ用品店です。


「生活必需品」を販売する店ではないので営業してはいけないはずなのですが.....

貼り紙を見て納得、click & collect サービスを始めて、半戸おろした状態で店を開けています。


オンラインで注文して注文品をとりに来た客にかぎり店の中に入れる仕組みらしいのです。

その手があったか~!

絶対に「生活必需品」ではないイーシグ e-cigg (電子タバコ)店も同じように click & collect サービスで店を開けています。


イーシグのイギリスでの人気は絶大です。
この店舗はコロナウィルスのパンデミックのさなかに閉店した学校の制服店の後に入った新しい店です。

コロナウィルスのパンデミック以前からすでにオンライン商法やスーパーの進出におされ、個人商店は全国的に苦戦を強いられているのですが、イーシグ販売はどこでも順調です。

不動産屋は予約をした客に限り入店できるシステムになっています。


私の外出の目的地、郵便局の入り口の物々しさ!


ディスカウント酒屋の立て看板の自己主張.....


「ボリス(ジョンソン首相)は自分がやってることをわかっちゃいない」=「やってることがムチャクチャだ」

ボリス・ジョンソンはなぜか支持者からも反対派からもお友達のように「ボリス」とファーストネームで呼ばれる稀有な政治家です。


お昼時にあけているテイカウェイ(持ち帰り)チッピー(フィッシュ&チップス店)。


「NO MASK /NO ENTRY マスクなしは入店不可」ってずいぶんエラそうではありませんか。

ここもです(パン屋)。


二重のアンダーラインに大文字(しかも悪筆)で 「MASKS TO BE WORN マスクの着用あるべし」ってお奉行様の御ふれのような言いようです。
.....と言っても、英語ではぶっきらぼうな受動態や文語調はごくごく普通です。

日本のような「お客様のご理解を賜りますようお願い申し上げます」なんて表示はイギリスでは考えられません。
「ビジネスレターの書き方」などのウェッブサイトにはバカていねいな英文のお手本がいくつか見つかりますが、店頭に貼る表示では見かけないようです。

道の片側にずらっと店が並ぶこんな通りです。


右から;ネイルサロン(閉)、日焼けサロン(閉)、工事中の元銀行(アパートに改装中)、イーシグ店、酒屋、

少し間をおいて.....

「シャッター街」のような気配の濃いこのあたり...


...右から;不動産屋、私が行きつけの美容院(閉)、チャリテイーショップ(閉)、理容院(閉)、薬局。


イワシ雲が美しいので同じ並びを反対側から撮りました。(手前左が薬局)



同じく右からコンビニエンスストア、クリーニング屋(閉)、チッピー、ウェディングドレス屋(閉)パン屋


服の仕立て直し屋も予約制で開いています。


持ち込みや店にある布でお好みのスタイルにマスクを仕立ててくれる「お誂えマスク」をやっています!

写真に撮ったのは長い通りの一部です。

思ったよりも人出と活気があります。
CLICK & COLLECT システムと予約制で人の出入りを制限したら店を開けていてもよかったんですね。

レストランやカフェのテイカウェイ(持ち帰り)の営業が許されるのですから前もって注文していたものをとりに来てもいいはずです。
前回と違って、学校と大学、一部のレジャー施設が開いています。

前回ほど厳重ではなく、閉塞感もありません。
ローカル・ビジネスも臨機応変に対応して頑張っています。

イギリス版「3密」、3C!


「コービッド-19は3Cが好き。避けよう3C」
Close contact (密接)、 Crowds (密集)、 Closed spaces (密閉)

3Cのコンセプトは日本に倣ったそうですよ。









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