イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

リスボンで食べたもの...その3、環境問題 生態系維持など疑問はさておき、気取らない地元の人たちの行きつけのレストランがおススメ 

2019年09月28日 21時15分39秒 | ヨーロッパ



リスボン滞在中に夫が夕食に食べた、素朴なツナのステーキです。


(夫の着ているシャツの柄にも注目です)

昨日のストックポート日報の続きです。

ツナは、日本ではマグロのことらしいのですが、英語ではカツオやメバチも含む大きな分類上の呼び方なのだそうです。
北太平洋で捕獲され、ポルトガルでも大量に消費されているというこのツナも、ああああ....乱獲で数が激減、消費を控えなくてはならないらしい指定魚類だったみたいです!

特にヨーロッパで好んで食べられているブルーフィン・ツナ bluefin tuna (タイヘイヨウマグロ)が捕獲制限対象になっているそうです。
最近、イギリスのスーパーの魚売り場から姿を消したそうですが、私は全く気がつきませんでした。

代わりに(?あるいは以前からずっと二本立てだったのか定かではありませんが)ブルーフィンほど貴重ではない「亜種」のツナがけっこう高い値段で売られています。
お刺身で食べるわけではないので、私には味の違いが判りません。

とてもおいしかったという、夫が食べたこのツナがポルトガルでも昔から食べられている貴重なブルー・フィンだったのか、「亜種」だったのか、今となってはわかりません。

私が食べたのはリスボンで2度目の大好物の(イギリスでは食べられない)タコ!


おじやのような代表的なポルトガル料理の一つですが、名前はまた忘れました。
具はいろいろ、やはりタコを選びました。

以前、ポルトでも「タコ飯」を食べたのですが、味が薄くあまりおいしくなかったことを後で思い出しました。

今回のこの料理は、ライスに味が濃くしみていてとてもおいしかったです!

ああぁ、よかった!タコは規制が今のところ全くないようなのです。

大量捕獲には向いていないので、絶滅危惧にもなりにくいらしいです。

以上、この日の夕食はリスボン中心の、古い街並みがごちゃごちゃ残る地域にある、O Sopinhas というポルトガル料理のレストランで食べました。


実は、行き当たりばったりで午後2時過ぎの遅いおひるごはんを食べに入ったこの店がとても気に入ったのです!
散策や買い物をして、夜の8時過ぎに夕食を食べにこの店に戻ると、私たちのことを覚えていてくれたらしく、とても歓迎されました。

間口が狭く奥行きが深い、ウナギの寝床のような店内はニスを塗った板張りで1980年代風の内装です。



おひるには夫は薄く切った食パンが浸されたスープに卵が落としてある不思議なポルトガルの軽食メニュー、私はほぐしたカニや白身の魚の肉がやわらかく煮込まれたトマト風味のシーフードスープを注文しました。


二人ともあまりお腹が空いていなかったのでちょうどいい量で、しかもとてもおいしかくて値段もお手頃でした。


よその国の食文化を(しかも手ごろな値段で!)、楽しませてもらったのですから、地球環境や生物の生態系に関してくどくど言わない方がいいのかもしれませんね。


その前の日の夕食は、ベジタリアン(正式には、魚は食べるペスカトリアン)の夫がインターネットで見つけていってみたいといった、ビーガン・レストランで食べました。

予約をしたのですが、夕食時間の7時の開店前には、アメリカ人観光客が長蛇の列を作っていました。

メニューは英語のみ。テーブルには英語のアート雑誌が置いてありました。



開店と同時に席は、ボヘミアンな服装の(私が見る限り)すべて外国人観光客のみでほぼすべて埋まりました。

白い漆喰壁のおしゃれな内装で、ウェイターは白いティーシャツにジーンズの「新進シェフが気鋭の料理を提供するおしゃれなカフェ/レストラン」の世界的定番の演出で....いやな予感がしていたのです。



まあ、あまりベジタリアン食文化が根付いていないといわれているポルトガルで、ベジタリアンどころかビーガン(!)料理を食べてみるというのも一興かとけっこう興味津々だったのですが.....

(ビーガンは日本語では完全菜食主義といわれている、肉や魚どころか卵も乳製品も口にせず、革製品も使用しない極端な菜食主義のことです。
イギリスではかなり社会に浸透しています)

奥は、夫が食べたひき肉の代りに裏ごししたマッシュルームを詰めたラビオリ。


おいしかったそうですが、冷凍食品がイギリスのスーパーでは売られているメニューです

手前が、白身の魚をブドウの葉で包んだポルトガルの伝統料理のビーガン風アレンジ。

海苔で巻かれた水分を抜いた豆腐。
豆腐の使い方に興味を持って注文したのが間違いでした。

味が全くなく、海苔が生臭かったのです。
緑の葉は菜花だったのですが、茎が全く咬み切れません。

数口食べて残しました。

食べ始めた頃を見計らってウェイターが「いかがですか」と声をかけるのはイギリスのテーブルサービスレストランと同じ。
夫が「妻が好きではないと言っている」と告げたところ、若いウェイターが「Ah!」といったきり、何のフォローもなく引っ込みました。

イギリスでは不満な点を聞きだして「ほかに何か差し上げましょうか」と無料のオファーがあったり、シェフが出てくることもあり、ていねいに対処するものなのですが、どうせ戻ってこない観光客相手の気取った店の「うちの最高の味が口に合わない洗練されていない客も中にはいるだろう」といった傲慢さが垣間見える態度でした。

ビーガン料理とはこういうものなのだと納得して受け入れるべきなのかもしれませんが、なにせ、日本の食材各種を豊富につかって自信満々にマズい料理を作り上げたところにも引っかかったのです。

値段も高かったです。

おいしい食事が手ごろな値段で楽しく食べられるカフェやレストランを見わける手掛かりの決め手は何といっても地元の人が行くかどうか、に尽きますよね。
「内装がフルクサイ」のが地元の人が行きやすい店の目に見える特徴のような気がします。
おしゃれな内装じゃなくても、安くておいしくて居心地がいいことを知っている地元の常連客は気にしませんから。

リスボンに関して言えば、「つけっぱなしのテレビがある」というのも気さくなレストランの特徴かもしれません。


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リスボンで食べたもの...その2、ポルトガル名物の新鮮な魚介料理!堪能しました...しかし!わざわざ調べて分かった!環境への影響を考え、いろいろ疑問アリ        (写真多数)

2019年09月27日 21時33分29秒 | ヨーロッパ
リスボンで食べたものの話題...続きです。


あまり前回と変わり映えがしない、また魚か!?と上の写真を見て思われた方もいるでしょう。

上の写真です。
夫はサーモン、私はコッド(和訳はセイヨウタラだそうです)を注文しました。

コッドは前日夫が食べたのと同様、たっぷりのニンニクで香りづけされたオリーブ油にひたされて出てきました。

2日目、例のホテルの英語が堪能な男性に「前日とは違ういいレストランが近所にないか」ときいて教えてもらったのがこの、中途半端にレトロで庶民的な「海のマーメイド(店名、直訳)」。


やはり、入り口の横にガラス張りのディスプレイ用冷蔵庫があり、道行く人達に新鮮な魚を見せびらかして客寄せをしていました。

バーがあって、お酒やエスプレッソ・マシーンで淹れたコーヒーも出しています。


店のマスコット(?)らしい人魚の下半身がドカンとプリントされた装飾がほほえましいというか素朴だというか....絵ではなくシークエン(ラメ)をちりばめたコスプレ人魚の写真だというところもウケました。

地元の常連客がバーマンと会話を楽しんでいました。

やっぱり!!ここでもフラットスクリーンの大型テレビが音を消してサッカーの試合中継を流し続けています。


テレビはほぼ向き合って2台ありました。
どっち向きに座ってもサッカー中継が楽しめるように。

わざわざ私たちは壁の水槽の横の席に座りました。


ホテルの人が店内の「水族館」は見ものだ、ぜひ見てらっしゃいといっていました。

たしかに...食材である生きたカニやロブスター(そのうち一匹はハサミを輪ゴムでとじられていました)が活発に水底を歩き回る水槽があるレストランなんて、イギリスではちょっと考えられません。
日本では珍しくも何ともありませんが。

さて、本題です。
コッドは(ポルトガル語でバカルー bacalhau )サーディーン(ポルトガル語でサルディーナ sardinha)とならぶ、海洋国家ポルトガルを代表する魚だということはポルトガルに旅行するほとんどの人が知っています。

バカルーもサルディーナもイギリスではわりとよく知られたポルトガル語です。

ポルトガルに旅行したらバカルーか、サルディーナを食すべし!

サルディーナはポルトガルのマスコット/シンボル的存在らしく、ポルトでもリスボンでも、ありとあらゆる種類のお土産物のモチーフとして大人気でした。

大きな目のすらりと細い体形のサルディーナ、キュートです。絵になります。

3年前に行ったポルトでは干したバカルーが乾物屋や高級デリカテッセンで数多く売られているのを見かけました。

語弊のように糸で連ねて壁から壁へ渡した干しバカルーの専門店、壮観でした!
(むき出しでなんだかキタナイ感じもしましたが)

イギリスに帰国して、ふと思いつきました。
イギリスでもおなじみのサーモン、うちでもよく買って食べるのですが、イギリスで売られているサーモンはほぼすべてスコットランド産です。

日本でも鮭といえば北海道...

暑い国ポルトガルでサーモンがとれるのか?!

気になったら調べます!

ポルトガルで常食されているらしいサーモンはノルウェーで養殖されたものの輸入だそうです。
環境に対する影響が懸念される、国際的にもヒンシュクを買っている産業なんだそうで....ぎくッ!

ポルトガルの食生活のシンボル、コッドは、といえばやはりバルト海、北大西洋で採られ、数が減っている魚らしいのです。


ついでです!


フェリーで15分、テジョ河を渡った対岸のアルマダ Almada という町の Cacilhas (読み方がよくわかりません!)という船着き場のある集落のレストランで私が食べた、サーディーナの炭火焼き(バーベキュー)です。



テーブル全体が赤っぽく写っているのは大きな赤いパラソルを透かしてギラギラと灼熱の太陽が照りつけていたからです。



ちなみにこれは「半ポーション」!
私たちはあまりお腹が空いていなかったので少なめの昼食をとりました。
夫が注文したのははツナ缶のサラダです。

となりのポルトガル人のおばちゃんたちがにぎやかに食べていた「フルポーション」は、この倍以上の量でした。
お値段はあまり変わらないので、おなかが空いていなかったら、フルポーションを2人で分けるのがお得かもしれませんね。
残念ながら、夫は脂っぽい魚が好きではないのです。


「ポルトガルでサルディーナ!」
簡単に身がホロホロ骨からはずれ、しっとり脂がのってとろけるような口当たりで、ものすごくおいしかったです。

スプーンがついてきたのでスプーンで食べました。

しかし!

サーモンの出どころを調べるために読んだサイトによれば、ポルトガル名物サルディーナですら!(たしかにポルトガル近海産ではありますが)数が減っているので国際的に漁獲量を少しずつ制限していくべき魚だということなのです!

私たち夫婦は環境のことなど話題にして気にかけているほうだと思うのですが.....

楽しみにしていたポルトガルでの魚料理....本当に食べてもよかったのか!?

この件、長くなるので次回に続きます。

ずいぶん躊躇して買った、サルディーナの柄のボゥル2個。


大きさの比較のため置いたテーブル・スプーンは口にパクっと入るぐらいの大きさです。

底の円の色は黄、赤、水色、リノリューム版画と思われるサルディーナの配置も実にさまざまなバリエーションがある、手作りのリスボン産陶器です。
川沿いの比較的おしゃれな工芸品のお土産物屋数店で、売られていたのですが、値段が少しずつ違うのが不思議でした。

夫が、すべての値段を比較して一番安い店で買うべしと驚くほど頑強に主張しました。
観光客とみてぼったくられるのを異常なほどイヤがるたちなのです。

私もいやですが....

息子にはサルディーナ柄の靴下を買いました。










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リスボンで食べたもの...その1, イギリスとの食生活の違いその他(写真多数)

2019年09月24日 20時59分09秒 | ヨーロッパ
リスボンで食べたもの...

イギリスのスーパーのベーカリーでも売られている ポルトガル銘菓、カスタード・タルト Pastel de Nata。
念願の、いかにも地元の人が立ち寄りそうなペイストリー・カフェで食べました。

リスボン滞在第一日目、ホテルにチェックインした後、フロントデスクの 英語が堪能な男性に教えてもらった、近所の「お値段手ごろで地元の人が行きつけの、ポルトガルらしい」レストランに行きました。


ホテルは観光の中心地から歩いて30分ちょっと、上層階がフラット(マンション/アパート)の3~6階建ての建物がずらっと並ぶ住宅街の中にありました。

ほとんどの建物の一階が個人商店やオフィスで、なぜか家具のショールームがやたらに多いエリアでした。



次の朝 撮った写真です。
ホテル周辺の、観光地ではないエリアの見事なタイル張りの年代物のビルです。...といっても20世紀初頭ぐらいの建造だと思います。


リスボン郊外の空港に到着したのは夜の8時近く、単純な路線のメトロ(地下鉄)でホテルに着いたらすでに9時になっていました。
スペイン、ポルトガルでは夕食を9時、10時の遅くにとるのはごく普通のようです。


サッカーファンの集うレストランのようです。店内にディスプレイされている優勝カップはだれがとったのでしょうか。
地元プロチームの選手のサイン入りトップが額装されていましたし、3台!!あったフラットスクリーンテレビの2台ではサッカーの中継を放送していました。

私たちが食事を終えた10時半ごろにもまだ地元の人らしき客が食事に入って来ていました。

イギリスでは伝統的に、夕食を軽く早めにすませてパブに繰り出す人たちが多いのですが、ポルトガルではけっこう重い食事を夜遅くとりながらビールやワインで歓談...という社交パターンが一般的なようですね。

平日です。

翌朝、仕事では?
夏の暑さが激しいスペイン、ポルトガルでは伝統的に7時、8時に出勤、日中3~4時間も昼休み(シエスタ)をとって、日がかげった午後遅くから7時、8時まで働く、と聞いたことがあります。

食事や社交の時間も繰り下げになるのも納得ですね。

といっても、スペインのバルセローナで働いている上の息子に言わせると、今はさすがにそれは不都合で(EU諸国の標準に合わないのでしょうね)、そんなに昼休みをとる会社は都市にはほとんどない...とのことです。

冷房も発達している今、夏の暑さがそれほど仕事の妨げになるとも思えませんし。
それでも夜遅くに夕食をとる習慣は根付いているようです。

スペイン語がいまだにほとんど話せない息子は現地の事情にそれほど聡いわけではありません。もっと詳しくいろいろな人に話を聞いてみたいものです。

席に着くなり、ポルトガル産オリーブ(上の写真)と味のないオカラのようなチーズ、それに丸いパンを小さなかごいっぱいにもってきてくれました。



ポルトに行った時のことを思い出しました。
たのみもしないのにいろいろ出てくる、ポルトガル式レストラン商法。

これもかってに出てきたコッド cod (タラの一種;フィッシュ&チップスでおなじみの白身の魚)をすって小麦粉でまとめた揚げ物。


何というか忘れました。

ストックポート日報はポルトガル旅行ガイドブログではありません。
以下、忘れたものは忘れた、知らないものは知らない!といって調べずに通します。


リスボンのさまざまな観光スポットでポルトガル名物として売られているのを見ました。ストリート・フードのようです。
レストランで出されたので、前菜の一部だと思って食べてみました。

おでんの具(つみれ?)のような味でした。舌触りはバサバサしていて、食べた後のどが渇きました。

日本の居酒屋でかってに出てくる「お通し」とはちょっと違い「いらない」といえばひっこめてくれます。

食べた分だけちゃんとお勘定に加算されます。

「いらない」といわなければ、いろいろなものが次々と出てきます。



私が食べたタコ!


イギリスではほぼ絶対に食べられないタコ!
「絶対に」なんて決めつけてはいけませんね。

西インド諸島からの移民のコミュニティーが多いマンチェスターではたまに魚のマーケットで売られているのを見かけます。
買って帰って料理するのは西インド諸島出身のもっぱらお年寄りだと聞きました。

ジャマイカ(西インド諸島最大の共和国)料理のレストラン、ジャマイカ風ストリート・フードを食べさせる店はあるものの、タコを使った料理を供するところをいまだに見たことがありません。

夫が食べたコッド。


コッドもタコも炭火で焼いて塩味をつけただけです。
コッドにはたっぷり新鮮なオリーブオイルがかかっていました。

ものすごくおいしかったです。
プリプリ新鮮でジューシーなタコ!

店の表に冷凍ガラスケースがあって、道行く人に新鮮な材料を見せびらかしています。


ウェイターが表のガラスケースからポーション分の材料を取り出して、テーブルで客に見せてから厨房にもっていきます。

英語で書かれたメニューの、魚介類の「ポーション」料理のページを見て決めました。
その前には、2ページにわたる、魚介類のキロごとの値段表 があって、圧倒されました。

「タコを半キロボイルして」などといって注文するのかもしれません。
1キロのお値段はちょっとしたものでした。すごい量だと思われます。

大勢で行って大量の料理をみんなで分けるとお得なのかもしれません。

リスボン滞在中に入ったどのレストランでも オリーブオイルとお酢を魚介類料理と一緒にもってきてくれます。
ポルトガル料理の調味料として、イギリスでも大人気の赤トウガラシソース「ペリペリ・ソース」の小瓶も一緒です。

「お好きな味付けでお楽しみください」ということですね。イギリスの食事法と共通しています。


コーヒーを注文すると必ずイタリア式濃いエスプレッソが小さなカップに半杯だけ出てくるのもポルトガル式です。


「ミルクがいるか」と聞いてくれたところは皆無でした。
お砂糖は頼まなくても必ず、どこでも1袋か2袋ついてきます。

ミルクが欲しければ、カフェで「カプチーノ」や「ラテ」を注文しなければならないようです。
3年まえ、ポルトでコーヒーにミルクをつけてほしいと奇態な注文をすると、当惑して沸かした牛乳を小さいコップに入れてもって来てくれたことを思い出しました。

イギリスでコーヒーを注文すると必ず「ホワイト」か「ブラック」か、聞かれます。
ホワイトといえば 室温の牛乳を入れてくれるか、小さなピッチャーに入れて添えてくれます。

イギリスでは見たことがない穴の開いた小さなアルミの軽いスプーンもポルトガル特有のものでしょうか?
パリでもバルセローナでも見かけませんでした。

法定最低賃金が高く、飲食がべらぼうに高くつくイギリスでは考えられない破格のお値段です。
夫はワインを一瓶(半分はホテルに持って帰りました)私はコカ・コーラ、アーモンドを練りこんだケーキとカタルーニャ風ブリュレー(焼きプリン)も注文して...




50ユーロ以下のお勘定でした。

日中、町を観光/散策中に無数に見かけたポルトガル料理、あるいは新鮮な魚介類の料理が売り物のレストランの店先の冷凍ガラスケースのごくごく一部です。


タコの脚がだら~んと、しかもイギリス人が目を回すぐらい嫌悪するイボイボつき!
私が念願のタコ料理を食べるのを「よかったね」といいながらニコニコ見ていた夫ですがさすがにこのディスプレイには気を悪くして「ひえ~!」と大げさなリアクションで逃げ出しました。

これは愉快です。


貝と甲殻類に力を入れているらしいレストラン....


メニューを見ると肉料理(特に牛肉)にも力を入れているレストランも多いようですが、肉の切り身をガラスケースでディスプレイしているレストランは皆無でした。(私が見た限りは、ですが)

バルセローナ、パリと同じく、レストランでお給仕してくれるのがすべて男性でした。
カフェにはウエイトレスもいましたが。

サン・ジョルジュ城(眺望の素晴らしい遺跡です)の敷地内の超高級レストランの大きなガラス窓に眺望を移し込んだセルフィーです。



ポルトガルで食べたものについて、まだ書くことがあります。
次回に続く。

昨日は手違いで予約投稿に失敗しました。
原稿はあったものの休刊になってしまいました!



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首都、リスボン...ポルトに続いて2度目のポルトガル旅行、いろいろ比較してしまう (写真多数)

2019年09月22日 22時39分31秒 | ヨーロッパ
暑かった!
9月のリスボン滞在記です。



北部の海岸沿いの都市、ポルト Porto に続いて2度目のポルトガル旅行です。

いろいろ比較してしまいました!

3年前にストックポート日報に載せた、ポルトガル北部の都市、ポルト旅行の記事を自分で懐かしく読み返しました。
(実に長い連載記事を載せたものです)

大河、テジョ河 Rio Tejo が 大西洋に流れ込む河口の都市です。




丘の中腹に位置するサン・ビンセント僧院 Mosteiro de São Vicente de Fora からの眺めです。


リスボンはポルトガルの首都です。
機能的には「都市」と呼ぶべき規模なのですが、「町」と呼びたいほどこぢんまりした印象です。

数駅の区間地下鉄を利用したり徒歩で回っただけの私たちの個人的な感想ですが、ロンドンや東京とはけた違いに小さな首都なのは確かです。

「町」全体が急な斜面の上に建設されています。

そう、ポルトにそっくりです。
ポルトも坂を下った一番下に大河、ドウロ河 Rio Douro がありました。
やはり河口の港を擁する港湾都市です。
港の規模はリスボンに比べて けた違いに小さくちょっとした遠浅の漁港ですが。


金融や商業の中心地は河のそばの平坦なエリアに集中しているようです。




町の中心にたつ、びっくり建築物、サンタ・ジュスタのエレベーター Elevador de Santa Justa、てっぺんに展望台がある20世紀初頭建築。
長蛇の列の観光名所だそうです。


1755年にのリスボン大震災で中世や16世紀後の建築物が全壊、当時の最新耐震建築で町ぐるみ再建されたそうです。

18世紀建造の立派な建物がマス目状に区画された道路に均一に並ぶバイーシャBaixa のショッピングエリア(写真を撮りませんでした)の突き当りのアーチ(凱旋門だそうです)をくぐると....

ちょこっと見えている赤と緑の着ぐるみキャラクターはどうやら、何かの「バイ菌」らしいのです。
国際観光地でなんとしたことか、何かの衛生キャンペーンが展開されていました。おそろいのティーシャツを着た保健衛生局の人か何かが便器をディスプレイしてポルトガル語で書かれたチラシを配っていました。


コメルシオ広場 Praça do Comércio.


川岸に下りる段々があります。




☝ものすごく暑いのに、分厚いラシャのケープを着こみ、白いシャツに黒いネクタイで正装した男女の若者の一団がリーダー格の男性に唱和して応援団のように大声でスローガンのようなものを連呼していました。

3年まえの春にポルトでも黒ケープの大学生の一団を見かけました。
大学生のようです。ポルトの黒ケープ団は、ポルト大学の卒業生だということでした。
この9月のケープ姿の大学生はどうやら名門 リスボン大学の新入生らしいのです。夫がその場で知らない人に聞いて仕入れた情報です。
新入生歓迎式典/入学式のような儀式のようでした。

その後、黒ケープの新入生と、おそろいのティーシャツ姿の先輩学生を街なかで連日見かけました。どこでも応援団のように何ごとか大声で連呼していました。

ポルトガルの大学の習慣などに詳しい方、何ごとなのか教えてください!


11世紀の古城、サン・ジョルジュ城 Castelo de São Jorge をどっしり、といった感じでてっぺんにいただく急坂エリアは、大部分が大震災時の倒壊を免れたそうです。




キルトをはいた男性はリスボン大学の新入生のようです。黒いケープを(暑いから?)たたんで肩にかけています。スコットランドからの留学生でしょうか。


驚きの屋外エスカレーター



17世紀以前から残る建物や、それ以後に建て替えられた建物は都市計画も耐震企画も何もかもどうでもいい、といった感じで好き勝手なスタイルでごちゃごちゃ詰め込むようにアレンジされています。


サン・ジョルジュ城 からの眺めです。





サン・ビンセント僧院の屋上からの展望です。

そういうところもポルトそっくりだと思ったのですが、やはり町の規模はリスボンの方が格段に大きいわけです。
ポルトのようにすべての坂道を下ると河べりに着く、というわけではなく、町中不規則に高低がありました。

河に向かっているはずなのにいったん急な坂道を上がったり....最終的にはまた下りて...混乱しました。

陶器のタイルが表面に張られたポルトガル特有の古い建築物もいたるところで見られました。


...ポルトには両側の家々すべてがタイル張りの通りが多数あり、強烈な街の個性(観光ポイント)を作り上げていたのですが、リスボンのタイル張りの建物はポツン、ポツンと点在しています。
家々が競う個性が楽しめます。




忠犬が伏せて待つ、坂の途中の肉屋。


中央のこんもりした部分がお城なのですが、わかりにくいですね。




坂の途中で、びっしりと続く建物が途切れたスペースにある、古くから展望スポットとして有名らしい狭い庭園、Jardim de Sao pedro de Alcantana 。
思いっきり失望しました!
この下に幾何学的な造形の 小さな花壇の並ぶ 細長い遊歩道のような場所がある2層になった公園なのですが、工事中で下に下りられないばかりか 視界を遮る見苦しい金網!!
夫は金網を蹴るふりをして、「憤慨している僕の姿を写真に撮れ」と言いました(撮りました)


木も怒っています。


坂の町の名物、ケーブルカー。




ケーブルカーはポルトにはありません。

ストリート・アートにも期待していたのですが...
書きなぐった「タギング」(自分の名前やグループ名などを独自の書体で書き残す落書き)風はやたらに見かけました。



ポルトやバルセローナに比べると質は今一つだったような気がします。

ちょっといいのもいくつかありました。


観光客に大人気のケーブルカーの車体のペイント、ちょっとえぐいですね。


一般市民の日常の公共交通機関として町中を走るトラムをいたるところで見かけました。


絵葉書の写真やお土産物のモチーフとしても大人気。
乗る機会を逸しました。残念です。

ケーブルカーはほんの5分間ほどの一路線、乗りました!


リスボン、明日に続きます。


リスボンに4泊5日は贅沢な日程のようにきこえますね.

夜の8時近くに到着、リスボン市内のホテルにチェックインしたら9時過ぎです。
最初の日はホテルおススメの地元レストランで夕食を食べて終わりました。(おいしかったです。スペイン、ポルトガルでは9時、10時の遅い夕食は普通みたいです)

帰国便は午後早く、最後の日は朝のうちに空港に向かったため、正味の滞在は3日です。

ヨーロッパ内を頻繁に行き来する「エアバス」利用の宿泊つき格安航空券だと時間を選べず、最初と最後の日がほぼ滞在日数に入らない日程になることが多いのです。
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灼熱の南国都市、リスボンに思いついてとつぜん行ってきました。

2019年09月21日 22時58分46秒 | ヨーロッパ
またまた、掲載が滞っていました、ストックポート日報

日報の名を返上すべきかもしれません。

金曜日まで、4泊、ポルトガルのリスボンに旅行していました。




一週間前に、市内のホテル宿泊つきの格安航空券がとれたので衝動的に決行、夫が前から行きたかったというリスボン行きです。

とても美しい街並みの歴史ある都市です。
思いっきり通俗な国際観光地でもあり...学校の夏休みが終わった今、そろそろシーズンオフかと思いきや(もちろんスクール・ホリデーが終わり次第航空券や宿泊費がぐんと値下げになるのは事実ですが)暑い場所の常で、まだまだ十分シーズン中なようでした。



とにかくすごい人でした。





暑かったです。
連日気温は30度前後。



9月に入ってすっかり涼しくなったストックポートから突然真夏のリスボンへ!
いえ、ポルトガルの9月はイギリスの真夏よりもずっと暑いのです。


5日ぶりに帰国したイギリスは意外なことに晴天で暖かかったのでまたびっくり!
昨日土曜日はたまっていた洗濯物を何回かに分けて外に干しました。

リスボンの写真を明日から少しお見せしますね。
今回はできるだけ、イギリスと比較するなど、「イギリス生活ブログ」ストックポート日報 らしく構成した記事を心がけます。



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イギリスでは珍しく酷暑の日もあった今年の夏もすっかり終わった9月の半ば、突然冷たい「アイス」の話題!

2019年09月16日 09時00分00秒 | イギリスのお菓子とデザート
すっかり季節は秋です。
今日の話題はアイスキャンディー。



それもスイカの味のスイカの形のアイスキャンディ!
ただでさえうすら寒い初秋に全くふさわしくない話題です。



「アイスキャンデー」は大正時代から使われている和製英語だそうです。今では「アイスキャンディ」が一般的な表記らしいですね。

英語ではアイス・ロリー ice lolly といいます。
日本語が思いつかなかったので、ice lolly でウィッキピーデア検索をして「アイスキャンディ」という言葉にたどり着きました。

そういえば、日本で「アイス」と呼んでいた記憶があります。
子どもの頃も大人になってからも「アイスキャンディー」なんて言ったおぼえはないようなあったような。

読者の皆様(あるいはお子さん)はなんと呼ばれていますか。

スーパー、セインズベリーの冷凍食品売り場で4本入って2ポンド20ペンス(296円)。


箱は破って捨てちゃったので、写真を製造元の、フルーツ味のグミで知られる製菓会社、ロウントリー Rawntry's のウェッブサイトから借りました。

スイカの味とスイカのグラフィックのお菓子は日本では珍しいのではないかと思うのですがどうでしょうか。

イギリスでも5年ほど前まではけっこう珍しかったのです。


スイカ味のお菓子やドリンク、ヨーロッパ大陸ではかなり昔からおなじみだったようです。

白い皮(の内側)、赤い果肉に黒いタネがぽつぽつ...の強烈なかわいらしさがウケてデザイン的な要素で夏の風物詩として定着してきています。

エキゾチックな南国の果実!
スーパーでもスペイン産、イスラエル産のスイカが簡単に手に入るようになりました。

アイス・ロリーに話を戻します。
個別包装の袋には製品の写真がありません。


袋の写真のこのスイカの切り方、変じゃありませんか。
薄く水平に切ってありますよ。

そういえば、私はイギリス人がどうやってスイカを切って食べるか見たことがない気がします。

夫はスイカが嫌いです。
よそで出された覚えがありません。

フルーツサラダにはスプーンでくりぬいたしずく型、あるいはアイスクリームをすくうサーバーでくりぬいたボール型のスイカが入っています。
スイカ味のお菓子の袋には、円形の赤に黒いタネが放射状に配置された鮮やかな横断面のイメージが使われることが多いような..


息子がよそで食べておいしかったというのでひと箱買って、私もお相伴しました。



本当に甘い、スイカの味!
口当たりは、ちょっとねっとりしたシャーベット状?
乳成分は入っていないので、ビーガン vegan(完全菜食主義)の食生活にも適応します。

タネはチョコレートでできています。形にもう一工夫欲しかった!!

「アイスキャンディーの英語はアイス・ポップ ice pop じゃないの?」と思われた英語通の方もいるでしょう。
実は、ウィッキペーディアに書かれているのを見るまでアイス・ポップという言葉を私は知りませんでした。アメリカ英語ですね。

たしかポップはアメリカ英語で清涼飲料のことだったのでは?納得です。
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久々に登場、息子のファンキー・ソックスのコレクション、新しい一足を昨日ゲット!

2019年09月15日 09時00分00秒 | シブい!日本語表記、日本関係なら何でもクール!
息子が昨日ガールフレンドからもらったソックス。


息子のファンキー・ソックスのコレクションが超大なものになりつつあります。

以前にいくつかお見せしましたよね。

イギリスで大人気のファンキーなソックスのデザインには2通りあります。
日本風(?)イラストの特大ワンポイントにダジャレ系とファンキーモチーフの規則的な繰り返し系。
これは後者ですね。

どう見ても女の子もの!

足の大きな息子がはくと編地がのびきってつま先が薄くなっています。

で、握りスシ。

ネタはマグロのようですね。
...ちがう!エビだ。しっぽがあります。

どっちだ!?
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ハデな図柄の巨大カエルの町おこしイベント!思いのほか好評なため?終了まで一か月を残し新規飛び入り参加、2体発見。

2019年09月14日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺



昨日の続きです。昨日の記事のリンクを貼りました。↓↓↓↓
まだあった!撮り残したカエルの写真。市民に真に愛されるアートイベント,夏休みが終わってもおばさまたちに大人気

昨日紹介した 作品番号5;Prince Regent はずっとその位置にあったようなのに私が見落としていました。でも....

一番上の写真の Foster the Frog の存在に気がついたのは、8月の終わり、そう、ショッピング・アーケード、マージ―・ウェイで海辺の「ファンフェア」の疑似体験フェアをやっていた時です。

あれ...?いつも通るこんなに目立つ場所にこんなカエル・アートがあったかなぁ。



このストリート・アート・イベント STOCKPORT'S GIANT LEAP が開催される前からストックポート中に配布されているオフィシャル「トレイル・マップ」に記載がありません!


最初に見た時は気がつかなかった、土台の表示に「ボーナス・フロッグ BONUS FROG」と書かれている!


おまけのカエル!どうやらこの町おこしイベントの予想外(?)の大人気に、突然飛び入りスポンサーがついたのか終了一か月前に駆け込み設置があったようなのです。



ジグソーパズル柄のこのカエル、スポンサーは意外に地味な、施設に保護された子供たちの里親 foster family をみつける市の福祉課のフォスター・サービス・チームです。

欠けたパズルのピースをはめるように、恵まれない子供たちが幸せに育つ環境を整えていく、という意味なのでしょうか、ストックポートに限らずフォスター・サービスを表現する視覚イメージにはよくジグソーパズルが使われているようです。


深い谷底と高い丘の上にタウンセンターが広がるストックポートには上から下を見下ろすスポットがけっこうあるのです。


あれ、陸橋から今まで見たことのないカエルが見える!

下りてそばまで行ってみてみました。


作品番号;(!)Fanatical Freddie

明らかにあとから参加した地図に記載のないカエル・アートです。

「0」と「ボーナス(おまけ)」の扱いの違いは?

ストックポート駅には(知る人ぞ知る)有名な「プラットフォーム・0番線」があります。
ロンドン方面に向かって左から1,2,3...とプラットフォームに番号が振ってあるのですが、一番左に10年ほど前に新設されたプラットフォームを1番にすると、既設のプラットフォームの番号がひとつひとつ繰り上がるのがものすごく不都合なのでとられた措置らしいのは納得です。

でも、このアート・トレイルの場合、19作品でスタートしたものの飛び入りが増えちゃった、ということで 「作品番号20;、21;....」と足していくことに何の不都合があるのでしょうか。

新しく参加!ってことを強調したかったのでしょうね。



何にでも夢中になる(fanatical)フレディの何よりのお気に入りは出身地ストックポート!あまり夢中なのでストックポートのシンボルである有名な建物を身に着けています...とのこと。

コンセプトがやたらにダサいわりには表現が美しいですね。
ストックポート・ヴァイアダクト、ピラミッド・ビル、ザ・プラザ、ハット・ワークス(の煙突)などストックポートを代表する建築物が線描きの連続文様でおしゃれに表現されています。


でもこの色合い、カメレオン!?

昨日読んだ市の広報によると、この「新作」(でも0ってなによ?!)と「ボーナス」が2体新たに仲間入りしたということです。
フォスターの他にもう一つあるそうです。

私はまだそのもう一つを見ていません。
場所を明記しないところがあざとい。

そんなにわかりにくい場所にはないはずですが、地図に記載されているすべてのカエル・アートを見て回ってトレイル敢行したつもりの人達に新たに探す手間と楽しみを与えてやり、ストックポートの街なかをもうひと巡りさせようという魂胆が見え見えです。



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まだあった!撮り残したカエルの写真。市民に真に愛されるアートイベント,夏休みが終わってもおばさまたちに大人気

2019年09月12日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
先月、8月10日のストックポート日報の記事にいいかげんなことを書きました! 


「これですべてのカエル・アート作品の写真を掲載し終わりました」と書きましたが、実は、まだあったのです!

街なかに表面にペイントを施した巨大なカエルのフィギュアを分散して設置した「ストックポートの町おこし、ストリート・アートイベント」のATOCKPORT'S GIANT LEAP が まだ終わっていなかったことにびっくりされた方もいるかもしれません。


「いいかげんなことを書いた記事」のリンクです☟
これで最後!全部の写真を掲載して筆者は(自己)満足、ストックポートのアート・イベント、市民に愛され成功らしい!

記事中にこのカエル・アートのイベントについて書いたさらに以前の記事のリンクが貼ってあります。


上の写真のカエルです。
作品番号5;Prince Regent

ストックポートでおそらく一番知られたランドマーク、ストックポート・ヴァイアダクト Stockport Viaduct を背景に写真を撮りました。


ストックポート・ヴァイアダクトは19世紀の初めに当時の土木建築技術の粋を結集して建設された鉄道橋です。
公称「世界で2番目に大きなレンガの建築物」ということになっています。

世界一、二の基準があいまいかもしれません。

ストックポート・ヴァイアダクトは使用したレンガの数で傑出しているらしいのです。
ビルなどと違って中までぎっしり詰まっていますから。

カエルに話を戻します!

おとぎ話の「カエルの王子さま prince 」ですね。

あいかわらずの苦しいシャレはプリンス・リージェント。和訳は「摂政皇太子」、だそうです。
イギリスでは特に18世紀の終わりから19世紀の初めまで精神病の父王に代わって摂政政治をとったジョージ4世のことを指します。
アートや文芸が栄えたイギリスのその時期の様式をさす「リージェンシー・スタイル」とともにプリンス・リージェントという言葉はよく耳にします。

が、そんな文化的なことはあまり関係なさそうです!

一番上の写真の背景にちょっと写っているオフィスビルが Regent House という名前の、このカエルアートのスポンサーなだけです。

夏休みが終わって町が少し静けさを取り戻した今、なんだかやたらに「カエル・ハンティング」をしている2人連れの年配の女性を見かけるようになりました。


一人でまわっていたらなんだか寂しいような気がします。

なかよしの女性がカエルめぐりを口実に街で落ち合って連れ立って歩きまわっているのはとても楽しそうです。
二人で代りばんこにお互いの写真を撮りあったり、あるいは二人いっしょにセルフィーを撮っている大人の女性たち、ほほえましいです。

(以前にも写真を撮った)マーケット・プレイスのThis Little Froggy Went to Market>....


....を見つけてとてもうれしそうなおばさんたち。

誰もかれも作品の土台にひとつづつ書き込まれているアルファベットを一つ一つ書き取って、すべて組み合わせると一つのフレーズになるという文字パズル(アナグラム)に挑戦しているようなのです。

夏休み中には子供たちが夢中になってすべてのアルファベット集めてやる、と意気込んでいました。

...実はシニカルなうちの夫が、カエルを一つも見ることなしに、リーフレットを眺めていてそのフレーズをぴったり言い当てました。

いえ、もちろんまだ解答は発表されていないのですが、すでにマス目を埋めている文字(ヒント)を使って、考え付いたマス目の数にぴったりおさまるそのフレーズは脱力するほどありきたりで...間違いなく正解なはずです!!

私は、黄金のミニチュアカエルフィギュアが当たる懸賞にその回答を書いて応募しました!

一体何人が商品をもらえるのか書かれていなかったのが興味をそそります。

ものすごい数の応募がありそうです。

このイベントは9月28日まで続きます。
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華麗なる加齢の証明か?抜歯後頻度を増す精悍な高齢ネコ、ホレイシオの舌だし間抜け顔

2019年09月09日 09時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちのネコ、ホレイシオ16歳、先週、獣医さんに抜歯してもらいました。


その話を記事にしたら、心配りのメッセージをいくつももらいました。
ご心配をおかけしました。抜歯後、食欲を取り戻し元気を回復しました。



歯抜けのあごでゼリー状の煮汁で固めたやわらかいキャットフードをかみしめしっかり食べています。

歯垢がたまったぐらぐらの歯がここまでネコの健康を害していたなんて思いもよりませんでした。
もちろん、人間も同じなはずです。気をつけなければなりません。(人間は歯を磨く習慣があるのでここまでひどくはならないでしょう)



写真はホレイシオの舌だし

ベッドで本を読もうとする夫の胸にスフィンクス状態で上がり込み読書の妨害です。

抜歯してから隙だらけの舌だし顔をさらすことが多くなったようです。
あごの筋肉が緩む...?

もともと年寄りネコに多いようです、舌だし

あごに限らず口まわりの筋肉が緩むのは人間と同じかもしれません。
人間はほうれい線(っていうんでしたっけ?)が気になり、ネコは舌だし。しかもホレイシオは歯抜けです。

毛でおおわれたネコの顔の皮膚のたるみやしわは見えませんが舌だしはとどめようがありません。
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あまりもので夫が作ったある一定の年齢以上の人には懐かしいらしい貧乏食のポテト・ケーキ、ほくほくおいしい!

2019年09月07日 09時00分00秒 | イギリスの料理、食べ物
今日は写真がたったの一枚です。


おひるごはんに夫が作ったポテト・ケーキ poteto cakes です。

前日の夕食で余ったジャガイモをつぶして、小麦粉と混ぜて固くまとまる程度に水を混ぜ、こねて型で抜いてオーブンで焼いただけだそうです。

ジャガイモ3に対して小麦粉1を目安に、割合は適当でいいということです。

もともとはアイルランドの貧しい人の常食だったらしいのですが、今は出来合いがイギリスのどこのスーパーでもパン屋さんででも売られています。

小麦粉が配給制で手に入りにくかった戦争中と戦争直後にイギリスでも代用食として定着したそうです。
戦争中、日本のお米に相当する「主食」といっていいジャガイモはどこの家庭でも自家栽培されていたそうですから。

バターをぬってコショウをかけてアツアツを食べるとおいしいですよ。
冷蔵庫にいれて2~3日はもちそうです。トースターで温めて朝食にもなりそうです。

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うちの年寄りネコのホレイシオ、歯科治療のため獣医の診療所で一日過ごし、帰宅

2019年09月06日 09時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
昨日、午前9時にうちのネコ、ホレイシオ(16歳)を獣医さんの診療室に連れて行きました。


獣医さんを訪れる回数は、少ない方だと思います。


ケージに入れられ、車に乗せられるのはネコにとってストレスです。

ラッシュアワーの中、約10分のドライブ、ヤーヤー悲し気な声を上げていました。

エサを食べなくなったので一週間前に見てもらったところ、歯茎が弱って(年ですから)なおかつ歯石がたまって噛めなくなっているということでした。
ひょっとしたら歯痛もあったのかもしれません。
歯茎が化膿もしていました。

抗生物質の注射で化膿した歯茎はすぐに治り、食べられるようになりました。

今回は抗生物質が効いたことを確認した後、全身麻酔をかけられ、数本抜歯!

診察室で夫に抱かれ不安そうにしているホレイシオです。


ちょっと写っているのは、費用や治療過程について説明をしてくれた獣医看護科のインターン学生です。

治療が終わり またラッシュアワーの中、10分ドライブ、5時過ぎに麻酔から覚めて ねむそうなホレイシオを迎えに行きました。

私のリクエストで 赤い歯肉のついた抜いた歯 5本も もらって帰りました。
夫も息子も「見たくないっ、カバンから出すなっ」とたいへんな拒絶反応です。

ネコの歯って黄色くてざらざら曇っていて あまりきれいなものじゃなかったんですね。
人間のように歯磨きをしないからかもしれません。

さて、歯、どうしよう?

夜の10時過ぎ、夫の膝にのってテレビ番組(コメディードラマ)を楽しむホレイシオ。


診療所で見本にもらってきたやわらかいキャットフード一食分をぺろりと平らげました。

何をされたか本人は気がついていないはずなのですが、さすがに歯が少なくなっている!噛めない!ことに気がついて うろたえた かもしれません。

年を取れば いろいろ不調が出るのは仕方がありませんね。
人間も同じです。
治療費がバカ高くついてしまったのは覚悟の上とは言え、ショックです。

イギリスでは 人間の医療費はすべて無料なのですが 年を取ったペットを長いこと生かせておくのは余裕がないとできないことだと 今さらながら納得です。

イギリスでは「どこで区切りをつけるか(安楽死させるか)」がペットを飼っている人たちの間でよく話題になります。

病気になって完治が無理、とわかった時点、あるいは老衰で普通の生活に困難が生じてきた時点でペット自身に余分な苦痛を与える(あるいは不自由な生活を強要する)にしのばず 安楽死を選ぶ飼い主も とても多いのです。
費用のことも考慮にあると思います。

日本では最後まで治療に専念させるのが普通だと聞いています。
私と夫はその時になったら悩むと思います。

ホレイシオ、もうちょっと長生きしてほしい。

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ストックポートの地元住民とお年寄りに愛されるチッピー、過去の記事からフィッシュ&チップスの写真を多数抜粋!!!

2019年09月05日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
フィッシュ&チップス・レストランでフィッシュ&チップス fish &chips を食べました。


ストックポートの景観保存エリア、アンダーバンク Underbank(通りの名前)に昔からあるチッピー chippy(イギリスではフィッシュ&チップス・レストランのことをこう呼びます)、

ザ・フィッシュ・イン The Fish Inn。



とてつもなく庶民的な店内です。




持ち帰り(Take-away)もできます。

トロトロの肉やグレイビーが詰まったアツアツのパイ類と、キッチュな味のフランクフルト(モドキ)ソーセージを扱っているのも、街なかのチッピーの特徴です。


カウンターで注文してお金を払ってから席につきます。
席まで注文を取りに来て、食後に伝票を持ってきてくれ、テーブルでお金を払うレストラン式のイート・イン・チッピーも多いのですが、ここはあくまで庶民派です。

持ち帰りに力を入れていることが、席まで注文した品を持ってきてくれるウェイトレスがたった一人しかいないことからもうかがえます。

素朴な構図の壁の額絵が気に入りました。


魚の絵、さすがです!
チッピーで売られている、コッド、プレイスなどの白身の大きな魚ではなさそうですが。


私たちが注文したのは、小ぶりのサイズの、日本でいう「セットメニュー」です。
英語では special dealといいます。

小ぶりのサイズを用意しているチッピー、とても気が利いています。

まわりを見まわしてみたら納得です。
平日の昼食時、お客さんのほとんどはお年寄りでした。

お年寄りはどこでも同じ、食べ物を残すのを嫌がるんですよね。

小さめのサイズのフィッシュフライは食が細くなっているお年寄りや平均的な日本人女性の私にはぴったりです。
身体こそ大きいものの、油分を控えめに、を心がけているうちの夫にもありがたいサイズです。

小さめ(子供用ポーションと同じ)のフィッシュ・フライにチップス(短冊切りにした太くてやわらかいポテト・フライのことです)マッシィ・ピー mashy peas、それに なんと(トーストしていない)パン一枚とバター、紅茶がついて、4ポンド90ペンスはものすごくお得です。

「チップスもついてくるのにパンは余分では?」と思われた方も多いと思います。
私も同感です。パンはいらないと断りました。(お値段は変わりません)

イギリス人は脂っぽいもの、クリーミーなものといっしょに薄切りのパンを一緒に食べたがるのです。しかもバターを塗るのが全く意味ない...
うちの夫もそうです。亡くなった夫の母もそうでした。
付け合わせ...というか、むしろ日本ではお米に相当するポテトがたっぷり添えてあって、炭水化物は十分なのに...!

マッシュト・ピーというのも、イギリスのチッピー特有の付け合わせです。
軟らかくゆでて荒くつぶした、グリーンピースより少し大きめのマロウー・ピーという豆です。

席に着くとすぐに追いかけるように持ってきてくれるのが、アルミのポットに入ったティ―バッグの紅茶。



じゃーん!これが、今回のフィッシュ・イン製、フィッシュ&チップス。


小さいサイズなのがわかるでしょうか。
揚げたてなのですが、色が薄いですね。

カラッと揚がったサクサクのコロモが私の好みなのですが、これはこれでおいしかったです。

さて...

編集ページをひっかきまわしてみたら、ストックポート日報の連載が始まってからすでに5年半、実に10回以上もフィッシュ&チップス関連の記事を載せています。

日本の読者の方にだんぜんウケるから、という理由のためなのですが、魚は食べる中途半端なベジタリアン(正式にはペスカトリアンといいます)の夫と外食すると、必然的にフィッシュ&チップスが多くなるというのも事実なのです。

料理をサボるとなると、真っ先に思いつくのもテイカウェイ(持ち帰り)のフィッシュ&チップスなのです。

テイカウェイも含めると、一か月に一回は食べていると思われます。


.....過去の記事に載せたフィッシュ&チップスの写真、ごくごく一部を拾ってみます。

持ち帰って家で豪快に食べたフィッシュ&チップス。


☝これが普通サイズです。大きいでしょう?


パブのフィッシュ&チップス。


レモンの輪切りとタルタルソースがちょっぴり高級感を醸し出しています。
チッピーではありえない付け合わせです。

チッピーと違って、陶器のティ―ポットが出てくるのも「差別化」の一環でしょう。(中身は同じくティ―バッグでしたが)


おしゃれな付け合わせの、パブのフィッシュ&チップス。


☝これも小さめポーションだったと思います。


同じくパブの(別のパブです)夫が注文した小さめポーションのフィッシュ&チップス。


同じ時に息子が注文した普通ポーションのフィッシュ&チップス。


この時私はスカンピー(丸まったエビ)のフライを注文して食べました。


...チッピーよりぐーんとお値段高めのパブで出てくるフィッシュ&チップスは値段を正当化するためか、必ず(あまりイギリスらしくない)レモンとタルタルソースを添えて出す不文律のようなものがあるようです。

パブでもやはりマッシィ・ピーは欠かせないようですね。
彩りがきれいですし。

国道A6沿いにある、60年間内装がほぼ変わっていない、私たちの行きつけチッピーで食べたフィッシュ&チップス。



さて、フィッシュ・インに戻ります。

外に出ている、コカ・コーラが提供しているらしい看板の量うサイドにおススメ「セット」の写真が載っています。




「お好きなパイとチップス+マッシィ・ピーにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド75ペンス、
「フランクフルト(モドキ)とチップス+マッシィー・ピー、とトマトケチャップにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド25ペンス、はどちらも目がくらむような安さです。

パブのフィッシュ&チップスはだいたい9ポンド(小さいサイズ)、平均的には12ポンドぐらいから15ポンドもするところもあるぐらいです。


アンダーバンクをまたぐ橋の上...


...から見下ろしたフィッシュインとその近辺の景観保存地区です。


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勝手に創意を発揮、よその店でインスタレーションアートをつけたし、辛子のびんをつかめ!

2019年09月04日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
先週の金曜日に撮った写真です。


ストックポート日報 ではもうすっかりおなじみ、ストックポートのタウンセンターのびんぼったらしい通り、プリンセス・ストリートの投げやりチャリティーショップ、ハイウェイ・ホープ Highway Hope、再訪です。

これを見ただけでは状況を把握してもらえません!

ちょっと前の記事のリンクを貼りました。お手数ですがまた読んでください。
シュール!安売り店のただの投げやりディスプレイか、それともアート効果を演出するセンス抜群のアレンジメントか!?



床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタント・カプチーノ(箱入り)のなだれ状態の山づみと、フォークリフトはあいかわらずそのままです。
新しく加わったのが、マスタード一回分のびんづめ(ひとつ 10ペンス/12個で1ポンド)の山積みを、びんづめが詰まった箱で囲い込んだ またしても意表を突く投げやりミニマリスト・ディスプレイ!

それのみでも充分アートです。

しかも それに加えて、意味もなく置かれた丸テーブルの上に投げ出された

床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノのなだれ状態の山づみディスプレイに興を添えるために加えられた生首(男性の)下半身とともに、以前 店内警備の任についていたズボンをはいていない私服ガードマンの人体の一部だと思われます。



ゴロンとテーブルの上に投げ出されていた黒い腕をこっそりアレンジして、インスタレーション・アートとしての完成度をより高めたのはこの私です。

豊かな表情のが 「売り物のびんづめマスタードを優美に そっとつかもうとする」その一瞬を表現してみました。

....その翌日、土曜日にまたこの店に戻ってみたら(買い物をしました)私が勝手にアレンジした「インスタレーション・アート」はまだこの写真の状態のままでした。

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ヘルター・スケルター 昨日の記事の補足

2019年09月03日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
昨日の記事の続きです。

ヘルター・スケルター(滑り台)から自分の子供が滑り降りてくるところを写真に撮ろうとスマートフォンを手に待ち構えているお母さんたち。


参考までに、昔からある本物のヘルター・スケルターの写真をよそのサイトから探し出して勝手に借りました。


昨日の記事にこの2つの写真をのせようとしたのですが、どういう不都合か、上の写真がはじかれてしまい(!)投稿できませんでした。
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