小さな傷が化膿して、発熱、倦怠感など引き起こし体調不良だったうちのネコ、ティブのその後です。
抗生物質と消炎剤を出してもらった1週間後、診療所に戻って例の若い名医に経過を診てもらいました。
脚の付け根の傷は完全にはふさがっていないものの、回復がすすみ、化膿も後遺症もないことを確認。
「外出」のお許しもでました。
ハゲに関しては...とくにうつ手はなさそうです。診断は2年前から変わらない「ストレス性の過剰毛づくろい」でしたから。また、コーンの装着や、防御服(バカみたいなセーター等)は余分なストレスを増すだけなので避けるべしとのさすが名医の名言!
帰宅後、さっそく外に出してやりました。
一週間ぶりの屋外でのひなたぼっこを楽しむ病み上がりのティブと、成人した息子にはあまり関心がなさそうな母ネコ、リヴィーです。その日(木曜日)と金、土曜日の3日はとても暑い真夏日でした。
ティブを閉じ込めておく必要がなくなり窓や扉を開けて風を入れることができ好都合でした。
土曜日はロンドンなどイングランド南部では最高気温が34℃の記録的猛暑でした。ここ北部は最高気温が30℃、日本の暑さがそれどころではないのはじゅうぶん承知です。2年前はひと夏日本ですごしましたから。
地球規模の温暖化が進むここ20年ほど、夏が涼しく快適だった英国でも毎年、最大10日ぐらい30℃を超える「熱波 heat wave 」に見舞われます。
ー般に英国人(特に白人)は暑いのがたまらなく嬉しいようです。肌を陽にさらすことへの執着(飽くなき日焼け願望)が並大抵ではありません。
カンカン照りの中、わざわざ外に出る英国人の習性は、長年英国に住んでいてもいまだに紫外線A波B波がおっかない(しかも暑がりで日光に長くあたると火ぶくれができる敏感肌の)日本人の私には全く理解できません。
通常、気温は高くても湿度が低い英国の盛夏は蒸し暑い夏に慣れた日本人には快適です。日かげや屋内に入るとスッと汗の引く爽快感が味わえます。(それでも日が照る間は外出を控える私ですが)
でもこの土曜日は、日の当たらない屋内でも蒸し暑く座っているだけで汗が噴き出してくる異例の高湿度でした。
冷房が今ほど普及していなかった(そして今ほど夏の暑さが厳しくなかった)私の子供の頃(50年以上前)の日本の夏を体感でおもいだしました...
どこに行っても冷房完備の現在の日本の夏は、暑い時間に屋外に出なければかなり快適に過ごせますよね。英国のこの土曜日の午後のわが家よりよっぽど快適なはずです。
私みたいな暑さにうんざりの外国人(非白人)にとって、スーパーマーケットなど比較的大きめの商業施設での冷房が一般的になりつつあるものの冷房設備のある個人宅はほぼ皆無な英国の酷暑の数日は、なかなか厳しいです。たったの数日ですが...
さて、ネコ。
暑い日にわざわざ屋外で寝そべりたがるネコの心理も...やはりわかりません。日焼け願望はなさそうです。
晴天の日の屋外の日かげの快適さは私もよくわかります。ネコたちは涼し気なスポットを求めて、数分ごとに寝そべる位置を移動します。
さぞ暑苦しいだろう全身を覆うネコの毛皮...ティブはまだらハゲと部分的ズル剝けハゲのおかげで皮膚に風があたりなかなか涼し気です。
あれほど暑かった土曜日の翌日、昨日の日曜日は最高気温が19℃に激下!
こんな気温の乱高下はぜんぜん珍しくありません。
昨日、ストックポートのショッピングエリアで見かけた男性の8割はショーツ(半ズボン)姿でした。曇り日で涼しく爽快だったにもかかわらず、です。
真夏日の翌日、なんとしても夏らしい週末を満喫しきってやろうという心意気でしょう。
日本ではショーツ姿の男性をめったに街で見かけなかったような...もっとずーっと暑いのに。
ショーツに真冬のキルティングジャケットの組み合わせの2人...
暑くなればいつでもジャケットを脱いで盛夏の装いになるつもりなのでしょう。
いつでもジャケットを脱いで
盛夏の装いになる
「衣替え」と いう 日本の
言葉は 通じ にくい でしょうね
今は日本も夏秋にピタッと変わるのは中学高校の制服ぐらいではないでしょうか。
それも男女ともにセーターなどで調節できるブレザー型が主流なのでいっせいに衣替えの感じは減っているのでは?
>浅井さんへ... への返信お
女房は 箪笥の 夏物 冬物の
入れ替えを してますが
ソロソロ 日本も 「衣替え」が
無くなるのかも 知れませんね
いま 僕は 麻の ズボンです すこし 季節です