知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

就労継続支援で仕事をするという意味

2024年03月23日 | Weblog
現在、就労継続支援A型事業所にてサビ管として勤務していますが、
連日、様々な利用者の悩み事や、トラブル、その他思いを聞いたり、面談を行っています。


利用者の8割程度が、精神疾患を持たれた方がおり、特に普段は一般の方と変わらない生活もされ、
中には結婚されている方、子供さんもおられる方、高齢の親と暮らしている方、等々
また、彼氏さんと同棲しており、近々結婚予定の方も・・・
妊娠しており、いずれ産休に入られる方もおり、
そこは、一般就労の会社と特に変わりない感覚です。

そのため、悩みごとも、家の悩みや、子供の事や、高齢の親のケア、様々です。
どこの事業所でもある、同じ利用者どうしの問題も当然多いです。

一緒に仕事をしていると、特に限定された(決して広くない)空間で、顔を合わせていると、
どうしても、気の合わない方もおり、
普段なら、気にせず仕事できますが、そこが精神疾患の面倒なとこ(失礼しました)。

顔をみているだけで、気分悪いとか、青の人の行動や言動が気になる・・・等々
最近よくあるのは、同じ年齢層での女性特有の「あざとさ」が気になる方も・・・


PCがメインの事業所・職場であるので、個々の利用者さんのスキルは高いですが、
精神面はまだまだ幼い方や、逆に世間を俯瞰して、開き直っている(さとりを開いたような)方もいます。


その中で、利用者さんの直接支援を行っている「支援員」が、
はたして、そこまでの人格者か?と言われれば、大きな疑問が生じます。

中には、(よくあるA型事業所での光景ですが)支援員だから、自分は利用者より偉いと錯覚している方もおり、
それが態度や言葉に現れる場面も・・・

常にそれは違うと話すんですが、なかなかうまく伝わらないですね。

あくまでも、同じ目線で・・・と言ってるんですが、支援員という立場、
支援(というより指導?)している感覚なんでしょうね、どうしても、そのあたりが視線が上から目線になって、
利用者もそれを、ある意味(仕方ないと感じて)受け入れて業務をこなしている・・・そんな感じが見られます。

私も、まだ事業所で勤務しだして、そろそろ3か月が経過・・・
まだまだ新人です。

立場がサビ管・・・というものもありますし、年齢も確かに高いので、そこが問題。
サビ管経験、人生経験、様々な福祉業界等での経験・・・それが、アドバイスにもなるんですが、
職員によっては、それを素直に受け入れてくれる人、
偉そうに・・・と感じてる人
相手にしない人(新人で、この事業所のことを何も知らないくせに・・・状態)
冷静に、客観的にみていると、よくわかりますね。

でも、時々生じる問題は、私の意見やアドバイスを聞いていれば、それなりに対応できたんじゃ?と
思うこともしばし・・・

いろいろやったけど、最後はサビ管の対応でお願いします・・・って、結局後始末はお任せかい!!と・・・

今回も、そんな事象が起き、気分が悪くなっています。

利用者さんを、事業所のルールでしばりつけて、支援員の言うことを聞かないから・・・とか、
逃げ道も作らず、追い詰めておいて、あなたはダメでしょう・・・状態とか、
見ていて、なぜ、もう少し柔軟な対応が出来ないのかな?と思います。

今まで、そういった対応で過ごしてきたせいで、
それが当然の正しい対応と勘違いしている感じもあります。

まあ、これを良い方向に正すのが仕事なんですが、はたしてうまくいくか・・・

結局、最終的に影響は、利用者の方に向かうので、そこが一番の問題。


コメント
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