山崎豊子の原作本を読んでいる。
確かに面白い!
あっという間に上巻を読切ってしまって、現在中巻に突入中である。
かなり綿密に描かれているところに感心するが
その分、ストーリー展開が物凄くトロい!
結局は金融再編の話なのだが、この上巻部分
もし清水一行が書けば、10ページ程にまとめてしまわれるかも。
「上中下巻1800メージにも及ぶ長編を如何にしてワンクールのドラマに納めきるか?」
との懸念が囁かれていたが、こりゃ楽勝だな。
次の第3話でだいたい上巻部分を描き切るみたいだから、9話で終わってしまう?かも。
原作読んで、一番違和感(というかホントはこちらが元祖でドラマに違和感?)を持つのが主人公。
あくまで、万俵大介を中心とした金融再編劇であり、
キムタクが演じる鉄平は脇役の一人でしかない。
ただ、先にドラマを見てしまったせいか、鉄平はあのキムタクのイメージ通り。
原作は更に、単純な体育会系バカって感じかな?
弟の銀平は、正にあの山本耕史のまま。
冷めた中に抱える彼の苦悩というのが次の第3話の中で明らかにされていくのであろう。
一子、二子はともかく、原作には存在する三子は何処へ?
ずっと開かずの間にでも幽閉されているのか?
どうでもいいが、一子・二子・三子って山崎豊子はん、なんちゅうネーミング。
これも大介の女子に対する姿勢を表しているのかな?
で、これらのキャストの中でも、一番のヒット!
原作のイメージぴったり!!というのが
大介の愛妾・相子役の鈴木京香。
彼女は正に相子を演ずるが為に生まれてきたのでは?
ひょっとして山崎豊子は鈴木京香をイメージして相子を書いた
(当然、原作が書かれた頃はまだ鈴木京香は生まれてもないけれど)
と思ってしまう程のはまり役。
この先、この相子が物語のキャスティングボードを握りそうな予感がするだけに
彼女の演技にますます期待!!
追記:ドラマの売りの「高度成長期の懐かしい風景」
は当然の事、原作には殆んど出てこない。
そりゃ当時は当たり前の風景なので、敢えて描く必要ないわな。
今となれば「三丁目の夕日」的効果で
団塊の世代視聴者を引き付ける大きな武器となっているが。
確かに面白い!
あっという間に上巻を読切ってしまって、現在中巻に突入中である。
かなり綿密に描かれているところに感心するが
その分、ストーリー展開が物凄くトロい!
結局は金融再編の話なのだが、この上巻部分
もし清水一行が書けば、10ページ程にまとめてしまわれるかも。
「上中下巻1800メージにも及ぶ長編を如何にしてワンクールのドラマに納めきるか?」
との懸念が囁かれていたが、こりゃ楽勝だな。
次の第3話でだいたい上巻部分を描き切るみたいだから、9話で終わってしまう?かも。
原作読んで、一番違和感(というかホントはこちらが元祖でドラマに違和感?)を持つのが主人公。
あくまで、万俵大介を中心とした金融再編劇であり、
キムタクが演じる鉄平は脇役の一人でしかない。
ただ、先にドラマを見てしまったせいか、鉄平はあのキムタクのイメージ通り。
原作は更に、単純な体育会系バカって感じかな?
弟の銀平は、正にあの山本耕史のまま。
冷めた中に抱える彼の苦悩というのが次の第3話の中で明らかにされていくのであろう。
一子、二子はともかく、原作には存在する三子は何処へ?
ずっと開かずの間にでも幽閉されているのか?
どうでもいいが、一子・二子・三子って山崎豊子はん、なんちゅうネーミング。
これも大介の女子に対する姿勢を表しているのかな?
で、これらのキャストの中でも、一番のヒット!
原作のイメージぴったり!!というのが
大介の愛妾・相子役の鈴木京香。
彼女は正に相子を演ずるが為に生まれてきたのでは?
ひょっとして山崎豊子は鈴木京香をイメージして相子を書いた
(当然、原作が書かれた頃はまだ鈴木京香は生まれてもないけれど)
と思ってしまう程のはまり役。
この先、この相子が物語のキャスティングボードを握りそうな予感がするだけに
彼女の演技にますます期待!!
追記:ドラマの売りの「高度成長期の懐かしい風景」
は当然の事、原作には殆んど出てこない。
そりゃ当時は当たり前の風景なので、敢えて描く必要ないわな。
今となれば「三丁目の夕日」的効果で
団塊の世代視聴者を引き付ける大きな武器となっているが。
原作未読で、今度が初めてです。
>団塊の世代視聴者を引き付ける大きな武器
団塊の世代後の遅れた世代ですが・・たしかに!
鈴木京香さんは、
原作のイメージ通りなんですか~
そっか~~
どうもこの鈴木京香演ずる相子が
大介のアキレス腱になる予感がプンプンです。
CSの「日本映画専門チャンネル」で放送されていますが
こちらでは誰が相子を演じてるんでしょうね~?
25日の放送では観てみよ~っと!
でも上映時間4時間弱なんですよね
チラッと立ち読みした時に
「三子」という名前を読んで、
本当はもう一人いるんだ、と気になってました。
確かに万俵家なら幽閉しておけそうな、
開かずの間がありそうですね(笑)
娘たちの名前は分かりませんが、
長男は鉄関係の仕事をしてるから「鉄平」
次男は銀行勤めだから「銀平」
と、分かりやすく名前をつけたらしいですよ。
ただ、新聞だか、雑誌だかに書いてあったことなので、確かではありませんが。。。
第2話で大介が鉄平に
「お前も私のいう事を聞いてくれたか?」
と工学部に進学して銀行を継がなかった事を詰ってましたが
鉄平も
「ほんなら、なんでわし鉄平やねん?そら工学部行くわ
銀行継がしたかったら銀平をわしにせえよ!」
と言い返せばよかったんですね。
原作、面白いですよね。
中心となる金融部分が特に読み応えあります。
あと、鈴木京香=相子は僕もお気に入り。
今後も憎まれ役で活躍して欲しいものです。
びっくりです。
寧子を演ずる原田美枝子を見ると
彼女が若かりし頃、「俺たちの旅」でやっていた
鼻をグスグスする女の子を思い出してしまいました。
一、二、三に鉄に銀ですね~。
いささか名前のつけ方には安易ですね山崎さん。
原作VSドラマも面白い対比ですが、原作の元になった財閥一族があるらしいですよ~。
あの風景はドラマの売りなんですね。
そういうことを知らずに、ただただ、
自然の風景っていいなあと思っていました。
滲むような陽の光や雲の動きなど、世代に対する武器以上に、
この作品を引き立てていると思います。