しっとう?岩田亜矢那

神戸で活躍するタレント「あやにゃ」こと岩田亜矢那さんを勝手に応援する非公認ファンサイトですか?

意味がわかると怖い話2746 「双子」

2018年10月12日 09時17分56秒 | 意味がわかると怖いコピペ
私は真希。

私には双子の妹、亜希がいる。
いつも仲良くて、子供の頃はお揃いの洋服を買ってもらってたっけ。

中学の時は、お互いが好きな男の子が一緒で、やっぱり双子なんだなぁって思った。
あの時は、私の告白が成功したんだっけ。(笑)

高校は別々の学校に通いたいって亜希が言うから、仕方無く別々の学校に通ったけど、意外と学校が近くて、ちょくちょく亜希に間違われてたんだ。
亜希の振りして、亜希の付き合ってた彼氏と寝たこともあったっけ。(笑)
亜希は知らないでしょうけど。


私は大学へ進学し、亜希はフリーターとして毎日気ままに過ごしている。
亜希も頭良いんだから、大学に進学すれば良かったのに。
そうすれば、亜希の振りしてまた楽しめたんだけどなぁ。(笑)



ある日、亜希から


『免許取ったから、真希、一緒にドライブ行かない?』


って、お誘いがきた。



待ち合わせ場所には、レンタカーに乗った亜希が既に待っていた。

『ゴメンね、ゼミが長引いて遅くなっちゃった。』

『ううん、平気。じゃ、行こう。真希、早く乗って。』


亜希は、助手席のドアを開け私を車内へ招くと、車を走らせた。

車内では、亜希の近況や、私の大学でのこと、友達のこと、サークルのことなど、話題が尽きることは無かった。


峠道へと車を走らせる亜希に


『免許取り立てで峠道なんて、危なくない?』

『大丈夫、大丈夫。前にも来たことあるから。この峠の一番高い所から見る夜景が、とにかくスゴイの!!』


亜希がはしゃぐ。
まったく。
ふふ。

内心ドキドキしつつも、亜希の運転に私は妙に落ち着いた気分だった。


峠道を登り切り、車を止められるスペースに車を止めて、亜希と2人で並び、ガードレールに両手をついて夜景を見ていた


眼下には夜景が広がっていた。


『綺麗な夜景だったね。』


夜も遅かったので、夜景もそこそこに、車を発進させて峠道を降りたのだった。



――翌日――



私は大学にやってきた。

歩いていると、私に気付いた女性が小走りで私に近付いてくる。



『真希、おはよー!』



彼女はそう言った。