国籍法の婚外子差別違憲 最高裁、日本国籍認める

画期的な判例である、
しかも最高裁が下した判例というのが驚きでさえある。
ただ反対した３裁判官が全て元行政官というのを見ると
「やっぱりな」と感じてしまったが。

今回もまた嫡出子と非嫡出子の差を縮める動きの一環
とも取れるが、その根元は日本の「法律婚主義」にある。
だからこそ、婚姻届は２４時間いつでも役所で受け付けてくれるのだ。
「事実婚主義」とどちらが良いのか
それは「神の下で誓う」という宗教観の違いとも取れるし、一概には甲乙付け難いが
日本のような、「届出婚主義」の制度下では
嫡出子と非嫡出子の差はやはり大きいのかも知れない。
法定相続割合の例にもあるように。

ただ今回の判決に付いては、諸手を挙げて賛成としたい。
認知の時期によって日本国籍取得を認めるか認めないかなんてナンセンス
だいたい、このような認知の場合、実際に出生されてから認知する方が多いと思うし
（何故そうなのかは敢えて書き記さないが）
生まれてから成人するまでの間に、本人の意思によって国籍取得を選択させる
それがフェアであると筆者は考える。


ただ問題は、こうなると男性側が認知すれば
誰でも自由に日本国籍を取得出来てしまうという恐れがある
つまり、やーこのしのぎに大いに利用される事が
火を見るより明らかである、ってこと。
９０歳のじーさんの認知した１歳の子とか
来日経験の無い女性とパスポートも取った事のない男性との間の子とかが
「父親の認知」という葵の御門を武器に次々日本国籍を取得するだろう。
あいりん地区辺りでは、にわかパパの誕生ラッシュである。

過去に例の無い事は決して認めないが
マニュアルが出来れば様式さえ整えば全て素通りのお役所仕
笑い事ではありません・・・

どうとんぼり神座（かむくら） 小チャーシュー煮卵ラーメン ☆

久々の神座（かむくら）
２０年以上前に道頓堀に出来て直ぐ
長蛇の列を並んで食べたものの
「野菜臭い、水臭い、わしにはあわん」
と一刀両断！

その後、中環沿いに出来た時も誰やらと一緒に行ったものの
「野菜臭い、水臭い、こんな所に店作るから中環が渋滞しまくりやんけ！」
とまぁ言いたい放題だった記憶が

ほんと１５年振りくらいに
「ラーメン食べたい気分やけど道頓堀歩くと雨に濡れるしな～、
まぁここでええか、空いてるし」
とふとした気分で店内へ
今一番人気の
小チャーシュー煮卵ラーメンを注文する

う～っ、結構待たせやがって
まずは水臭いスープを、、、あれっ？
次はもろに野菜臭い具を、、、あれっ、あれれっ？

旨いがな～

野菜はしっかり炒められているので決して生臭くなく
極薄のチャーシューと良くマッチする、
またそこから染み出した出汁が、あっさり目のスープに程良いコクを醸し出す、

あっら～なんでや、ひょっとして神座のラーメンって味変わった？
いやいや多分違う
きっどさんはあの頃まだ、お子ちゃまだったのだ
「おっぱい飲みたいの～？」レベルだったのだ
この歳になって、やっと野菜の甘味が解るようになってきて
神座のラーメンが旨いと感じられるようになったみたいだ。
同じ野菜炒め系でも四天王ラーメンよりも、
この雨降りの日なら断然「神座」だ！


店内にズラリと並ぶサインの数々
もし、あやにゃんが神座を訪れて
「サイン色紙お願いしますと」
この中に並ぶ日はいつだろう～
そんな思いに馳せながら、一方通行の店内をぐるりと回って後にした。