つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

一澤信三郎帆布のバッグ

2012-04-28 | 生活・モノ

京都地下鉄東西線の東山の駅から東大路を南に少し歩くと(祇園の交差点から東大路を北に、と言い換えてもいいが)、一澤信三郎帆布がある。マークには独特の布へんのかばんという字を使っている。関係ないが、「帆布」という単語が「はんぷ」の漢字変換で出ないのだが、常用漢字にあるのに何か問題でもあるのだろうか。

この「一澤・・・」であるが、もとは一澤帆布工業からスタートしたらしいが、内紛があり、一澤帆布と一澤信三郎帆布に分かれ、最近は近くに喜・一澤というのもできて、もうわけがわからなくなっている。しかも、信三郎帆布の店でも一澤帆布の製品も売っているようで何がなんだかさらにわからなくなった。

ここは通販ではいったんカタログを取り寄せてからしか注文できず、なかなか買いにくいので、買おうと思ったら京都に行ったときに買わなければならない。それに、街なかではあるものの、駅からは少し離れており、東山・祇園方面に行く用事がないとなかなか面倒な買い物ではある。

店にはいってみると、店内は観光客とおぼしき人たちでにぎわっている。商品は小さいものだと3000円ぐらいから買うことができる。今回はトートバッグを1つ求めた。色も各種揃っており、帆布なので何より丈夫なのが気に入っている。これでいろんなタイプの帆布バッグが3つもたまってしまったのではあるが。

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敦賀・奥井海生堂のわさび昆布

2012-04-26 | グルメ




敦賀に、奥井海生堂という昆布の老舗がある。気比神宮の正面の広い道を西に向かったところで、このたび閉館が決まった「アクアトム」という敦賀には不似合いな高いビルの近くにあり、アーケードの中なので車だと意外に見つけにくい。付近には神宮の前だからか神楽町という粋な名前がついている。

関係ないが、このアクアトム、悪いアトムではなく、原子力機構のPR施設とのことであるが、民主党政権によりこのたび突然廃止されてしまった。港が見える展望台もあってものすごい金がかかっている施設だった。前にちょっと行ったときには、客はだれもいないのに美しいコンパニオンが2人も迎えてくれて緊張してしまった。

で、海生堂である。家人によると、知人からいただいた「わさび昆布」がものすごくおいしかったらしいので、あらためて買いに行ったのである。恥ずかしながら今まで知らなかったのだが、ホームページなどでも確認すると、これがなかなかすごい店である。

明治4年の創業だそうで、大本山永平寺の御用達である。谷川俊太郎も詩を書いている。サライや家庭画報などにも掲載されている。店は敦賀の本店しかないが、百貨店での催事出展も多い。恵比寿のジョエルロブションでもイベントをやったようだ。facebookもやっている。こんなに目立っているとは知らなかった。

商品は、いちばん人気がやはり「わさび昆布」で、バラだとプラスチックの容器で味気ないが、1箱399円ときわめて安い。ちゃんとした容器に入れれば500円以上は楽にとれるだろうに良心的だ。箱入りだと有名な銘酒「黒龍」とのセットもあり、贈り物にもいい。ちなみに、ネットショッピングもできる。

よく見ると、この商店街、なかなか由緒ありそうな店が並んでいる。敦賀にもいいものはたくさんあるということである。もっと有名になってほしい。

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福井・竹田のしだれ桜と油揚げ

2012-04-23 | まちづくり






福井県の北部、坂井市の東側の山あいに、「竹田」という小さな集落がある。福井から石川県の山中温泉に行く山越えの近道があり、その途中にある集落である。丸岡の方から谷沿いに行くこともできる。この竹田、あまり知られていないが、しだれ桜の名所である。考えてみたら一昨年もこのことを書いていた。

先週末に訪れたが、今年はやはり桜が遅く、ソメイヨシノは満開だが、しだれ桜はもう少しというところである。かなりの人出で、遠くの小学校に臨時駐車場が用意されており、シャトルバスが運行されている。川に沿ってしだれ桜の並木が続き、その奥の広場には、しだれ桜の濃いピンクとソメイヨシノの薄いピンクが、山の緑に映えて美しいコントラストを描いている。

ちなみに、竹田といえば、やはり油揚げが有名である。谷口屋という店が作っているのだが、普通の油揚げとはかなり違って独特のうまさである。ただ、最近は豆乳を使ったロールケーキやシュークリームまで発売したりして、店内はお菓子屋さんのようである。また、商品も県内多くのスーパーで販売されたりしていて、ちょっと手を広げ過ぎの感がある。

ところで、一昨年のブログでは、地域にお金が落ちる仕組みがないと書いたが、今年はクラフト展などもあったし、そばや焼き鳥、コロッケの店など飲食店もたくさん出ている。ところが、そばを食べてみたが、ソフト麺のような麺でそばの味もあまりせず、県外の方にこれを越前そばと思われるとイメージダウンである。手作り感は満載であったが、次なる課題は品質向上ではないだろうか。

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三嶋亭をお手軽に百貨店で味わう

2012-04-20 | グルメ




「三嶋亭」といえば京都ではすき焼きの有名店である。三嶋亭の本店は、寺町三条にあり、いつものコースで地下鉄東西線京都市役所前駅に向かって四条河原町から寺町通りを北に歩いていくと、通りの一角にあまり目立たないもののしっとりと格調高く存在している。新京極ではなく寺町通りというのがそれっぽい。

その三嶋亭、いつも通り過ぎていたが、先日、入り口でこっそりとメニューを見てみると、すき焼き、しゃぶしゃぶなど、最低でも8000円からとなっており、予想どおりかなりお高い。これでは自分たちとしてはよほどの記念日かなにかでないと入れない感じである。

一方、四条河原町の高島屋の7階レストランフロア「京回廊」にもいちおう三嶋亭がある。こちらの三嶋亭は百貨店の中とあってずっとリーズナブルで、入り口のメニューを見ると2200円から食べられる。肉の値段はピンキリなので本当の三嶋亭の味かどうかはわからないが、せっかくなので入ってみた。

高島屋の三嶋亭2200円で食べられるのは、すきやき膳と網焼き膳である。どちらもなかなかおいしい。隣りのテーブルではもっと豪華にすき焼きを食べており、見ていると最初のうちは店員さん(仲居さん?)が焼いてくれるようで、うらやましい。百貨店の中なのでそんな人はあまりいないようだが、本店よりは安い。

昼食に2200円は自分の中では高い部類にはいるが、味を考えるとずいぶんとリーズナブルである。食べログで酷評している人もいるが、2000円で1万円の肉を期待する方が間違っているだろう。その後入った京都ホテルオークラのケーキセットがドリンク、ケーキともまったく普通なのに1700円もとるのとくらべれば、お得感はきわめて高い。

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福井の桜も満開に

2012-04-18 | まちづくり






先週末、やっと福井の桜も満開になった。今年は全国的に1週間ぐらい進行が遅いようだが、福井市民のオアシス足羽山や足羽川は満開の桜が咲き誇り、多くの人でにぎわった。

土曜日は福井駅前周辺で「越前時代行列」もあり、あまりいい天気ではなかったが市街地は賑わっていた。もっとも、その後、大飯原発の再稼動の問題で枝野大臣が県庁に来ることになり、県庁周辺はデモ隊などでまた別の賑わいを見せていたようだが。

一方、日曜日は好天に恵まれ、福井にこれだけ人がいたのだろうかと思うぐらいの人出であった。車も、足羽山への上り口や足羽川周辺は大渋滞である。いずれにしても、めずらしく街に活気があるというのはいいことではある。県外ナンバーの車も結構走っている。桜百選に選ばれた足羽川の桜並木はさすがに美しく、京都の桜に劣らない福井の自慢だ。

ところで、その足羽川のほとり、歴史ある浜町で、「こみちこまち浜町」というイベントをやっている。料亭でのトークショーや音楽会などおもしろそうな企画もあったが、時間・料金両方で折り合わず、オリジナル花見弁当などが売っているという「いっぷくステーション」かいわいに行ってみることにした。

ところが、行ってみると、桜満開だというのにそこにはほとんどだれもいない。本当にここかと心配になるほどだが、いくつかのテントと暇そうなスタッフがいるだけで、ちょっと近寄りがたい。どうもちょっと詰めが甘い。こんなに美しい桜に多くの人出。舞台も観客もそろっている。もっとみんなが楽しめる仕掛けがほしいと思う。

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祇園で事故があった日に飲酒した警察幹部を新聞が叩くこと

2012-04-16 | 社会問題

京都・祇園で軽ワゴン車が暴走し、歩行者7人が死亡した痛ましい事故があった。自分もその数日前、事故現場となった交差点をのんびりと桜の写真など撮りながら歩いていた。亡くなられた方には本当にお気の毒である。

ところで、その事故の発生当日に、京都府警の本部長や交通部長が、府警の幹部が参加した懇親会に出席し、飲酒していたことでいろんな新聞で叩かれている。新聞によると、懇親会は当日午後6時ごろから近くのホテルで行われたそうである。

毎日、産経、日刊スポーツなど、各紙がけしからんという口調で統一されている。けしからんとは書いていないが、明らかに批判的である。これがなぜ叩かれるかがわからない。同じ新聞によると、部長は懇親会後、職場に戻ったらしいし、担当の東山署長は懇親会を欠席したらしい。

福知山線列車事故のあった夜にJRの幹部が懇親会をしていて叩かれたが、JRの場合と違って警察はこの事故に責任はない。緊急手配とか人質事件とか、事案が継続しているならまだしも、事故自体は終わっており、被疑者も確定している。警察の本部長や担当部長は、事故のあった日は時間外でも飲酒をしてはいけないのだろうか。

事故は毎日発生しているので、それだとたぶん飲酒できる日は永久に来ないだろう。どんな事故だと飲酒ができないということになるのだろう。業務上の必要があれば当然職場に残るだろうし、人間24時間働けるわけもなく、もともと警察は交代制の職場である。警察は謝罪しているが、謝るべきではないと思う。

叩きやすいから、あるいは叩くと共感を得やすいから叩いているだけの根拠のない批判はいくら叩きやすい警察や公務員に対してであっても許されないと思う。たぶん新聞社の報道部長は新聞をにぎわす重大事件の発生した日や自社の不祥事のあった日には飲酒をしないのだろうね。

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ガソリン高騰と不当廉売疑惑で思うこと

2012-04-14 | 社会問題

福井の三谷商事(ミタニ)が、一部地域でレギュラーガソリンを不当に安く販売し、競合する店舗の営業活動を困難にした疑い(独占禁止法の不当廉売)があるとして、公正取引委員会の立入り検査を受けた。ミタニは結構安いので愛用してきたが、ミタニだけが特に安いとは思わなかったので、不自然な印象である。

不当廉売とは、独占禁止法で「正当な理由がないのに、商品又は役務をその供給に要する費用を著しく下回る対価で継続して供給することであつて、他の事業者の事業活動を困難にさせるおそれがあるもの」とされている。要はあまり競争が激しくなると他の業者がつぶれるおそれがあって困る(だれが?)ということだそうだ。

おそらく他の業者からのチクリであろうが、ガソリンの価格がどんどん上昇している中、少しでも安く売ろうとする行為はほめられこそすれ、とがめられるとは思わなかった。タバコや薬や本のように、みんなが同じ価格で売るのが望ましいのだろうか。同じ価格にすると価格カルテルだと言うし、独占禁止法は難しい。

ミタニのガソリンスタンドと競合店では最大で1リットルあたり10円程度の価格差があり、競合するガソリンスタンドには、売上高が減少して経営が厳しくなるなどの影響が出たとのことである。10円値引きすると原価を「著しく下回る」ということになるが、それでは原価として不自然である。それに、もともと10円ぐらいの差は結構あるのではないか。

もともと福井県は公共交通機関が少ないことなどから家計でガソリン代の支出が多い。好きで車に乗っているわけではない。ガソリン税の税率も高く、福井県民は高額納税者であり、少しでも安いのは大歓迎である。民主党はガソリン税廃止と言っていたはずだが、どうなったんだろうか。まあ、だれも信用していないけど。(写真は確かミタニのスタンドのはずなのだがなぜかミタニの表示が見当たらない。)

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はなまるうどんと消費者心理

2012-04-12 | 経営・ビジネス

はなまるうどんが、新しいユニークなキャンペーン「期限切れクーポン大復活祭」を実施している。期限切れのクーポンや割引券を持参すれば全商品が50円引きになるそうだ。ポイントは、はなまるうどんのクーポンではなく、どんな企業や団体が発行した割引券・クーポンでも通用することだ。

これはすばらしい企画である。すばらしいというのは、ユーザーにとってだけではなく、むしろ企業にとってすばらしいということである。

まずは、自社のクーポンの発行費用が一銭もかからずに、発行したと同様の効果を得ることができる。これは画期的である。特定の会社のクーポン(たとえば丸亀製麺)だけを有効にするとけんかになってしまうが、どこでもいいとすれば問題はない。

次に、普通に50円引きというのならよくある話でそれほど誘引力がないが、期限切れのクーポンというのは何となく損した気分になるものであって、それが50円になるのなら行ってみようかという気にさせることである。期限切れクーポンが平均何枚あるかという調査までしており、見事に消費者心理をついている。

あと、付加的には、ふだんどんな店に行っている人が自店に来ているのかマーケティング的にわかることである。これは分析する気になればであり、たぶんやらないだろうが。ついでに言うと、景気回復効果やアフリカ支援まで打ち出しており、企業イメージも高めている。

まあ、ユーザーにとっては結局ただの50円引きということで、それはよくある話なのだが、ユニークなキャンペーンとしてマスコミにも報道されており、キャンペーンは成功だろう。ただし、一つだけ問題があるとすれば、うどんそのものが同業他社にくらべてイマイチなことに尽きる。ということで自分は行かないです。

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桜の季節に京都に行くということ

2012-04-10 | 旅行・交通






今年も桜の季節に京都に行ってきた。例によって年度末・年度初めで気ぜわしい時期ではあるが、半ば強引に行くことにした。例の浜大津パークアンドライドは今年も順調で渋滞もない。今年は全般的に開花が遅く、しかも、7・8日の週末では少し早く、14・15日の週末では少し遅いという中途半端な感じになってしまった。

しかし8日の京都は快晴で、かなり開花が進んできたようすである。秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺も、朝のうちは人も比較的少なく、ほとんど並ばずに入ることができた。境内は、場所や品種にもよるが、5分咲き程度というところで、満開に近いものもあった。

ちなみに、醍醐寺は有料拝観箇所が3箇所(三宝院、伽藍、霊宝館)あり、入口に三宝院のチケット購入の行列ができるが、奥の方の伽藍(金堂・五重塔)の入口でも共通チケットを売っているので、そちらで買って伽藍の方から回ると混雑時も比較的スムーズである。

そのほか、知恩院、円山公園、八坂神社などを回ったが、満開はまだ先であるものの、円山公園など、露店もたくさん出ていて、多くの花見客でにぎわっていた。木屋町通りなど、街なかの桜もきれいに咲いている。

京都の桜は、京都というシチュエーションに負うところが多く、桜本来の美しさでは福井も負けていない。福井の桜の方であるが、14・15日には見ごろになると思う。足羽川の桜並木の美しさは加茂川などの比ではなく、一見の価値がある。県外の方もぜひおいでください。(写真は、上から醍醐寺金堂付近、醍醐寺三宝院付近、四条木屋町付近)

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敦賀短期大学の学食にシダックス参入

2012-04-07 | グルメ




かつては瀬戸内寂聴氏を初代学長に迎え、25年の歴史を持つ敦賀短期大学は、残念ながら今年度限りで廃止されることになっており、その後、校舎を改装して再来年の4月に敦賀市立の4年制看護大学(敦賀市立看護大学)が開設される計画になっているようだ。

その敦賀短期大学の学生食堂がリニューアルされたと聞いて、行ってみた。同短大の学食は、学生だけでなく一般にも開放されているのだ。リニューアルといってもあと1年しかないこともあり、ハード的にはほとんど変わっておらず、食堂を請け負う事業者が変更されただけのようである。

今度の事業者は、シダックスフードサービスである。シダックスは、もちろんカラオケボックス(今でもボックスというのだろうか?)で有名だが、学生食堂・社員食堂の運営やケータリングも結構手がけているほか、食の分野以外でも相当幅広く事業展開しているようだ。短大はもう2年生しかおらず、学生数は少ないが採算は大丈夫だろうか。

メニューは日替わりのランチが学生400円、一般450円で、カレーセットや週替りの麺セットも同価格である。学生と一般で50円の差がついている。ランチの味はまあ普通であるが、サラダやみそ汁もついて手ごろな価格である。周辺の会社など、学外の方もかなり食べに来ているようだ。

看護大学になっても運営が続くのかどうかはわからないが、さすがにシダックス、メニューづくりなどは上手で、学生好みのオシャレ感もあるのに、残念ながら食堂の内装が古くさく、テーブルや椅子もひと昔前の雰囲気でそぐわない。シダックスのせいではないだろうが、学生を呼ぶには食堂の見た目も大事である。

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