つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

銀座・空也のもなか

2012-07-31 | グルメ




銀座「空也」といえば、夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場するという老舗である。特に、もなかが有名であるが、予約をしないとまず買えないようだ。営業時間は、銀座の真ん中にあるというのに、5時で終わりである。土曜日は4時までだ。おまけに日曜・祝日は休みで、これだと勤め人はまず買えない。

店の方も自覚があるようで、封入されているしおりには、「お客様のご不便を省みず不遜な商いと映り、心苦しく存じます。しかも便利なこの時勢に、発送、配達、カードも不可と重ねてお詫び申し上げます。ご予定がお決まり次第、1週間でも1か月前でもご予約を賜りますようお願い・・・」と書いてある。

今回は、前日に予約をして買うことができたが、たぶんもっと早く予約しないと買えない場合も多いのだろう。それに、銀座のど真ん中ではあるが、路地のわかりにくい場所にあり、間口も狭く、目立たない店である。のれんはかかっているが、扉もきちんと閉ざされており、予約がないとなかなか入りにくい感じである。

もなかは、小さい箱にぎっしり並べられている。小さめで食べやすく、1個95円と安い。焦がし皮がおいしく、餡も上品な味だ。予約する価値のある絶品である。この空也は、6代目が、有楽町ルミネに「空いろ」という店を出した(前にも取り上げた)ものの、こちらはどうも空也のもなかほど感動しなかった次第である。

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藤島の奇跡ならず-藤島高等学校ベスト4で終わる

2012-07-29 | スポーツ・芸能

夏の高校野球の福井県予選が行われている。福井県立藤島高等学校は、久しぶりにベスト4まで行ったが、準決勝で福井商業高校にコールド負けであった。まあ、ベスト4といっても、福井の場合、3回ほど勝てばよく、都市部などに比べるとかなり楽で、法の下の平等に反すると言われないか心配であるが。

それはそれとして、藤島高校といえば、全国的にも有名な進学校である。卒業生のほとんどが進学し、有名大学への進学者も多い。政財界などに有名人も多数輩出しており、名前を挙げるとキリがない。ちなみに、歌人の俵万智もここの出身である。藤島の最寄り駅は田原町(たわらまち)という駅であるが関係はない。

NHKの放送によると、野球部の選手は、ボールを握りながら1日何時間も勉強しているらしい。準決勝の前日は河合塾の全統模試を受けていたらしい。準決勝の前に一日空き日があってよかった。勉強と両立するのは大変だが、かつての同級生は、野球をやっているからといって、成績が悪いわけではなかった。

何年かに一度、今年は甲子園出場のチャンスと言われる年があるが、なかなか実現しないのが残念である。これだけの進学校が甲子園に出場したらかなり話題になるに違いない。福井のイメージも一段と高まるだろう。

やはり野球だけやっている生徒と互角に戦うのは厳しいが、野球さえできれば入学できる高校(確かにある。)や、他県出身者ばかりの高校(それを福井県代表と呼べるのだろうか。)とは一線を画している。そんな中でここまで堂々と戦った遥か遠くの後輩たちを誇りに思う。お疲れさまでした。ただ、一度だけでもいいから、いつか夢を見せてほしいものだ。(写真は新聞社のサイトより)

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祝・オリンピック日本サッカー好スタート

2012-07-27 | スポーツ・芸能

なぜかオリンピックの開会式よりも前にサッカーの予選が始まったが、女子サッカーなでしこジャパンの快勝に続き、男子サッカーもスペインを破る大金星であった。なでしこはちょっと時間がきつかったので、録画して翌朝早く結果がわかるまでに見たが、男子はなんとかリアルタイムで見ることができた。

なでしこジャパンは、澤選手がしばらく不調であったり、アメリカに大敗したりと、少し心配していたが、きっちりと初戦にタイミングを合わせてきたのは大したものである。そして、男子も競合相手に堂々と戦っていた。日本も本当に強くなったものだ。例の川澄菜穂美選手のブログによると、「試合に緊張感は大事だけど緊張はいらない」とか。リラックスしていてなかなか絶妙な言葉だ。
 
日経は、男子で日本がスペインに勝ったのをグラスゴーの奇跡と書いたが、昔、マイアミの奇跡というのがあったのを思い出す。確かロサンゼルスオリンピックのときだ。たまたまハワイに滞在しており(ちょっと言ってみたかっただけ)、現地でも日系人のメディアを中心に大騒ぎであったのを思い出す。今回、海外でも、New York TImesが、見出しで「グラスゴーの奇跡」と書いている。

しかし、マイアミはどうみても奇跡だったが、今回は奇跡というより、本当に強かった。決定力不足のところがあるなど完璧な戦いではなかったが、やはりオリンピックでは勝つことが大事である。日本人のほとんどは今この国に閉塞感が漂っていると感じているだろう。少しは明るい話もないとね。

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スカイツリーの下の「東京ソラマチ」に行ってみる

2012-07-25 | まちづくり




東京に行ったとき、少し時間があったので、5月に開業した東京ソラマチ(スカイツリータウン)に行ってきた。言うまでもなく、東京スカイツリーの下?にできた商業施設(ヒカリエとかこういうランドマークを何て呼ぶのが正しいのだろうか、的確な言葉が見当たらないが。)である。

浅草から東武鉄道の電車で2分ほど、すぐ次の駅が「とうきょうスカイツリー」駅である。浅草を出て急カーブで隅田川をわたるとすぐである。ただし、本数は意外に少なく、10分間隔であった。この駅はもとは確か業平橋と言ったはず。駅はいいとして、路線名まで東武スカイツリーラインというのはちょっと言いすぎだろう。ちなみに、地下鉄の押上で降りてもほぼ同じ距離なので、東京駅や羽田空港あたりからはそちらの方が便利だ。

食品サンプルだけを扱うショップ、塩だけを扱うショップ、今治タオルのショップ、ユニークな店が並んでいる。食品問屋の「国分」の展示もあり、福井県のコーナーを見ると一本義などが並んでいた。鳩居堂で越前和紙を使った東京スカイツリー照明色(粋)のメモブロックを見つけたので買ってきた。もったいなくて使えないが600枚もあるので1枚あたりのコストは意外に安い。(写真)

食事はといえば、ちゃんとしたレストラン以外にフードコートもあり、われわれ地方都市のショッピングセンターのそれとはまったく異なり、博多の「一風堂」、香川の「宮武うどん」など有名店が並んでいる。博多でおなじみの一風堂を食したが、もちろん、レストラン街にも有名店、人気店がたくさん入居している、

スカイツリーは当日券の発売が始まっており、この日は入場券を買うのに1時間待ちとのことであった。時間がなかったのでやめたが、前売券が何か月も先まで完売になっており、いったん予約するとキャンセルできないことを思えば、これぐらいなら当日券の方が現実的のようだ。なんせ、待ち時間はトイストーリーに比べれば5分の1だもの。
 
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福井発福井ゆき

2012-07-23 | 旅行・交通




東京に用事があり、約束の時間に少し余裕があったので、前から一度行ってみたかった上越新幹線・越後湯沢経由で東京に行くことにした。このルートは2年後に北陸新幹線が開通するとほぼ優等列車はなくなるので、今のうちだ。帰りは通常の東海道新幹線・米原経由としたので、きっぷは福井発福井ゆきの中部地方一周となる。

米原経由だと7:35発のしらさぎに乗って米原でひかりに乗り換え、東京に11:10着。一方、7:30発のはくたかに乗って越後湯沢でときに乗り換えると、東京に12:20着である。1時間ちょっとの差だ。運賃・料金は、米原経由の特割で24,880円、一周だと福井からは特割などはないが、指定席でほぼ同額である。

はくたか5号自由席は、福井発車時点で1両に10人程度だろうか。金沢でどっと乗り込むが、それほど混まない。福井駅でしらさぎを待つ列がかなり伸びていたのに比べると、ちょっとマイナーなのだろうか。金沢、富山、糸魚川、直江津と進んでいくが、沿線に大都市がないこともあり、なんか東京に向かっている気がしない。

はくたかは「ほくほく線」にはいると、在来線最高の時速160キロを出す。なかなか新鮮な感覚だ。湖西線も風がない日は(笑)がんばれば160キロを出せるのではないだろうか。トンネルに入るときの空気音でスピードの違いを感じる。新幹線が開通するとせっかくの投資が無駄になることになり、長野経由よりこのルートを新幹線にした方がよかったのではないだろうか。

上越新幹線の車両は、ちょっと設備が古い。接続の「とき」など200系というとても古い初期の車両だし、続いて来る「MAXたにがわ」(こちらに乗車)は、E4系という総2階建ての電車だが、シートが硬く、あまり乗り心地がよくない。特に1~3号車の2階席(自由席)は3+3の6列という詰め込み仕様になっており、座席選びには注意が必要だ。

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由比産の桜えびを食す

2012-07-21 | グルメ

静岡に出張があったので、あまり時間はなかったが、駅ナカで「桜えび」を買ってきた。静岡のお土産というのはあまりピンと来ない。お茶やワサビは有名だが、ちょっとお土産にはしにくい。まあ、お菓子ではうなぎパイというところだろうか。

海産物でいえば、やはり駿河湾で採れる桜えびとしらすが有名である。売店で聞くと、しらすは採れないので置いてないということなので、桜えびにした。桜えびもちょっと季節がずれているような気がするが、由比が有名である。由比といえば、東名高速が波打ち際を通っていて、景色がきれいなところだったと思い出す。

その桜えび、駅の売店ということもあり、冷凍であるが、生のものと釜揚げのものが売っている。加熱用と書いてあるが、刺身で食べられるということだし、もちろんかき揚げにすることもできる。スーパーで売っているものの大多数は韓国産で、由比産(駿河湾)のものは値段が3倍ぐらいするらしい。

由比の桜えびと富山の白えび、色は違うが雰囲気はよく似ている。ただし、世界でも富山湾だけの白えびと違い、桜えびは他でも採れるようだ。比べたことはないが、値段は感覚的にはほぼ同等であろうかと思う。白えびと同じく、かき揚げにしていただいたが、大変美味であった。

ところで、このブログ、おいしいものを紹介しても、たいていただ「おいしい」とか「美味」とかしか書いてないことは自覚している。紹介している趣旨が少し違うこともあるが、まあ、味覚が繊細でないのか、表現方法が乏しいのか、おそらくその両方であろう。彦麻呂のような表現を求めている方にはすみません。

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冷凍みかんの思い出

2012-07-19 | グルメ





敦賀駅のキヨスクに、冷凍みかんが売っていた。「敦賀・鉄道の夜明け130年」を記念した「つるが鉄道と港フェスティバル」にちなんで発売されたもののようである。3つ(チラシの写真では4つのものもあったが。)入って350円である。割高ではあるが、懐かしかったので1袋求めてみた。

ちなみに、このキヨスク、JR西日本はコンビニと呼びたいらしいが、電子マネーも使えない店はまったくコンビニエンスではない。まあ、いずれは敦賀駅でもICOCAが使えるようになるのを見越して、無駄な投資を見送っているのだろうが。

年がわかってしまうが、昔は、鉄道旅行といえば、旅のお供はたいてい冷凍みかんであった。飲み物は瓶入りで、客席には栓抜きがついていた。今のようにエアコンなどなく、木製の客車(いわゆる汽車)の4人向かい合わせの硬い座席で、よく冷えたシャーベットのような冷凍みかんをかじって食べたのを思い出す。

この冷凍みかん、敦賀・東浦産だそうだが、食べてみるとどうも甘みが足りず、味もやや薄い。冷凍みかんは何より甘くないといけないと思う。確か昔の冷凍みかんはもっと甘かったような気がする。思い出の中で記憶がセピア色に補正されたのであろうか。ちなみに、このつるが鉄道と港フェスティバル、いよいよスタートである。ぜひご来場を。

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ボリショイサーカスの事故に見るマスコミの都合

2012-07-15 | 社会問題

福井(正確には越前市のサンドーム福井)でボリショイ動物サーカスが行われている。7年ぶりだそうだ。ボリショイサーカスといえば、ロシアの国立サーカスだし、何にせよ、福井でイベントが行われれば福井の経済も少しは潤うだろうから、それについては歓迎したいと思う。

この公演、主催は、福井新聞社及び福井放送となっている。3公演で5000人というのが盛況なのかどうかわからないが、15日付けの福井新聞は、自社の主催ということで、カラー写真付き5段抜きで初日の様子を華やかに描いている。いわく、「ゾウ曲芸大迫力、ボリショイサーカス開幕、サンドームに5000人」とのことである。

ところが、その少し下に普通なら見過ごしてしまうきわめて小さいベタ記事がある。要約すると、このボリショイ動物サーカス福井公演で、サーカス団員のベラルーシ人の男性がシーソーの反動で跳ね上がり、地上約4メートルにあるいすに飛び乗った際、いすが壊れて落下。頭などを強く打ち、福井市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体とのことである。お気の毒である。

たとえば、県や市が主催する行事でこのようなことがあれば、仮にどこかに委託した事業であっても、まず普通ならその時点で中止にせざるを得ないだろう。原因もよく調査しないといけないだろう。もしそのまま続けたりすれば、マスコミはお得意の論調で次々と叩きにかかると思う。なんせ、警察が何の責任もないあの祇園の事故の夜に懇親会をしていただけでも叩くのだから。

ところが、紙面では翌日以降のチケットの案内までしていて、中止になった様子はない。原因を調べている様子もない。イベントの記事と事故の記事、普通ならスペースは逆ではないだろうか。しかも、よくあるいわゆる名義だけの主催ではなく、福井新聞は実質的にも主催者である。さて、この日、当然、福井新聞社、福井放送は飲み会を自粛しているのだろうね。

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アウシュビッツと命のビザと敦賀

2012-07-13 | 社会問題

[先日、NHKテレビの「追跡者・プロファイラー」で、ヒトラーの特集をやっており、岡田准一がアウシュビッツ収容所を訪れる様子が紹介されていた。ナチスの虐殺のことは、教科書で学び、何となく知識としては知っていたのだが、収容所を映像で見るとやはりかなりの衝撃がある。

広島の原爆記念館の展示にもかなり衝撃を受けた記憶があるが、意外にもアウシュビッツ収容所も一般に公開されているようである。ポーランド南部のようで、機会があればぜひ一度見てみたいと思うが、観光気分でというわけにはいかないだろう。

その、ナチスの迫害から逃れようとした多くのポーランド系ユダヤ人に、外務省の指示に背いて、日本領事館で人道的立場から日本通過ビザを発給した杉浦千畝という人物がいるそうだ。杉浦は敦賀人というわけではないようだが、彼の発給したビザにより数千人のユダヤ人が敦賀にたどり着いたとのことである。

敦賀に「人道の港・敦賀ムゼウム」という資料館があり、このあたりの資料が展示されている。また、敦賀市民がりんごで歓待したとの話で、敦賀の小堀菓舗が「絆・幸せのルガラー」というお菓子を出している。ユダヤ人の伝統菓子に、りんごを加えたもののようだ。ちょっとチープだがおいしい。

ところで、上司(上級官庁?)に背いて自己の信念を貫いた杉浦千畝。いつの世も体制にたてつくことはなかなか難しいものであるが、最近は国も政治主導の名のもとに迷走中だし、官僚の資質も低くなってきている。地方が信念をもって背けば後に歴史が評価してくれるかもしれない。

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福井ふるさと百景

2012-07-10 | 旅行・交通

「福井ふるさと百景」という本が書店に出ていたので、買ってみた。福井県の美しい風景を100件集めて、写真と記事で紹介しているものである。観光地はもちろんだが、歴史、文化、生活など、さまざまな面から選ばれている、知らなかったところや、まだ行ったことがないところがたくさんあり、参考になる。

風景1つに対し、2ページ(テーマによっては4ページ)を割いており、その見開き上部3分の2ぐらいが5点ぐらいの写真で占められている。見開きの残りの部分は説明記事と関係する人のインタビュー、位置図などだ。福井にはいい場所がたくさんあることがわかる。行ってみようと思うところもいくつかあった。

しかし、この本、残念なところがある。インクの香りが残るつやつやのコート紙で第一印象はいいのだが、なんかレイアウトがダサいし、写真もあまり美しくない。見て楽しくないのだ。解像度が低い写真や発色の悪い写真が混じっている。取り上げている題材はいいのに残念である。新しく撮り下ろさず、アリモノ(借りたネタ)を使っているのだろう。

よく見たら、発行は福井新聞社だが、編集は福井県となっている。道理で地域が偏らないようバランスよく選ばれているわけだ。書籍化はどっちが主導したものかは知らないが、あまり役所は編集に口を出さず、月刊ウララあたりにまかせた方がいいと思う。まあ、オールカラーで1000円は安いと思うし、内容は役に立ちそうだけど。

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