つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

最新・福井駅前とその周辺の駐車場事情

2012-08-29 | まちづくり

福井駅前の駐車場をめぐっては、先日、福井駅東駐車場や三井リパークの一日駐車料金がなぜかそろって700円から800円に値上げされたのに加え、アオッサの駐車場の営業時間が短くなり、無料時間が45分から30分に変更されるなど、改悪が続いている。アオッサはもう通勤や出張には使えない。

しかし、この間、県庁の近くを走っていたら、安いコインパーキングを見つけた。こちらはもっと安く、一日600円である。県庁の東側に何箇所かある。ついでに、丸の内パーキングの隣には、軽自動車専用だが、一日500円のところもある。少し走ってみると、同じような駐車場は近くにまだあるようだ。

かつてはこんな空き地はなかったと思うので、たぶん何かの建物を取り壊した跡だろう。明らかに中心市街地が衰退しているということなので手放しで喜べないが、通勤などで一日利用する人には便利だ。福井駅からは少し離れるため、出張などのときには使いにくいが、県庁や市役所付近の会社に勤めている人にとっては朗報だろう。

ただ、やはり電車での出張のときには車の置き場所に困る。福井駅付近の駐車場は、一日料金が設定されていないところを除き、通勤時間にはほぼ満車になってしまう。少し遅めの出張だともう停めるところがない。駅には電車やバスでと言われても、ご存じのとおりそううまく電車やバスはない。

周辺の駅の駐車場を見ると、そう高くはないが、軒並み月極め、あるいは一日当たりで有料である。越前花堂駅のみ無料スペースがあるが、数が少なく、早朝に埋まってしまう。それに、ここは福井市も有料化しようとしており、時間の問題だろう。うまくパークアンドライドができれば電車の利用者も増えると思うのだが、こんな状況だと電車は使えないという人が多いだろうね。

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高層ホテルで実感する東京の変貌

2012-08-27 | 旅行・交通




東京で宿泊しなければならないときは、東京駅近くのサピアタワーにある「ホテルメトロポリタン丸の内」を利用することが多い(といっても数回)。このホテルは、高級感はそれほどないものの、東京駅からすぐ近くのスタイリッシュなホテルで、部屋の大きな窓からは東京の景色や夜景も存分に見ることができて、好きなホテルの一つである。ただし、いわゆるシティホテルではなく、上級のビジネスホテルなので、部屋はさほど広くない。

結構便宜を計らっていただいて、南側の東京駅を見下ろせる部屋やその近くのコーナーの部屋にアサインしてもらえることが多い。眼下に新幹線や通勤電車が発着する様子を眺めているのは、鉄道ファンでなくても楽しいもので、時間の経つのを忘れるほどだ。ロビーのジオラマにも電車が走っているが、窓からは実物が見られるのだ。

また、部屋によっては東京タワーやレインボーブリッジを望むことができ(部屋によってはスカイツリーも見られるそうだ。)、どこまでも広がる東京の風景や一晩中走り続ける車のライトなど、しばし、日ごろの生活とはかけ離れた都会の雰囲気に浸ることができるのである。まるで都心の高級マンションに暮らす気分(知らないけど)である。

ところが、今回は北西のコーナーの部屋だったのだが、27階のTenqoo(天空)というレストランで朝食をとっていると、こちらは南向きなのに、前は見えていたはずの東京タワーがなぜか見えない。どうやら、まわりに高層ビル(主犯は東京中央郵便局だろうか。)ができてきて、だんだん眺望が悪くなっているようだ。レインボーブリッジもかなり見えにくくなっている。近くに高層ビルがあるので部屋の階数や位置でずいぶん違うとは思うが。

それにしても、東京の変貌というのは早いものである。東京に行くたびに何か新しいものができている。今も、ホテルから見るだけでも、東京駅の丸の内側でかなりの工事をしているし、上野に向かって新しい線路(東北線からの直通用)を作っている。これらも次に来るころには様変わりしているのだろう。福井では橋一本架け替える(幸橋)のに7年もかかっているし、敦賀駅のバリアフリー工事もなかなか終わらないのに。(写真上は5年前に客室から撮ったもの。)

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北陸新幹線敦賀開業の起工式があったが

2012-08-25 | まちづくり




北陸新幹線金沢・敦賀間の起工式が行われた。とりあえずは喜ばしい。こないだ敦賀開業が決まったところだと思ったのに、もう起工だなんて、実施設計とかはいつの間にしていたのだろう。なぜ、やるかやらないかわからなかったはずの事業の設計がもうできているんだろう。それに、ここまで決まっている割にはあまり詳しいルートが公表されていないような気がするのだが。

それはそうとして、うまく進んだとしても、金沢開業から10年以上の遅れになる。金沢から富山あたりを電車で走っていると、新幹線の工事がもうかなり進んでいるのがわかる。富山駅も工事の真っ最中だ。金沢も富山も新幹線意合わせた街づくりに一生懸命だ。もう金沢はもちろん、富山にも絶対に追い付けないところまで遅れてしまった。まさに一周遅れのランナーである。

新幹線で福井を元気に、というポスターを見たが、そのデザイン感覚はともかく、新幹線ができれば地域が元気になるわけではない。九州新幹線の熊本や鹿児島は盛り上がっているが、東北新幹線の青森は震災があったとはいえ、その後もあまり盛り上がっていない。金沢開業、敦賀開業、それぞれの段階で新幹線をどう活用できるかが鍵である。

ところで、その北陸新幹線だが、敦賀開業になっても、東京から金沢止まりの列車がかなり多くなるような気がする。その先はかなり本数が減った上で、大阪行きのフリーゲージトレインに乗り換えということになるのだろうか。フリーゲージトレインも、サンダーバードの置き換えになるそうで、名古屋・米原方面はどうなるかまったくわからない。

しらさぎが残ればいいが、そうでないと、福井から名古屋に行くには、敦賀まで北陸新幹線、敦賀から米原まで名ばかり新快速、米原から名古屋まで東海道新幹線という鉄道ファンにはたまらないすばらしい乗り継ぎになって、今よりお金も時間も余分にかかることになるだろう。新幹線に絡むメリット、デメリット、いろんなことに、福井県民はもっと関心を持たないといけないと思う。

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領土問題はかように難しい

2012-08-21 | 社会問題

先日、日本の領土とされている尖閣諸島に香港の活動家団体が上陸したが、日本は出入国管理及び難民法違反で逮捕したものの、対応を持て余した挙げ句、公務執行妨害罪などには問えないとし、強制帰国させてしまった。テレビで見ると、国へ帰った彼らはもはやヒーロー気取りである。

尖閣諸島が本当に歴史的に日本の領土なのかはよくわからないが、まあわが国の公的見解により日本の領土だとして考えると、出入国管理及び難民認定法は、旅券を持たずに入国した者を処罰するような規定であり、今回のような国の主権を脅かすような行動とはまったく次元が違う話である。

刑法に内乱罪というのがあるのを思い出した。条文の順番からかなり最初の方で習うのだが、試験にはまず出ないところだ。国の領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をした者は、内乱の罪とし、首謀者は、死刑又は無期禁錮に処することになっている。きわめて重罪である。

この条文も別の意味でちょっと次元が違い、そのまま今回の行為に適用するのは難しそうである。しかし、自分は別に愛国主義者ではないが、国の主権を脅かそうとする者に対し、もう少し現実的に刑法で罰せられるようにすることが必要なのではないだろうか。一方では、侮辱を加える目的で外国の国旗を焼いただけでも2年以下の懲役になるのである。

その後、東京都などの地方議員も尖閣諸島に上陸したが、こちらは何と軽犯罪法違反にしか問えないそうだ。しかも逮捕、起訴は政治的判断から見送られそうである。軽犯罪法の「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入つた者」に該当するのだろうか。拘留又は科料の微罪である。これもちょっと次元が違うと思うのだが。

ところで、ついに東京都まで尖閣諸島への上陸を申請したらしい。個人の土地に立ち入るのに何で国の許可がいるのか、何の法令に基づくのかは報道もされていないのでよくわからないが、この領土問題、おママごと政権にはなかなか対応が厳しい話である。

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敦賀にアウトレットができないかな

2012-08-19 | まちづくり

アウトレット好き人間のわれわれとしては悲しいことに、北陸にはアウトレットがない。最も近いのは三井アウトレットパーク(MOP)滋賀竜王で、福井からでも1時間半ちょっとで行けることは行けるのだが。北陸にできないのは、どうしても人口集積が少ないことと、やはり積雪の問題があるのだろうと思う。

しかし、敦賀は、関西・中京から意外に近く、雪も北陸にしてはあまり降らない。だれか敦賀に作ってもらえないだろうか。竜王は1時間圏内だが、これくらいの距離に複数あるところも多いし、北陸からの客はほとんどこちらに来るだろう。舞鶴若狭自動車道もまもなく開通するので、京都北部あたりもターゲットになるかもしれない。

JR敦賀駅のホームに立って駅の裏側(東側)を見ると、かなりの土地が広がっている。JRというか、元国鉄の機関区(操車場?)などがあったところで、今は使われていないような線路や、すでに線路ではなくなって原野になっている土地が広がっている。ちょっと狭いような気もするし、新幹線の駅ができるとかなりの部分を占めてしまうのだが、まあ、そこでなくても敦賀に土地はたくさんあるので大丈夫だろう。

雪は多少は降るが、ある程度屋内型にすれば問題ないだろう。現に、札幌は敦賀よりはるかに積雪量は多いが、近郊にアウトレットが2つもある。千歳アウトレットモール・レラというところに行ったことがあるが、開放感はないが、雪が積もっても回遊できるような作りであったと思う。

最近は、地域の特産品を置いているアウトレットもある。アウトレットに地域性を出すのは少し違和感はあるが、少なくとも地元の宣伝にはなる。敦賀はなんといっても食が魅力である。一般的にアウトレットの飲食施設は少し物足りないと思うので、食に力を入れた、魚市場や海鮮食堂を併設したアウトレットができるとおもしろいと思う。物販だけでは売上げが大企業に流れるだけになってしまう。

そうすれば、現在の一般のアウトレットと異なり、多様な年齢層がターゲットとなるだろう。しかし、やはり駅前商店街とかなんかが、客を奪われるって反対するんだろうな。いや、決して客層は競合なんてしませんから。(写真は夏のMOP滋賀竜王)

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夏の関西おでかけパスでアクアライナーに乗る

2012-08-16 | 旅行・交通






夏の関西1デイパスが発売されたので、さっそくそれを使って大阪に行ってきた。前にも書いたことがあるが、きっぷの内容を説明すると、敦賀から関西一円、姫路や和歌山まで普通列車乗り放題の便利なきっぷだ。特に、別に特急券を買えば特急に乗れるというところがポイントが高く(この種のきっぷは特急券を買っても乗れないきっぷが多い。)、京都は無理だが大阪往復でも普通にきっぷを買うより安くなる。

ただし、今回から3500円となり、600円の大幅値上げである。そのかわりに、大阪の水上バスがフリー区間に含まれたが、そんなもの乗らない人も多いだろう。やはり安すぎると思って考え直したのであろうか。敦賀から利用する人にとっては影響が大きい。JR西日本の値段付けは結構いい加減で、西日本パスのときでも後で大幅に値上げしたあげく、中止してしまった。

このパスは、いつも本券以外に何かのオプションが付いている。以前は、琵琶湖の周遊船などのチケットがついていて、オトク感が強かった。今回は、鞍馬祇園チケット、高野山チケット、生駒山上チケットのうちどれか一つと引き換えられる。これらも別途購入するとかなり高いのでおトクだ。ただし、敦賀から使用すると高野山や生駒は結構遠く、時間が厳しい。まあ、使わなくても十分モトがとれるので今回は使わないことにした。

せっかくなので、今回からフリー区間となった水上バス(アクアライナー)に乗ってみた。約1時間で大阪城から中之島をめぐる。一応屋根は透明なのだが視点が低過ぎてあまりよく見えない。韓国の若者やアラブ系のおじさんなどもいてなかなか国際色豊かだ。しかし、これが乗り放題といわれても1回で十分かもしれない。道頓堀まで行くいかだのような舟もあるので、暑くなければこちらもおすすめである。

一方、北陸にも同じようなおでかけパスがあるが、こちらは、2000円と安く、糸魚川の先あたりまで行けるものの、3日前までに購入しないといけないのと、特急券を買っても特急に乗れないという2つの問題があり、そういう意味でほとんど利用価値がない。こっちの方もなんとかしてほしいものだ。

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鶴橋ディープタウン体験記

2012-08-13 | 旅行・交通






大阪の鶴橋に行ってきた。鶴橋は大阪環状線と近鉄線が接続する交通の要衝であり、昔から何度も通過しており、興味は引かれるものの降りたことは一度もなかったのである。環状線と近鉄線はホームの改札口で直接連絡しており、乗換えの際もまず駅を出る必要がないというのも原因のひとつである。

環状線を初めて鶴橋駅で下車し、階段を降りかけると焼肉やキムチが混ざったようななんともいえないディープな匂い(あえて臭いでなく匂いと表記するが。)が漂ってくる。東京で地下鉄の築地駅を降りると地下にいるうちから鮮魚の生臭い匂いが漂ってくるのと同じである。

韓国の人たちが住むコリアンタウンも近く、ここには韓国の食料や衣料などを扱う店が駅の周りに無数に終結している。まるで鶴橋の駅がそれらに飲み込まれているような感じさえ覚える。店主や買い物客も日本人でないと見受けられる人が大半で、完全に日本にいながら韓国旅行の気分である。

キムチを売る店、チヂミを焼いて売る店、色鮮やかな民族衣装(チマチョゴリ)を売る店などが並んでいる。豚の頭や足も並んでいる。路地は入り組み、気をつけないと迷子になる。ふと気を抜くといつのまにか人通りの少ない路地に出て、香港の裏通り(韓国の裏通りは知らない。)のような雰囲気になる。本当にディープである。

駅の反対側には焼肉店が集まった一画がある。こちらは比較的日本的な(というか、普通の大阪の)雰囲気で、少しほっとする。呼び込みが多く、有名人が来店したという写真が貼ってある店も多い。神戸牛や但馬牛という表示のある店もある。たぶんこちらはただの観光地である。

迷ったが、呼び込み人がよかった「G」という店にした。狭い階段を何度も上がり、油でギトギトの床で焼肉ランチを食べ、全身油まみれになったが、安そうな肉なのに大変おいしかった。ただし、火事になったら必ず逃げ遅れる人が出るのではと思うような構造なので十分注意した方がいい。

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築地銀だこ、たこ焼き値上げの暴挙に走る

2012-08-11 | グルメ

先日、近くのショッピングセンターの「築地銀だこ」の前を通りかかったら、妙な表示がある。いわく「新生銀だこスタート、8種類のたこ焼きがすべてワンコインでお召し上がりいただけます。新しい3つのサイズでシーンに合わせた銀だこをお選びください。」とのことである。何か変わったようだ。

しかし、よく見ると、なんと今まで8個500円(ねぎ入りなどは600円)だったのが、6個500円になっている。大幅値上げである。1個100円近くになり、これはもうたこ焼きと呼べない。しかも、シーンに合わせてと言うが、6個500円、12個1000円、18個1500円から選ぶだけであり、500円の箱を複数買うのと何の違いもない。

もともと、銀だこは昔10個入っていた(6個入りもあったが)と思っていたのに、いつの間にか8個に減らされてしまい、高いなと思っていたのにさらに今回の大幅値上げである。これでは東京のど真ん中など一部の場所を除き、もう客は寄り付かないような気がする。かつては並んで買うのが当然だったのに。

都市部は知らないが、地方のショッピングセンターの銀だこは、休日の午後などを除き、並んでいる人などほとんどおらず、わざとゆっくり作って行列をさせているのではないかというぐらい閑散としている。値下げで客を呼び込もうというならわかるが、これでは真逆である。

福井で数店舗を展開している「さくら茶屋」は8個480円だし、そっちに流れるのではないだろうか。さらに、福井には「うえたに」という伏兵もいる。うえたにのたこ焼きは正確な値段は忘れたが驚くほど安く、トロトロ(ドロドロ?)である。ただし、いつやっているかわからないのと、たこにあまり遭遇しないのが欠点ではある。(写真のだれもいない銀だこは、喧嘩を売っていると思われそうなので離れてあわてて撮影したのでボケてます。)

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JRのダイヤの乱れと対応(後編)

2012-08-07 | 旅行・交通

前回の続きである。新幹線乗換口のきっぷ売り場は長蛇の列だったが、なんとかきっぷを買い、のぞみ号に京都・新大阪のひと駅だけ乗るという贅沢となった。ついでに特急券の払戻のための証明を頼んだら、ここは会社が違うので新大阪のJR西日本の窓口に行けとのこと。それで新大阪で手近な窓口に行ったらそこはJR東海の窓口で、はるか遠くのJR西日本の窓口に行けとのこと。まさに絵に描いたようなたらい回しである。

結局、改札を出てみどりの窓口に行ってやっと用が足りた。規定ではすぐに払戻しを受けなくてもいいのだが、自由席なので時間が経つほどどの列車に乗っていたかの証明が難しくなる。ただでさえ遅れたせいで時間がないのだから、大津京駅や京都駅に臨時の案内窓口を設けるなど、もう少し親切にしてほしい。

ところで、大阪までと大津京までの特急料金の差額の払戻で数百円かなと思っていたのだが、なんと特急料金の全額が戻ってきた。よく考えてみると、規則では、特急列車が途中で運行を打ち切った場合は全額払戻しである。サンダーバードが大津京で打切りになったのかどうかははっきりしない。何となく車掌に勧められて自分の意思で列車を降りたような気でいたが、打切りの取扱いにしたのだろう。

このケースは覚えておかないと損をする。まさか全額が戻るとは思わずに払戻をしなかった人も多いのではないか。特に京都までだと目的地はすぐそこだし、差額も少なく、まあいいかと思うだろう。JRだってあまり損はしたくないので全額戻りますなんて余計な案内はしない。あのとき払戻を受けなかった方、手元に特急券があれば1年以内なら大丈夫なので払戻をおすすめする。

ということで、新幹線の乗車券と特急券を買ってサンダーバードの特急券が戻り、差引き若干の持ち出しとなった。それにしても、こういうトラブルの場合は、JRも混乱していて情報がうまく伝わっていない中、利用者も時間が迫っており、早く目的地に着きたいので払戻しなどに時間をかけている暇がない。わかりやすいルールを作り、それを的確な判断で迅速に案内することが重要である。まあ、何ごともそんなことができれば苦労はないのだけれど。

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JRのダイヤの乱れと対応(前編)

2012-08-05 | 旅行・交通

先日、大阪に行った際、高槻付近の架線のトラブルということで、乗っていた特急電車が大津京の駅で止まってしまった。京都まであと10分というところだが、前の電車がどこかで(たぶん京都駅の列車ホームに)停まっていて進めないそうだ。復旧は未定ということで、約束の時間も迫っていたが、とりあえず何かで京都まで行ければなんとかなると見た。

隣のホームからは次々と湖西線の電車が発車していくのでこれに乗り換えて京都へ行こうと思ったが、ドアを開けてくれないので電車から降りられない。車掌に聞くと「規則で」ダメだと言う。いまどきお役所でもあまり聞かない説明である。さらに突っ込むと、危ないからダメと言う。もともと一部の特急が停まる駅でホーム長も十分あり、まったく危険はないのに。

30分ほど経ち、何本か電車を見送った後で、やっとドアを開けて隣のホームの電車で京都まで行けと言う。さっきダメだと言ったはずなのに今さらである。だったらもっと早くやれよという感じで、どうにも対応が悪い。そして、京都・高槻間が止まっているので、京都から地下鉄で四条まで行き、阪急で梅田に出ろと言う。振替輸送で無料なのだが暑いし、時間もかかる。

目的地はミナミの難波だったので西大寺経由の近鉄特急(約1時間)も考えたが、安全策で新幹線にした。新幹線なら新大阪まで15分である。ところが、こっちは同じJRの特急なのにタダでは乗せてくれない。本来なら乗車券は使えるはずだが、あの「関西おでかけパス」を使っていたので、乗車券、特急券とも自腹である。

ところで、大阪までの特急券を持っているのに大津京で降りた(降ろされた)のだから、少なくとも特急料金については何らかの払戻しが受けられるはずである。この払戻しをめぐっては、案内もなくたらい回しで、暑く、時間のない中で相当なエネルギーを使わされたのだが、それはまた改めて。(写真はサンダーバードの窓越しに撮影した大津京駅のホーム)

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