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はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

祇園で事故があった日に飲酒した警察幹部を新聞が叩くこと

2012-04-16 | 社会問題

京都・祇園で軽ワゴン車が暴走し、歩行者7人が死亡した痛ましい事故があった。自分もその数日前、事故現場となった交差点をのんびりと桜の写真など撮りながら歩いていた。亡くなられた方には本当にお気の毒である。

ところで、その事故の発生当日に、京都府警の本部長や交通部長が、府警の幹部が参加した懇親会に出席し、飲酒していたことでいろんな新聞で叩かれている。新聞によると、懇親会は当日午後6時ごろから近くのホテルで行われたそうである。

毎日、産経、日刊スポーツなど、各紙がけしからんという口調で統一されている。けしからんとは書いていないが、明らかに批判的である。これがなぜ叩かれるかがわからない。同じ新聞によると、部長は懇親会後、職場に戻ったらしいし、担当の東山署長は懇親会を欠席したらしい。

福知山線列車事故のあった夜にJRの幹部が懇親会をしていて叩かれたが、JRの場合と違って警察はこの事故に責任はない。緊急手配とか人質事件とか、事案が継続しているならまだしも、事故自体は終わっており、被疑者も確定している。警察の本部長や担当部長は、事故のあった日は時間外でも飲酒をしてはいけないのだろうか。

事故は毎日発生しているので、それだとたぶん飲酒できる日は永久に来ないだろう。どんな事故だと飲酒ができないということになるのだろう。業務上の必要があれば当然職場に残るだろうし、人間24時間働けるわけもなく、もともと警察は交代制の職場である。警察は謝罪しているが、謝るべきではないと思う。

叩きやすいから、あるいは叩くと共感を得やすいから叩いているだけの根拠のない批判はいくら叩きやすい警察や公務員に対してであっても許されないと思う。たぶん新聞社の報道部長は新聞をにぎわす重大事件の発生した日や自社の不祥事のあった日には飲酒をしないのだろうね。

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