つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

自由が丘「パティスリー・パリ・セヴェイユ」のケーキ

2012-11-28 | グルメ




東横線で渋谷から自由が丘の駅に着き、階段を下りて行くと、途中から甘い匂いがただよってくる。さすがにスイーツの街と言われるだけある。大江戸線の築地駅の通路を歩いている途中から築地市場の魚の匂いがし、大阪環状線の鶴橋駅の階段を下りる途中からコリアンタウンの焼肉の匂いがするのと同じである。少なくともこの3つの駅は目をつぶっていても区別できる自信がある。

その自由が丘で、「パティスリー・パリ・セヴェイユ」というケーキ屋がおいしいということで、連れてきてもらった。「セヴェイユ」というのがどうしても覚えられないのだが、パリの「目覚め」という意味らしい。駅から東急大井町線に沿う方向(実際にはまっすぐ沿えないので少し遠回りになるが。)に5分ぐらい歩くと、商店街の中にその店はある。

話によると行列店らしいが、平日の夕方だったものの、少し並んでいるだけで、店の外にまで行列ができているという感じではない。イートインスペースはあまり広くない。ショーケースの陳列もおしゃれで、とてもおいしそうだ。ドリンクとケーキを注文した上で、10分ぐらい焼き菓子など店内の商品を見ながら待っていると席に案内された。

フォンダンショコラが有名だそうだが、違うケーキをオーダーした。何というケーキだったか、名前はもう覚えていないのだが、ここのケーキは、これまで食べた中で最もおいしかった。これまで味わったことのない、感動的な味である。しかも値段も高くない。ケーキの味は値段と比例しないようだ。おいしかったというだけの記事は書きたくないのだが、確かにおいしかったのである。それにしても、ちょっと遠すぎるのが難点ではある。
 
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紅葉の季節に京都に行くということ(もちろんパークアンドライド)

2012-11-25 | 旅行・交通






今年も紅葉の京都に行ってきた。おそらく、京都が1年中でいちばん混雑する日だと思う。最近は桜の季節と紅葉の季節に京都に行くことが恒例になってきている。例によって(よろしければ過去の同時期のブログを見てください。)、大津市の浜大津駐車場に車を置いてのいわゆる「パークアンドライド」である。福井から2時間ちょっと。朝、早めに出れば行き帰りとも渋滞とはほぼ無縁である。

この駐車場は、京阪で京都方面へのきっぷを買えば一日500円で停められる駐車券が買えるのだが、今回、これとは別に、四条河原町の高島屋で5000円以上買い物をすると1日無料駐車券がもらえることになったようだ。京都に行く前に高島屋で5000円以上買い物をするかどうか見通すことは難しいので、やはり500円払ってしまう。もっとも、この券はその日でなくても使えるようだが。

今回の目的地は、京都駅の南東にある東福寺にした。東福寺といえば、ご存知紅葉の名所であるが、京阪直結で交通の便がよく、しかも駅から比較的近い(10分)のがメリットである。この時期、バスやタクシーでしか行けない場所ではいつ着くかわからないので、行ける場所は限られてくる。ちなみに、京阪なら東福寺で降りず、次の鳥羽街道で降りた方が少し近いし、道も空いている。

10時半ごろだったが、意外にも東福寺の拝観券売り場は空いていた。しかし、通天橋への入り口には行列ができている。それでも10分待ちぐらいで入れた。ここは、通天橋から見る紅葉の美しさに価値があるのだが、あまりにも人が多く、人ごみにもまれて廊下を機械的に通過するだけで、なかなか外が見えない。立ち止まると怒られるし、通勤電車並みの混雑である。もっとも、それ以外の場所でも紅葉は美しい。

同じ人ごみでも、南禅寺のように境内の広いところはそれほど問題はないが、こうしたボトルネックのあるところはやはり避けた方がいいようだ。人の数は紅葉の葉よりは少ないが、木の数よりは多そうだ。東福寺は方丈とかいろいろ見所があるのだが、それどころではなく、早々に東福寺をあとにし、いつものように都心に向かった。結局、高島屋では食事と土産で5000円以上使ったのであるが。(写真はいずれも東福寺で)

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東急ハンズ・トラックマーケット福井に出現

2012-11-21 | まちづくり

少し前に、「東急ハンズが福井に来る!!(半信半疑)」という記事を書いたが、いよいよ開店の時期を迎えたので、実際に見てきた。予告どおり、エルパ(フェアモール福井)の西側にあるエルパプラスというビル、ここは、もとコジマだったのだがヤマダとの合併でなくなったのであるが、の2階にあった。土曜日の午後で、さすがに行列はなかったものの、駐車場は大混雑である。

ビルの入り口はどうみてもコジマのままで違和感があるが、とにかく2階に上がってみる。100均のダイソーと並んでおり、すぐに目に付いたが、これはかなり狭い。普通の雑貨屋ぐらいの広さになるだろうか。330㎡、3000アイテムとなっており、覚悟はしていたが、まあこんなものか。とりあえず東急ハンズの看板は出ているが、やはりトラックマーケットとなっている。

「東急ハンズトラックマーケットは、フレキシブルなお店づくりと東急ハンズならではの旬な商品を運んで、今まで出逢えなかった街の方々へと届けます。」となっている。フランチャイズ制のようで、弘前や米子、帯広、佐賀など、ほんとに地方都市への出店が多い。なかなか画期的で、ほかのショップもこういう形態でやってくれるといいのだが。ちなみに、来春には福井にドンキホーテができるという報道もあった。

品揃えは、予想していたとおり家庭用品などの売れ筋が中心で、ちょっとアイデア商品的なものが多く、驚くようなものはない。本家には骸骨の模型とかがあって買えないけれど楽しかったのに。それに、半年間の期間限定ということで、なんとなく仮設っぽい。品物は東急ハンズなのだが、陳列のしかたがちょっと違うのである。モスグリーンのイメージカラーがなければただの雑貨市のようである。

と言いつつも、結局、あれこれと買ってしまった。半月前に新宿の東急ハンズで探してもなかった調理用具(ハンズになければ日本中にないとあきらめることができるのだが。)も、なんということでしょう、ここで見つけることができた。まあ、いちおう、モスグリーンの紙袋はもらえたし、狭いから歩き疲れることもない。まあこんなものだろう。定期的にアイテムの入替えがあるといいのだけれど。

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映画「旅の贈りもの~明日へ」を見て福井の美しさを再認識

2012-11-18 | 教養・娯楽

福井をテーマにした映画、「旅の贈りもの~明日へ」が上映されている。福井地区先行上映だったが、それは見に行けず、遅ればせながらこのたびコロナワールドに見に行った。ここはシネコンでスクリーンが9箇所あるが、このスクリーン7はどうやら平均年齢50代から60代ぐらいになっているのは間違いないようだ。全国的に見るとあまり上映館は多くないようで残念だ。

この映画、あらすじを書くとネタバレになるので書かないが、ストーリーは安直で、わかりやすい。ただ、それにしてもかなり都合のよすぎる点も多々あるし、見終わってから、この人物はいったい何の関係があったんだろうという部分もある。まあ、単純な方なので素直におもしろかったが、シナリオの完成度はどうなんだろうか。

それにしても、この映画で描かれている福井の風景はとても美しい。福井が美しいことを再認識させられた。丸岡城や朝倉氏遺跡はもちろん、名もない田んぼや畑までもが美しく描かれている。映画には、福井のいろんな場所がふんだんに登場し、客席でも、あれはあの場所だ、などの声が多く上がっていた。ただし、キーとなる桜の木の場所はホームページにも載っておらず、福井ではないかもしれない。

電車も、JRのサンダーバードや雷鳥をはじめ、えちぜん鉄道や福井鉄道も登場する。雷鳥はすでに引退しているので、臨時列車を走らせ撮影したそうだ。一部、なぜかどう見ても富山から東を走る電車が映っていたり、福井鉄道に乗っていたはずなのに三国に近い海岸に着いたりと、詰めは甘いがまあ地元民以外はわからないだろう。

それにしても、酒井和歌子は懐かしかったし、ほかの俳優はまあまあなのだけれど、「主演男優」前川清の演技のヘタなこと。セリフもどう見ても棒読みに近い。失礼ながらちゃんとした俳優は使えなかったのだろうか。劇中に出てくる福井のジャズライブハウス「シライハウス」の白井敦夫さん(本人)の方が、セリフはほとんどないが、よっぽど雄弁に語っていたと思う。

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ハイテクな地下駐輪場に驚く

2012-11-15 | まちづくり




JR品川駅の新幹線側の出口(港南口というのだろうか。アトレのある方)を出て少し行くと、広場のようなところに、公衆トイレのような不思議な建造物がいくつも林立している風景に出くわす。何か忘れたが機械メーカーのような名前が表示されており、機械装置のようなものが付いているようだ。近くには、係員らしき人が立っていて見張りをしているようだ。

はて、これは何だろうと例によって好奇心で近づいてよく見てみると、なんとどうやら自転車の駐輪場のようだ。「こうなん星の公園自転車駐車場」という名前で、公園の地下が駐輪場になっているようだ。地下駐車場はどこにでもあるが、地下駐輪場というのははじめて見た。ホームページによると、1000台収容で、1か月1800円とのこと。

昼間で人が少ない時間帯だったので、だれか使わないかなとしばらく待ってみると、うまく自転車に乗った高校生が来た。自転車を所定の位置に置くと、あっという間に機械に吸い込まれていく。すごいハイテクである。ICカードかタグのようなもので管理しているようだ。13秒で入出庫が完了するらしい。

ところで、われら敦賀駅の駐輪場は無料であるが単なる自転車小屋である。土地はたくさんあるので別に地下に作る必要はないのだが、隣との間隔が狭く、ハンドルが重なったりしていつも停めるのに苦労する。上下2段のところはさらに難易度が高い。地下でなくてもいいので、もう少し停めやすくしてほしいものだ。

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隠れた紅葉スポット「ふくい健康の森」

2012-11-12 | まちづくり






ずっと前にも書いたが、また「ふくい健康の森」に行ってきた。福井市街から車で西に20分ぐらいだろうか。広大な敷地に、体育館やプール、ジム、温泉などが点在している。散歩には最適だし、400mトラックもあるので、走ることもできる。テニスコートなど1時間200円と信じられないぐらい安い。400mトラックを貸切りにしても1時間800円だ。

ところで、ここは、あまり知られていない(と思う)が、銀杏並木をはじめ、紅葉が美しいスポットである。もう季節的に少し遅いかと思ったが、まだまだ紅葉真っ盛りであった。どこに車を停めても駐車場から少し高低差があるので、あまりバリアフリーとは言えないが、まあちょっとした運動にはなる。

それにしても、なぜこんな田舎、失礼、こんなところにこんな施設を作ったのかが不思議である。自然の中に自然を作ったようなもので、せっかくの緑もあまり値打ちがなくなってしまう。土地の確保や地価の問題ももちろんあると思うが、音楽堂といい、図書館といい、福井はとにかく施設が周辺に点在していて実質的に車でしか行けず、不便である。

福井は、田舎の割に街なかに緑が少ない都市だと思う。少し郊外に行けば一面緑なので緑などいらないといえばいらないのだが、殺風景な町並みになっている。東京はじめ大都会でも意外に公園など緑が多いものだ。街なかには賑わいももちろん必要だが、緑も必要なのではないだろうか。

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「スマート」な家電製品はどこへ行く

2012-11-09 | 社会問題

最近、「スマート家電」という名前をよく耳にする。パナソニックのCMで吉瀬美智子が呼びかけているアレである。スマート家電の定義ははっきりしないが、どうやら、スマートフォンやタブレット端末を利用して制御できる家電製品、あるいはそうしたシステム全体を指しているようである。パナソニックによると、「スマートフォンで家電を自在に操ることができ」るそうだ。

ところが、よく見てみると、まず、エアコンは外から消すことはできるが、外から点けることができない。これは笑える。電波を利用し、外出先などから遠隔操作でエアコンをオンできる機能は、電気用品安全法技術基準への適合に課題があるとのことで、経済産業省からストップがかかったのだそうだ。消す方はあまり使わないと思うが。法律も法律だが、そんな中途半端な製品を出すというのもいかがなものか。

洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなど、ほかの家電製品もまあ単なる高機能リモコンである。洗濯機は、洗剤の種類や量をスマートフォンで選んで転送するのだそうだ。冷蔵庫は、エコの状況を確認するだけのようで、電子レンジは単なるレシピ集だ。まあ、血圧計などの健康器具については、長期のケアも必要であり、それぞれに機能を持たせると高くなるのでわからないでもないが。

また、ちょっと違うが、エプソンでも、外出先のスマートフォンなどから自宅のプリンタにプリントできるというのを売りにしているようだ。これなどどう考えても活用シーンが思いつかない。留守の自宅でプリントだけ先に終わっていて何か意味があるのだろうか。しかも紙が詰まっていたりしたらどうなるのだろう。

機能や価格の競争が行き詰まり、なんとしても新しい切り口が必要だというのはわかるが、無理にスマートフォンをくっつけてもうまくいかない。

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田中真紀子ちゃぶ台返し事件~ついに3大学認可へ

2012-11-07 | 政治・行政
緊急連載になってしまった。田中真紀子文部科学大臣が、来年度の開設を申請していた大学3校すべてを、大学設置審査会が開設妥当とする答申を出していたにもかかわらず、「不認可」とする決定をした問題である。今になって、いつのまにかあれは不認可ではなく、通知をしていないので保留だったみたいな話になっている。どうやら事務方の説明ミスにされてしまったらしい。自分も記者会見をネットで聞いたが、確かに「認めるわけにはいかない」と言っていた。断じて保留などではない。

法的手段も辞さないなどと追求されて、新基準で判断すると言っていたのに、政局上の問題なのか、突然全面撤回して認可にすると言っている。権限濫用もはなはだしい。人の迷惑など何も考えていない女である。「大学設置のあり方の見直しはかなりの方が賛成していると分かった。」のでもういいとのことだ。あきれてモノが言えない。自民党もまだ追及すると言っているし、頼むからなんとか辞めさせてほしい。

今後は、設置基準を見直すとのことであるが、設置基準をいくら厳しくしても放漫経営や教育水準の低下はなくならない。見直すべきは設置基準ではない。開学から4年後、第1期の入学生が卒業する年度を学年完成年度といって、文部科学省は、開学からその時点までは厳しくチェックをするが、その後は事実上放任状態であり、普通に運営していれば報告一つする必要がない。

4年間がまんすれば、教員が足りなかったり、学生が定員割れしていても特におとがめはなく、まあ、やりたい放題である。今ある大学に手をつけないで、新しく設置しようとする大学だけ厳しくしても、まったくもって無意味である。そもそも設置認可の際は、必要性やニーズ、学生の確保の見通しなどは今でも十分問われている。そのあたりのところを何も理解せずに、思いつきでコトを運ぶのでこんなことになるのだ。

ところであの女、常に注目を浴びていたいタイプなのか、無能で自己中な人間によくあるタイプである。もともとコメントにも値しない話であるし、このブログは大学ブログというわけでもないので、この辺で連載をやめることにしたい。

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続・大学設置不認可問題~田中大臣の暴挙に法的手段で対抗してほしい

2012-11-05 | 政治・行政
あまりに腹が立つので、続編を書いてみた。田中真紀子文部科学大臣が、来年度の開設を申請していた大学3校すべてを、大学設置審査会が開設妥当とする答申を出していたにもかかわらず、不認可とする決定をした問題である。徐々に世間にも問題の大きさが知られてきたようで、オープンキャンパスが中止になったとか、建物の建設工事をどうするとか、報道が続いている。

普通はこの段階まで来ると、新しく就任する教員は、現在所属する大学に退職願を出して(通常、最初のうちは所属大学には秘密にして引抜き交渉が行われる。)、新しい大学への転勤の準備を進めている。また、認可までは表向きの募集はできないが、募集要項などを用意して高校で受験者を募り、認可と同時に推薦入試をスタートできるよう準備している。

自民党が国会で追及するということで楽しみにしているのだが、それはそれとして、3大学は、田中大臣と面談を希望する一方で、法的手段も辞さないという勢いである。おもしろいことになってきたので、法的手段について考えてみた。

まずは、行政処分であるので、不服申立て(この場合は上級庁がないので異議申立てとなる。)ができるのだが、よく調べてみると、なんと学校教育法に「文部科学大臣がした大学又は高等専門学校の設置の認可に関する処分については、行政不服審査法 による不服申立てをすることができない。」との規定がある。なぜか異議申立てはできないのだ。ひどい話である。

ただし、調べた範囲では、行政事件訴訟法の除外規定はないようなので、抗告訴訟(違法な不認可処分の取消し)が提起できると思う。これで裁判所から判決をもらえば、文部科学省は認可をせざるを得なくなるが、それでもしないときは認可を求める義務付け訴訟をすればよい。重大な損害を避けるため緊急の必要があるときは、処分の執行停止も認められる。

裁判にはある程度時間がかかるので、来年度の開学には間に合わなくなるかもしれない。そこで損害賠償の請求となる。国家賠償法で、「国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によつて違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。」との規定があり、今回はまさにこれに該当する。損害額は1大学で少なくとも数億円にはなるだろう。

さらに、「前項の場合において、公務員に故意又は重大な過失があつたときは、国又は公共団体は、その公務員に対して求償権を有する。」との規定がある。どう見ても故意であるし、前回、国に対する住民訴訟はないと書いたが、この規定を使って、国は田中大臣個人に対し、損害賠償額を請求してほしいものだ。国会で辞任を要求されるかもしれないし、目が離せない。そもそもあの品のない女が教育行政を語るという時点で間違っているのだが。

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大学設置認めず~驚くべき大臣の無能っぷり

2012-11-02 | 政治・行政
田中真紀子文部科学大臣が、来年度の開設を申請していた大学3校すべてを、大学設置審査会が開設妥当とする答申を出していたにもかかわらず、不認可とする決定をしたらしい。公立大学も1校含まれている。大学設置の申請内容にはまったく問題がないが、設置認可のあり方を抜本的に見直す必要があるという理由で不認可になったらしい。とばっちりにあった大学は泣くに泣けない。

公立大学で言えば、一般的に大学の開設に至るためには、その準備段階で、地域のニーズを踏まえ、合意形成を図った上で、学長候補者、担当教員の確保や施設・設備の整備、認可申請書の作成などに多額の経費とマンパワーがかかっている。教員の就任承諾書や施設整備の計画書がないと申請を受け付けてもらえないのだ。そのために、文部科学省への事前相談制度があり、素案の段階から調整を行いながら準備を進めていくのである。

設置審査会の委員構成が気に入らないとか、大学の質が低下しているとかが理由に挙げられているが、そんなことは設置申請を受け付けるまでに考えておくことで、申請をした大学とは関係がない。当該大学は審査会が通ったことで祝杯をあげていただろうに、突然の不認可の連絡でどう対応していいか苦慮しているだろう。来年度から採用予定の教員や事務職員は職を失うことになってしまうし、施設整備なども無駄になってしまう。損害は計り知れない。

それにしても、論旨が支離滅裂である。民主党政権下の思い付き行政(というか政治だが)にはあきれてモノも言えないが、つくづく無能な人たちが権力を握る国は恐ろしい。行政手続も何も知らない大臣に国の役人も困りきっているだろう。だれか止めることはできなかったのか。単なるパフォーマンスがしたいだけなのか、自分の行為に起因する影響を推測することができないのか、いずれにしてもその精神構造はとうてい理解することができない。

今回不認可となった大学には、国に行政訴訟でも損害賠償請求訴訟でも何でもしてがんばってほしい。こういう理由で不認可にすればたぶん国は負けると思う。地方自治体のような住民訴訟の制度があると、大臣個人の損害賠償責任を問えて、国が損害賠償した額を大臣個人が国に支払うことになる。そうなると少しはこうしたばかげた行為の抑制になるのだが。

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