つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

特急で通勤する人たち

2011-10-30 | 旅行・交通




平日の早朝、福井駅に行くと、7時ちょうどの富山行きの特急「おはようエクスプレス」号が下りホームに停まっている。わずか3両ではあるが、早朝にもかかわらず乗客は多く、発車間際になると半分以上の座席は埋まっているようだ。

特急で金沢に通勤する人たちである。敦賀へはほぼ同時刻にサンダーバードがあるが、隣のホームの各駅停車の客の方が多いようだ。金沢はさすがに特急でないと厳しいのだろう。金融機関に勤める友人がこないだまで金沢に通勤していて、定期券を見せてもらったら、6か月定期で39万円だった。

これは、特急用定期券「パスカル」といって、毎日特急自由席で通勤できる定期券である。200キロ以内の区間に発売されるので、福井・大阪間でも買うことはできる。ただし、6か月定期で83万円かかるらしい。

一方、毎日特急に乗らなくてもという場合は、普通の定期券といっしょに使う「トクらく」という特急券の回数券がある。5枚つづりで敦賀だと1回分が900円になる(通常の特急料金だと1150円)。ただし、有効期間が14日間しかないので、2回に1回は特急に乗らなければならない。

この「トクらく」、調べてみたら、料金が距離とあまり比例しない。福井・敦賀間は1回900円だが、ほぼ同じ距離の福井・小松間はわずか400円である。それに、なぜか福井・金沢間にはない。50キロを超えるかどうかでかなり金額が違うようで、敦賀はかなり割高である。

いずれにしても、会社から特急料金が出ない中で自腹を切って特急に乗るというのはかなり厳しく、用事で急いでいるときや残業で遅くなったときに限られてしまう。それでも痛い出費だ。会社から特急の定期代が出る人たちがうらやましい。まあ、そんな人は一部だろうから、福井・敦賀間で500円ぐらいにしてもらえると自腹でも何とか利用する気になり、乗客も増えると思うのだが。

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飲食店での料理の撮影マナーについて

2011-10-27 | 社会問題

このブログでも、ときどき飲食店での料理の写真を載せている。ほとんどの場合、事前了解なしに撮影しているが、店の人から何か言われたことはない。もちろん、ストロボを焚いたりすることはなく、ほかのお客に迷惑がかからないようにはしているが。

ところが、こないだ行った福井市内のごく普通の洋食店(店のほうはどう思っているか知らないが)でいつもどおり料理を撮影していたら、そのときは店員(店主の家族と思われる。)も近くにいたのに何も言われず、少し後になって「写真を撮るのなら先にそう言ってほしい」と言われた。

食べログなどには料理の写真を投稿するスペースがあるし、さまざまなブログなどで料理の写真が掲載されているのを見ると、それらのすべてが店員の了解を得て撮影されたものとはとても思われないが、ネット上ではマナー違反とする声もあるようだ。

写真撮影にクレームをつける(少なくとも愉快に思わない)飲食店側の理由というのがちょっと思い浮かばないのだが、余計なことを言うとそれごとネットに公表されるリスクもあるのを承知の上で言うというのには、よほどのことがあるのだろう。

想像してみると、次のような理由からだろうか。
1 他のお客やお店の雰囲気の関係
(1)ストロボやシャッター音などが料理を味わっている他のお客の迷惑になる。
(2)カメラを構えられると店の雰囲気を壊す。
2 ネットでの公表をおそれる
(1)ブログなどで公開されてケチをつけられると困る。
(2)ブログなどで公開されると客が殺到して困る。
3 その他妙なプライド関係
(1)料理は料理人の命(あるいは著作権がある)なので、撮影や公表は認めたくない。
(2)手を抜いてしまったので、写真を撮るのなら作り直したい。
(3)客には出された瞬間から食べることに専念してもらいたい。

むむむ、どれもよくわからないなあ。1は可能性があるが、今回はほかに客はいなかったし、該当しないと思う。2は、写真がなくてもケチはつけられるし、客が殺到するとも思えない。3は内心のことなのでわからないが、それなら入り口の外にそう書いておいてほしい。そういう契約は自由である。築地の海鮮丼の店には書いてあった。

よっぽど理由を聞こうと思ったのだが、あまり険悪になってもと思った(すでに再訪の意思は消えていたが。)ので、聞かなかった。やはり聞いておけばよかったな。どなたか、特に飲食店の方のご意見を聞きたいものだ。ちなみに、写真は単なるイメージです。

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ピュイ・ダムールのアップルパイ

2011-10-24 | グルメ

その昔、福井市の中心地、「放送会館デパート」の横に、「ピュイ・ダムール」というケーキ屋さんがあった。ケーキがおいしく、イートインもできた。いつの間にかなくなってしまったな、と思っていたら、先日、場所を移転して今もあることを発見した。

"puits d'amour"、フランス語で愛の泉とか井戸とかいう意味で、どうやらそういうケーキもあるらしい。福井と金沢で店舗を展開する「ビアンモア」という洋服屋さん(ブティック?)がやっているようだ。そういえば、昔、横にブティックさんがあったような気がする。
http://www.bienmore.jp/puitsdamour/

そのピュイ・ダムール、今は、福井駅東口のアオッサの少し東側にある。ネット情報によると、秋限定でアップルパイがあり、しかもかなりの人気で、夕方までには売り切れてしまうらしい。これはやはり食べてみないと。

ということで、昼ごろ電話をして取り置いてもらった。行ってみると、相変わらず小さな店で、ケーキの陳列も、え、これだけ、という感じである。アップルパイはもちろん売り切れのようで、店の奥に取り置きのケーキ箱(たぶんアップルパイ)が並んでいる。

小さめながら1個380円とかなり値は張るが、ツヤツヤでおいしそうである。食べてみると、中のリンゴペーストはもう少しリンゴの食感があった方がいいような気がするが、とても美味である。それにも増してパイ生地がおいしく、食感もとてもよい。ぜひ作り立てを食べてみたいものである。

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うらやましいぞ、足立区職員

2011-10-22 | 政治・行政

週刊ダイヤモンド10/15号が「おいしい公務員」特集をやっている。同誌によると、東京都足立区では、40歳の係長で年収が727万円、45歳の課長で1021万円、50歳の部長で1230万円が支給されるそうだ。これが「区の公表するモデル賃金」だそうで、同誌によると、「取り立てて問題を起こさなければ」50歳前後で1000万円を超える年収がもらえるそうだ。

足立区職員がうらやましい限りである。ワタクシの知っている県や市の公務員は、50歳台の管理職もたくさんいるが、年収1000万なんてぜんぜんもらっていないと言っている。なんで足立区は高いんだろう。

足立区のホームページを見てみると、大学卒の初任給は18万1千円。平均年齢の42.3歳で、平均給料(基本給のみ)が33万3千円、平均給与(すべての手当て込み)が45万4千円。「モデル賃金」なるものは掲載されていないが、どこで公表しているのだろうか。

あれあれ???平均給料に12か月+ボーナス4.15月を掛けても、540万円ぐらいにしかならないんですけど。40歳と45歳の中間ぐらいだから同誌のデータでは870万円ぐらいになるはずなので、あと300万円以上も手当が支給されていることになる。平均給与掛ける12にボーナス分を足して計算しても200万円ほど足りない。

これは、あってはならないことだが、足立区だけが何かズルをして支給しているか、あるいは、あってはならないことだが週刊ダイヤモンドが計算を間違って、あるいはわざと数字を操作して発表しているかのどちらかになる。周囲の状況を見る限りでは、後者のように思えるが。

同誌によると、公務員の平均年収は695万円、対する民間企業の平均年収は406万円だそうだ。しかし、よくよく確認してみると、それぞれ調査の対象が異なり、公務員は正規職員だけの数字、民間企業はパート・アルバイト(短時間のものも含む。)を含んだ平均である。

ところで、あてにならないネット情報ではあるが、出版社の年収は「S館、S社ともに30歳代後半で平均年収は1000万円を超える。」とのこと。ダイヤモンド社は、まず自社の年収と比較してみてはいかがだろうか。

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たけふ菊人形の今むかし

2011-10-20 | まちづくり






子供のころ、何度か福鉄電車でたけふ菊人形に連れて行ってもらったことがある。特に菊に興味があるわけではないので、ずっと行っていなかったが、ちょっとしたきっかけがあり、数十年ぶりに行ってきた。今年はちょうど60周年なのだそうだ。

休日なのだが雨が降りそうな日で、しかも時間も遅めだったので、人がとても少ない。入り口を見たときは帰ろうかなと思ったが、めげずに入場した。入場料は1000円だが、外で環境フェアというのをたまたまやっており、そのチラシを見せると800円になった。

花のことはよくわからないが、菊人形や菊そのものはなかなかきれいである。時期的にちょうど見ごろなのかもしれない。毎年、NHKの大河ドラマに合わせてテーマを設定しているようだ。あれだけの人形、一つひとつ作るのも結構大変だろう。生着替え(写真下)だけでも大変である。

ところで、菊はともかく会場の風景が、なかなかシュールだ。一言で言うと、「時が止まっている」感じがする。子供のころに見た風景が(たぶん)そのままである。あのころからあったモノレールや観覧車もちゃんと動いている。失礼ながらむしろ動態保存と言うべきだろうか。

客が少ない中で、スタッフが東京ディズニーランドのように一生懸命掃除をしているのが好感が持てた。福鉄の1日乗車券が付いて1000円のチケットもある。花が好きで、昭和の思い出にひたりたい人には特におすすめである。

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北海道のお菓子で思う福井のお菓子

2011-10-18 | グルメ




手元にたまたま北海道のお菓子が揃った。ルタオのドゥーブルフロマージュ、ロイズの栗チョコやフルーツバー、ごまクッキー、石屋の白い恋人である。どれも好みである。気分は北海道である。入手先はばらばらで、いただきもの、北海道物産展、例のフェリークルーズなどである。

北海道に行けばこれがお土産の定番というお菓子がある。ロイズ、石屋、ルタオ、六花亭、これで新千歳空港売店のかなりのシェアを占めるそうだ。あとはよく知らないが、北菓楼や柳月というところかな。いずれも物産展やネット販売などを除き、原則として道内でしか買えないというのがキモである。花畑牧場はマーケティング戦略を誤り、全国展開に出て不調だそうだ。

ところで、日本の各地には、その土地ならではのお菓子がある。仙台なら萩の月とか、広島ならもみじまんじゅうとか、松山なら一六タルトとか、博多ならひよことか、熊本なら陣太鼓とか、那覇ならちんすこうとか。旅行や出張で行ったら買ってくる定番である。その県の人が他の県の人に持っていくにもはずれがないだろう。

福井で考えてみる。県外の友人にちょっとお土産に何か持参を、と思っても、これがないのである。羽二重餅、羽二重巻、五月が瀬、どれも違うような気がするし、決め手がない。羽二重くるみとか、いもきんつばとか町レベル(お菓子屋レベル)のローカルなものはあるが、全県レベルになっていない。東京や神戸、金沢のようにたくさんあり過ぎて絞れないというわけでもない。

何か福井のシンボルとなるようなお菓子を考案してほしい。福井ならこれというアイデンティティだ。福井らしさが出ないといけないし、1社だけでなくいろんなお菓子屋さんが取り組まないといけない。たとえば、羽二重餅をベースに新感覚のお菓子ができないかな。特産品を使うにしても、カニとかだと、どうしてもキワモノになってしまい、使いづらいので工夫が必要になるが、プロモーション次第のところもあるので、官民一体で取り組んでほしいものだ。

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福井県が高齢者福祉指数で全国第2位に輝く

2011-10-16 | 政治・行政

東北大学経済経営学研究科が、「都道府県別の高齢者福祉指数」というのを、グローバルCOEで研究し、発表している。これは、高齢者の心身の健康、経済生活、社会参加、個人生活、安全・安心の5つの分野で、高齢者福祉指数を試算して順位付けをしたものである。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2011/09/press20110916.html

結果は、島根県に次いで、福井県が総合順位で全国2位である。大変喜ばしいことである。豊かさ指数などと同じように、田舎ほど高いのかと思いきや、青森、秋田、沖縄などは低くなっており、必ずしもそういうわけではないようだ。

指標は、15項目の統計からなり、心身の健康では、有訴者率、寿命、心の状態、経済生活では、所得、資産、持ち家率、社会参加では、就業率、ボランティア率、議会参加、個人生活では、離婚死別率、地域定住率、レジャー行動率、安全・安心では、医療環境、交通事故、振込め詐欺となっている。

福井県が相対的に高かったのは、寿命、金融資産、持ち家率、就業率、地域定住率、振込め詐欺認知件数などで、大体うなづけるような気がする。ただ、医療は指標に入っているが介護が入っていないなど、指標の選び方がこれでいいかどうかはわからない。

介護がうまく受けられるかというのは、高齢者の最大の関心事の一つであり、特別養護老人ホームの待機者やベッド数なども指標に含まれていいと思うが、福井県は、「待機者ゼロ」で、要介護者に対する施設のベッド数も確か全国1、2位である。こうした部分を含めると全国1位になれたかもしれない。

ただし、こうした指標を見て、みんな老後は福井に住もう、と全国から高齢者が殺到したら、人口が増えてうれしい反面、就業による税収アップがあまり期待できない中で自治体の介護や医療費の負担も増えてしまうので、複雑な気分である。定住しようと思う方はなるべく若いうちから来てくださるようお願いします。

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人事院勧告とは何だろうか

2011-10-14 | 政治・行政

人事院は、国家公務員の一般職の給与を平均で年間0・23%、1.5万円引き下げる勧告を出した。しかし政府は、東日本大震災の復興を理由に、国家公務員の年収を平均7・8%削減する臨時特例法案をすでに国会に提出しており、連合も、給与などを労使交渉で決めることができる労働協約締結権の付与を盛り込んだ法案の成立をバーターに勧告の実施の見送りを求めている。

人事院は、国家公務員法で定められた組織であり、国家公務員の給与その他の勤務条件の改善に関する勧告などをつかさどる。人事院は人事官3人(1人は総裁)からなるが、独立性を保つため強固な身分保障があり、罷免の制限や弾劾裁判の規定があるほか、また、2人以上が同一の大学学部を卒業した者になってはいけない(!)などの制限がある。

そして、その勧告は、国家公務員の労働基本権を制約する代償措置として、社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するものであり、公務員の給与水準を民間企業従業員(よく間違えられるがあくまで正規の従業員)の給与水準と均衡させることを基本に勧告を行うものであると位置付けられている。

憲法第28条では、「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」とされており、法律(国家公務員法)でこれを制限することには疑義がある(最高裁判所は合憲としている。)が、仮に制限が可能であるとしても、そのための代償措置は必要であり、最高裁も、「労働基本権を制限することがやむを得ない場合には、これに見合う代償措置が講ぜられなければならない」としている。

公務員に労働協約締結権を与えるべきとはあまり思わないし、権利だけを主張する労働組合に賛同しようとも思わないが、労働基本権の制限を行ったまま、そうした人事院勧告を無視して、内閣が国家公務員の給与を恣意的に、あるいは国家公務員に起因しない事象を理由に変更することは、憲法の解釈上、あるいは現行の法体系上許されないものであると解する。裁判になれば国が負けると思うし、ILOからも怒られると思う。

なお、国家公務員の給与が、民間に比べて、あるいはその職務に比べて高いか安いかという問題はこれとは別に存在するが、アルバイト並みにせよなどの感情論も多くなっている。国家公務員の働き方にあまりにも差があることが理由であると思うが、おもしろい資料を発見したのでそれについてはいずれまた言及したいと思っている。

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長距離フェリーで敦賀湾クルーズ

2011-10-12 | 旅行・交通






敦賀観光協会の主催で、長距離フェリーを利用した敦賀湾クルーズが行われた。敦賀港からは、北海道・苫小牧に週8便(直行便が毎日、新潟・秋田に寄港する経由便が週1便)が運行されており、その間合いを借り上げての運航のようである。

数えてはいないが、乗客は300人以上はいるようだ。客層は家族連れとリタイアしたような方が多い。敦賀港をお昼に出航、河野海岸沿いを北上して湾外に出て、越前岬付近でUターンして敦賀港に戻ってくる約3時間のコースである。1万7千トンのフェリーは外海に出てもまったく揺れない。後で聞いたら波のある日はやはり揺れるらしいが。

少しもやってはいるが天気に恵まれ、福井の海や山が美しい。海岸線を走る車もはっきり見える。「福井のハワイ」と称される「水島」も、敦賀原子力発電所2号機を背景に見える(2枚目の写真参照)。ちなみに、原発(運転停止中)から5キロ以内を通過するが、原発に関する案内はない。船上では、踊りやビンゴゲーム(場末感あり!)も行われ、観光協会も一生懸命やっている。売店ではロイズのチョコレートや白い恋人も売っている。

ところで、このクルーズには、ランチバイキング付きコースやクルーズのみのコースなどがあるが、料金はランチバイキング付きで7000円、クルーズのみで5200円である。これはちょっと高いのではないか。客船ならわかるのだが、しょせん長距離フェリーである。料理は北海道にちなんだメニューにするなど工夫されているものの、船内は少しチープ感が漂い、高級感はかなり薄い。

客船ならもう少し高くても乗る人は多いだろう。景色だけではいくらきれいでも飽きてしまうので、やはり高級感を味わいたい。飛鳥Ⅱとは言わないがやはり客船をチャーターしていただくか、フェリーなら3時間もいらないのでもう少し安くしていただけないだろうか。

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敦賀・洋菓子工房ひらやまのロールケーキ

2011-10-09 | グルメ




敦賀の街なかの相生町、ヨーロッパ軒総本店の近くの路地裏のとてもわかりにくいところに、「洋菓子工房ひらやま」がある。周辺は、敦賀でも歴史を感じさせる地区であるが、店構えは目立たず、目の前を通過してもなかなか気が付かないことがある。敦賀に行ったらぜひに、と友人に教えてもらった。

この店は、「幸せを呼ぶロールケーキ」で敦賀では有名である。お店のホームページによると、全国ロールケーキベスト10に入ったということである。店内はかなり狭く、ショーケースにもケーキは並べてない。蛍光灯による色やけやケーキ間での臭い移りを防ぐためだそうだ。注文すると、別の冷蔵庫のようなところから商品を出してくる。

このロールケーキ、最近トレンドの生クリームたっぷりのロールケーキとは一線を画する。断面を見るとわかるが、クリームの量がきわめて少ない。しかも、そのクリームは生クリームでなく今どきバタークリームである。おかげで冷蔵も不要で日持ちするため、ギフトには使いやすいが。

というわけで、ロールケーキというよりもカステラに分類されそうな気もするが、なかなかおいしい。ただし、問題が一つあって、それは値段が高いことである。写真のハーフサイズで1050円、フルサイズ(23.5センチ)だと2100円である。これはかなり高級品に属する。もう少し安ければもっと頻繁に買えるのだが。(店の写真は同社ホームページより)

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