つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

ピーチアビエーションとエア・ドゥ

2012-04-04 | 旅行・交通

ピーチアビエーションの参入で、低価格戦略の航空会社(LCC)が脚光を浴びている。国際線ではジェットスターや春秋航空どいくつかの航空会社が日本路線を運行しているものの、国内線では一部運賃の安い航空会社はあるがLCCと言えるほどのものはなく、今回のピーチアビエーションがはじめての本格的LCCのようである。

ピーチは徹底している。まず、ネット以外で航空券を買うと空港であっても割高になる。手荷物の預かりや機内での飲食はもちろん有料であるが、なんと座席の指定さえも有料である。2人で乗って席の指定をしなかったら離れた席になったというレポートもあった。ちなみに、PEACHはCHEAPのアナグラムだそうで、単なる桃ではないようだ。

もちろんいったん予約すると変更や取消しのハードルは高い。運賃によっては取り消しても払戻しがないものもある。変更すると最高5250円の手数料がかかる。簡単に変更できないということはビジネスでは使いづらいということである。機材が少ないので、機材の故障などの際は次々と運休になることが多いのも無視できない。もっとも、社長はビジネス客は相手にしていないと言っていた。

一方、先日乗ったエア・ドゥもLCCに近い発想なのであるが、サービスはまあまあ普通で、コーヒーなどは無料である。ただし、小松・札幌間で見ると料金は普通の航空会社と同じく高いままなのに、機材はスクリーンもなく、座席もやや狭いような気がする。競争のない路線なのでやむを得ないとは思うが、遠回りして関西空港などから飛んだ方がはるかに安いのである。サービスの値段というのは不思議である。(写真はエア・ドゥ機から撮影したピーチ機)

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

一人暮らし高齢者の食事と買い物への対応

2012-04-02 | 社会問題

高齢社会が進展するにつれ、都会や地方を問わず、一人暮らしの高齢者が多くなっており、社会問題になっている。少し前、「消えた百歳高齢者」問題に端を発し、一人暮らし高齢者の孤独死や安否の確認の問題が新聞をにぎわせたのも記憶に新しいところだ。

高齢者が一人で暮らしていて、足腰の衰えや体調などにより外へ出るのがおっくうになると、毎日の買い物や食事をどうするかというのが大きな問題になってくる。いわゆる「買い物難民」である。まあ、買い物といってもほとんどが食事に関連した買い物だと思うが、こないだ近くのコンビニでお弁当などの宅配サービスのパンフレットを見つけた。

セブンイレブンのセブンミールというものだが、よく見ると1回1000円以上にならないと配達してくれず、その場合でも200円の配達料がかかる。これでは、1人暮らしの昼食や夕食にはなかなか難しい。もちろん店舗で受け取れば無料なのだが、そんな人はもともと店で買うだろうし、予約する必要もない。

ほかのスーパーやコンビニでもこれからの成長市場とみて、参入する企業が多くなってきたようだ。ただし、利益を出そうと思うと、都市部以外ではなかなか難しそうであり、たとえば、イオンでも(もちろん福井にはないが!)1200円以上の注文が必要で配達料が105円かかる。

ところで、ネットで見てみたら、福井の「県民せいきょう」では、「たんぽぽ便」という名前で、電話、ネットなどで1品から申し込めて配達料わずか105円、しかも1人暮らし高齢者や要介護者は無料だそうだ。これはすごいと思ったら、週1回しか配達してくれないとのこと。こちらも毎日の食事には難しい。ということで、どれも発展途上というところだろうか。

一方、一人暮らしといっても、車に乗れなかったりするだけで、店に行けば買い物はできる高齢者も多い。ショッピングセンターやスーパーで、周辺地区を細かく巡回する買い物バスを出してもらえるとずいぶん助かるだろう。彼らはお金は持っているので、店の方でもある程度の売上げ増が期待できると思うのだが。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします