イケア後編です。イケア(IKEA)の商品は、価格が手ごろなのに、デザイン性(見た目だけでなく機能も含む。)に優れていることが特長である。家具はもちろん、数百円のアイテムでも、結構おしゃれなものがたくさんあって、つい買ってしまう。このあたりが普通のディスカウントストアとの大きな違いだろう。安いが、決して安っぽくはないのだ。
ただし、イケアは、普通のディスカウントストアとはシステムがずいぶん違うので、それを知っておくことが必要である。ショールームで商品番号や棚の位置を控え忘れると、後でピックアップできなくなる。また、無料の買物袋はなく、すべて有料である。ビニール製の大きな袋が確か99円なので持参するといいかもしれない。有料の紙袋もある。
イケアのおもしろいところの一つは、館内にレストランやカフェ(ビストロと呼んでいる。)があることだ。飲食代金はファミレス以上に安い。出口のカフェでは、フリードリンクが70円、ソフトクリームは50円である。入館したときはみんな何であんなところで飲食しているんだろうと思ったのだが、やはり買い物を終えるとのどが渇くのである。
イケアで買ったのは、衣類を入れるチェストがメインで、ほかには、399円の目覚まし時計とか599円のクッションとかの雑貨などである。これまで買った組立家具は、作りがチャチなものが多く、しかもネジがうまく合わなかったり、接合部で隙間が空いていたりして、どうもすっきりいかなかった。ところがイケアの家具はきっちりと納まるのでとても気持ちがいいのだ。
買ってきたチェストの組立て説明書は、20ページ以上に及ぶが、20か国語ぐらいの言語で注意書きが書いてあり、一応日本語も最後のあたりに出てくる。一方で、組立ての説明のところは、絵というか図だけで、一切言葉が書いてない。きわめて合理的である。組立てには、3人で1時間半かかってしまった。
ところで、イケアは通販(ネットショッピング)をやっていないとアナウンスされているにもかかわらず、ネットで検索するとイケアショッピングというページがたくさん出てくる。どうやら、買い物代行サイトのようで、注文が入るとイケアに代わりに買いに行き、発送する商売のようだ。自分のような田舎者には便利だが、価格は大体倍ぐらいにはなっているようなのでご注意を。
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