つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

千疋屋のフルーツサンドとゼリー

2012-05-31 | グルメ




先日、東京に行った際、千疋屋に行ってきた。千疋屋は、日本橋の千疋屋総本店、銀座千疋屋、京橋千疋屋とあって、どういう関係かわからないが、なんとなく総本店と名乗る日本橋のそれがいいような気がする。京橋は行ったことがないのでコメントできないが、銀座の店は銀座のど真ん中で便利だが狭くて、ゆっくり味わえない。

それで、日本橋千疋屋である。あのマンダリンオリエンタルが入っている日本橋三井タワーの1階と2階にある。1階はショップになっていて、2万円のメロンや1万円のスイカとか、1本200円のバナナとかを売っている。1階の奥にもイートインスペースはあるが、じっくり味わうにはやはり2階のパーラーがよいと思う。

フレッシュオレンジジュース(1050円)とフルーツサンドイッチ(1155円)を食べた。フルーツサンドといえば、昔、福井駅前のフジパンの売店に数十円で売っていて、コロッケサンドや野菜サンドはおいしかったのだがフルーツサンドはあまりおいしくなかったのでそれ以来どこでも食べていなかった。そもそもフルーツとパンが合うわけないだろうという感じである。

ところが、これが果物ってこんなにおいしかったのかという感じである。スーパーで売っている果物と同じ種類とは思えないほど遥かな存在である。生クリームもおいしく、しかも不思議なことにパンとも合っている。特製のパフェも絶品で1785円であった。味もさることながら、スプーンとグラスの角度がぴったり合うのもすばらしい。

まあ、あとは値段の問題であるが、オープンしたての六本木の東京ミッドタウンの店で1000円のオレンジジュースを注文したら冷蔵庫からトロピカーナのパックを出してきて目の前で注がれたこともあるので、それを考えれば高くないと思う。銀座の真ん中で喫茶店に入ろうと思ったら、ドトール以外はどっちにしろ1000円近くは必要になる。

ところで、偶然ながら、ほぼ同時期に親戚から千疋屋総本店のゼリーをいただいた。こちらも、産地名を明記した果物がまるまる入っていて豪華である。大事に少しずついただいているが、もちろんこちらもスーパーで買うゼリーと同じ種類とは思えないほど遥かな存在である。(上の写真はHPからお借りしました。店内では遠慮してうまく撮れなかったので。)

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大飯原子力発電所の再稼動問題と心理戦

2012-05-29 | 社会問題

福井県の大飯原子力発電所3・4号機の再稼動問題が世間をにぎわせている。政府・民主党は公式には再稼動が必要との立場をとっているようだが、党内に反対があったり、個人的には反対意見を持つ担当大臣がいたりして、どうも発言のキレが悪い。日によってブレもあるし、人によっても微妙にニュアンスが違う。

大阪の橋下市長は、再稼動反対のようで、こちらもブレがあるが、再稼動するには大阪などの同意も必要との主張であるようだ。まあ、例によってパフォーマンスもあるので真意はわからないが、これまで福井産の電気をふんだんに使っておいて、ここで急に入って来るなよという感じである。

福井県の嶺南地域は、長年の間、国策に従い、電力を供給してきた地域である。確かに電源関係の交付金はずっと支払われており、程度の差はあれ、それに依存している部分も否定できないが、一定のリスクを背負っていることは事実で、安全対策などそれなりに犠牲も払ってきた。

原子力発電所と共生してきた地域の問題も大きい。自治体は浪費癖を直せばなんとかなるかもしれないが、問題は地域の企業である。産業構造はそう簡単には変わらない。夕方になると敦賀市内を原子力発電所の従業員を輸送する大型バスや中型バスが駅の方向に走っているのをよく見かけた。心なしか、台数が減ってきた気がする。

さて、大飯町長が再稼動容認の意向を示す中で、福井県知事は、消費地がいらないというのなら、再稼動しなくていいんじゃないか、そもそも必要なら国がはっきりそういうべきだという発言をしている。確かに、大飯町や福井県に国の原子力のあり方を決めさせられるようではちょっと変だ。

立地地域としては、自分は反対なのだが消費地の要望があるためやむなく再稼動を容認するということにしたい。消費地としては、自分はいいが立地地域の経済的破綻を防ぐためにやむなく再稼動を認めるということにしたい。そういうことで、国・県・町の心理戦になってしまっており、本質的な議論がなされていないように思える。やはり国の怠慢であろう。

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大人の隠れ家「かくれ庵」

2012-05-28 | グルメ




ストラスブール美術館展の帰り、昼近くになったので、今さらなのだが、かねてより行ってみたかった「かくれ庵」に行ってきた。1年前ぐらいにできたのだろうか。場所は、福井市の南東部、福井県立図書館の近くの住宅街の中になる。何度も近くを通っているのだが、入ったことはなかった。

このかくれ庵、かなり広めの緑豊かな敷地に、そば屋(音市楼)とカフェ(隠れ舎)とエステ(サロン・カズ)と雑貨屋(マランミュゼ)が別棟で点在しており、福井にはまれなおしゃれな雰囲気をかもし出している。ネット情報であるが、どうやら民家を改築してできたらしい。

そばは福井県産のそば粉を手打ちしているそうだが、いわゆる太く黒っぽい典型的な越前そばとは少し違い、比較的細く白っぽい麺である。そばには詳しくないが、これはのど越しもよく、なかなかおいしい。おろしそばだけでは少し寂しいが、ミニ丼をセットにすることもできるし、昼は1300円からのランチメニューもあり、これで十分満足できた。。

客層は比較的年齢層が高く、品のある人たちが多い。老夫婦などがゆっくりとくつろいでいる雰囲気である。今回はカフェは行かなかったが、ウッドデッキのテラスもあって、こちらもいい雰囲気である。まあ、エステと雑貨(靴とバッグらしい)はちょっと自分には無縁なようではあるが。

なお、近くにDetail(ディテール)=つながるごはん、きれいなからだ、美しい色とかたち、という複合ショップもできている。こちらはレストラン以外さらに無縁なので、出かける機会がない。しかし、こういうふうに、福井にもいいかたちのショップが生まれているので、潰れないようにみんなで応援したいものだ。

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国家公務員給与削減特例法違憲訴訟

2012-05-25 | 社会問題

「人事院勧告に基づかずに国家公務員給与を引き下げる特例法は憲法違反だとして、国家公務員241人らが国を相手に、給与の減額分や慰謝料など約4100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした」との報道があった。

民主党は、東日本大震災の復興支援に充てるとの名目で、人事院総裁も反対する中、特例法を制定し、2年間(それも延長される可能性が高いとのこと)、人事院勧告をまったく無視する形で、国家公務員の給料を平均7.8%引き下げることにしたのはご承知のとおりである。

原告は、全労連系の日本国家公務員労働組合連合会の組合員とのことで、彼らの思想にはたぶん同調できないが、まあ、訴訟は当然だろう。憲法で保障されているはずの労働基本権を制限し、代替措置として人事院勧告という制度ができたはずなのだから、それを無視して政府の恣意で給料が決まるのではどう考えてもおかしい。

また、人事院勧告に基づかず給料を引き下げることだけでも十分違憲材料であるのに、東日本大震災の復興支援という公務員の労働成果と何の関係もない理由で削減することはまったく合理的とはいえない。民間企業でもこんな直接関係のない理由では引き下げられないだろう。

ところで、国家公務員の給料に関するこの訴訟、最近の裁判は結構世間の目を気にするということ、裁判官も国家公務員であることなどを考えると、訴訟技術も相まって勝負は微妙なところではあるが、純粋に考えれば原告勝訴の可能性が高いと思う。訴訟の行く末が楽しみである。

なお、これを地方公務員や特殊法人にまで強要して裁判になったら、相当高い確率で訴えた側の勝ちになると思う。地方自治体は東日本大震災と関係なく、引下げの合理的な理由がなんら存在しないからである。しかも、被告は当該地方自治体自身になり、負けたら自治体の負担である。国に強要されて引き下げるのにこれではたまったものではないだろう。

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福井県立美術館にストラスブール美術館展を見に行く

2012-05-23 | 教養・娯楽

福井県立美術館で開催されていた「ストラスブール美術館展」に行ってきた。会場は、会期末も間近な休日ということもあり大賑わいで、さらに休日だというのに美術の授業で来ているような中学生の団体なども多く(できれば平日に来てほしい。)、混雑にいっそう輪をかけている。

展示では、確かにピカソやゴーギャンなど著名な画家の絵はいくつかあったのだが、全体的に見ると時代もまちまちで、統一感がない。時代を追って鑑賞できるようにはなっているが、ちょっと無理があるような気がする。まあ、一つの美術館から借りられるものを借りるということだと必然的にそうなるのだろうが。

それよりも、福井一の資産家である小野光太郎氏の所蔵品も協賛として何点か展示されており、値段はわからないがたぶん高価であろうマリーローランサンなどの絵を個人が多数所蔵していることに驚いてしまった。

ところで、この福井県立美術館、建築されてから30年以上が経ち、やはりちょっと古さは否めない。常設展示もあったが、掛け軸や陶器のようなものばかりで、絵画がほとんど展示されていないのは残念だ。館蔵品だけを見に来ることなんかほとんどないのだから、こういう機会に展示しないとね。それに、著名な絵画を買ったという話もあまり聞かないし。

それと、ホームページが手作り感満載で、悲しい。ほかの美術館はたいてい美しいホームページがある。ついでに県庁のホームページを見て驚いたのは、この美術館、教育委員会ではなくてなんと観光営業部の所管になっているようだ。これが「観光」って、なんでだろう。文化を重用しない土地柄なのだろうか。といってこれでは観光資源にもなりそうにない。

ちなみに、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」では、「文化財の保護に関すること」が、教育委員会の所管になっており、「文化振興に関すること」とまでは書いてない。まあ、法的にはぎりぎりセーフということだろうから、後は考え方の問題か。それなら観光客が大勢来るようにいろいろ工夫しないとね。

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金環食と金環蝕

2012-05-21 | 社会問題

世は金環日食(福井では部分日食だったが。)で大騒ぎであった。日食をネタに儲けようと思う人たち(マスコミとかレンズ関連業界とか)や純粋に学術的に観察したい人たち(ほぼ学者ですね。)は思い切り騒げばいいと思うが、一般人はあまり踊らされてはいけないだろう。

と思っていて、福井は金環食でもないし、当日の天候もわからないので放置しておいたのだが、NEWTONの電子版を見たら福井でも意外に欠け方が大きい。やはり一度見ておくかという気になり、日食グラスを探し回った。しかし、当然のごとくどこも売切れである。メーカーも作りすぎたら数十年後まで売れ残るので追加生産はしないのだろう。

ということで、日食グラスが手にはいったら午前中休もうかなとも思ったのだが、あいにく手に入らなかったのでいつもどおり出勤した。かなりの青空だが周りの通勤者はほとんどが無関心のようで、太陽の方を見ている人はほどんどいない。大人なので無関心を装っているのかもしれない。1人だけ日食グラスを使っていると恥ずかしいだろう。

日食の時間帯は主として通勤電車の中になるが、電車のブラインドを通じて太陽を一瞬見てもよくわからない。しかし、ピークの時間帯を中心に、気のせいか、雲もないのに太陽の光が弱まり、少し薄暗く感じた。車内なので気温の変化はわからないが、気温も少し下がったらしい。実は、もう少し暗くなるかと期待していたのだが。

ところで、金環食といえば、昔読んだ石川達三の「金環蝕」を思い出す。福井の九頭竜ダム(小説では福龍川ダム)を舞台に政治家の汚職事件を描いた小説である。記憶は比較的鮮やかで本は今も本棚にあり、そういうわけで太陽には申し訳ないが、自分の中では金環食のイメージはあまりよくないのである。

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大阪市職員の入れ墨問題に思う

2012-05-19 | 社会問題

大阪市職員の入れ墨(刺青)調査の結果が出たようだ。入れ墨をしている職員が110人もいたらしい。しかも「目に触れる部分」だけである。職員が3万人いるとはいえ、にわかに信じ難い結果であるが、調査結果がそうなのだからそうなのだろう。この問題がここまで放置されていたというのも信じ難い。

まともな企業で入れ墨というのはもちろん聞いたことがないし、自分のまわりの公務員たちの中でも見たことがない。ほとんどが環境局と交通局となっているので、現業の職員(ごみ収集とかバスの運転手とか)と思われる。橋下市長は民間に行けと言っているが、民間が受け取らないだろう。

この人たちが公務員としてそれなりに高い給料をもらっているというのが不思議であるが、それはそれとして、入れ墨については、公務員だからいけないというよりも、サービス業だからいけないというべきだろう。まともな企業なら改めなければ当然クビである。

ところで、この調査、教育委員会は実施しなかったらしい。ひどい話である。教育委員の会議では、「入れ墨は趣味の問題だ。」、「長袖で見えないようにするケースもあるからいい。」との発言が出たとのこと。さすがは教員の考えることである。悪いことでもバレなければいいというのだろうか。

橋下市長の、感情の赴くままに指揮しているようで実は精密に計算された政治手法にはかなり飽き飽きしていたが、とりあえずこの件に関してだけは、橋下市長に同意したい。こんなことまで考えないといけない市長はお気の毒である。懲戒免職は無理で分限免職ならとか言っているが、地方公務員法33条に規定する信用失墜行為なので、明らかな法律違反ではないだろうか。

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焼肉屋とipad

2012-05-17 | グルメ




福井に「凸凹屋(でこぼこや)」という焼肉屋がある。場所は藤島高校の北になる。「肉の高島」という福井では有名な肉屋さんの直営で、鹿児島黒牛など、いい肉が比較的安く食べられる。また、この店は、普通のロースやカルビの焼肉のほかに、すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼きしゃぶ、もつ鍋などもあり、そういうことで、家族などでときどき利用している。

この店、こないだ行ったら、なぜか客席にアイパッド(ipad)が置いてある。よく見ると、どうもそれを使って注文するようだ。アイパッドに写真入りでメニューが表示されている。ページを切り替えながら、食べたい商品にタッチすると「買い物かご」みたいなところにスタックされ、最終確認すると無線LANにより注文されるようだ。

ホームページなどで見ると、福井の「株式会社ネットシステム」というところの「オーダーレボルーション」というシステムを導入しているようだ。店員を介するよりも注文は確実に伝わるし、いつでも現在の料金を確認できるため、安心である。それに、ゲーム感覚でおもしろい。残念ながら、使えるのは注文だけで、店員を呼んだり支払をすることはできない。

このアイパッド、機能が一部制限されており、ネットサーフィンをしたり、ゲームをしたりということはできないようになっているものの、マップとかユーティリティは普通に動くようだ。どこまで制限されているかはわからなかったが、ちょっと詳しい人ならいろいろいじくることができるだろう。

焼肉屋にアイパッドって、どうしても油まみれになるだろう。きれいなカバーは付いていたが、結構思い切った導入であると思う。自分なら汚れそうなので持って行かない。それに、高価な端末なので盗難が心配なのだが、鎖などは付いていない。持ち出されたら位置情報を使って追いかけるのだろうか。(写真はデジカメを持ち込まなかったため同社HPから引用させていただいた。)

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幸せの国ブータンと「これでいいのだ」

2012-05-15 | 社会問題

facebookで友人がコメントしていたのを見て、「ブータン これでいいのだ。」という本を読んでみた。ブータン国王フェローとして1年間ブータンで働いた女性の著作である。そんな仕事があるとは知らなかったが、国王以外にはあまり知られていない国ブータンのことがよくわかった。

国民総幸福度という考え方で国政を行っているブータン。ブータンの幸福とは、数字で示して自分をアピールするようなものではない。家族や友人の幸せを願うことが幸せであるという発想である。福井県も幸福度日本一ということで幸せを目指しているらしいが、ブータンとは目指す「幸せ」が全然違う。どちらがいいというわけではないが、引き合いに出されたブータンも迷惑だろう。

ところで、「これでいいのだ」という言葉である。もちろん、赤塚不二夫先生の「天才バカボン」が語源であると思われる。ものすごく深い言葉だ。飲み会で何を飲む、って聞かれて、「ぼくはビールでいい。」と妥協するのとは全然違う。「ぼくはビールがいい。」と自己主張するのとももちろん違う。

タモリ氏は、赤塚不二夫先生のお葬式の際の弔辞で、赤塚氏の「これでいいのだ」について、「すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れること。」だと語っているそうだ。「前向きに」が大事だ。やはりものすごく深い。真の幸福とはそういうことなのだろうか。沖縄弁の「なんくるないさ。」か。

英語に訳すとどうなるのだろうか。"That's all right."ではなく、"It's OK."のニュアンスに近いかもしれないが、肯定感、前向き感が出ない。ネットを見ていたら、"Let it be."とか"I shall be released."というのもあった。どちらも歌のタイトルである。それぞれの歌詞を見ていたらますます深くなってしまった。みなさん、いろいろ考えているようだ。

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イケア(IKEA)に行ってきた(後編)

2012-05-13 | 旅行・交通




イケア後編です。イケア(IKEA)の商品は、価格が手ごろなのに、デザイン性(見た目だけでなく機能も含む。)に優れていることが特長である。家具はもちろん、数百円のアイテムでも、結構おしゃれなものがたくさんあって、つい買ってしまう。このあたりが普通のディスカウントストアとの大きな違いだろう。安いが、決して安っぽくはないのだ。

ただし、イケアは、普通のディスカウントストアとはシステムがずいぶん違うので、それを知っておくことが必要である。ショールームで商品番号や棚の位置を控え忘れると、後でピックアップできなくなる。また、無料の買物袋はなく、すべて有料である。ビニール製の大きな袋が確か99円なので持参するといいかもしれない。有料の紙袋もある。

イケアのおもしろいところの一つは、館内にレストランやカフェ(ビストロと呼んでいる。)があることだ。飲食代金はファミレス以上に安い。出口のカフェでは、フリードリンクが70円、ソフトクリームは50円である。入館したときはみんな何であんなところで飲食しているんだろうと思ったのだが、やはり買い物を終えるとのどが渇くのである。

イケアで買ったのは、衣類を入れるチェストがメインで、ほかには、399円の目覚まし時計とか599円のクッションとかの雑貨などである。これまで買った組立家具は、作りがチャチなものが多く、しかもネジがうまく合わなかったり、接合部で隙間が空いていたりして、どうもすっきりいかなかった。ところがイケアの家具はきっちりと納まるのでとても気持ちがいいのだ。

買ってきたチェストの組立て説明書は、20ページ以上に及ぶが、20か国語ぐらいの言語で注意書きが書いてあり、一応日本語も最後のあたりに出てくる。一方で、組立ての説明のところは、絵というか図だけで、一切言葉が書いてない。きわめて合理的である。組立てには、3人で1時間半かかってしまった。

ところで、イケアは通販(ネットショッピング)をやっていないとアナウンスされているにもかかわらず、ネットで検索するとイケアショッピングというページがたくさん出てくる。どうやら、買い物代行サイトのようで、注文が入るとイケアに代わりに買いに行き、発送する商売のようだ。自分のような田舎者には便利だが、価格は大体倍ぐらいにはなっているようなのでご注意を。

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