駅前に用事があり、ふと思い立って公共交通機関を利用することにした。
いつも車の利用がほとんどなので、たまには地方交通の現状を見てみたいと思ったからである。
ちょっと大回りしてJR→えちぜん鉄道→福井鉄道の乗継ぎとなった。
JRは結構利用する方なので驚きはなく、可もなく不可もなくという感じでコメント省略。
えちぜん鉄道は車両もきれいで、乗り心地もいい。
「日本ルー列島」にも登場した噂のアテンダント(これがたまたま「ローカル線ガールズ」で有名なSさんだった。)も乗車していて、的確な案内をする。アテンダントが1人いるだけで殺風景なローカル線の車内が華やかになり明るくなる。経営合理化だけを考えたら絶対ありえないアテンダントを導入すると決めた人は本当にエラいと思う。
それに引き換え、福井鉄道は、ちょっと悲しい。車両が小さくて座席も座りにくく、しかも途中の停留所(しかも狭くて危ない)で乗換えを強いられる。高齢者が多く、何度も尋ねている人もいた。
それにしてもちょっと驚いたのは、どちらの電車も意外に運転本数が多いこと。それから土曜日の昼過ぎだからか、どの電車もほぼ満員であったこと。
見事に高校生と老人がほとんどではあったが、公共交通機関を絶対に必要としている人も多いということだね。