つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

たかが醤油、されど醤油、富士菊醤油

2013-05-30 | グルメ

何年か前、石川県山代温泉の白銀屋(ここがとってもすばらしかったことはこのブログの過去ログにある。今は「星野リゾート 界 加賀」という。)に行ったときに、「富士菊醤油」というのに出会った。夕食のときにとてもおいしい醤油だと思ったら、旅館の売店に売っていたので1本だけ買って持ち帰って使っていた。

ところが、この「富士菊醤油」、福井をはじめ、ほかではなかなか手に入らない。醤油を買いにだけ温泉旅館に行くわけにもいかないので、ずっとほかのブランドを試しながらがまんしていたが、なかなかおいしい醤油がない。醤油というのは、ごく普通の調味料なのだが、商品によって結構味が違い、刺身に合うような醤油にはなかなか出会わない。

この「富士菊醤油」、実際売っている範囲がかなり狭く、金沢の大和などにもない。ネット情報(といっても製造元のページはなく、口コミのようなものばかり)によると、どうやら加賀地方(それも小松以南)のスーパーなどに普通に売っているそうで、先日小松方面に行く用事があったので探してみた。

ちょっと寂れた感じの小松のイオンの醤油売り場に行ってみると、なんと醤油売り場が富士菊醤油であふれている。松、竹、梅みたいな感じで何種類も並んでいて売り場シェア70%ぐらいを占めている。あとはとってつけたように金沢で有名な大野醤油とキッコーマンとかが少し。この辺の人は富士菊醤油しか使わないのだろうか。福井にもフク醤油とかあるが、醤油売り場はいろんなメーカー品が並んでいるのに。

この醤油、280円ぐらいからあり、違いはわからないが、最高価格の「寿」を買って帰った。それでも500円でおつりがくる。それも1リットルである。この醤油、かなり甘いのが特徴である。甘味料も含まれているので邪道かもしれない。加賀の人は甘いもの好きなのだろうか。自分的には刺身には甘い醤油がいいと思っているが、それがきらいな人にはおすすめしないので念のため。

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日本一?遅い身延線の特急電車で甲府へ

2013-05-26 | 旅行・交通




ちょっと用事があり、甲府に行ってきた。甲府というのは全国の県庁所在地の中でも福井から最も行きにくいところの一つだと思う。中途半端で飛行機が利用できず、電車でしか行けない。その電車にしても、中央線塩尻経由、静岡から身延線経由、新横浜から横浜線経由、品川から中央線経由といろいろあってどれもぼほ同じ時間がかかる。なんと福井から5時間半だ。

迷ったが、行きは静岡から身延線経由、帰りは塩尻から中央線経由とした。静岡で新幹線を降りると、「ワイドビューふじかわ」というたった3両の特急電車が待っている。富士山の西側の身延線を通って甲府に向かう電車である。ワイドビューというだけあって、窓が上下左右に広く、しかも、運転席の後ろから前方の展望もできるようになっている。

しかし、この電車がまた遅い。富士川に沿って山間部を走るためカーブや勾配が多く、しかも単線であるため駅を通過するときに(両開きポイントで)徐行するし、対向列車の待ち合わせでも停車する。特急というのは名ばかりで時速40キロぐらいしか出ていないような気がする。それに、富士山が見えるかと思ったが、山の中でほとんど見えない。

この列車、静岡から甲府まで120キロほどしかないのに、2時間20分もかかる。新幹線なら東京・新大阪間を走破する時間だ。各駅停車でも2時間40分なので特急料金をとってこれではちょっと遅すぎる。計算するとこの間の平均速度(表定速度という。)53キロである。イベント列車などを除くと、JRの特急で最も遅い部類にはいるようだ。

帰りの「ワイドビューしなの」は木曽路の山の中をかなり速いスピードで快走する。最新式の振り子電車でカーブで自動的に内側に傾き、あまり減速する必要がない。計算すると表定速度は80キロを超える。ちなみに、北陸線のサンダーバードは列車によっては表定速度100キロを超えるし、福井・敦賀間の普通電車でもあれだけの駅に停まるのに63キロである。北陸線は進んでいる。(上は「ふじかわ」から、下は「しなの」)

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コストコ体験記(後編)+木村屋のパンケーキ

2013-05-22 | 生活・モノ






前回のコストコの続きである。コストコの店内のディスプレイはなかなかインパクトがある。大容量の商品が大量に天井近くまで陳列されている。まあ、プラントもある意味そうだが(福井県内ローカル)。見ている分には楽しいが、買うとなると少人数の家族が多い日本ではなかなか厳しい。やはり2~3家族でシェアするのが適当だろう。

コストコと言えば食品のイメージが強かったが、意外に日用品なども充実している。入り口付近には電気製品や文房具などが詰まれ、なかなか楽しい。しかし、よく値段を見て計算しないと、あまり得ではないような商品もある。しかも前回書いたように、ビジターなので5%の割増がかかる。

肉類や魚介類は魅力的なものが並んでいるが、やはり1パックの量が多い。サーモンは試食するととても美味だったので購入したが、1パックが3000円前後するため、買うにはかなりの勇気が必要である。冷凍すればいいのだが刺身で食べないと魅力が半減する。

大容量といっても、中が小分けされているものとそうでないものがある。小分けされているものは少しずつ食べることができるし、友人にあげることもできるが、小分けされていないものはいったん封を切るとあまり長くは置いておけず、少しずつ食べてもなかなか減らないので注意である。

ところで、コストコのヒット商品にパンケーキがある。見ていると多くのカートに積まれている。このパンケーキ、銀座木村屋の商品らしく、パッケージには銀座木村屋のホームページのアドレスが印刷されているが、見てもこのパンケーキのことは記載されていない。あまりにも安いため木村屋のイメージを損ねるからだろうか。でもこれはなかなかいける。(店内写真はネット上のものです。)

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コストコ体験記(前編)

2013-05-19 | 生活・モノ




前から気になっていたコストコに行ってきた。福井から最も近いコストコは現時点では京都である。京都といっても八幡市(松井山手駅近く)というところなのでかなり南になるが、高速(第二京阪道路)の近くなので、福井から2時間半ぐらいである。最寄のイケアよりはかなり近い。相当郊外を想像していたのだが、不思議なことに住宅街の中にある。

コストコは基本的に会員にならないと入店できないのだが、年会費が4,200円も必要になる。福井から年に何度も行くわけにはいかない。会員にならずに入店する方法もいくつかあるのだが、一日招待券がついた雑誌があったのでそれを買ってきた。本の中身にはほとんど興味がないので780円の出費である。ちなみに、「コストコライフ3」という本で、コストコの商品を利用したレシピ本である。

この招待券、招待というわりには待遇があまりよくなく、商品代金に一律5%加算される。返品や交換の保証もない(法令による責任は免れないだろうけど)。また、一度招待券を使うと同居者を含めて1年間は利用できない決まりである。そのため、入店には、入り口(というより出口側になるのだが)で招待券を登録する必要があり、身分証明書の提示を求められる。

カウンターでは、予想どおり、この招待券にはこういうデメリットがあるので会員になった方が得だと、かなり入会を勧められる。しかし、4,200円の元をとるには年間84,000円買い物をする必要があり、そう簡単に会員になるわけにはいかない。めげずにビジターで入店する。入店してほっと一息である。いきなりの大量陳列に驚く。が、長くなってしまったので続きは後日に。(写真は撮れなかったのでネットから引用させていただいた。)

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大学グッズ・ノベルティをめぐって

2013-05-16 | 生活・モノ




最近はいろんな大学が、大学広報のためのグッズを作っている。ノートや筆記用具。クリアファイルなどのキャンパス用品はもちろん、お菓子や日用品など、あらゆるものに広がっている。大きく分けて、ノベルティとして受験生や高校関係者に配布する場合と、大学生協などを通じて売り出す場合があるようだ。大学も知名度を高め、親しみを持たれないといけないのだろう。

ノベルティの方は、オープンキャンパスなどで受験生に配布したり、高校関係者に配布したりしているようだ。配布するのはいいとして、販売される商品はどういう人たちが買うのだろう。息子がこんな大学に通っていると自慢したい親か、それともその大学にあこがれる受験生か。そうだとするとブランド力のある大学しかなかなかビジネスにならないような気がする。

あの東大でもいろんなものを売り出していて、東京大学饅頭やクッキーまである。どれも有名企業とのコラボレーションである。国立大学や私立大学でもかなりの大学が同様となっている。有名企業とコラボしたお菓子なども多い。学長の顔や「ゆるキャラ」のようなものまである。来年春に開学予定の敦賀市立看護大学なども、受験生や市民に親しまれるためには何か考えた方がいいかもしれない。

聞くところによると、かつては広報部門が大学のお菓子などを作ろうとすると、大学内の教授会などでそんなものは大学のレベルを落とすとか、大学のアカデミズムと相容れないなどの批判が(何の権限もないのに)あったらしい。さすがに最近は大学間競争も激しく、そうでもないそうだが、まあ、アカデミズムから遠い大学ほどそういうものだろうけどね。

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イッタラのグラスで100円のコーラを1000円にして飲んでみる

2013-05-13 | 生活・モノ

グランフロント大阪に行った際、地下でイッタラ(iittala)のショップを見かけたので、そこでグラス(正式にはタンブラーというようだ。)を買ってきた。北欧フィンランドの製品で、シンプルで美しい。相当昔のデザインのはずなのだが、古さは感じない。美しいだけでなく、丈夫そうで、持ちやすく、スタックもでき、実用的である。

ちなみに、たぶんその店で一番安いグラスのはずであり、コストパフォーマンスは高いと思う。安いものにもかかわらず、丁寧に接客していただいた。しかも美しい化粧箱に入っている。普段使いのものであるから、なるべく割れないことと、割れてもそれほどがっかりしないことが購入の必要条件である。

ところで、少し前に、「100円のコーラを1000円で売る方法」という本がヒットしたが、その正解は、「最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついたこの上なく美味しい状態でシルバーの盆に載ったコーラをグラスで提供する」とのことだそうだ。まあ、商品を付加価値を付けて売るという当たり前の話で、それもちなみにリッツカールトンでの話である。

どうやっても自宅でリッツカールトンの環境は再現できないが、このグラスがあれば、いい氷といい水(福井は水道水で十分かも)といいグラスでコーラを飲むぐらいは実現できそうだ。

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遊園地「ワンダーランド」転落事故と建築基準法

2013-05-10 | 社会問題




福井唯一の遊園地(と一応言っておこう。)である「ワンダーランド」で子どもの転落事故が起きた。原因はまだ不明であるが、これに乗じて県の指導に従わなかったとかかなりたたかれている。ワンダーランドと言えば、よく新聞の折込み広告が入っていたが、自ら「B級遊園地」と名乗っているとおり、そのとおりで、遊具はとても乗る気にならないような古いものばかりで、トホホ感たっぷりである。

遊園地といっても、バンジージャンプが一つの売りなのだが、ここで飛び降りるのは別の意味で真の勇者だと思う。それに、なぜか「アムールナイト」というロシア人のいるパブがあったはずだが、ホームページでは見当たらない。もうないのだろうか。本当にその名のとおり「ワンダーランド」だ。なのに、パスポートは3500円もして、笑ってしまう。どう見ても高すぎるだろう。(パスポートなのに1回しか乗れないものも多い。)

それはそうと、これらの遊園地の遊具、基本的には建築基準法が適用になるようだ。建築物に関する規定が一部の工作物に準用され、「ウオーターシユート、コースターその他これらに類する高架の遊戯施設」、 「メリーゴーラウンド、観覧車、オクトパス、飛行塔その他これらに類する回転運動をする遊戯施設で原動機を使用するもの」だけが対象になっている。

いわゆる乗り物なのに、乗る方の車両でなく、どちらかというと土台の方が対象になっているのは不思議で、土台の基準はあっても車両の方の単なる付属品である。それに、ここに列挙されている以外の遊具はどうなるのだろう。たとえば、バンジージャンプ、レーシングカート(土台はない。)、パイレーツシップ(回転運動はしない。)などなどである。

規制する法律がない以上、監督する官庁もないということになる。行きがかり上、工作物を所管する福井県(三国土木事務所)が担当することになっているようだが、遊園地の担当ではないのでそれはちょっと強引な気がする。公園などだと国や地方公共団体が管理者になるので大丈夫だが、遊園地は民間事業者が多い。建築基準法でなく、何か新しい立法が必要なのではないだろうか。

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うめきた「グランフロント大阪」に行ってきた

2013-05-07 | 旅行・交通




大阪駅の北側に新しくできた「グランフロント大阪」に行ってきた。「うめきた」という名称もあるが、「うめきた」の一部、先行開発地域に建ったビルの総称を「グランフロント大阪」というらしい。大阪駅とは地上ではうまくつながっておらず、遠回りが必要である。2階か地下1階ならばまっすぐ行くことができる。

ここはかつて梅田貨物駅があったところ。今も西側に線路は残っている。かつてJR大阪駅の北側は梅田貨物駅以外都市機能は何もなく、寂しい風景が広がっていたのを覚えている。やがて少し離れたところに新梅田シティ(空中庭園やウェスティン大阪のあるところ)ができ、近くにはヨドバシカメラなどもできた。

連休の合間、相当な混雑を覚悟していたが、意外にも客はそれほど多くない。東京ソラマチや渋谷ヒカリエの開業直後の混雑と比べれば相当な差がある。東京と大阪の差なのか、それとも施設の差か。どちらかというとファッションビルという感じで、若い人たち向けの店が多く、広い年齢層を取り込めてはいないようだ。レストラン以外で唯一入店の行列ができていたのは「ザラホーム」(Zara Home)だけだった。

ここの特徴は、普通のショッピングゾーン以外に「ナレッジキャピタル」という企業出展スペースがあることだろう。産学官の「知」の拠点だそうだ。ホールや企業のショールームなどが並んでおり、大学などとのコラボレーションスペースもあるが、ちょっとエンターテインメント性には欠けるようだ。さらにその北側には近くホテルインターコンチネンタルが開業する。

ところで、先日の日本経済新聞によると、このグランフロント大阪、商業ゾーンは活況だが、オフィスゾーンは20%しか埋まっていないらしい。そういえば、商業ゾーンは6階ぐらいまでであるが、それぞれのビルは高層ビルなので30階以上までずっとオフィスである。ショップと違い、必ずしも開業と同時に埋まる必要はないものの、大丈夫だろうか。

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福井鉄道「フクラム」乗車体験記

2013-05-04 | 旅行・交通




福井鉄道の新型低床電車「フクラム」に乗ってみた。3月末に走り出したので、1か月遅れの乗車である。福井鉄道では、休日は1日500円で乗り放題のきっぷを売り出しており、それを利用することにした。福井・武生間は片道380円なので、1往復するだけでもモトがとれることになる。車内でも購入できるので無人駅からでもOKである。

鮮やかなオレンジ色の3両編成の車両は新車の匂いがする。文字通り床が低いので乗りやすい。走り出すとモーターの音が特有で、加減速のときにはヒューンというやや高い音がする。乗り心地はというと、結構硬く、線路の振動をかなり拾っている。路盤があまりよくないのかもしれない。といっても特に問題はなく、おおむね快適である。

車内は家族連れなどでほぼ満席であったし、沿線にはカメラを持った人が確認できただけで10人はいた。この車両に関して言えば確実に乗客は増えている。オレンジ色の車体はかなり目立つらしく、沿線では電車を見ている人がかなりいる。福井の新緑や雪景色にも似合うだろう。富山のポートラムのように、この電車に会うと幸せになるとかという伝説ができるといいのだけれど。

福井市内の路面電車の区間では、右折の車が線路上に停まり、進路の邪魔をする。危険なのはもちろんだが、タイミングが悪いと電車が赤信号1回待つことになる。定時運転できないと客が離れるし、将来の相互乗入れの支障にもなる。マナーの問題かもしれないが、線路上では停車しないよう徹底的に取り締まらないといけないと思う。

ところで、この福井鉄道、なかなか商売熱心でいろんな割引切符を売り出している。上記の1日フリー乗車券のほか、65歳以上はいつでも1日500円、70歳以上だと400円になる。4人が同時に乗車すると1日1000円になるチケットもある(日にち限定)。ほかにも、ランチ付き、入浴券付き乗車券もある。みなさん、電車に乗りましょう。

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