つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

うらやましいぞ、金沢の交通

2013-07-27 | まちづくり

金沢に行ってきた。金沢は福井からは電車でも車でも1時間ぐらいだから、週末は買い物などに出かける人がとても多い。「おはようエクスプレス」など、通勤者用の特急列車もあるぐらいだ。この金沢駅、いま来年開業の北陸新幹線を迎えるための工事真っ盛りである。うらやましい限りである。

工事中といっても、金沢は駅を建て替える時に新幹線の部分も作ってあったので、富山駅ほど大工事にはなっていない。ただ通過しているだけでは気がつかないぐらいである。普通は、駅裏側に新幹線が来る(福井もその予定である。)ものだが、金沢駅は駅前側に新幹線がくるという珍しい構造になる。旅行者には便利だ。

ところで、金沢の繁華街はやはり香林坊付近であり、金沢駅からバスが走っている。北陸鉄道の路線バスもかなりの便が香林坊付近を経由するが、観光客が向かう武蔵、香林坊、兼六園ぐらいまでの客を運ぶため、「まちバス」というのが走っている。料金は100円である。ほぼ同じルートの兼六園シャトル(こちらも休日は100円)とあわせて10分おきである。うらやましい限りである(2回目)。

ちなみに、城下町金沢周遊バスというのもあるが、こちらはなぜか200円なので注意が必要である。路線バスも200円なので、よく見て乗らないといけない。休日と仮定して、100円しか出さないというのなら10分に1本、200円出してもいいというのなら、ほとんど待たないでもバスに乗れる。とても便利である。

さて、福井でも「すまいる号」というコミュニティバスが走っており、100円で乗れる。これは敦賀などと違い安くてよい。ただし、京福バスに遠慮してルートが限定されている。県立病院や赤十字病院など、京福バスのドル箱になっている(たぶん)ところは微妙に外してある。しかも、30分に1本しかないため使いづらい。本気でバスに乗せようと思うのなら改善が必要だろう。

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福井県立図書館の覚え違いタイトル集

2013-07-20 | 教養・娯楽

福井県立図書館のホームページに、覚え違いタイトル集というのがある。リンクを貼っておくが、urlの一部が「もしかしてmosikasite」となっているのもしゃれている。
http://www.library.pref.fukui.jp/reference/mosikasite.html

この企画、なかなかおもしろい企画である。だいぶ前だが2チャンネル系でも取り上げられた。こちらは一つずつツッコミがあってさらにおもしろい。Twitterでも取り上げられたとのことである。「ボケて」に近い「リアルボケて」ととらえられたようだ。
http://matome.naver.jp/odai/2135766406028861701

しかし、この「覚え違いタイトル集」、お役所としては通すのが難しかっただろうと思う。一部の利用者にとっては、自分が笑い者にされ、バカにされているのかという気になるかもしれない(なんといってもリアルボケてなのだから)し、そういう危惧があればお役所は普通はゴーサインを出さないものだと思う。決断した人は偉かったと思う。

情報によると、目的は、1つは、本を探すときのヒントとして活用してほしいこと(これはあやしいが)、もう1つは、たぶんこっちがメインなのだろうが、読んで楽しいコンテンツにしてレファレンスサービスの認知度を高めることであったらしい。大成功だろう。

確かに、コンピュータによる検索が一般的になっており、司書の方にはほんとに申し訳ないことなのだが、司書って、もはや必要なんだろうかというぐらいの気がしていた。しかし、コンピュータでも、「覚え違い」をしているとなかなか見つけることが難しいし、そうでなくても図書の検索というのはなかなかうまくヒットしないものである。

そして、さらに重要なことだが、これによって図書館や司書にレファレンスサービスという重要な役割があることを再認識させられたのである。レファレンスサービスとは、図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員がその情報や必要な資料を検索・提供することによってこれを助ける業務らしい。福井県立図書館、恐るべし。

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福井県立恐竜美術館に行く

2013-07-13 | 教養・娯楽






勝山市にある福井県立恐竜博物館に行ってきた。開館して13年ほど経つことになるが、4回目である。この恐竜博物館、世界三大恐竜博物館に数えられ、知る人ぞ知るワールドクラスの博物館である。入場料は県立だけあって常設展で800円と格安であり、これではそれぐらいのものかと思われてしまう。もっと値上げした方が人が増えるのではないかと思う。

この恐竜博物館、福井から東へ車で40分ほどの山の中にある。電車とバスでも行けないことはないが、なかなか不便な場所である。しかし、四万十の山の中にある海洋堂のホビー館に比べるとだいぶマシである。あちらはわざわざ行くへんぴな博物館ということで売り出しており、今や不便だから人が来ないということはないようだ。事実、駐車場には県外ナンバーの車もずらりと並んでいる。

恐竜というトピックをテーマにした博物館は、学術的な面と観光的な面のバランスをとりながらやっていく必要があり、運営ははなかなか難しいことと思う。学術的な面に特化してしまうと、世界的な評価は高くなると思うがマニアしか来なくなるし、観光的な面に特化してしまうと、来場者は多くなるが単なる観光施設になってしまう。

とりあえず、バランスはとれているようで、ハイテクを使った動く恐竜や、貴重な化石の展示など、コンテンツも豊富である。残念なのは、恐竜博物館の帰り、もう1か所勝山でどこかに寄ろうとしても、それが見当たらないことである。「ゆめおーれ勝山」とかもあるのだが、県外客にはインパクトに欠ける。少し離れると永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡などもあるのだが、これでは勝山市内に金が落ちないと思う。あ、そういえば、かつて「越前大仏」というトンデモ物件があり、ある意味有名ではあったけれど。

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消費税の総額表示とは

2013-07-06 | 社会問題




来年4月から消費税が8%に上がることになっている。しかし、「経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、前項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。」という附則がついており、結局上がるかどうかは直前にならないとわからないのである。

それで個人的にはちょっと困っているのだが、それはそれとして、この消費税に関し、先日、陸上自衛隊が、入札の際、消費税の「内税」価格(すなわち総額表示)での入札を求めたとして、批判されている。どうやら、政府調達では、本体価格+外税でないといけないようだ。地方自治体でもそうかもしれない。総額表記にすると、業者側に、利潤の圧縮などの負担を強いることにつながりかねないからとの理由だそうだ。

しかし、確か、消費税は総額表示が原則であったはずである。総額表示というのは税金を目立たせないようにしたいという国の思惑があるのだと思うが、それでもずいぶん定着してきたと思う。しかし、いまだに税抜金額をメインに表示しているものがある。厳密にいうと総額も記載はされているのだが、パッと見ると税抜金額が目につくということである。

980円だと思って食事をすると、1029円とられてなんか損をした気分になる。身近なところでは、8番らーめんやステーキガストがそうである。昔はゲンキーもそうだった。まあ、ちゃんと書いてはあるんだけれど、安いと錯覚するのでやめていただきたい。それにしても、国は、店には総額表示を指導している一方で、調達の際はそれはいけないって、よくわからない話である。

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