つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

紅葉の京都、嵐山・嵯峨野へ

2011-11-29 | 旅行・交通






秋の紅葉シーズンの人出のピーク(それは紅葉のピークと一致するとは限らないが。)に、京都に行ってきた。例によって(よろしければ昨年や一昨年の同時期のブログを見てください。)、大津市の浜大津駐車場に車を置いてのいわゆる「パークアンドライド」なので、京阪京津線をはじめ電車の駅から歩いて行けることが最も妥当な目的地となる。

これまでは距離的に近いので蹴上で降りて洛東を訪ねることが多かったが、今年は趣を変えて、ベタだが嵐山・嵯峨野周辺にした。京阪京津線が京都市営地下鉄の太秦天神川まで乗り入れており、嵐電に乗り換えて嵐山まで行ける。便利なフリーきっぷもあり、電車なので渋滞は関係なしである。京阪も地下鉄も、そして嵐電もピークにしては意外に空いている。

しかし、嵐山に着くと、そこはさすがの人ごみである。目抜き通りは歩くのも大変で、渡月橋は歩行者も左右それぞれ一方通行でずっと行列になっている。飲食店はただのうどん屋に見える店までが長蛇の列である。まあ、嵐山などで食事する気は初めからないのだけれど。

ところで、あまりガイドブックには載っていないが、渡月橋から川の左岸を上流に少し歩いていくと、山(というより小高い丘)に登る小道がある。10分ほど登っていくと展望台があり、眼下に保津川が流れ、川下りの船が下っていく。遠景になるが時間によってはトロッコ列車も見える。ここはあまり観光客も上がってこない穴場である。いつかは泊まりたい宿の「ほしのや京都」も眼下に見える。嵐山が「山」であることが実感でき、おすすめである。(いちばん下の写真)

嵐山は紅葉もまだ少し早く、あまりに商売が表に出ているので少し引いてしまうが、嵯峨野のあたりまで行けば紅葉もピークで、健康にもよい快適な散歩道である。常寂光寺は紅葉が見事であった(上2枚の写真)。ただし、嵯峨野の風景は都会人には日本の原風景のような気がすると思われるが、われわれ福井人にとっては単なる田舎の見慣れた風景なのであった。

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「ステキな金縛り」で思わぬ収穫

2011-11-27 | 教養・娯楽

久しぶりに映画館で映画を見た。「ステキな金縛り」である。見たい映画はほとんどDVDが出るまで待って見ており、めったに映画館には行かない。別に嫌いではないのだが、映画に出かける習慣があまりないということか。今回も、特にこの映画が見たかったわけではなく、招待券をいただいたのでたまにはと思って見に行っただけである。

しかし、休日の午後だというのに、福井駅前の映画館に客は少ない。シネコン(あまり多くはないが)の大きな映画館に50人ぐらいだろうか。明るい館内に入退場するのが恥ずかしいぐらいだ。ツタヤはあれだけ賑わっているのに、みんななぜ街の映画館で映画を見なくなってしまったのだろうか。

ところで、映画もビデオもあまり見ない中で、三谷映画は宣伝のせいか結構(もちろんDVDで)見ており、有頂天ホテルも、マジックアワーも見てみたものの、話題になっているわりにはまあまあだったかな、という程度であった。ところが、この「ステキな金縛り」はなかなかおもしろかった。戦国時代の亡霊が法廷で証言するというハチャメチャなストーリーである。

内容はタイトルの「金縛り」とはあまり関係ない(英題は once in a blue moon )し、法廷モノとしては詰めが甘いし、ミステリーとしては完成度が低いし、コメディとしても中途半端だし、それほど好きな俳優でもないし、かなり中途半端なのだが、とてもおもしろいのだ。喜怒哀楽がバランスよく絶妙に配合されており、まさに笑いあり涙ありである。動機が不純だったのに、思わぬ収穫である。やはり三谷監督、もしかしたら天才だろうか。

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宇奈月温泉事件の現場を見る

2011-11-25 | 旅行・交通




今回はかなりマニアックな話題である。宇奈月温泉事件と聞いて、西村京太郎シリーズや女子大生が温泉で殺される安い湯けむりドラマを連想してはいけない。法律学を学んだ人なら、「民法総則」のかなり最初の方(あるいは法学概論あたり)で遭遇したはずの裁判事件である。有斐閣の民法判例百選の最初の判例である。事件というと一般的には犯罪っぽいのだが、単なる私人間の争いごとに関する裁判である。

この単なる一つの裁判が有名になったのにはわけがある。昭和10年のこの事件の概要は次のとおりである。
宇奈月温泉は、上流から引湯管(木管)で湯を引いていたが、全長7kmのうち6mほどがAの土地を利用権を持たずに通過していた。同地は急斜面の荒地だったが、原告XがAからこの土地を譲り受け、隣接するXの土地約3000坪と合わせて時価の数十倍の価格で買い取るようにYに要求し、Yが拒否すると、Xは土地所有権に基づき引湯管の撤去を求めた。

大審院(今の最高裁)は、Xの請求が「権利の濫用」であるとしてXの請求を棄却した。すなわち、Xにとっては利用価値のない土地で、請求を認めて引湯管を撤去すれば宇奈月温泉と住民に致命的な損害を与えることになり、このような結果をもたらす請求は所有権の目的に反するものであり、権利の濫用であって認められないとしたものである。

この引湯管、もう木管ではないが、今も黒薙温泉から山の斜面を通って延々と引かれているのが現地で実際に確認できる。宇奈月温泉から黒部峡谷を欅平に向かうトロッコ列車の車窓からも、川の反対側の斜面にはっきりと眺めることができる。知らないと何かわからないだろうが、トロッコ列車のアナウンスでもちゃんと説明がある。もちろん事件については触れてくれないけど。

ところで、驚いたことにこの宇奈月温泉事件の石碑が宇奈月温泉のはずれの方に建っているのを発見した。温泉街の中心部からは川を渡った対岸の上流にあり、近くに橋もないので、普通ではなかなか行かない場所である。石碑には、事件の内容と判決要旨が簡潔に記載されている。この説明文は、高岡法科大学が書いたようで、なかなかわかりやすかった。

この事件は、宇奈月温泉や宇奈月町にとっては死活問題であったようで、宇奈月温泉公式サイトや現地で目にしたいくつかの印刷物にも宇奈月温泉の歴史として記載されているし、観光マップにも石碑の場所が記載されている。ただし、旅館の仲居さんに聞いてみると、やはりテレビドラマの話だと思っていたようだ。(わかりにくいが、上の写真で画面下を左右に走っているのが送水管である。)

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晩秋の黒部峡谷トロッコ電車に乗る

2011-11-23 | 旅行・交通




観光シーズンほぼ終了間際の黒部峡谷に行ってきた。宿泊はベタだが宇奈月温泉である。宇奈月温泉から黒部峡谷の奥へは黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が出ており、終点欅平までは20キロで片道1時間20分かかる長旅である。黒部川に沿って急な山肌を縫うようにして走り、なかなかスリリングである。

紅葉はほぼ終わっているが、山々はまだ、かなり赤や黄に染まっている。シーズン終了間近割引ということで、トロッコ電車は2割引で、しかもガラガラである。オトクな季節だ。トロッコ電車も、昔は屋根だけで壁のない客車が主流でとても寒かったが、今は追加料金はかかるもののちゃんと屋根も壁もある客車がほとんどである。トンネルやカーブが多く、スピードの遅いビッグサンダーマウンテンである。昔はきっぷに「生命の保証はしません」と書かれていたらしい。

このトロッコ電車、観光用のほかに、作業用の電車もかなり走っており、作業員や資材を運んでいる。たまたまレイルビューの部屋に泊まったのだが、夜になっても作業用の電車が結構走っている。また、全線単線にもかかわらず、ピーク時は20分おきに走っており、途中に8駅(観光客が降りられる駅は2つのみ)あるが、ほとんどの駅で待ち時間なく電車がすれ違う。よく考えられたダイヤである。

車内アナウンスは富山出身の室井滋である。ちなみに、高岡の万葉線は立川志の輔のアナウンスである。ついでに言うと、今回は車で行ったが、宇奈月温泉までの富山地方鉄道は「レイルウェイズ2」の舞台になっている。冬場はキャンペーンで富山・宇奈月温泉間を無料で乗れる電車が1日3往復ある。富山の鉄道はがんばっている。

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敦賀「一力」の中華そばを食す

2011-11-21 | グルメ






以前から一度行ってみたかった敦賀のラーメン店「一力(いちりき)」に行ってきた。敦賀では歴史ある有名なラーメン店である。昔は違う場所にあったらしいが、今は敦賀市役所の横にある。敦賀市役所は一力とヨーロッパ軒に挟まれており、うらやましい(何が?)。

敦賀は、県か市の主導で「敦賀ラーメン」という名で売り出した時期があったが、あれはコンセプトに統一性がなく、何を敦賀ラーメンと言っているのか今ひとつわからなかったが、こちらはそれよりもずっと歴史が古い。

看板やメニューには「ラーメン」でなく、「中華そば」と表示されている。当たり前だが「敦賀ラーメン」などとは書いてない。絶対に書かないだろう。ワンタン麺、チャーシュー麺などもあるが、トッピングが違うだけで、ベースはどうも同じもののようだ。

ということで、まずは中華そばを注文したが、これはうまい。看板にあるとおり、「ラーメン」ではなくまさに「中華そば」である。どちらかというと懐かしい屋台の味に近い。聞くところによると休日などは県外からも多数の客が来て行列ができるそうだ。

敦賀は、夕方になると大通りに屋台がいくつも出現するし、ヨーロッパ軒のソースカツ丼や日本海さかな街などの海鮮丼には県外から多数の観光客がわざわざ食べに来る。敦賀はなかなかグルメの街である。観光のポテンシャルもあるのに見るところがやや少ないのが残念ではあるが。

ところで、店の前に「本日人手不足のためご案内に時間がかかります。ご理解いただける方のみご入店ください。」というタカビーな看板があったので、さすがは有名ラーメン店と少し緊張したが、店員さんは意外にもなかなか愛想よく親切であった。

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NHK、ついに訴訟に踏み切る

2011-11-18 | 社会問題

NHKが、放送受信契約の締結を拒否している5世帯を相手取り、契約締結と10、11月分の受信料支払を求める訴訟を東京簡裁に起こしたそうだ。各世帯を繰り返し訪問して契約を求めてきたが、「テレビは見ていない。」などとして拒否されていたらしい。

放送法では、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備(中略)のみを設置した者については、この限りでない。」となっている。

この放送法第64条は憲法違反の疑いが強い。契約自由の原則には契約をしない自由も含まれるわけで、これを制限するには、相当の理由が必要である。たとえば、自動車損害賠償保障法で、自賠責保険契約の締結を強制している例はあるが、これには無保険車をなくし、交通事故の被害者を保護するという公益上の理由がある。ところが、テレビ放送を楽しむ人たちに、見ないNHKの受信契約を義務付けるような公益上の理由は存在しない。

NHKはホームページで質問にこう答えている。
「20世紀に入ってからは次第に、契約自由の原則を適切に制限することによって、社会の私法関係を是正しようとする傾向が強くなってきました。放送法の規定は、自由意思で受信機を設置した人に対して、NHKの放送を含む放送を受信する意思があると認めて受信契約をしてもらうというものですから、契約自由の原則自体にも、何ら抵触するものではありません。」(引用終わり)

理解できない説明である。契約自由の原則の例外になる理由も説明されていないばかりか、「NHKの放送を含む」という部分も、他の放送を見たくてテレビを買った人にもNHKを見る意思があるとみなされてしまうわけで、いわば「抱き合わせ販売」である。消費者にきわめて不利な「不公正な取引方法」として、独占禁止法違反であり、これについても例外的に認めるだけの公益はない。

5世帯には、ぜひ訴訟に応じ、契約をしていない事実については認めた上で、放送法そのものの違憲性を争ってほしい。ちなみに、ワタクシはそこまでの勇気はないので受信料は支払っております。たまにいい番組もありますし、はい。

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なでしこ川澄さんとハンバーガーショップのサービス

2011-11-16 | 経営・ビジネス

なでしこ川澄奈穂美選手のブログを見ていたら、こんなことが書いてあった。

「お昼はハンバーガー屋さんに行ったら…ポテトの袋にメッセージが!
『いつもありがとうございます^^ 優勝おめでとうございます☆』って、書いてくれてました!
ありがとうございま~す♪」(引用終わり)

マニュアル至上主義の(と信じられている)ハンバーガーショップとしては異例である。写真でみると、「フレッシュネスバーガー」のようだ。三宮の「そごう」に行ったとあるので、近い方の「三宮中央通り店」というところかな。なでしこ川澄さん、有名人なのにほんとに普通の生活でほほえましい。

このショップの対応、たぶん賛否両論があると思う。自分としては、「芸能人のだれだれが来た」ってブログに書き込むような店員もいる中で、本人も喜んでいるし、これはなかなかおしゃれな対応だと思っているのだが、芸能人?だけ特別扱いはよくないとか、そんなことをする暇があったらもっと早く商品を渡せ、とかいろいろな意見があるだろう。

もちろん、こんなことはマニュアルには(たぶん)書いてないと思うし、公表されてしまって社内的にはまずいのかもしれない。それに、三宮には2つしか店がないから特定されてしまうかもしれないが、地元神戸での暖かい応援であり、サインをせがむでもなし、問題ないだろう。

それに、自分的には、マニュアルに縛られない粋な店員のいるこのフレッシュネスバーガー、一度行ってみたくなったのも事実である。たぶん同社としてはイメージアップだろう。もちろんわが福井にはないわけであるが。金沢には昔あったらしいけどね。(ハンバーガーの写真は同社HPより)

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京都太秦物語と映画づくり

2011-11-14 | スポーツ・芸能

今さらながら、というか、今回DVD化されたので、かねてより気になっていた「京都太秦物語」を見た。この映画は、あの山田洋次監督のもと、松竹映画と立命館大学と太秦大映通り商店街が、映画のまちから映画再興の思いをこめて制作したものであるらしい。立命館の学生も大勢出演しているほか、京都府も協力しており、まさに産学官連携である。

映画には、立命館大学映像学部の学生たちが大きくかかわっている。DVDには本編と併せてメイキング映像も収録されているが、助手などとして活躍したようだ。映画を作りながら山田洋次監督の直接の指導を受けることができ、彼らにとっては一生の宝になったようだ。意外とメイキング映像の方がおもしろかったりするのであなどれない。

映画では、福井県生まれで、立命館大学名誉教授である白川静先生の「白川文字学」が取り扱われている。白川文字学を研究する「客員研究員」がキーマンとして登場する。太秦の町なみや、加茂川(出町デルタあたり)、京福電車(いわゆる嵐電)もふんだんに登場する。太秦大映通り商店街の人々も実物が登場し、フィクションとドキュメンタリーが融合している新しい形である。

実はいっしょに見た家族からの評判はあまりよくなかったのだが、わかりやすい(とってもわかりやすすぎる?)ストーリーで、自分的にはまあまあおもしろかったと思う。なつかしい場所も映像の随所に散りばめられているし。ツタヤに少しだけ置いてあったが、上映館が少なかったため知名度がないのか、新作にもかかわらずあまり借りられてなかったのが残念である。

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今年もかにの季節がやってきた

2011-11-12 | グルメ




去年も「三国かにまつり」でかにのことを書いたような気がするが、今年もかにの季節がやってきた。いくら福井がかにの産地だといっても、やはりある程度の値段はするので、かにの季節だとはいえ、1シーズンにそう何回も食べられるものではない。

それでも雌のセイコガニなら何とかなるが、越前がに(雄のズワイガニ)などは万円単位なので庶民には夢の夢である。さすがにスーパーでちょっと買ってきて食べる、なんてことはできず、思い切って民宿に行ったときなどに食べるぐらいだろうか。

ところで、ちょっと前の夕方、市内のスーパーを歩いていたら、なんと福井産のセイコガニがかなり安く、しかも夕方ということで半額になっている。初物という表示なのに、4ハイで2880円が半額で1440円である。1パイ当たりにすると、当たり前だがわずか360円である。ちょっと安すぎて心配である。

小さくて、あまり上質なかにには見えないのだが、ちゃんと福井産を示す黄色のタグが付いており、正真正銘の福井産のセイコガニである。1分ほど迷ったが、せっかくの出会いなので買うことにした。味は見た目よりおいしく、超美味というわけではなかったが、値段を考えるとこんなものだろう。

去年も同じようなことを書いたが、普通のスーパーで普通に格安でタグ付きのブランドかにが買える。食べ物のおいしさはどうやら法政大学の「幸せ度ランキング」の基準にはなっていないようだが(基準が作れないだろう。)、福井の「幸せ度」を実感できる瞬間である。(越前焼のお皿に盛り付けてみました。)

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福井県が幸せ度ランキングで1位に輝く

2011-11-09 | まちづくり

法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授が学生と行った47都道府県の「幸せ度」に関する研究の都道府県ランキングで、福井県がみごと1位に輝いた。福井県民として大変喜ばしい。福井県をトップに北陸3県がベスト3を占め、最下位は大阪府である。橋下知事の顔が見たいものだ。

報道によると、「幸せ度」という視点で抽出した40の指標を「生活・家族部門」「労働・企業部門」「安全・安心部門」「医療・健康部門」に分け、それぞれの指標の順位による10段階評価の合計から「総合平均評点」を計算しランキングしたそうだ。

現段階で原典で研究成果を確認できないのだが、報道を総合すると、保育所の待機児童ゼロなど、特に子育て環境が高く評価されたほか、企業や労働、犯罪の少なさなども高く評価されたらしい。こうした分野では確かにそのとおりであることは福井県民として実感することができる。

しかし、ネットではどうも評判がよくないようで、「なんで福井?」みたいな反応である。まあ、昔からある生活満足度ランキングのようなもので、子育てとか介護とか、安心して暮らせる指標が多く、民放が2つしかないとか、商店街が寂しいとか、若い世代が求めるような指標はたぶん少ないのだろう。

ところで、この坂本教授といえば、7~8年前まで福井県立大学の地域経済研究所に在籍し、「大学はもっと変わらないと!」的な発言(世間的には真っ当な発言!)で学内の保守的な教授などからは煙たがられていたが、企業関係者をはじめ、学内外にファンも多かったようだ。かつて暮らしていた福井で幸せな生活を送っていたのか、それとも少し甘い点をつけていただいたのだろうか。

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