つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

大阪に貧富の差を見る?

2013-12-29 | 旅行・交通




年末に大阪に行ってきた。もちろん今回もお得な「関西1デイパス」である。今回、京都から奈良(正確には西ノ京)までは近鉄にも乗れるので、趣を変えて近鉄で大和西大寺経由で鶴橋に向かってみた。新世界で串カツを食べて、新しくできた(正確にはまだ百貨店だけだが)「あべのハルカス」あたりを見てみようかという感じである。

新世界(特にジャンジャン横丁から通天閣あたり)には何度も行っているが、将棋の店あり、立ち飲みあり、レトロな喫茶店あり、なかなか飽きない。中では串カツ店がいちばん多いだろうか。ここから看板越しに見上げる通天閣は美しい。ただし、やはり土地柄、周辺には浮浪者的な方も多く、ベンチで寝ている人もいる。

店にもよるのかもしれないが、串カツはやはりうまい。もちろん二度漬け厳禁である。1本100円から150円、高いもので200円ちょっと。わがふるさとの秋吉よりは高く、普通に食べれば1人2000円ぐらいにはなるので庶民の食べ物とも言えず、店内はいわゆる新世界的な方よりも観光客が多い。

ところで、天王寺駅前に円形のベンチがあるのを発見したのだが、ここには一人分ずつ仕切りが入っている。普通はベンチに仕切りなどなく、自由に座れるはずである。もちろん、肘掛けにしてくださいという親切心なわけはなく、要は「寝るな」ということであろう。ただし、寒い中、仕切りと仕切りの間で体を曲げて器用に寝ているおじさんがいたので、効果のほどは定かではない。

あべのハルカスの近鉄百貨店はグランドオープン前だということもあって、年末だというのに食料品売り場以外はがらんとしている。梅田にあれば流行るのだろうが、立地を間違えているのだろうか。店内にはかなりの高級ブランドが数多く並んでいるが、壁一つ隔てて浮浪者がいる街ではなかなか厳しいだろう。上層にはマリオットもできるというが、はたして天王寺に泊まる人がどれだけいるだろうか。

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書店とアマゾンと図書館と

2013-12-21 | 生活・モノ

欲しい本を買うとき、書店に行こうか、アマゾンで買おうかまずは考える。福井で書店といえば、まずは地元の勝木書店と、あと、大手では紀伊國屋書店である。書店の方が現物を見てから買えるし、即時に手に入るので便利なのだが、書店は在庫切れなどで無駄足になる可能性がある。値段はどこもほぼ同じであるが、紀伊國屋書店福井店は自社ポイントとセゾンポイントと電子マネーポイントの3倍取りができるのでややメリットがある。なるべく地元にお金も落としたい。

何かおもしろい本がないかと探すときは、なかなか難しい。書店の場合は検索機もあるものの、陳列のしかたで大きく差が出る。欲しいジャンルの本が直感的に探しやすく、その付近で関連した本がすぐに目に入るのがいい書店だと思う。書店でもいろいろ工夫されていると思うが、個人的にはやはり大手の書店に軍配が上がる。アマゾンはおすすめの本とかは出るが、これはという本に巡り合うかどうかは探すスキルにかなり依存しそうだ。

ところで、これに比べて図書館はどうだろうか。基本的にNDC(日本十進分類法)に沿って並べてあり、しかも著者の五十音順であるため、作家などを探すのにはいいが、実用書にはまったく向かない。POPもほぼない。NDCが新しい分野に対応していないので、たとえばデザイン関係を探そうとしても多くの分野にわたってしまう。検索システムも無味乾燥で、アマゾンのように今売れている本とか関連した本を紹介する機能もない。まあ、みんなが同じ本を希望しても困るのだけれど。

ところで、 最近、勝木書店で文庫本を買ったらきれいなブックカバーをかけてもらった。北欧の冬のようなデザインで、白とグレーの2色ある。来年できる敦賀市立看護大学とのタイアップだ。書店も大学も知の拠点だ。書店のブックカバーは格調高いのかもしれないが、基本的にシンプルで地味なデザインである。電車の中でもおしゃれで、使って気持ちがいいブックカバーがいいと思う。

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北陸新幹線金沢開業が近づいてきたが

2013-12-15 | まちづくり




北陸新幹線開業がだんだん近づいてきた。愛称が決まった。予想していた「はくたか」は各駅停車の方になり、最速列車は「かがやき」となった。「かがやき」と言えば、かつて、金沢から上越新幹線「あさひ」の乗継ぎのための特急として走っていた。ちなみに東海道新幹線は、「きらめき」から「ひかり」への乗継ぎであった。「かがやき」は「加賀」という音も含んでおり、なかなか考えられている。

試運転や試乗会も始まり、金沢や富山はかなり盛り上がっている。富山県は、「映画1本の時間で、映画のような世界へ。」というキャッチコピーで、「東京・富山2時間7分」をアピールしている。絵柄はお決まりの雨晴海岸からみた立山連峰ではあるが。金沢市は、首都圏向けは「ちょっと、金沢まで。」。「そうだ、京都行こう。」に近いが。石川県のポスターは実用本位で面白味はない。

ところで、「月刊北國アクタス」という雑誌が金沢で発行されている。いわゆるタウン誌ではなく、怪しい雑誌でもない。福井にはないタイプだ。福井の書店では見かけた記憶がないのだが、桜木図書館にはちゃんと置いてあるのでそこでときどき読んでいる。12月号は、「いざ東京、誘客合戦待ったなし」という見出しで特集が組まれている。

記事は、「北陸新幹線の列車名が決定し、日本中の関心が石川、富山に注がれた。この盛り上がりを追い風に、沿線自治体は首都圏での誘客戦略を本格化させている。(中略)いざ東京。開業に向けた最終準備を前に、ときの声が高らかに響いた。 」となっている。なかなか熱い表現だ。どうやら、金沢、富山は福井からでは想像できないほどのすごい盛り上がりのようだ。福井県民は知らない方がいいかもしれない。たぶんうらやましく思うだけだろうから。

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北陸と福井の観光に思う

2013-12-07 | まちづくり

JR西日本が関西地区発の「北陸乗り放題切符」を売り出している。新潟県の西端、直江津まで3日間乗り放題で、大阪から14000円、京都から13000円(50歳以上の会員だと5000円引き)と格安なのだが、福井が目的地だと普通に切符を買った方が安く(まあ往復1万円以内だ。)、金銭的にメリットがない。これでは、福井でなく、金沢や富山に行こうとする人が多いだろう。

関西に近い地域ゆえの悩みである。その分、普通にきっぷを買っても十分安いので、ぜひお出かけいただきたい。ちょうど今は使えないシーズンだが、関西おでかけパスなら関西のどこからでも敦賀まで往復して3500円である。なるべくお金を使わないというのなら敦賀まで新快速でという手もある。

それはそうと、この冬の「北陸冬物語 Japanese Beauty Hokuriku」のパンフレットを見るとなかなか魅力的である。表紙は福井が世界に誇る「福井県立恐竜博物館」で、うれしいことだ。パンフレットのセンスもいい。北陸は結構観光資源に恵まれた地域なのではないだろうか。特に、温泉や食は魅力であり、福井・石川・富山それぞれの特色がある。

駅から観タクン(センスがなく、よくわからない名前だが、観光タクシーの略のようだ。)のコースを見ると、福井県内の駅を起点にしたコースがかなり多い。石川5コース、富山4コースに対して、福井は14コースもある。永平寺、東尋坊、恐竜博物館、朝倉氏遺跡、越前おろしそばばど多彩である。もっとも観光地への交通の便がよくないのでこうなるのかもしれないが。

このパンフレットにある各地の食べ歩きクーポンなどなかなか多彩である。福井県内を見ると、東尋坊では500円で甘えび塩焼きやかに汁など8品から4品チョイスのクーポンがあるほか、越前大野ではいもきんつば、あわらでは和菓子など同様のクーポンがある。福井にいても一度出かけたくなるぐらいではないだろうか。

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