伊勢志摩と赤福

伊勢志摩に行ってきた。いろいろ物議をかもした「赤福」であるが、健在である。近鉄の駅のホームには必ず赤福のベンチがあるし、おはらい町の赤福本店は長蛇の列である。志摩スペイン村の中にまで何の脈絡もなく赤福が売っている。ディズニーランドで千葉名産の落花生が売っているという話は聞いたことがないのでこれはなかなか画期的である。まさに伊勢は赤福でもつ赤福は伊勢でもつという感じである。しかし、帰りに買おうと思ったら、どこの売店も売り切れになっている。鳥羽水族館で一つだけ残っていたのを何とか買うことができたが、なかなか厳しい。でも、うがった見方をすると、賞味期限問題で再利用ができなくなり、売れ残ると困るので販売量を制限しているのかもしれない。赤福には毎日その日にちなんだメッセージが封入されており、さすがと思ったのだが、日付自体が偽装だったとはね。まあいずれにしても赤福のない三重県は考えられず、信頼が回復できてよかったと思う。

歌舞伎体験

生まれて初めて「歌舞伎」を見てきた。 歌舞伎町は行ったことがあるが、歌舞伎座は初めてである。 といっても、「一幕見席」である。 文字どおり一幕だけ見るので、料金はたったの６００円。自由席で先着順である。 どれだけ並ぶかなと思っていたが、朝一番だったので比較的空いていた。 ３階のそこから上はもう天井しかないところに、２列の座席があり、１時間ほど鑑賞することができる。 チケットブースはもちろん、入口から座席まで一般の客とは完全に分離されており、非常階段のようなところを歩いて３階まで上がっていく。中には売店も食堂もない。（あちら側には「吉兆」もあるらしい。） 外国人も混じっていて、なかなかおもしろい。 肝心の演目はというと、思ったよりは理解できたし、意外におもしろい。でも、まあ一幕でいいかな。

高速道路料金の割引

最近、高速道路の割引が拡大されている。社会実験とかいろいろあり、休日は通勤割引２回と休日昼間割引が使えるので、１枚のカードで４回割引が受けられることになる。先日もこれを利用して京都まで行ってきたが、高速料金はほぼ半額になった。
ところが、この割引のネックは走行距離にあり、１００キロまでしか割引にならない。１００キロを超えると一切割引がないのである。そこで、自分も含めて１００キロにならないうちにいったんインターを降り、Ｕターンして再び乗ることになる。インターで見ていると同じような車が結構多い。
また、割引になる時間帯も厳しく決められており、割引を受けるために、場合によってはわざとゆっくり走ったり、急いだりしないといけない場合もある。
友人などはカードを２枚持って差し替えて使うらしく、これだと理論上１日８回割引が受けられることになる（時間制限があるので実際は無理だと思うが）が、時間調整やインターでのＵターンなど結構危険である。
割引はありがたいが、もう少し何とかならないだろうか。