つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

秘密の隠れ家「トラヤ・トウキョウ」

2013-02-28 | グルメ




東京駅丸の内駅舎の2階に「トラヤ・トウキョウ」がある。あの羊羹で有名なとらやが出店しているもので、確か表参道ヒルズでも見たことがある。確かめてみるとさっきまで「とらやカフェ」だと思っていたのだが、東京駅のそれはちょっと違い、「トラヤ・トウキョウ」と呼ぶらしい。東京ステーションホテルのテナントのようである。

東京駅付近で帰りの新幹線まで時間があまってもなかなか喫茶店などは近くになく、あってもかなりの行列ができているのでここは貴重である。みなさんなかなか存在に気付かないようで、比較的空いている。東京ステーションホテルは1階にロビーラウンジがあり、そちらも雰囲気はいいのだが、値段がかなり強気なのが欠点である。

このトラヤ・トウキョウ、比較的空いている理由は、ひとえに場所がわかりにくいことにある。まぎれもなく東京駅の中にあるのだが、普段出張や旅行や通勤で通行する場所ではなく、そこへ行く目的のない人は絶対に通らない場所にあるためである。しかも、その場所へは秘密の通路(笑)を通って行く必要があり、その通路の入り口もとってもわかりにくい。

実は、丸の内南口のドームに入って周りを見渡すと、どこかに通じていそうなドアが2箇所あるのに気付くだろう。そのうちの一つがとらやカフェのある2階へのドアであり、そこを抜けてほぼ専用のエレベーターで2階に上がる。すると、ドームを見下ろす回廊に沿ってひっそりと店があるのである。こんなもの知らないとわかるわけがない。まさに隠れ家である。

ちょっと席数が少ないが、おしゃれで落ち着いた感じで雰囲気もいい。メニューも豊富でコーヒーもおいしい。和菓子が420円。羊羹のプレートや洋菓子系が1000円前後。写真上のプリンは超美味だった。コーヒーは630円でセット割引もあったような気がする。東京のど真ん中にしてはハイレベルかつリーズナブルである。隣にはショップもあるのでお土産も買える。ちなみに、場所は下の写真を撮影した場所にある。

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いいね。

2013-02-25 | 社会問題

フェイスブックの「いいね」というボタンがある。友人が投稿した場合、なるべく押すようにしているし、いろんなホームページにも「いいね」ボタンが付いている場合がある。変なホームページで「いいね」を押すと、その後自分のページにずっと表示されるようになり恥ずかしい思いをするので気をつけなければいけない。

ところで、友人の場合であるが、いいことがあったとか、いいものを見たとか、こんなイベントがあるとかいう記事の場合はわかるのだが、よくわからないのは、サイフを落としたとか(そんな例は見ていないが)、あまりよくないことがあったという記事の場合である。こんな場合も「いいね」を押せばいいのかどうか悩むところである。

よく見てみるとそんな場合も結構な数の「いいね」が押してある場合が多いのだが、どうも抵抗がある。「同感だね。」とか「大変だね」と選択制だといいのだが、あいにくそんなボタンはない。いいね、でなくてコメントを入れたらと言われたが、そこまではちょっと、という場合が多い。

結局、記事の内容がよくなくても、それを記事にした行動がナイスだという意味で、同感もこめて「いいね」でいいのだろうか。自分が投稿した場合だと、そういう場合でも「いいね」がたくさんあった方がうれしいかもしれない。まあ、すべての場合に「いいね」で片付けるという発想もどうかとは思うけど。

英語版の場合だと、「いいね」は、"like"となっているようだ。というか、"like"を「いいね」と訳したわけである。"I like it."というところだろうか。「いいね」とどう違うのか、ニュアンスがわからないのでどなたか教えていただければありがたいです。

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野菜不足生活と野菜生活

2013-02-22 | グルメ

野菜ジュースは昔からあまり好きではないのだが、カゴメの野菜生活だけは飲める。10年ほど前、ある人においしいからだまされたと思って飲んでみたら、と言われて飲み始めたのだが、いざ飲んでみるとこれがほんとにおいしいのだ。野菜と果物がミックスされているということだが、野菜の味はほとんどせず、普通の果実のジュースのような味なのである。

流行のステルス・マーケティングでは決してない(金がもらえるならもらいたい。)のだが、どうしても野菜不足の食生活をしているようなので、こうしたジュースで補うことができればいちばんいいといいわけである。1日1本飲んでいると体にいいような気がしてくる。まあ、コーラなどよりはいいのは間違いないと思うが。

この野菜生活、ちょっと前まではオリジナル、紫の野菜、赤の野菜、黄の野菜、緑の野菜と、色がいろいろあったような気がするが、今ネットで見るとどうやら紫の野菜しか残っていない。確かに紫がいちばん飲みやすく、オリジナルより気にいっていた。今は10種類ぐらいあって、リフレッシュというさらに飲みやすいタイプも出ているようだ。

ちなみに、最近、地域の特産フルーツを配合した季節限定の野菜生活が発売されており、興味深い。最近では、デコポンとトチオトメである。少し前はラ・フランスと信州りんごであった。ちょっと当たり外れはあるが、これがなかなかおいしく、自分的にはオリジナルを超えていると思っている。福井だと梅だろうか。ちょっと微妙な感じである。

ところで、ネットで見ると、今度ゼリー状のジュレも発売されるらしい。若い人たちが飲んでいるウイダーインジェリーの野菜版のようなものかと思ったら、宣材にはなぜか「メインターゲットは50~60代男女」となっている。中高年がジュレを飲む(食べる)とは思わないが、いったい何でなのだろう。

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金沢「しいのき迎賓館」とポール・ボキューズ

2013-02-19 | グルメ

金沢の中心市街地の香林坊から兼六園に向かって2~3分歩くと、「しいのき迎賓館」という建物がある。わりと最近誕生したもので、どうやらもとの県庁舎をリニューアルしたものらしく、石川県政記念という枕詞がついている。旧石川県庁舎は大正13年の建築だそうで、このしいのき迎賓館、公園側はガラス張りの近代的な外観になっているが、道路側は昔の建物の面影がそのまま残されている。見る方向によってまったく違う建物に見える。

ここは貸し会議室やギャラリーなどがメインになっているが、入居しているテナントがいくつかある。一つはセレクトショップGIOという雑貨屋?である。「石川の工芸を中心に、厳選した商品を「今様スタイル」で紹介します。」とのことだが、ちょっと店が狭すぎて展示されているものが少なく、あまり魅力を感じなかった。あと、大学コンソーシアムもはいっていて、各大学共通のサテライトキャンパスがある。

ここで特筆すべきは、あの「ポール・ボキューズ」が入っていることである。東京のほかは、名古屋、福岡にしかないのになんとここ金沢である。1階には「カフェ&ブラッスリー」が入っているが、2階には上級クラスの「ジャルダン・ポール・ボキューズ」がある。もとの「大正ロマンあふれる」知事室を改装したものらしい。このランクになると、日本ではほかに代官山にしかないようだ。

土曜日の昼であったが、ランチ3800円からという値段なのに、満席という表示が出ている。本店はフランスのリヨンだそうで、「金沢は海や山の幸に恵まれ、リヨンと自然環境が似ている」のだそうだ。本当だろうか。金沢にこれほどの(食事レベルの)ポテンシャルがあるとは思わなかったが、考えてみれば加賀料理などもかなりの値段がするので同じかもしれない。

ところでこちらの方はとても予算的に無理なので(満席でもあったが)、1階のブラッスリーの方で食事することにした。こちらもほぼ満席だが、2階の半分程度のお値段である。ただし、東京で食べたときとほぼ同じ価格で、地域差はないようだ。ちなみに、福井の自然環境も似たようなものなのだと思うのだが、ポール・ボキューズは無理でももう少し全国区のレストランが来てくれないだろうか。

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タイ料理を食べてみる(ジム・トンプソン)

2013-02-16 | グルメ




東京に行った際、ふと思い立ってタイ料理のランチを食べてみることにした。福井ではそういった類のものはほとんど食べられないからである。タイ料理といえば丸ビルのマンゴツリー東京とか、タイしゃぶ(鯛しゃぶじゃなくて)とかが有名みたいだが、比較的手ごろな、有楽町マロニエゲートの「ジム・トンプソンズテーブル・タイランド銀座」にした。

ジム・トンプソン(人名)というのはよく知らないがタイのシルクのブランドだそうで、エントランスにはネクタイやスカーフなども展示されている。ずっとトム・シンプソン(笑)だと思っていた。ここは、ほかにシンガポール料理やベトナム料理、インド料理などもあるエスニックなフロアで、マロニエゲートができたときに行ったら大混雑だったような気がするが、行列などはできていない。

7種類のメイン料理から1品選ぶ仕組みで、これに取り放題のビュッフェとお茶が付いている。メイン料理にはとっても軟弱だが辛さマークなしのタイ風焼きそばを選択。ビュッフェの食材にも辛さのマークが付いているが、どれも思ったほど辛くなく、おいしい。こういうところは少しずつ取らないと不安なのだが、ある程度日本人好みにアレンジしてあるのかもしれない。

それほど高層階ではないが、いちおう銀座の景色が楽しめる。眼下には新幹線や京浜東北・山手線も見える。内装もなかなか(知らないがたぶんタイとは思えないほど)おしゃれである。銀座で1000円以内でランチができるところはあまりないと思うし、これで1500円(平日)は安いと思う。ただし、90分の時間制限がある。

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福井に新登場のスシローに行ってみた

2013-02-13 | グルメ




1皿105円の回転寿司店、「スシロー」がようやく福井にも登場した。若杉町ということで、福井市街地の西部になる。全国でスシローのない県は6県だけだったようで、例によってかなり遅い登場である。先日のお願いランキングで圧倒的な優勝を誇った人気の100円寿司店である。

開店からあまり日が経っておらず、長蛇の列だと思われたので、店内での飲食は見送り、中途半端な時間に持ち帰りを試みることにした。ときに、土曜日の午後4時半である。こんな時間なのに駐車場はほぼいっぱいである。しかし、かなりの大箱のようで、店内はほとんど行列もなく、時間も時間なので持ち帰りを注文する客も多い。

店頭のオーダーシートで好きな寿司を選んで注文せよということなので記入して渡すと、30分待ちと言われた。まあこんなものか。しかし、近くのツタヤで時間をつぶして戻ると、まだできていない。実はカウンターのバイトがとても不慣れでテンパっており、何をするにも時間がかかり、オーダーが通っているかさえも不安であったのだ。

まあ、ほどなく出来上がってきたが、ここは、店頭のパネルで予約券が発行され、寿司もタッチパネルで注文するハイテクである。ホームページによると、レーン上の寿司皿の移動距離が350mになると自動的に廃棄するらしい。どうやら機械は優秀なのに働く人間がついていっていないようだ。

ちなみに、味は、すべてが105円ということを考えると、他の100円寿司を凌駕するすばらしいコストパフォーマンスである。くるくる寿司(ここが回るタイプでは福井で一番と思う。)や海鮮アトムには負けるかもしれないが、価格は半分以下である。小食なわが家では1人7~800円も出せば十分で、さすがスシローの実力はあなどれない。

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越前蕎麦(そば)食べくらべ

2013-02-10 | グルメ




2週間ほどの間隔で、福井のそば店のうち「けんぞう手打ちそば」と「蕎麦その字」に行く機会があった。

「けんぞう」は、福井市に隣接する永平寺町、というか昔の松岡町にある。場所は住宅街の中で少々わかりにくい。いつも混んでいて、店の前まで行列ができていることもある。店は普通の民家のような建物であり、大広間にテーブル(というか「ちゃぶ台」)がいくつか置いてあって、みんなそこで食べる。

ここは基本的に「合」単位で注文する。1合が何グラムかはわからないが、一人当たり2~3合が目安である。メニューでは5合と10合になっているが、半端な合数でも(たぶん)対応してくれる。1合当たり500円であるので、そばだけの割には結構いいお値段である。

ここのそばは大変おいしいのだが、「合」単位で注文するおろしそばと、とっても辛いけんぞうそばの2種類しかない。天ぷらとかニシンとか具材のあるそばはないのである。もちろん、そば以外はない。本当のそば通にはいいのだが、具のないそばだけでは少し寂しい気もする。

一方、「その字」は、福井市北部の高木中央にあり、片町にも支店?ができた。外装も内装もそば屋とは思えないほどスタイリッシュである。外装はコンクリート打ちっぱなし風、内装は和モダンというのだろうか。大きなテーブルをみんなで囲む席と、奥に6人座れる座敷のような部分が2卓ある。

こちらは、かき揚げおろしそばが有名で、大きな立方体の形をしたかき揚げが別に出され、帆立と海老がこれでもかというぐらい入っている。少しずつ崩してそばに載せて食べるといい感じにふやけてくる。ただし、1200円と少しお高い。たぶんそば通には邪道と言われるのだろう。

どちらも個性的なそば店である。正統派とモダン派というところだろうか。県外の方々にもぜひ越前おろしそばを食していただきたいと思う。(写真上はけんぞう、下はその字)

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神保町の古書店街を歩く

2013-02-05 | 旅行・交通

東京、神保町の古書店街に行ってきた。ホームページのマップには100軒以上の古書店が掲載されているが、体感的には思っていたほど(あるいは記憶していたほど)古書店の数は多くない。かなり広い範囲に散らばっているのと、東京のどこにでもある平凡な町並みであるのが原因だろうか。いわゆる古書店街という雰囲気はあまりない。

新刊書店はともかく、古書店には客の数もあまり多くないように見受けられる。店頭には均一価格の書籍が平積みになっていて、そこには少し人が集まっているが、店内に入りづらい店(いわゆる昔の古書店で奥に店のオヤジが座っている典型的なパターン)も多く、敬遠されるのかあまりにぎわっていない。

学生時代には、神保町だけでなく、大学の周辺にはたいていかなりの古書店があり、教科書を売っていたり、意外な本が並んでいたりして、見ているだけでもなかなか楽しかったものだ。今や、神保町以外では古書店を見つけることさえ難しい状況である。福井には果たしてあるのだろうか。

この神保町も、近くに大きな大学(明治大学とか日本大学とか専修大学とか)がいくつも近くにあるが、学生の姿はあまり見かけない。やはり最近の学生は本を読まなくなったのかもしれない。漫画は読んでも古本屋で書籍を買って読むような学生はあまりいないのだろう。

ブックオフの台頭により、古書店の経営は厳しくなっていると思う。ブックオフは、だれでも仕入れができるよう、本の価値をその有する文化でなく発行年だけで判断する。ブックオフで買って古書店で売る「せどり」というのが成り立つゆえんである。ブックオフに対抗してか、神保町古書データベースというのもあるので、古本屋での売り値も予想が立てられる。時代は変わったものである。

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地方公務員の給与引下げに思うこと

2013-02-02 | 政治・行政

国家公務員の給与が東日本大震災の関係で引き下げられたことに伴い、地方公務員の給与も引き下げるべきとの要求が高まっている。もちろん地方公務員法では、国や他の地方公共団体とのバランスは求められているが、地方公務員の給与は、国が決めるものではなく、人事委員会の答申に基づき、地方の条例で決めるべきものである。それに、すでに自主的な削減に踏み切っている団体も多い。

もともと今回の国家公務員給与の引き下げは合理的理由がない引き下げで、それ自体不合理なものであるが、そちらはとりあえず東日本大震災の復興費に充てるということでまだ大義名分はある。しかし、地方公務員の給与は何の関係もない。そこで、地方交付税を削り、引き下げを強要する強硬手段に出たのである。公務員バッシングの波にうまく乗ったわけであるが、東京都などは引き下げないと言っており、論理に無理がある。

それでも、こうした事情もあるので引き下げ自体が絶対いけないとは言わない。引き下げそのものよりも問題なのは、国が地方に言うことを聞かせたいときに、地方交付税という方法を使うことだ。地方交付税はもともと地方の財源を代わりに国が徴収しているだけなのに、あたかも国の固有のもののように取り扱い、国が地方をコントロールする道具にするという考え方は許せない。地方は国の従属物ではない。

ちなみに、地方公共団体といってもその給与水準はまちまちで、国より高い自治体もあるが、今や安い自治体がほとんどである。ラスパイレス指数というもので比較することになっているのだが、これがさすが官僚、うまく仕組まれていて、霞が関の官僚だけに支払われる18%という高率の地域手当が含まれず、また、国の方だけ局長など給料の高い職員が含まれないという巧妙な仕組みになっている。

県や市町村が給与を引き下げれば、たぶん関連団体にも引き下げが及ぶことになるだろう。地方の会社もこれに乗じて引き下げを画策するかもしれない。昔はA社(あるいはA役所)の方が給料が高いからうちもそれに合わせろというのが労働者の主張だったのに、今やA社(A役所)はうちより給料が高いからもっと安くしろという世論になってきている。足の引っ張り合いだ。不思議なことである。

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