つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東急ハンズが福井に来る!!(半信半疑)

2012-10-31 | まちづくり




今朝の福井新聞を見て驚いた。なんとあの東急ハンズが福井に出店するそうだ。東急ハンズと言えば、若いころ、東京に行って時間があると、わざわざ渋谷まで行き、渋谷駅からセンター街を歩いて坂を登り、渋谷店の上から下まで見て回ったものだった。田舎者には、陳列されている商品すべてが驚きであった。今は名古屋、大阪など各地にあるが、当時は今ほど各地にはなく、渋谷か池袋ぐらいだったと思う。

福井新聞によると、福井への出店は11月15日、出店場所は、エルパ(フェアモール福井)の西側、家電のコジマ(そういえばヤマダに吸収されてなくなったのだった。)のあったビルにオープンする「エルパプラス」の中になるようだ。エルパプラスには、居酒屋やカラオケボックス、ボクシングスタジオ(前世界王者清水智信さんのもの)なども出店するらしい。若い世代が定着するのに必要なのは美しい自然でもやさしい人情でもなく、街の賑わいだということがようやくわかって来たようだ。

ところで、よく読んでみると、この東急ハンズ、「期間限定」、「フランチャイズ」、「2階の一角」、「330㎡」、「3000アイテム」、「女性をターゲット」となっている。え、ちょっとショボすぎやしないか。どうやら東急ハンズ福井店というわけではなさそうだ。ホームページを見ると、「トラックマーケット」という業態ではないだろうか。でもまあ、それぐらいがまんすることにしよう。なんせ、この地方都市に、あの美しい緑色のロゴの紙袋を手にして歩く人々が出現するのだから。

福井にロフトができたときも驚きだったが、福井ロフトは徐々に衰退し、フロア面積も品揃えももはやほとんどロフトと言えないような状態で、今にダイソーに変わるのではないかと心配である。ハンズと言えば、ここにないものはどこを探してもないという品揃えと、見ているだけで楽しく、だれが買うのだろうかというユニークな商品構成が魅力であると思う。福井店に少しでもそれが備わっていればいいのだが、単なる実用本位の売れ筋商品だけでは寂しい。思い切った商品構成で展開していただきたいものだ。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

久しぶりのマクドナルド

2012-10-29 | グルメ




久しぶりにマクドナルドに行ってきた。こういう家族構成になると、なかなか行くチャンスがないのである。もちろんほぼ100円マックしか買わないのであるが、最近、マクドナルドはレジカウンターに置いてあるメニュー(以前はそれを見て注文していた)を廃止したということであれこれ言われており、そのあたりの確認も必要である。

朝マック時間帯に店に入ると、批判を受けての対応なのか、イーゼルのような立て看板のところに下敷きぐらいの小さなメニューが付け足しのように一応置いてある。小さすぎて見にくいが、もちろんセットメニューの値段が先に書いてあり、単品の価格はさらに小さな字で書き添えてある。100円マックは下の方の見えにくいところに記載がある。

カウンターの上の大きな看板には、いつものようにセットメニューがずらりと並んでおり、100円マックのメニューなどどこにもない。カウンターの上にもメニューはなく、これでは何を注文しようとするのかきちんと覚えていないと、列に並んだ瞬間、もう確認できるものはなく、つい上部の大きな看板にあるセットメニューを注文してしまう。まさにマクドナルドの思うツボだ。

結局、100円マックや単品メニューは裏メニューのようになってしまっており、十分予習しておかないとどうしてもセットメニューに誘導される仕組みである。マクドナルドは、「レジにたどり着くまでにメニューを決めてもらい、待つストレスを軽減したい」とのことだが、田舎ではあまり待ち時間はなく、手元にメニューがない中での注文にかえって時間がかかっている。客商売のあり方はなかなか難しい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

アピタ敦賀店のオープンによせて

2012-10-27 | まちづくり






遅ればせながら、先日新装開店したアピタ敦賀店に行ってきた。この場所にもともとあった「ポートン」(実際には「ポー・トン」と中点が入る)の末期は、以前のブログにも書いた(敦賀「ポートン」の人口密度=昨年1月)が、客より店員の方が多い状態で、インテリアはディスカウントストアレベル以下、2階など営業している店舗は少なく、目立つのは催事スペース(といえば聞こえがいいが、ただの空き店舗)ばかりであった。みごと再生したのは大変喜ばしい。

新しいアピタ敦賀店は、失礼ながら敦賀にしては意外にイケている感じである。イケているかどうかは、インテリアデザインとディスプレイの仕方と入居しているショップで決まると思うのだが、インテリアデザインは、一見したところ、普通のアピタで、壁の色使いやサインのデザインなどに特筆すべきものはなさそうな感じである。これはアピタのポリシーなのだろう。

ディスプレイの仕方(というか、売り場を眺めたイメージ)は、商品で決まるのか並べ方で決まるのかライティングで決まるのかわからないが、それほど悪くないように思う。区画にもよるが、ちょうど福井のアピタ(いわゆるエルパ)の改装された北側区画(従来の区画はダメ)に近いイメージである。福井のパリオや武生のシピィよりはかなりいい感じである。

ショップはというと、ペットショップもあるし、ジーユーもある。フードコートにはあのサブウェイもある。県内でサブウェイの姿を見るのはずいぶん久しぶりである。確か鯖江のアルプラザにかつてあったが、すぐに撤退した記憶がある。今は少し行列ができているが、単価が高く、田舎で定着するのははなかなか難しいかもしれない。

100均も、ダイソーでなくてセリアとちょっとグレード?が高い。お菓子は地元の松原庵と小堀菓舗がはいっていて便利である。いろいろ考えると、結局は、アピタはアピタであり、来店者が増えるかどうかは専門店の店舗構成にかかっている。敦賀はABCマート(今は福井にもあるが)など福井に最初に進出したショップも多い。今後ますますの繁栄を願いたい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

日本のいい街ランキングで福井県内の市が上位に

2012-10-23 | まちづくり

先日の東洋経済に、「日本のいい街ランキング」が載っていた。6月に発表された東洋経済の住みよさランキングの総合評価では、全国788都市中、福井県からは、坂井市が3位、福井市が11位、敦賀市が17位と3市もベスト20にランキングされている。都道府県ごとのランキングは出ていないが、ランクインした都市の数と順位を見ると、5市がランクインしている愛知県に続き、全国2位ではないかと思われる。大変喜ばしく、福井県民は誇りに思っていいと思う。

今回は、この調査をベースに、6つのテーマに分けて、いい街を選んだようだ。発展力のある街、高齢者が住みよい街、安心・安全な街、裕福な街、出産・子育てしやすい街、財政力のある街の6つである。こちらも結構いい成績である。自分としては、商業集積の高い便利な街とかがいいと思うが、これからの社会はこういう視点も大切なのかもしれない。もしかして、ついに福井の時代がやってきたのだろうか。

発展力のある街には、福井県内の市は一つも入っていない。まあ当然だろう。生産年齢人口の増加率、小売業年間商品販売額増減などであり、上位はほとんどが大都市近郊の都市である。財政力のある街もほぼ大都市近郊と、同様の結果である。

安心・安全な街では、敦賀市が堂々の5位だ。人口当たりの火災や交通事故が少ない。南海トラフ地震の最大震度予測なども指標になっている。また、裕福な街では、これも坂井市が堂々の4位、越前市が12位と続く。坂井市は、住宅当たりの延べ面積が1位で、生活保護者も少ない。

高齢者が住みよい街には、福井市が11位、敦賀市が79位、坂井市が125位と、特別養護老人ホームの整備率上位の福井としてはちょっともの足りない。医師数などが足を引っ張っている。また、出産・子育てしやすい街では、坂井市が20位、越前市が32位、鯖江市が33位、福井市が41位、敦賀市が70位とすべての市(この調査は人口5万人以上の556市が対象)がランクインしている。ただし、本当に高齢者が住みよい街といえるためには、雪かき対策や買い物難民対策が必要であるが。

それに、まあ、福井は、出産・子育てやゆったりと老後をおくるにはいい街ということになるのだが、それだけでは若い世代の流出を防ぐのは難しい。この号では、絆が生む福井の雇用創出力という特集記事も組まれており、共働き世帯割合、女性の有業率、社長輩出数、勤労者世帯の実収入などで全国トップとのことである。ただし、入りたい企業があるかということになると、9月の「福井の労働環境に希望はあるか」で述べたとおりで、それはまた別問題である。そちらも何とかしないといけない。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

三方五湖の思い出

2012-10-21 | 旅行・交通




本当に久しぶりに三方五湖に行ってきた。若いころに一度か二度行ったきりである。ラムサール条約に登録されて少し有名になった。梅丈岳という山の頂上付近まで車で登れる「レインボーライン」という有料道路が通じているのは知っており、敦賀からだと車で40分ほどだろうか。レインボーラインは期間限定で通常1000円が半額になっている。1000円は感覚的に高過ぎると思うので、半額はいい値段設定だ。

頂上付近の駐車場に着いてみると、やはり場末の観光地的雰囲気はあるものの、意外にも団体客を中心に人出があり、大型バスなども何台か停まっている。頂上は駐車場からもう少し上になり、驚いたことに、頂上に登るケーブルカーとリフトがある。しかもちゃんと動いており、人も思ったより乗っている。リフトがあった残骸というのはよく見るが、実際に今も動いているのは珍しい。

結構な値段ではあるが、せっかくなので、ケーブルカーに乗ってみた。ケーブルカーに乗るのは人生で何度目だろうか。リフトはスキー場で乗るし、ロープウェイも観光地にはよくあるが、ケーブルカーに乗った記憶は立山、六甲、十国峠、果てはピークトラム(さりげなく言う。)あたりしか思い出せない。ここは車両が一つしかないので戻ってくるまで待たなければならないが、それでも15分後との運転となかなかの頻度である。

山頂は、標高がかなりあり、頂上からは若狭湾や五つの湖が望めて、なかなか気持ちがいい。田舎ののんびりした風景である。頂上に施設はほとんどないが、恋人の聖地らしく(最近県内にも聖地が多い。)、たくさんの「誓いの鍵」がくくり付けられている。早々にケーブルカーで駐車場まで降りたが、売店はあるものの欲しいものがない。ラムサール条約だけでは金にならない。やはりどうやってお金を使ってもらえるかが課題である。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東京ソラマチの超穴場レストラン「問屋国分」

2012-10-18 | グルメ






三連休の東京ソラマチは大混雑であった。天気は快晴に近く、早朝枠を特撮博物館に明け渡してしまったので、ソラマチまでは行ったものの、スカイツリーに登るのはすでにあきらめていたが、それにしても予想を上回る大混雑である。しかもいろいろと都合があり昼近くになってしまい、どこかで昼食をとらなければならなくなってしまった。

レストラン街に上がるともちろんどの店も行列ができており、並ぶどころかまともに歩けないほどの大混雑で、どう見ても2時間ぐらい待ちぐらいはありそうだ。ここで2時間待つわけにはいかないので、スカイツリー景気に便乗した近くの商店街ででも食べようか、それとも大幅に時間をずらそうかなどと考えながら店内を歩いていると、東側の5階に国分オフィシャルショップの「問屋国分」があった。

国分は食料品問屋で、店内には缶詰、酒、かつお節、あられなど、いろいろな食品の展示がしてあり、それはそれで楽しいが、実はレストランが併設されているのを偶然発見した。といっても、実は、国分の缶詰を食べるレストランである。しかし、3連休の大混雑の中、待ち時間なしという奇跡である。メニューは比較的軽いが、味噌汁も付いて、昼食ならこれぐらいでも十分である。2階の食料品街で弁当(今半の牛肉弁当が一押し)を買ってテラスで食べるというのも一興ではあるが。

メニューは、缶めしセット(丼もの=500円)が3メニュー、缶つま利き酒セット(600円)が3メニュー、ふるぱんセット(デザート=500えん)で、ほかに単品メニューもある。すべて国分の缶詰をアレンジしたもののようだ。といっても、缶のまま食べるわけではなく、ちゃんと料理になって盛り付けられている。500円の焼き鳥玉子とじ丼をいただいた。缶詰とは思えないほどうまい。三連休の東京ソラマチで座って500円でランチができれば本望である。

ところで、今回、偶然、渋谷駅の山手線外回りホームで「どん兵衛屋」というのを見かけた。いろんな「どん兵衛」が200円で食べられるらしい。こちらも食してみたかったが、東京での貴重な一食をどん兵衛に充てるわけにはなかなかいかないわけで、やむなく見送ったのである。そのうち、ボンカレーあたりも温めて食べさせてくれる店ができるかもしれない。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

特撮博物館に行ってきた

2012-10-16 | 旅行・交通






前からずっと行きたかった「特撮博物館」に行ってきた。ここしばらく、休日は待ち時間2~3時間、平日でも1時間と伝えられる中、3連休で、しかも会期最終日とあってどう見ても無謀な話だと思ったが、たまたま都内に滞在しており、迷ったあげくダメモトで挑戦してみることにした。作戦はやはり早朝作戦であるが、今回は都合により新宿のホテルに宿泊になり、少し条件がよくない。

特撮博物館は、「特撮」がCGに取って代わられようとしている中、特撮のミニチュアや小道具などが失われつつある状況を何とかしたいということで、「数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝えます。」というコンセプトのようである。ウルトラマンを見た世代には当然ツボにはまる。

博物館といっても会場は江東区の東京都現代美術館の中にあり、いわば展示会の名称である。この美術館、どの地下鉄の駅からも微妙に遠いので、考えたあげく、総武線の両国駅からタクシーをとばして9時過ぎに会場に着いた。すでに50メートルほど行列が伸びているが、思ったほどではない。ラッキーなことに、10時開館のはずなのだが、9時20分ごろに開場され、なんと9時40分には会場にはいることができた。

中は、とても書ききれないが、ウルトラマンの着ぐるみや小道具、ブースカなどの怪獣、ゴジラ、ガメラ関係と盛りだくさんである。それぞれの展示がウルトラマンの眼やカラータイマーのパーツとか実にマニアックである。ただし、このあたりはすべて撮影禁止である。特に専門家ではないので実は知らないキャラクターもたくさんあり、そこは素通りに近くなってしまう。福井はテレビのチャンネルが少ないので違う局でやっていたのだろうか。

途中で映画をやっており、このために作られたという短編映画「巨神兵東京に現わる」を見ることができる。この時代にCGではなく、ミニチュアセットと特撮で撮影されている。隣の部屋ではこの特撮シーンのメイキングビデオが見られる。飛行機のピアノ線が映らないように上から撮影する方法とかが解説されており、なかなか楽しい。大人の本気が伝わってくる。

そして、クライマックスはもちろん最後にやってくる。東京のミニチュアセットが組まれており、なんとその中に入って撮影ができるのだ。一眼レフを持ってくればよかった。ここも1時間ぐらい並ぶと聞いていたが、ぜんぜん待ち時間はない。目を近づけると、どのパーツも細かく作りこまれているのがわかる。とても充実した時間であった。地方開催も検討されているらしいので、もう一度見に行くのが楽しみである。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東京ステーションホテル

2012-10-14 | 旅行・交通






前回の続きになるが、東京駅の丸の内駅舎内に東京ステーションホテルが開業した。開業といってもずいぶん以前から存在しており、東京駅の改築に伴い6年前に休業していた。東京ステーションホテルといえば、昔、客室から東京駅のホームが見えると人気で、いわばトレインビューホテルのはしりである。今や丸の内ホテルやメトロポリタン丸の内などができたため、東京駅が見える唯一のホテルではないが。

宿泊代金は開業当初とあってかなり強気であり(以前は結構安かったと思う。)、ベーシックな部屋でも1部屋4~5万円というところのようだ。たぶん外資系トップクラスのホテルの安めのプランに近い値段だと思う。しかも当たり前だが当分の間満室のようで、年内はほとんど空室がない。時間がたてばもう少し落ち着くかもしれないので、格安プランが出て、しかも財布に余裕があるようなことがあれば泊まってみたい。

ところで、泊まるのは無理としても、せっかく東京駅を見に行ったので、ホテル内にも足を踏み入れてみた。エントランスは上品なレトロ感があるが、観光客であふれかえっており、雰囲気を味わう余裕はほとんどない。本当の宿泊客が気の毒である。奥にはいると廊下にラウンジの空きを待つ行列ができている。20分ほどの待ち時間というので、せっかくなので入ってみようと思い、値段も見ずに並んでみた。

ラウンジ内も、上質なレトロ感にあふれ、昔の貴賓室(知らないけど)のようなイメージである。テーブルや椅子、食器も高級感があり、お金がかかっていそうである。ついでに客層も廊下の観光客とは異なり上品であり(笑)、窓の外やホテルの廊下(廊下も人であふれかえっている。)の喧騒とは一線を画しており、ゆっくりと時が流れている。というか、この雰囲気ではゆっくりしないともったいない。

ということで、コーヒー代は税・サービス込み1375円と、これまでの自己最高記録(なんば・スイスホテルの確か1270円)をあっさり更新してしまったのである。ただし、雰囲気はスイスホテルよりこっちの方が数段上である。なお、実際にはケーキセット(2090円だがどうみてもコーヒー単独よりこっちの方が得)をオーダーしたので、あくまで参考記録にとどめておくこととしたい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

東京駅赤レンガ駅舎の保存・復原が完成

2012-10-11 | 旅行・交通




東京駅の丸の内赤レンガ駅舎が保存・復原された。10月1日のオープンだったようだが、先日、たまたま東京に用事があり、確認してきた。三連休とあって、駅の外観の写真を撮る人が丸ビルや新丸ビル辺りまであふれている。というか、むしろその辺りからしか全体が撮れないのだ。また、ドーム内はみんなが天井を見上げて写真を撮っている。要するに、駅内外は大混雑で、電車に乗る人にとっては大迷惑であろう。

ところで、東京駅は、福井から東京に電車で行く際には、ほとんどの場合に利用することになる。品川に新幹線が停まるようになり、山手線の西側以西が目的地だと行きは品川で降りる場合が多いが、帰りはたいてい東京駅から乗ることになる。お土産などを買うにも店が多く便利だし、それに、何となく始発駅から乗らないと落ち着かない気分だ。ただし、東京駅でも最近は5分前にしかドアが空かず、なかなか気忙しい。

この東京駅、観光客目線で見ると、丸の内側には丸ビル程度しか主だった商業施設がない反面、八重洲側には百貨店をはじめ店の数も多いし、銀座や日本橋も近い。自分としても丸の内口より八重洲口を利用することが多いし、体感的にも人の流れも新幹線がある八重洲口の方が多いような気がする。新幹線から在来線にそのまま乗り換えてしまうことも多い。いずれにしても、丸の内側の地上に出ることは意識しない限りあまりないのである。

しかし、最近はずっと工事をしていてどうなっているのかよくわからなかったものの、今回復原された姿をながめて見ると、この赤レンガ駅舎、きわめて美しく、なかなかの歴史や文化を感じる。辰野金吾がアムステルダム中央駅をまねて設計したという説はどうやらウソのようであるが、周辺に灰色の高層ビルが立ち並ぶ中で、この赤レンガの歴史的建造物の姿はどの角度から見ても、遠くからでも近くからでも美しい。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

高齢社会の買い物バス

2012-10-09 | まちづくり

福井市は、地方都市の典型的なパターンとして、駅前はかなり寂しいものの、郊外にショッピングセンターはいくつかあってある程度賑わっているのだが、そこへの交通の便は自家用車がほとんどになってしまい、高齢者や車を持たない人々にとっては、なかなか買い物に行きにくい状況にある。いわゆる買い物難民である。

福井駅前からは、最も大きい北部の「フェアモール福井(通称エルパ)」には、「大和田エコライン」というバスが立ち寄っているし、次に大きい南部のショッピングセンター「ベル」にも市内バスか福井鉄道の電車で行けるし、東部の「パリオ」には100円のコミュニティバスで行けるので、市街地中心部とショッピングセンターを結ぶ公共交通は一応確保されているようである。

しかし、ショッピングセンターの近くだが市街地と結ぶバス路線から外れている地域に住んでいる高齢者などにとっては、近くにショッピングセンターがあるにもかかわらず買い物に行けない状況にある。何十年か前に造成された団地はおむね標準より高齢化が進んでおり、ショッピングセンターの周辺の地区を巡回するバスができれば意外と乗る人は多いんじゃないかなと思っていた。

そうしたら、どうやら実現したみたいだ。福井鉄道が10月からベルの周辺で運行を始めたようである。しかも市から委託されているコミュニティバスのような形ではなくて、ちゃんとした自社のバス路線のようである。ベルから清明循環線として3ルートが設定されている。ついでに京福バスの、みのり・月見・花堂地区コミュニティバスというのもできたようだし、浅水駅を中心に麻生津循環線というのも4ルートある。意外に芸が細かい。

ただし、このベル周辺のショッピング路線、1日2~3往復と便数がとても少なく、もう少し増えないことには買い物にも利用しづらい。料金も160円とのことだが、ほとんどがベルでの買い物客なのだろうからできれば100円にしてほしいものだ。ベルで買い物をしてスタンプをもらえば安くなるとかでもいい。ということで、こないだ出会ったバスにはだれも乗っていなかった。うまく行けばいいのだが。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします