つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

文部科学省体験記

2012-01-30 | 社会問題




ここで文部科学省の組織や役人のことを書くつもりはない。そちらにも言いたいことはあるのだが、それは別の機会にするとして、ここでは文部科学省の建物のことを書いてみたい。最近、33階建ての高層ビルに生まれ変わったもので、会計検査院なども入居している。正確には中央合同庁舎第7号館といい、「霞ヶ関コモンゲート」の一部になるようだ。

先日、所用で文部科学省を訪れた際、ちょうど昼どきにかかったので、食堂と喫茶に行ってみた。食堂は1階(正面玄関は2階)にあり、広々と清潔な感じで、500円ぐらいで日替わり3種類の定食が食べられるほか、カレーや丼などもある。肉じゃが定食(当日のA定食)を食べてみたが、これが予想外においしい。これなら毎日でも食べたい。自分の会社の食堂の味と値段と比較すると雲泥の差である。

食後に、32階にある喫茶にも行ってみた。コーヒーはたったの210円で、味は平凡であるが、さすがに高層ビルだけあって眺望はすばらしく、広い窓から東京タワーやレインボーブリッジも見える。210円でこれだけの景色を見ながらコーヒーを飲めるというのは至福である。簡単なランチもあり、こちらも500円前後と安い。周辺地区の価格とえらい差である。しかもそんなに混んでいない。

言っていいのかどうかわからないが、文部科学省はあまり危険な話題を扱っていないせいか、入り口は比較的チェックが甘いようで、身分証明書や名刺さえ見せれば、どこに行くのかも聞かれないで入館できるようだ。ということは自分がだれか証明できる人ならばだれでも利用可能ということである。こんなすばらしい施設を文部科学省の役人だけに使わせておくのはもったいない。ちなみに、この喫茶は食べログにも載っているので、もう利用している人はしているのだろう。

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アオッサ駐車場の不都合な真実

2012-01-28 | まちづくり

今日の福井新聞に、福井駅前の再開発ビル「アオッサAOSSA」の駐車場が通勤客で満車になり、アオッサの利用者が困っているとの記事があった。通勤で使うヤツが悪いという論調で、利用者に意地悪なインタビューをしたり、朝から晩まで車の台数を見張っていたりと、珍しくなかなか念の入った取材である。自分が車を停められず困ったのだろうか。

この駐車場はアオッサ専用ではなく、公共駐車場であり、当然だれが停めてもいいわけで、しかも駐車時間の制限もない。なのに料金を払って停めて文句を言われるのではおかしい。1日停めると1000円というだれが見ても近隣の通勤者や駅からの出張者向けの料金設定をしているのだから、この季節、満車になるのは当たり前であろう。アオッサに用のない車は「遠慮」せよ、という看板が出ているが、勝手な話である。

しかも、新聞では県職員や福井市職員が停めているのがけしからんとのこと。インタビューされた職員たちは犯罪者のように扱われ、なぜか謝っている。別に公務員が利用を優先されているわけではなく、言いがかりもはなはだしい。アオッサ専用の駐車場ならあんなに朝早くから夜遅くまで開く必要もないし、1日ずっとアオッサに用のある人など関係者以外いるわけがない。

論旨がはっきりしないが、どうやら福井新聞は、朝早く起きて会社の通勤に利用する人より、平日の昼に生涯学習の講座を受講したり、図書館で1日雑誌を読んでいる人の便利さを優先すべきという主張である。そういう駐車場もあっていいとは思うが、それならそういう利用を促すような制度設計をしないといけない。

制度設計のお粗末さの代償を、利用者のモラルに求めてはいけない。民主党政権になってからの高速料金免除の「不正」利用や、センター試験の「裏ワザ」など、みんな制度設計のレベルが低いからである。アオッサで言えば、大きな会議やイベントで参加者がみんな車で来てすぐに満車になってしまい、図書館に行こうにも停められないことが何度もあったが、そっちの対策の方がむしろ問題であると思う。

通勤者を締め出したいなら、1日料金を廃止するのもアリだが、一番簡単なのはオープンを遅らせて朝9時からにすることだ。普通の通勤客は出勤に間に合わないのでほとんどいなくなるだろう。そんなにのんびり出勤できるのは新聞記者さんぐらいだろうか。これで福井新聞の考えるアオッサ利用者のみなさんに最適の制度になるわけである。

ということで、そういうふうに変更すると、今度は収入の大部分を担っている長時間停める人がいなくなって、たぶん経営が成り立たなくなるのだ。そうすると今度は多額の税金をいれて作ったのにガラガラでけしからんという記事になるわけである。アオッサはとても便利な場所にあり、公開講座や図書館なら必ずしも車を使わなくても、電車やバスでゆっくり行けばいい。一部の声の大きい利用者の意見だけで記事を書かないでいただきたい。

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大雪と鉄道

2012-01-26 | 旅行・交通

今年もやはり結構な積雪量になってきた。つい先日までほとんど雪がなく、もしかして暖冬かもと思ったのだが、甘かったようだ。いつもながら雪と戦う仕事量は相当なもので、家の前の除雪、車庫の前の除雪、駐車場の除雪、道路の渋滞、電車の遅れ、このエネルギーをほかの生産に使えたら地域にとってどんなにかいいだろうかと思う。

ところで、昨年の1月末、JR今庄駅でサンダーバードが長時間立ち往生し、大騒ぎになったのは記憶に新しいと思うが、今朝の新聞に、「昨冬、立ち往生繰り返さぬ、JR今庄駅、夜徹し雪警戒」という記事が載っていた。読んでみると、どうやらJR今庄駅は通常夜間は無人となるところを泊りがけで勤務し、大量の積雪に備えたとのことである。

JR駅長のコメントも誇らしげで、記事もよくやった的な論調であるが、ちょっと待ってほしい。今までは雪が降っても社員は家に帰っていたということだろうか。それでは電車が走ってみるまでどれだけ雪が積もっているかわからないのは当然である。JRの仕事は当然24時間体制だと思っていたのが甘かったようだ。

県の土木事務所でも市役所でも役場でも、大雪注意報が出れば(あるいは出なくても一定以上の降雪が予想されれば)職員を待機させ、道路の除雪やなだれ等に備えるのが当たり前になっている。土木事務所では一晩に3回もパトロールをするそうだ。まさか安全輸送を使命とするJRがそうしていないとは思わなかった。大変な仕事だとは思うが、こんな当たり前のことが新聞に載るようでは恥ずかしい。

まあしかし、今庄も積雪1メートルになるが、おかげで電車はどうやら順調に走っているようだ。大雪の今庄付近を過ぎるたびに、今回も無事に通過できたことに感謝である。

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金沢で和菓子手づくり体験

2012-01-23 | グルメ




前回のブログに書いた氷見に行った帰りに、金沢で和菓子づくりの体験をしてきた。兼六園の下にある石川県観光物産館の3階がその会場になっている。ホームページによると、「金沢の老舗和菓子の職人が、四季折々の上生菓子のつくり方を親切・丁寧に教えます。自分でつくった3個と、職人が作った1個の計4個をお持ち帰り頂けます。」とのことである。

担当する店は毎日替わるようで、今日は、金沢の老舗和菓子店である「柴舟小出」の担当のようだ。柴舟小出といえば、金沢に昔からある老舗で、生菓子もあるが、反らせた小判型のせんべい?に生姜砂糖が塗ってある「柴舟」で有名であり、子どものころによくもらったものだった。

体験料金は1200円で、自分で作ったお菓子3個と併せ、4個の和菓子を柴舟小出の箱に入れて持って帰ることができる。さらに1階の土産品売り場で使える割引券が500円分付く。ということで、実質700円であり、意外になかなかお得なのではと思う。1階では老舗和菓子店の和菓子を中心に、金沢の特産品が多く、品揃えは豊富である。

手元のメニューでは、作るお菓子の種類は、「あけぼの」、「寒紅梅」、「福寿草」となっていて、2~30分ぐらいなので気軽に体験できる。教え方はあまり懇切丁寧というわけではなかったが、まあ何とか作ることができた。生地を延ばしてあんをくるんだり、布巾で絞ったりするだけなのでそれほど難しくはない。形を整えるのが勝負である。

まあ、多少失敗して形が崩れたとしても、材料は有名和菓子店のものであり、味は変わらないと思うので安心してやってみることができる。生地やあんなどの材料は6種類ぐらい支給されるので、リピーターは先生の指導を無視してオリジナルのお菓子を作るのもおもしろいと思う。(さてワタクシが作ったのはどれでしょう?)

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氷見ブリを食べに

2012-01-20 | グルメ






寒ブリの季節であり、また氷見(富山県)に行ってきた。今回はブリの買付けだけでなく、氷見市内の民宿に宿泊することになった。夕食は、氷見ブリに加え、氷見牛、氷見うどんと、氷見ブランドの大振舞いで大満足であった。こんな小さな町で3つも食のブランドがあるとはうらやましい。

氷見ブリのことは昨年も書いたが、値段は普通の寒ブリの倍以上するものの、油が乗ってさすがに美味である。大きさにもよるが1本2~3万円ぐらいと、去年より少し安いような気がする。値段は頭の部分に近いほど油が乗って高くなるようで、また、背と腹はかなり食感が違い好みが別れるが、抱き合わせで売られているようだ。

ほかに、スズキやヒラメなどの刺身、白えび、干物などもたくさん売っており、大盛況である。カニもたくさん売っているが、それだけはさすがに見てもしょうがない。氷見コロッケなどというのもある。高岡コロッケというのも結構有名らしく、富山はどうもコロッケが有名らしい。

後で総務省の家計調査を調べてみたら、富山市(県庁所在地しかデータがない。)はブリの1世帯当たりの年間購入金額(7,756円)でダントツの全国1位(福井は6位)、コロッケの年間購入金額(2,098円)でも全国第4位(福井は3位)らしい。まあ、うちもそれぐらいは買っているが。

ところで、たまたま氷見市内のホームセンターをのぞいてみたら、魚を入れる発泡スチロールの箱が売っていた。箱は普通は魚屋で買う、あるいはもらうものであって、箱だけ売っている店は初めて見た。しかも、普通のサイズだけでなくて、ブリが1匹そのまま入るサイズのものまである。さすが、ブリの町である。ただし、値段はさっきブリを買った店の方が安かったが。

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大学入試センター試験と鬼の首

2012-01-18 | 社会問題

今年も、大学入試センター試験が終了したが、今年は、例年にも増して運営にミスが多かったようだ。リスニングのプレイヤーを離れた会場に配送するのを忘れた東北大学などは論外として、今回は、地歴と公民を同時に実施するという試験方法の変更に伴うものが多かったようだ。

今回の入試制度の変更はもともと詰めが甘く、2科目受験で申請した場合どちらか1科目に集中することが可能な仕組みになっており、これを「裏技」として話題になったこともあったが、裏技などではなく明らかに制度の仕様(バグともいう。)であって、初めからちょっと考えればわかることであった。(過去のブログ参照)
http://blog.goo.ne.jp/stanza24/e/d4bd204f67e8eebc0025ec8ef03cfa1a

福井大学では、1教室で公民の問題冊子を配布するのを忘れ、8分間終了を繰り下げた。これは大学側のミスだが、問題冊子の配布遅れなどのため、福井大学や福井県立大学を含む多くの大学で試験開始時間が遅れ、時間を繰り下げて対応したそうだ。これだけいくつもの大学で同じ現象が起きるということは、個々の大学の責任ではなく、大学入試センターの想定した手順がおかしいということになる。

センター試験の「前説」はきわめて長く、しかもすべての教室で、書いてあるとおり読まなければならず、はしょることは許されない。今年は大幅に読む文章が増えているにもかかわらず、説明時間は同じだったらしい。時間が足りなくなると開始が遅れるだけでなく、監督者も焦ってしまい、ミスの原因になりがちである。受験生が緊張するのは当たり前であるが、監督者も負けずに緊張するのであろう。

それにしても、大学の入試関係者に聞くと、最大の緊張感をもって試験の実施に集中している中で、1科目終わるごとにいくつもの報道機関が電話をかけてきて、何かトラブルがなかったか聞かれるそうだ。特にないと言うと(たとえ何かあってもセンターの了解がないと言えないようだが。)つまらなそうに電話を切るそうで、今回、鬼の首をとって騒いでいるが、まあ、マスコミなどもともとそんなもんだろう。

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福井駅前は本当にどうなってしまうのだろうか

2012-01-16 | まちづくり

先日の新聞に、第三セクター(TMO)「まちづくり福井」が学生を対象に実施したアンケートの結果が掲載されていた。このアンケートは、福井駅前に新しくできた専門学校(大原学園福井校)の学生を対象に、福井駅周辺エリアに対する満足度を調査したものである。

わかりにくいまとめ方(わざとかも?)になっているが、たとえば、「新しい発見や感動がある。」については、満足度DI値が-53.8となっている。ざっくり言うと、これは満足している人の割合と満足していない人の割合が50ポイント以上違うということであり、要はほとんどの人が「そう思わない」という結果であったということである。

そのほかの、「ウインドウショッピングや散策などが楽しめる。」、「新しいまちづくりに期待が持てる。」、「にぎわいがある。」などについても、数値はそれぞれ違うもののほぼ同じ結果である。まあ、予想を裏切らない結果ではあるが、悲しい。駅前に大原タワーができると聞いたときは、これで少しは駅前もにぎわうかなと期待していたのだが。

有名な高松の丸亀町商店街の再開発を見てみると、地元の店に加え、全国的に名の通ったショップやレストランがたくさん入居している。若い人たちはそういうものを求めているのに、福井は既得権益が強いのかよそからの店をなかなか受け入れない。アオッサの例でもわかるように、商業エリアに成否がかかっている。再開発を機に、市と民間が一体となって誘致する必要があると思う。アンケートなどするまでもない話である。

新幹線はどうやら来るようだが、駅前再開発はまだ霧の中である。市議会の一部から「農水産物直売所」という案が出された。内容はよくわからないが、市では商業エリアについては関知しないということで否定的である。県も市も真剣に考えないと本当に駅前は終わってしまう。のんきにプラネタリウムなど作っている場合ではないと思うが。

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駅の自動改札機の謎

2012-01-13 | 旅行・交通

都市部に行くと電車の改札はほとんど自動改札になっている。いまや非接触型ICカード乗車券(いわゆるsuicaやicoca)の時代であり、裏が茶色のきっぷを機械に投入するのももう古いと思うが、いまだに福井にはそれすらない。大阪近郊区間になっていて新快速電車が(曲がりなりに)乗り入れている敦賀にも自動改札がなく、icocaが使えないため困っている客を見かけたことがある。

駅員さんはみんな愛想がよく、機械が処理するよりいい面もあるし、熟練した駅員の方が時間当たりで処理できる人数が多いとは聞くが、高齢者が多い田舎では、券売機の前で迷っていたり、お金を出すのに手間取ったりしている人が多く、ICカード乗車券を導入するメリットは(少なくとも乗客の方には)大きいと思う。

この自動改札機、いろいろな工夫がされているが、最近はどんどん高機能化していて、新幹線の乗換口にある改札機では3~4枚まで同時に投入しても処理できるようだ。しかも、反対向きに入れてもちゃんと揃えて出てくるらしい。ただし、米原駅では機械の前で何を入れるか戸惑っている人も多く、電車が遅れて乗換え時間が少なくなるとフリーパスになる。

ところで、特に都市圏では新線開業や相互乗入れに伴い複雑な経路での旅行や会社をまたがる旅行の発売が増え、経路や運賃計算が複雑になってきている。こうした計算を一瞬のうちに処理してきっぷが有効かどうか、あるいはいくら差し引けばいいか判断する自動改札機はすごいなあと思っていたら、こないだ読んだある本にこんなおもしろい話があった。

「自動改札機で複雑な運賃計算を処理すると、どうしても運賃の計算時間が長くなってしまう。改札機内のコンピュータの性能は限られていて、計算速度を劇的に上げることはできない。だからといって、計算が終わるまで改札の扉を閉じたままにしておくと人の流れが止まってしまう。技術者はこれをどうやって解決したのか。」

答は、「自動改札機の長さを長くし、乗客が長い改札を通過する分だけ計算時間を稼いだ。」。なるほど、すばらしい。そういえば、ムダに長い気がする。全長が1.5メートルぐらいある機械もあるが、これからさらに長くなりそうだ。その本には他にもおもしろい話題があったので、また取り上げようと思っている。

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あなたの個人情報が収集されている

2012-01-10 | 社会問題

インターネットを見ているといろんな広告が出ているが、最近、いろんなサイトでなんか自分が興味がある分野の広告がよく表示される気がしていた。特に、自分が楽天である商品を検索すると、ほかのサイトを見てもなぜかその商品の広告が出ていて、偶然だなあとか、結構売れているなあと思っていた。

ところが、いろいろ調べてみると、決して偶然ではなく、ネットでの自分の検索履歴や商品の購入履歴がいつのまにか記録されていて、その嗜好に合わせて広告を表示する仕組みになっているようだ。それも、その検索サイトやショッピングサイトならわかるが、それだけでなく、全然別のサイトにも表示されるのである。

例えば、楽天では「サイト閲覧情報などをもとに来訪者の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法」ということで、楽天で商品を検索した情報をもとに他社のサイトに広告を表示している。この仕組みはデフォルトでONになっており、イヤならOFFにせよということであるらしい。このため、1回検索した商品がいろんなところにしつこく表示される。

また、グーグルでも、閲覧したサイトの内容に合わせて、興味を引きそうな広告を他のサイトにも配信しているようで、道理で自分に合った広告が多いわけである。adsenseというページをみると、「閲覧履歴から推定される性別、年齢、趣味・関心」が自分のユーザー属性として記載されているのがわかる。

これによると、自分の属性は、35歳から44歳の男性となっており、「趣味・関心」も勝手に記載されている。若く見られてうれしいが、趣味もほぼ合っており、気持ち悪い。登録するときに、機械的に「同意する」を押してしまいがちであるが、個人情報の取り扱いだけはよく確認しないといけない。

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環境影響評価書の「受理」とは

2012-01-07 | 政治・行政

昨年12月28日、防衛省の職員が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価書を入れたダンボール箱(箱には差出人もあて先も書いてないようだ。)を、午前4時に沖縄県庁の守衛室に運び入れたそうである。前日の運送業者による搬入を住民団体に妨害されたからではあるが、まあ、姑息な話である。

ここでは、普天間飛行場の移転問題について触れるつもりはないが、この評価書、沖縄県は、正月明けの1月4日に開封し、形式審査を経て1月5日に「受理」することを決定し、12月28日付で「受理」したと発表した。ちょっと変な話である。当然ながら、実際に「受理」した日(1月5日)が受理日であり、まだ受理していない日にさかのぼって受理するというのはどういうロジックなのだろう。

そもそも、行政手続法(国や地方公共団体相手には適用がないが考え方の参考に)では、「受理」という概念はなく、到達したら遅滞なく審査を開始しなければならないとされているが。しいて言えば、審査をして形式的な要件を満たしていると判断されたときが「受理」であり、受理日は1月5日、到達日(受領日)は12月28日とすることが正しいのだろう。

本来ならば大勢に影響はないのだが、4月1日から法令が改正され、知事の意見書提出期限の90日の起算日がいつになるかで新旧法令の適用が異なってくるため、大きな問題となっている。行政手続法の考え方や環境影響評価法の書きぶりなどからは、到達日を起算日にするのが正しいように思われるが、受理日を起算日とすべきとの考えもあり、今回は部数も不足していることもあって、問題がより複雑になっている。

また、別の問題だが、これ以前の12月27日に、「宅配業者」のトラックが評価書を運び込もうとして、住民団体に妨害されたようである。未遂?ではあるものの「信書」は郵便でしか送れず、宅配便などでは送れないはずだが、これは「信書」ではないのだろうか。

信書とは、郵便法で、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」となっており、日本郵政のホームページに照らしてみても(彼らはダイレクトメールなども信書だと主張している。)信書になるはずで、政府は郵便法違反であると思う。これが認められるのならば(国がやっているのだからいいのだろう。)、これまで高くつくのにわざわざ郵便で送っていた書類なども安い宅配便やメール便で可能になるのだが。

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