つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

西武福井店は大丈夫かな

2010-07-31 | Weblog(未分類)
西武百貨店のサイトを見ていて驚いたことがある。西武百貨店といえば、全国の地場の百貨店を買収したりして全国展開している(福井でも旧「だるまや」を買収して「だるまや西武」となっていた。)というイメージだったのだが、今、全国にわずか15店舗しかないのだ。

札幌、秋田、静岡、富山、高知など、相次いで撤退している。高知では昔訪れたときは、「とでん西武」(土佐電鉄)となっていたが、10年前に撤退し、跡地利用もままならずついにパチンコ屋と駐車場になるとのこと。富山も3年ほど前に撤退した。富山は大和があるからいいけど福井は西武が唯一の百貨店である。

店内を歩いてみても、不況のせいか客が少なく活気がない。客より店員の方が多いような気がする。しかもその店員も私語をしていたり、あまり基本がなっていない。隣接した駐車場が狭く、すぐ満車になるので車でも行きにくい。

隣に(奇跡的に)ロフトがあるが、できた当時は2階から4階まで堂々3フロアあったのだが、今やわずか1階半ぐらい。ロフトと呼べるのかも疑問なくらいであり、いつ撤退するか心配でならなかったが、調べてみるとロフトは地方都市も含めかなり全国に展開している。

どうもロフトより西武の方が心配である。ちゃんとつなぎとめておかないと、駅前再開発どころか、巨大な廃墟かパチンコ屋になってしまう。

新幹線で通勤や買い物ができる町

2010-07-29 | Weblog(未分類)


九州に行ったついでに、前からちょっと乗ってみたかったものに乗ってきた。東海道・山陽新幹線の終点は「博多」というのが一般的な認識であろうが、実はその先に「博多南」という駅があり、新幹線でその駅まで行けるのだ。

博多南駅のあるあたりには、昔から新幹線の車両基地があり、博多に着いた新幹線はそこまで回送されているのだが、地元の要望などで駅を作り、その間も乗れることになったのだ。それまで博多駅までバスで1時間近くかかっていたらしいが、新幹線だとわずか10分である。

今回は、行程の都合で博多南駅から博多駅まで乗車したのだが、博多南駅は福岡市の南の住宅地にあり、公共交通はバス(最寄り駅は西鉄春日原駅かJR春日駅)しかなく、そのバスも1時間に2本ぐらいしかない。ホームも1面しかなく、ローカル線の駅のようなところに新幹線の車両が堂々と止まっている感じである。

朝夕に多く運転され、昼間は1時間に1本ぐらいの運転だが、6両(博多からそのままこだま号として運転される。)もつないでいるのでガラガラである。さすがにスピードは普通の電車並みだが快適である。あくまで特急であるので、乗車券290円と特急券100円が必要であるが、これで390円は安い。

博多駅では新しい駅の工事がかなり進んでいたが、来年、九州新幹線が開通すると、この区間のほとんどは九州新幹線として利用される。博多南駅はどうなるのだろうか。

北陸新幹線でも松任に車両基地が作られるので、金沢までの開業時には同じようなことが可能かもしれない。もっとも、早く福井までの開業にこぎつけてほしいのはやまやまなのだが。

柳川の川下りにシルバーパワーの活用を見る

2010-07-27 | Weblog(未分類)
九州・柳川に行ってきた。福岡県の南部に位置する水の都である。北原白秋、檀一雄を輩出し、徳永英明、妻夫木聡などもここの出身だそうだ。ここは水郷の町で、掘割が縦横に巡らされており、そこを船で観光できる。「川下り」となっているが、ほとんど高低差はないので、「掘割めぐり」の方が正しいと思う。

そんなに大きな町とは思えないのに、この川下りを運営している会社は6社もあり、一大産業である。のどが乾いたころに売店が現れたり、途中に写真屋が待っていたりして、うまくシステム化されている。船を降りると名物のうなぎのせいろ蒸しも待っている。

各船には船頭がいて船を人力で運航(竹ざおで川底を押して進む。)しつつ、観光案内などをするのだが、この船頭、中高年や高齢者がほとんどのようであり、その格好の雇用の場になっているようだ。

この船頭、トークがおもしろく、適宜ギャグをはさみつつ、客もいじる。笑いのツボを押さえており、歌も歌う。なかなかのエンターティナーである。前回乗ったときの船頭もギャグは違うがそんな感じだったので、たぶんそういう研修もしているのだろう。

船頭のトークがなければただの地味な船で、これほどの人気は出ないだろう。いわばシルバー版「ジャングルクルーズ」というところか。仕掛けは何もなく、自然や建造物を楽しむだけだが、四季の変化もあるし、マニュアル化されたジャングルクルーズより船頭の個性が生かされており、何回でも楽しめそうだ。

越前松島水族館が躍進中

2010-07-22 | Weblog(未分類)
先日の日経新聞に、「家族で楽しめる動物ふれあいスポット」のランキングがあり(土曜日の日経には毎週何かのランキングがあるのだが)、福井県三国の越前松島水族館が7位にはいっていた。八景島や富士サファリパーク、大分うみたまごと並ぶ快挙である。

越前松島水族館といえば、子供のころ行ったきりで、そのときの印象などからも場末のさみしい水族館というイメージがぬぐえないのだが、立派になったものである。いつのまにか入場料も1700円になっており、他の施設とひけを取らない。ホームページの手作り感がちょっとさみしいが。

えさやり企画やふれあい企画が充実していることから選ばれたのだと思うが、ほかにも、真上から魚を見れる斬新な大水槽や、水族館に泊まるオールナイト企画(大丈夫か?)なども実施されており、なかなか元気である。

周辺には、「芝政ワールド」もある。この「芝政ワールド」、名前は変だが、国内最大級のプール、世界一のスライダーやこれも最大級(ホールが多すぎてわからない)のパットゴルフ場などもあり、知名度はないがかなりの大型レジャー施設でおすすめである。さらに周辺には世界最大級の恐竜博物館(ほんとにすばらしい。)もあるし、夏休みはぜひ福井へどうぞ。

三井アウトレットパーク滋賀竜王オープン

2010-07-19 | Weblog(未分類)
オープンから1週間以上経ったが、三連休に三井アウトレットパーク滋賀竜王に行ってみた。10時少し前に着いたが、駐車場が5000台あるということと、誘導もよく、車を停めるのにはほとんど待たないですんだ。開店時だったので、入場の列は少しできており、20分ほどかかってしまったが。

中は、思ったほど混んでおらず、レジの列などもあまりない。オープン直後の三連休としては思ったほどではないが、京阪神、北陸などから客が来ている。アクセス案内を見ても岐阜・三重と並んで福井はターゲットにはいっている。外国人はあまり見なかったが、中国の銀聨カード(union pay)も使えるようだ。

食事は大変である。フードコートは席を確保してから各店で注文するというスタイルなので、荷物はあっても実際に座っていない席や、だれか一人が留守番している席がかなりあって効率が悪く、席取りもあいまいになりがちで雰囲気も悪い。長島のアウトレットのように、入口で各店の食券を買い、席に誘導してもらうと料理が来るというのが、お互いにハッピーなのではと思う。

いずれにしても、福井インターから90分のアウトレットである。帰りには近江八幡の「たねや」本店に寄ってお茶もできる。福井駅前の商店街の人たちが客をとられると騒いでいたが、ここの客層は福井駅前など行かず、すでに京都や金沢に買い物に行っている客が中心。これ以上客はとられないと思います。

ドライブインの謎~市街化調整区域とは

2010-07-16 | Weblog(未分類)
福井市に住んでいる方なら、副都心化している新保付近、特に国道8号と国道416号の交差点付近に、まだ広大な農地(田んぼ)が残されていることにお気づきだろう。

ここは市街化が進んでいるが、都市計画上はどうも市街化調整区域なのである。すなわち、市街化を抑制する地域であるとのこと。これだけ周辺が都市化しているにもかかわらず、ここに農地を残す意味がわからない。こんなバカなことを言っているから福井の発展が遅れるのだ。

市街化調整区域なので、ほとんどの施設がここには建てられない。調べてみると、建てられるのは、「主に周辺の住民が利用する公益上必要な建築物、鉱物資源、観光資源等の有効な利用上必要な施設、道路の円滑な交通を確保するために、適切な位置に設けられる給油所、休憩所(宿泊は含まない)等の施設」などなどである。この規制の説明は結構笑えるので一度ごらんになることをおすすめする。
http://www.city.fukui.lg.jp/d360/tosi/kaihatu/seigen1.html

すなわち、喫茶店とか建っているではないか、と思うけれども、あれは、驚くなかれ観光客のためのドライブイン(もうあまり聞かない言葉だが)なのだ。しかも客席数や駐車場の広さなど細かい制限がある。416号沿いにあるケーキショップ「コロンバ」や8番ラーメンになぜか「ドライブイン」という似合わない看板が出ていて不思議に思っていたのだが、謎が解けた。コロンバや8番ラーメンに罪はないが、まったく形式的で意味のない話である。

ちなみに、この市街化調整区域、福井市のホームページによると15年間変わっていないのだ。堂々と載せるものだろうか。トホホである。

ポイントカード、福井の事情

2010-07-14 | Weblog(未分類)
ポイントカードがいろんな分野に広まり、とても複雑になってきた。最近、テレビや雑誌でポイントの二重取り、三重取りや、他のポイントへの移し替えなどを指南する特集が多い。全国的にはそうした情報があふれているが、福井ではどうだろうか。

昔はエディ(電子マネー)で支払う場合、店舗のポイントとの併用が認められていたのだが、最近は不可のところが多い。たとえば、ベル内の平和堂や勝木書店も然りである。この場合、エディは便利だがポイントが0.5%(クレジットカードでチャージする際にもう少々)しかつかないので、ベルカードの1%の方が高い。

ファミリーマートでは、エディで支払う場合、面倒だがTポイントカードを出すと二重取りができる。マツモトキヨシも同じである。せっかくケイタイにエディを入れているのにここで財布を出すのでは何のための電子マネーかわからなくなるが。

新しくできた紀伊国屋書店のカードは、クレジットカードやエディで支払ってもポイントが付く。エディをクレジットカードでチャージするといちおう三重取りになる。これなら喜んで財布から取り出せる。西武クラブオンカードとの併用ができるかどうかは確認していないが、できれば最高である。だれか教えてください。

こうした中、日経に、ヤマダ電機がポイントを(特に地方で)止めつつあるという記事が載っていた。不況で、見た目の安さを重視する消費者が多くなっているらしい。そういえば、最近は高率ポイントの表示がほとんどなくなっている。こうなると、クレジットカード購入がベストかもしれない。

阪急西宮ガーデンズにて

2010-07-11 | Weblog(未分類)
神戸方面に用事があり、阪急西宮北口駅の近くにある阪急西宮ガーデンズに行ってきた。1年ちょっと前の新しいショッピングモールで、記憶に残っているが、もと阪急ブレーブズの西宮球場のあったところである。京都のイオンモールもそうだが、最近は駅の近くに作るのがハヤりのようである。

通常のショップ以外に阪急百貨店とイズミヤがはいっていて、西日本最大のショッピングセンターだそうだ。こんなショッピングモールが近くにあったら、と思うのはいつものとおりなのだが、田舎者が驚いたことが一つある。

駐車場のことである。駐車場はモールの真ん中にあり、それを取り囲むようにモールがある。有料で、30分200円だが、3000円以上買うと2時間無料とか決まっている。どこかの施設と違い、複数のショップでそのつど記録されて合算ができるので無料になりやすい。

買い物を終え、駐車場に向かう途中の事前精算機で精算して車を出そうとすると、出口のゲートのところで駐車券を入れないのにバーが開き、機械が「ありがとうございました」という。駐車券が手元に残ってしまった。そのときは混んでいるのでフリーにしたのかなと思っていた。

ところが、後で知ったのだが、どうも駐車場に入れるときに機械が車のナンバーを記録していて、出口でもナンバーで確認して自動的にバーを開けるのだそうだ。

よく見ると、駐車券にもナンバーらしきものが印字されている。高速道路で記録されているのは知っているが。個人情報などとヤボなことは言わないが、すごい時代になったものだ。こんなのって、ほかの施設にもたくさんあるのだろうか。

地方分権への道は遠い

2010-07-07 | Weblog(未分類)
地域主権一括法が継続審議となっている。本来、地方が権限を持つというバラ色の法案のはずなのだが、実際は各省庁によってすでに骨抜きにされている。

すなわち、条例で基準を決めることができるはずなのに、省令(法律の下の下で、もちろん国会などにはかからない。)などで先に基準が決められてしまい、それと同じようにしか規定できないものがかなりあるのだ。現時点ではどのくらいあるか明らかにされてはいないようだが。

条例を何だと思っているのだろう。省令で決まっていることを書くだけの条例、すなわち記載内容の自由がない条例って、意味があるのだろうか。それはもはや地方分権とはいえず、地方自治の本旨にももとることになる。第一、議会で否決されたらどうなるのか。

地方議会の議決を経て、知事や市町村長が定める最高規範である条例が、たかが各省の大臣が定める省令(実際は国の課長あたりで決められるはず)に支配されるとは残念である。省令は法制局の法令審査を受けていないため、法務的、立法技術的に疑問があるものも多いのだ。

しかし、問題はそれだけではない。一方で、ナショナルミニマムの危機だとして、反対する動きがある。福祉などの分野で、地方自治体が一方的に規制を緩め、質が低下するおそれがあるというのである。なるべく一律の規制としたい国が言わせているのかもしれない。地方自治体というのはそれほど信用されていないのか。地方分権への道は遠い。

電車の中の風景

2010-07-04 | Weblog(未分類)
電車の中で、結構混んでいるのにかばんを隣に置いて二人分の座席を占領している高校生がいる。また、平気でシルバーシートに座っている高校生がいる。混んでいるのになぜかドア付近の床に座りこんでいる生徒がいる。胸のマークを見るとだいたい特定の高校の生徒であるが。

ある日、乗るときに横から割り込まれたといってオヤジが大声で高校生を怒鳴っていた。まわりはよく言ってくれたという雰囲気だったが、その高校生は平然と座り続けていた。

これらの現象は、ほかの都市ではあまり見たことがない。普通は整列乗車をして、1人1席が当たり前で、空いていてもシルバーシートには座らず、もちろん通路にも座らない(笑)だろう。

春のダイヤ改正によるJRの方針で車両が減って、座れる人数も3分の1ぐらいになり、混み方が急に都会並みになったせいで、これまで見逃されてきた車内のマナーの悪さが目立ってきたのだ。

勉強も大事だが、人に迷惑をかけないマナーについても学ばせなければならない。まあ、そういう生徒はもともとあまり勉強しているようには見えないのだけれど。