つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

続・事業仕分けに思う

2010-05-31 | Weblog(未分類)
事業仕分けが華やかである。仕分け人の主宰者である枝野行男氏が書いた「事業仕分けの力」という本を読むと、彼らが本当に真剣に、日本のことを考えてやっているのはよくわかる。また、多くの国民に関心を持たせたことは評価できる。

しかし、いいことをやっているのに、理念がなく、選び方が思いつきで、どうしてもパフォーマンスが先行してしまい、もう一つ評価できないのだ。

別に与党なのだから、何かを改革しようと思えば、議員が国会を通じて発案したり、あるいは大臣が必要な指揮命令を行ったりすればいいだけのことである。

それを(以前指摘した)何の資格も持たない人たち(国会議員については枝野氏も著書の中でそれを認めている。)があれだけ騒いでいればパフォーマンスと言われても仕方がないだろう。

ところで、この事業仕分けは国の外郭団体も対象にしているが、特殊法人はまだしも、公益法人など形式的には民間団体と同じである。いったん彼らのお金になってしまうと思い切った法制度を作らない限り統制はなかなか難しいので、まずは資金の入口を断たないといけない。

前にも書いたが、地方公共団体には住民監査請求や住民訴訟があり、厳しく住民の批判にさらされるのに、なぜか国にはこういう制度がない。地方は信頼できないが、国は信頼できるという考えであり、誤った考えである。国にもこうした制度があれば法人への支出金も対象になり、別に事業仕分けをしなくても目的が達せられると思う。

福井駅周辺の空き店舗のこと

2010-05-29 | Weblog(未分類)
最近、福井駅前を歩いていると、「テナント募集中」の看板がやたら多い。福井市の資料によると、中央1丁目だけで空き店舗は、なんと70もあるらしい。中央1丁目に店舗がいくつあるのかは発表されていないが、どう考えてもこの空き店舗数はかなり大きい比率になると思う。

郊外にばかり商業施設や公共施設が立地し、当たり前だが駅前に魅力がないのだ。人がはいっているのは桜木図書館ぐらいだろう。金沢は、音楽堂も美術館も、小売市場もフォーラスも市街地にある。

福井市(TMO)では中心市街地チャレンジ開業支援として家賃の補助をしているが、1~2年間に限られ、面積も20坪分だけで、事実上チャレンジショップのようなものしか対象にならない。

今の状況で駅前に出店するというだけで十分チャレンジなのだから、まともな商業者が採算がとれるような補助を考えるべきだと思う。人気のあるショップなら家賃をタダにしてでも来てもらいたいだろう。

ところで、アイビー学園が駅前に新校舎を建てているようだ。この機会に、若い人たちが集まるようなまちづくりを真剣に考えてほしい。NHKに移転してもらっても何の意味もない。

嶺南地方の観光資源

2010-05-26 | Weblog(未分類)
小浜近辺に行く用事があったので、ついでに、名水百選に選ばれている瓜割の滝に行ってきた。近くは何度も通っているのだが、実際に行くのは初めてである。

滝というには高さがなく、ちょっと誇大広告ではとも思うが、静かな渓谷の美しい水の風景は結構スピリチュアルですがすがしい。水を飲んでみると、さすがにとてもうまい。おすすめである。

水は300円のシールを買うと自由に汲めるということで、石油のポリタンクみたいなもので汲みに来ている人が多い。あいにく容器を持ち合わせていないのであきらめたが、ペットボトル入りは販売していないのだろうか。

帰りに敦賀の「日本海さかな街」に寄ってみた。できたころに一度行ったことがあり、かなりしょぼかった記憶があるので期待していなかったが、今では海産物や海鮮丼の店など70店以上とかなりの規模になっており、観光バスも数多く、観光客でとてもにぎわっている。

こんなににぎわっているとは知らなかった。だれがコーディネートしたのか知らないが、地域のために立派に役立っている。こんな場所が福井市内にもほしいものだ。

東京スカイツリーと東尋坊タワー

2010-05-22 | Weblog(未分類)
建設中の東京スカイツリーが話題を呼んでいる。すぐ近くまでは行かなかったが、浅草あたりからでも十分見ることができる。

今は半分の高さを超えたぐらいであるが、1日1メートルの割合で高くなっているそうで、前にも書いたが、福井の工事とはスピードが全然違うのだ。

東京タワーなどと比べると、白っぽいので地味な感じに見えるが、写真を撮っている人たちも多い。完成前からこれほどの話題を呼ぶのだから、地域に与える効果は相当なものだろう。うらやましい限りだ。

タワーといえば、わが福井にも東尋坊タワーというのがある。海抜で100mあり、景色はすばらしいだろうが、周辺の風景に似合わないのは京都タワー並み、かつ場末感が満載で、形も不安定なのであまり近づきたくない。

東尋坊タワーはもちろんだが、京都タワーもポートタワーもちょっと古臭い感じがする。東京タワーもかつてはそうだった。観光地のタワーにとっては、時間がたったときにそうした場末感をいかに払拭できるかが鍵である。東尋坊タワーのリニューアルに期待したい。

福井にも夜景があった

2010-05-18 | Weblog(未分類)
JALのホームページで、「丸々もとお」という夜景評論家(そんな職業があるのだ!)が、日本夜景紀行という連載をしている。丸々氏は、今はやりの夜景ツアーのプロデュースなどをしており、旬の人だ。

今まで気づかなかったのだが、その中に福井が取り上げられているのだ。福井と夜景というのはかなり縁遠い感じがするのだが、小浜、敦賀、武生などが取り上げられている。越前市(武生)の村国山は、なんと「日本夜景遺産」に選定されているらしい。

福井で夜景といえば、スポット的なものは別にして、足羽山頂や坂井市竹田と山中温泉を結ぶ国道沿いの夜景とかが比較的ポピュラーだと思っていたが、いろいろあるのだ。
https://www.jal.co.jp/dom/tabi/column/yakei/vol4.html

記事ではいろいろとほめていただいており、ほめ言葉かどうかはわからないが、いわく、福井県は「真っ暗闇の中に輝くダイヤを見つけるようなもの」とのこと。ぜひご一読を。

築地市場を歩いてみると

2010-05-16 | Weblog(未分類)
築地市場に行ってきた。地下鉄築地市場駅の改札を抜けると、まだ地下だというのにすでに生臭さが漂っている。

初めて行くと場内市場には入りにくいが、別に素人が入ってはいけない場所はなく、一応どこでも行ける。プロ向けの時間帯が終われば素人にも売ってくれるようだ。

ただし、時間帯にもよるだろうが、ターレット(という運搬用の三輪車)や台車(を押した人)がところ狭しと走り回り、ぼおっとしていると大変危ない。たぶん車優先である。事故が起きないのが不思議なほどである。

場内はきわめてディープな雰囲気で、一見の価値がある。海外からの観光客も含めて見学客、観光客は多いが、特に邪魔だとも言われず、買い物をするときを除き、そこにいないかのように見事なまでに無視されている。

まぐろのセリで物議をかもしているが、いっそ見学者用通路を作り、有料にすればいいのにと思う。移転予定なので無理だとは思うが。

場内の魚がし横丁で海鮮丼を食べたが、当たり前だが新鮮でおいしかった。場外市場に出ると、そこももちろん立派な市場なのだが、場内のディープさに比べ、ちょっとした物足りなさと安心感があるのが不思議である。





国内線の機内サービスを検証してみると

2010-05-13 | Weblog(未分類)
東京に行くときにJALとANAの両方に乗る機会があったので、前にも書いた機内サービスを確認してみた。

行きはJALである。たまたまかもしれないが、機材(B767-300)が古く、機内は古いシートから出るような臭いが少しだがする。シートはほつれが目立ち、イヤホンも空気式の古いタイプである。ただ、機内では従来どおり無料のドリンクサービスがあり、コンソメスープやスカイタイムも飲める。

帰りはANAである。機材(B777-200)は新しくて気持ちがいい。キャビンアテンダントもお茶目でフレンドリーである。無料のドリンクサービスがお茶などを除いてなくなり、黙っているとヘッドホンもない。

ただ、新しい有料サービスということで、スターバックスのコーヒー(ただしヴィアというインスタントもの)が200円(5月末まで無料)、千疋屋のみかんジュースが500円(同300円)などとなっている。飲んでみたが、どちらもとてもおいしい。ほかにもメニューがあるが、チョイスはなかなかセンスがいい。

どちらがいいとは断定できないが、ANAはなかなか絶妙(微妙?)な価格設定で、安くはないが、JRの車内販売の価格も考えればまあ買ってもいいかなという価格ではないだろうか。千疋屋でジュースを飲めば1000円以上はするし、羽田に向かう前に銀座で飲んだコーヒーは900円もしたのだから。

1Q84パート3を読んで(ネタばれなし)

2010-05-09 | Weblog(未分類)
村上春樹の1Q84の続編が発売されたので、さっそく買い求めて読んだ。数ページ読み進めると、そこはもう村上ワールドである。ストーリーの興味ももちろんあるが、この村上ワールドにひたること自体が目的になっている人たちも多いのではないだろうか。

多くの作家の作品を読んでいるわけでもないので断定的には言えないが、独特の繊細な表現にあふれていて、それは比喩の仕方などに特に強く現われている。ことばがとても大事なので、集中しないととても読み進められない。ちなみに、主人公はみんな理屈っぽい。

彼の作品は映画化されているのだろうか。たぶん映画化は極めて難しいのだろうと思う。こうした繊細な表現を映像で表現することなどできはしないと思うし、美しい映像を撮ってもそれはまた別の作品になってしまうのだろう。

と思ったら、ノルウェイの森が映画化されるというニュースを発見した。見ない方が正解かもしれない。

ところで、パート4はあるのだろうか。パート3で12月まで来たので、次は1Q85になってしまうのだけれど。

奈良の旅パート2~鹿はどこへ行った?

2010-05-05 | Weblog(未分類)
奈良の旅の続きである。奈良公園に行ったが、どうも鹿が思ったほどいない。昔はもっとたくさんいたような気がする。鹿せんべい売りはそこそこいるのだが、肝心の鹿がいないのである。鹿せんべい売りのおばちゃんも心なしか元気がない。

ネットで調べると確かに減少はしているようで、1000頭ほどいるらしいが、体感的にはもっと少なくなったような気がする。時節柄平城宮跡のイベントに大量に借り出されているのかと思ったが、電車から見る限りイベント会場にもいないようだ。

しかも、・・・鹿が鹿せんべいをあまり食べない。差し出しても知らん顔で地面にたくさん落ちている。そもそも連休で疲れているのかあまり鹿に覇気が感じられない。鹿せんべいを食べない鹿は可愛くない。昔は鹿せんべいを買ったとたんに鹿に襲われたものだった。

ちなみに、鹿はなぜが鹿せんべい売りを襲わない。かつてよほどひどい目にあったのだろう。鹿もしっかり学習しているのだ。

奈良の旅パート1~奈良県庁の屋上は見晴らし良好

2010-05-02 | Weblog(未分類)
奈良へ行ってきた。奈良市内は、近鉄奈良駅から奈良公園に向かう途中に奈良県庁があり、なんとその屋上が休日も一般に開放されている。

古い建物でそれほど高層ビルではないが、それでも奈良は回りに高い建物がまったくないので、外には奈良盆地の雄大な景色が広がる。興福寺の五重塔がすぐ近くに見え、大仏殿や若草山もよく見える。立派な展望台、それもオープンエアーの展望台であり、無料なのが申し訳ないほどだ。

エレベーターが動いているが、もちろん屋上専用ではなく、ボタンを押せば途中の階に止まりそうで、セキュリティ上大丈夫かなと思うが、奈良県庁の英断に感謝である。屋上への出口には、ボランティアの人(もしかして県庁の職員かも?)がいて、屋上からの風景を解説したパンフレットまで配ってくれる。

関係ないが、県庁の入口には「せんとくん」もいて、至れり尽くせりである。あまり知られていないようで、ゴールデンウィークにもかかわらず、屋上には10人ぐらいしかいなかった。福井でもやって見たらと思うが、福井県庁って、屋上に出れましたっけ?