今年3月に、JRのダイヤが改正される。
新型車両のサンダーバードが増える一方で、雷鳥が臨時を除き1往復だけになる。雷鳥は車両が古く、シートに独特の臭いもしみついており、同じ特急料金で雷鳥に当たると損したかなと思ったものだが、なくなるとなると寂しいものだ。雷鳥専用の割引きっぷも割引率が高くてずいぶん得だった。
驚いたのは、夜行の「北陸」と「能登」がなくなってしまうこと。「能登」はともかく、「北陸」は北陸新幹線の金沢開業までは残ると思っていたのだが、残念である。
ところで、普通列車も新型車両への置換えが進むようだが、プレスリリースでは「普通列車を見直します。」とも書いてある。不都合だから詳しく書いてないようだが、新聞記事によるとどうもダイヤが間引きされるようだ。
朝夕を除けば確かに客は少ないが、客が乗らないから減らすのではなく、朝夕20分おき、昼間も30分おきぐらいのダイヤにして各駅(特に特急通過駅)に無料か低額の駐車場を整備してはどうだろうか。パークアンドライドをもっと促し、需要を作り出す努力が必要なのではないだろうか。
えち鉄はアテンダントを乗せたり、終電を延長したりしているし、福鉄も接続バスを走らせたり、30分おきから20分おきにダイヤを変更したりしている。JRにも後ろ向きではなく、前向きの考えでお願いしたいものだ。