「裁判通達書」なるハガキが来た。しかも「財団法人国民財務センター」なる団体からだ。
一度は弁護士を夢見た身としては、ワクワクする話なのだが、内容はいきなり主語不明の文から始まっていて、日本語として支離滅裂の文ばかり。
「この度、貴方はご契約会社及び債権回収業者に対しての契約不履行につき原告側が提出した起訴状を指定裁判所が受理した事を通知致します。後日、指定裁判所から出廷命令通知書が届きますので記載期日に出廷して頂く様お願い致します。出廷拒否されますと民法136条(民事訴訟法)に基づき原告側の主張が全面的に受理され財産調査の上、動産物、不動産物及び給料の差し押さえを執行官立会いの下、強制的に執行させて頂きます。また、裁判所執行官による「執行証書の交付」承諾して頂く様お願いすると同時に債権譲渡証明書を1通郵送させて頂きますのでご了承下さい、尚、書面通達になりますので個人情報保護の為、詳細等は当局員までご連絡ください。
*ご連絡なき方は不本意ながら本書を勤務先等へ郵送させて頂きます。」(面倒くさいのでWEBから転載)
と突っ込みどころ満載。連絡先の電話番号も記載されており、かけてみたい衝動を抑えられない。
民法136条は期限の利益だし、起訴状って確か刑事事件だよなとかマニアックな突っ込みも入れてみる。書き直してみようかな。
早く勤務先等にも郵送されてこないかなとワクワクしながら待っているのだが一向に来ない。
しかも私が見たときにはすでに裁判取り下げ期日を一日過ぎてしまっていた。今から電話しても間に合うかなあ。