つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

高速道路料金割引と平等性

2009-05-27 | Weblog(未分類)
経済対策により高速道路の料金が休日1000円となって、個人的には喜ばしいことである。

考えてみると、従来、行政が施策を立案するときには、その実施によって国民や県民の間で大きな不公平が生じないということを念頭に行われてきたと思う。これは法の下の平等ということを持ち出すまでもなく税金を使う以上当然のことであろう。
そういう意味では、この施策はバランスを欠いていることは確かである。

都市部の問題やETCの問題など、高速料金の中だけでもバランスの問題は多く指摘されている。
それはそれとして、高速料金の値下げにより、宿泊や外食など、関連して潤う業界ももちろんあるが、逆にダメージを受ける業界も多い。
自家用車での旅行は増えるものの、旅行のニーズは無限ではないので、当然、異なる交通手段、すなわち鉄道や航空、バス、船などの利用者は減少する。

JR西日本などは、対抗して特急乗り放題(極めて格安である。)のパスを出しているし、フェリーなど値下げしたところもあるが、もちろんこれらはそれぞれの事業者負担で行われている。それより、こうしたことをやりたくてもできない事業者も多いと思う。

経済対策をするのはいいが、こうした負の相関となる業界への配慮も必要であろう。例えば、鉄道やバス、飛行機の半額利用券を交付するなどはできないだろうか。事業者にも一部負担を求めてもいいと思う。

制度設計や事務手続がなかなか難しいと思うが、最近の経済対策を見ていると何でもアリで、定額給付金やエコポイント制ができるのだから、やればできるものだ。

海産物のブランド化と市場

2009-05-26 | Weblog(未分類)
先日、近所のショッピングセンターで何気なく贈答用食料品のコーナーを見ていたら、5000円程度の干物セットが展示されていた。
氷見のなんとか、とか輪島朝市のなんとか、という商品はあるのだが、残念ながら福井の名前を付けた商品がない。
福井の海産物はやはりブランド化が進んでいないのだろうと思う。三国、越前、小浜あたりの名前をつけた商品が出てきてほしい。ローカル的にはあるのだろうが、かに以外はもうひとつ全国区になっていない。なんとか福井のブランドとして仕掛けていってほしいものだ。

また、福井には市場がない。もちろん卸売市場はあるのだが、小売というか地域住民や観光客が買い求められる市場がない。
日本海さかな街、というのが敦賀にあるが、ちょっと観光施設っぽくてもう一つである。
金沢の近江町市場のような市場があれば福井の賑わいもずいぶん違ってくるだろう。アオッサか西口再開発ビルに作ってみてはいかがだろうか。

舞鶴港で

2009-05-04 | Weblog(未分類)
舞鶴に行ってきた。
結構地味なイメージだが、高速料金値下げのおかげで都心部はかなり混むことが予想されたので、少しマイナーなところを狙ってみたわけである。

日経トレンディでも紹介されていた舞鶴港めぐり遊覧船では、造船所や自衛隊の艦船を海上から見ることができる。有名になった「あたご」や南極に行く「しらせ」もある。(南極に行くのが海上自衛隊の船だとは知らなかった。)

しかし、乗っている遊覧船はかなり老朽化しており、しかも30分で1000円とかなり高い。

船から見えた岸壁に行ってみると、海上自衛隊の艦船が何隻か係留されており、一応名前を書いたあと乗船して見学することができる。

この日は、「すずなみ」という護衛艦が一般公開の「当番」らしい。船内(といっても甲板だけなのだが)には、さまざまな設備があり、いろんな武器はもちろん、救命いかだの人員割振り表(実名入り)とか非常時の心得看板などもあり、結構リアルである。

パンフレットを見ると英語では船の種類を「destroyer」と書いてあるのに、日本語ではなぜか「護衛艦」となっている。はからずもこの日は憲法記念日。このあたり、自衛隊と憲法第9条との関係がうかがえて興味深い。