つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

敦賀の不思議2題(路上駐車と路上喫煙)

2013-01-20 | 経営・ビジネス

敦賀の街を歩いていて、あるいは車で走っていて、ずっと不思議に思っていることが2つあるので書いてみたい。

1つは、駐車場である。敦賀では、コインパーキングをほとんど見かけない。福井市だと(というか全国たいていどこでも)、そこかしこの空き地にコインパーキングが設置されている。路駐が多いのでいらないのだろうか。そういえば、普通の有料駐車場も駅前以外では見かけない。

その一方で、白銀交差点から気比神宮にかけての大通り(4車線あるかつての国道8号)を見ると、不思議なことに、車が道路と直角の方向に向いて駐車している。道路に駐車することが認められているのは地方都市だと珍しくなく、無料で大変ありがたいが、普通は道路に平行であり、垂直に駐車しているのは初めて見た。

台数がたくさん停められるのかもしれないが、駐車するときは、道路上にいったん止まってバックで停めなければならないので、走っていると前の車が急に道路上に止まることになり、とても危ないと思う。もっとも、斜め駐車にすると今度はバックで発進しなければならず、こちらも危険であり、何が一番いいのかはわからないが。

もう1つは、くわえタバコである。敦賀駅周辺など市街地を歩いていると、タバコを吸いながら歩道を歩いている人を多く見かける。旅行者かもしれないが、ずっと前を歩かれると煙たくてしょうがない。福井駅前を歩いていてもほとんど見かけないし、ほかの街でもあまり意識したことがない。

もっとも、都市部だと路上喫煙禁止で罰金をとられるところがあるぐらいだし、そもそもある程度以上の人混みの中では吸えないだろう。一方、田舎だと歩く人がほとんどいなくて、仮に吸われても煙たくない。まあ、地方都市特有の現象だろうか。

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「北欧の百均」タイガーコペンハーゲンに行ってみたが

2012-12-28 | 経営・ビジネス




北欧デザインの百均ショップと言われている「タイガーコペンハーゲン」に行ってきた。タイガーというのも雑な名前だと思うが、世界的にはかなり大きなチェーン雑貨店らしい。大阪に7月にオープンして、客が多すぎるということでいきなり2回も休業しており、その後整理券の配布などもやっていたがやっと軌道に乗ったようだ。

このタイガーコペンハーゲン、大阪ミナミの心斎橋にある。いわゆる「アメリカ村」といわれる地域である。このあたりはベタに言うと若者文化の発信地である。西の原宿とも言われているようだ。まあ、こんな店でもなければこの年でアメリカ村に行くことはないだろう。

開店直後だったが、店の近くの公園(三角公園というらしい。)のあたりに行列ができており、それほどでもないと思ったのだが、意外に進みが遅く、入店までに30分ぐらいかかってしまった。場所の割に意外に並んでいる年齢層は広い。警備員もいて誘導はそれなりに行き届いていたが、さすが大阪、いつのまにかカップルが割り込んでいた。なかなかの職人技である。

店内は2階建てだがかなり狭く、あまり自由に動けない。レジを待つ行列が店内をずっと続いており、買い物を終わってから列に並ぶと30分は優にかかるだろう。ということで、ほぼレジ待ちの列に並びながら買い物をする羽目になる。2人以上なら交代すればいいが、1人だとなかなか厳しいと思う。

商品はカラフルなものが多いが、基本的に中国製である。値段は100円から500円ぐらいまでがほとんどであり、安いのは事実である。やたら箱や缶や袋など入れ物が多いのはなぜだろうか。質的にはやはりチープで、全体的に期待していたほどではなかった。持ち切れないほどの荷物になるかと心配していたが、結局そんな心配はなかったのである。ロイヤルコペンハーゲンの方がいいな。

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はなまるうどんと消費者心理

2012-04-12 | 経営・ビジネス

はなまるうどんが、新しいユニークなキャンペーン「期限切れクーポン大復活祭」を実施している。期限切れのクーポンや割引券を持参すれば全商品が50円引きになるそうだ。ポイントは、はなまるうどんのクーポンではなく、どんな企業や団体が発行した割引券・クーポンでも通用することだ。

これはすばらしい企画である。すばらしいというのは、ユーザーにとってだけではなく、むしろ企業にとってすばらしいということである。

まずは、自社のクーポンの発行費用が一銭もかからずに、発行したと同様の効果を得ることができる。これは画期的である。特定の会社のクーポン(たとえば丸亀製麺)だけを有効にするとけんかになってしまうが、どこでもいいとすれば問題はない。

次に、普通に50円引きというのならよくある話でそれほど誘引力がないが、期限切れのクーポンというのは何となく損した気分になるものであって、それが50円になるのなら行ってみようかという気にさせることである。期限切れクーポンが平均何枚あるかという調査までしており、見事に消費者心理をついている。

あと、付加的には、ふだんどんな店に行っている人が自店に来ているのかマーケティング的にわかることである。これは分析する気になればであり、たぶんやらないだろうが。ついでに言うと、景気回復効果やアフリカ支援まで打ち出しており、企業イメージも高めている。

まあ、ユーザーにとっては結局ただの50円引きということで、それはよくある話なのだが、ユニークなキャンペーンとしてマスコミにも報道されており、キャンペーンは成功だろう。ただし、一つだけ問題があるとすれば、うどんそのものが同業他社にくらべてイマイチなことに尽きる。ということで自分は行かないです。

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密室謎解き脱出ゲームで会社説明会

2012-01-04 | 経営・ビジネス

福井の「オールコネクト」という会社が、「謎解き採用説明会」というのをやるようだ。同社はインターネット関連のいわゆるベンチャー企業で、社長はまだ20代、「ウェブに特化した販売代理店」だそうである。

採用説明会は、「夜の学校の秘密」と題されており、「あなたは夜の学校に閉じ込められた。わずかな手がかりを頼りに、あなたはここから脱出することができるだろうか。」などというコピーで、エントリーを募っている。ホテルのイベントなどでの謎解きゲームは聞いたことがあるが、採用説明会とはおもしろい。

「実際に謎を解いて脱出するゲームイベント」となっており、どんなイベントか見てみたいが、これはれっきとした新卒対象の会社説明会であるので、リクナビにエントリーしないと内容がわからないし、そうした人しかエントリーできないようなので、これ以上の内容の確認は困難である。

場所がなぜか「サンドーム福井」のしかも管理棟なので、あまり大それた仕掛けはできないと思うが、とてもおもしろい試みである。さすがに若い社長の会社である。社是は、「先ずはやる。そのあと考える。それを、早く、速く、繰り返す。」らしい。

詳細は不明ながら勝手にコメントすると、この説明会、ゲーム的なイメージが強いが、こうした分野の能力というのも社会には必要ではないかと思う。面接で参考書の予想質問そのままの問答を繰り返して採用を決めるよりはよほど意味があるだろう。もちろん早く脱出できた人から採用するわけではないだろうが。

この会社の説明会、昨年は、「ある航海士の海図」というタイトルだったらしく、こちらもどんな内容だったのかとても気になる。ただし、学生の側がこうした採用方法を好むかどうかは別問題であり、こうした説明会に自信を持って応募できる学生はそれほどいないと思うし、優秀な学生を見逃す可能性はあるだろう。

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プリンタとインクの値段とは

2011-12-19 | 経営・ビジネス

先日、地元の電器店「100満ボルト」で、エプソンの多機能型カラープリンタがなんと5000円ほどで売っていた。いちおう新製品が出た後の昨年の製品ではあるが、これは安い。カカクコムで調べてみると、コピーとスキャナーを備えた最新型のインクジェット複合機カラリオ(いちばん安いPX-404Aだが)でも7~8千円程度で、昨年度のモデルならば5千円を切っている。

一方、これに使うインクはと言うと、エプソン直販で3980円(カカクコムには見当たらない。)。プリンタとインクの価格があまり変わらない。というか、プリンタにはインクが付いているので、昨年度のモデルだとプリンタ本体は1000円以下ということになる。プリンタが安いのかインクが高いのか、納得がいかないビジネスモデルである。

プリンタのインクの容量というのはなぜか公表されていない(たぶん単価が高すぎるからだと思う。)が、ネット情報では1個で10ミリリットルぐらいらしい。これで1050円なので、1リットル当たりにすると10万円を超える。これでは容量を公表できないな。これより高い液体って高級な香水ぐらいだろうか。

さすがに単なるインクだけだとあまり金が取れないので、いろいろ付加価値を付けているが、電子部品を使った残量チェックなど不要で、外からインクが見えるようにしておいて、なくなったら取り替えればいいのではないか。それに、自動的にノズルを洗浄するのでインクがどんどん減るし、インクがあっても最後まで使えない構造になっている。

ところで、インクのコストがバカにならないので、サードパーティー製のインクカートリッジを使っている。こちらも結構高いが、それでも純正品の半額ちょっとで買える。最初は不安だったが、使ってみると特に問題はない。ただし、写真などを印刷して何か月かすると色が変わってくる。緑色の成分が消えて、赤く変色してくるのだ。長く使わない書類などにはいいが、長期保存したい写真などには向かない。まあ、また印刷すればいいのではあるが。

先日、キヤノンのインクカートリッジをリサイクルして売っていたメーカーがキヤノンに裁判を起こされ敗訴した。特許権は普通いったん商品が販売されると「消尽」するが、この場合は特許権は消尽しないと判断された。インクの詰め替えや類似インクについては、特に法律に触れないと思うし、今のところ問題とされていないようであるが、油断はできない。

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越中富山の薬売りの光と影

2011-12-06 | 経営・ビジネス

わが家には、富山の薬売りが年に1回ほどまわってくる。富山の薬売りといえば、伝統的な地場産業で、薬をあらかじめ各家庭に預けておき、必要になった時に薬を使ってもらい、その代金は使った分だけ後からいただくという画期的なビジネスモデルである。経営学では「消化仕入れ」というビジネスモデルらしい。来年からはモンゴルでも置き薬サービスがスタートするようだ。

客にとっては、実際に使った(封を切った)分だけ支払いをすればいいので、念のためにあらかじめムダなものを買っておくというリスクがない。必要になったときに薬局にあわてて買いに走る必要もない。とても便利である。業者にとって有利かどうかはよくわからないが、富山オリジナルブランドなども出されており、それなりにメリットがあるのだろう。

ドラッグストアなどで一般用医薬品が安く買える一方で、薬事法の改正で有資格者がいないということで売ってくれない薬も多い。ネット通販も同様である。富山の薬売りは、副作用についての説明や健康相談に応じられる身近なアドバイザーとしても意義があると思う。高齢者の一人暮らしが増える中で、いわゆる買い物難民の方々にはありがたいサービスであると言えるだろう。

しかし、わが家で実態を聞くと、高齢者がちょっと具合が悪いというと、これがよく効くとか言っていわゆる健康食品をかなり勧めてくるようだ。押し売りと違って薬の精算と交換という大義名分があるので、家に入れないわけには行かず、ちょっと疑問のあるものまで断りきれず買ってしまいがちである。高齢者の相談に乗るのはいいが、イメージダウンにならないよう気をつけてほしいものだ。

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なでしこ川澄さんとハンバーガーショップのサービス

2011-11-16 | 経営・ビジネス

なでしこ川澄奈穂美選手のブログを見ていたら、こんなことが書いてあった。

「お昼はハンバーガー屋さんに行ったら…ポテトの袋にメッセージが!
『いつもありがとうございます^^ 優勝おめでとうございます☆』って、書いてくれてました!
ありがとうございま~す♪」(引用終わり)

マニュアル至上主義の(と信じられている)ハンバーガーショップとしては異例である。写真でみると、「フレッシュネスバーガー」のようだ。三宮の「そごう」に行ったとあるので、近い方の「三宮中央通り店」というところかな。なでしこ川澄さん、有名人なのにほんとに普通の生活でほほえましい。

このショップの対応、たぶん賛否両論があると思う。自分としては、「芸能人のだれだれが来た」ってブログに書き込むような店員もいる中で、本人も喜んでいるし、これはなかなかおしゃれな対応だと思っているのだが、芸能人?だけ特別扱いはよくないとか、そんなことをする暇があったらもっと早く商品を渡せ、とかいろいろな意見があるだろう。

もちろん、こんなことはマニュアルには(たぶん)書いてないと思うし、公表されてしまって社内的にはまずいのかもしれない。それに、三宮には2つしか店がないから特定されてしまうかもしれないが、地元神戸での暖かい応援であり、サインをせがむでもなし、問題ないだろう。

それに、自分的には、マニュアルに縛られない粋な店員のいるこのフレッシュネスバーガー、一度行ってみたくなったのも事実である。たぶん同社としてはイメージアップだろう。もちろんわが福井にはないわけであるが。金沢には昔あったらしいけどね。(ハンバーガーの写真は同社HPより)

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人は上司になるとバカになる。

2011-09-19 | 経営・ビジネス

過激な表現であるが、最近出版された新書本の書名である。問題のある上司の行動を類型化し、それに出会ったときの対処法を伝授するというものだ。著者は住宅会社のトップ営業マンだそうだ。

この本では、問題のある上司の類型として、1 モチベーションを下げまくる上司、2 部下を信用しない上司、3 部下を追いつめる上司、4 自分の価値観を押し付ける上司、5 部下のジャマをする上司、が挙げられている。

そして、それぞれにその行動の詳細と対処法が細かく載っている。あまりにありがちで、いちいち頷ける。まあ、対処法の方は読まなくてもだいたい想像がつく(あるいはすでに実践されている)ものではあるのだが。

それにしても、バカな上司というのは、このうち1つに該当するというタイプは少なく、1人でこの類型のほとんどすべてに該当する場合が多いのではないだろうか。管直人前首相はまさに全部にピッタリあてはまる。

まあ、申し訳ないが本を買うほどではない(むしろ自分で書ける?)ので立ち読みで済ませたが、このような本が出版されるということは、そういう上司が存在するのはワタクシが知っている会社だけでなく、日本中の会社にそんな上司が存在するということなのだろう。少し安心した。

ところで、ローレンス・J・ピーターが30年以上前に発表した「ピーターの法則」というのがあって、有能な人も能力の限界まで出世すると無能な管理職になり、一方で無能な人は今の地位に残るので組織は無能な人で埋められるそうだ。いつの世も同じである。

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今治タオルのこと

2011-08-18 | 経営・ビジネス

先日、福井市内の某ショッピングセンターでうろうろしていたら、美しくカラフルなフェイスタオルが目に付き、つい買ってしまった。

今治タオルである。愛媛県の今治は、タオルの産地として有名であり、100年以上の歴史を持つそうだが、次なる展開として、あの佐藤可士和氏を起用して新しいブランドづくりと先進的な商品づくりに踏み切ったそうである。

佐藤氏デザインの高級品も多いようだが、買ったのは、残り糸で織ったというエコで安い商品である。1枚1枚柄が違うとのことであるが、比べてもよくわからない。いずれにしてもとっても色あざやかできれいで、しかもとっても安い。あとで調べたら東急ハンズでも扱っていた。

なかなか戦略がうまいと思う。福井の繊維も、ファッションデザイナーと組んでいたりはするが、しょせんそれは洋服の世界。プロダクトデザイナーやグラフィックデザイナーと組んで、新しい分野の商品を開発してほしい。素材はたくさんあるはずだ。

ちなみに、なでしこジャパンが着用している公式スーツのスカーフは、福井市のセーレン株式会社の製品である。もっとも、ブランドは、残念ながら「アンタイトル untitled」になっている。福井は匿名のプロダクトの街、これこそ本当のアンタイトルだ。

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万年筆のクレームに対するお客様対応はいかにあるべきか

2011-05-30 | 経営・ビジネス




先日、大阪に行ったときに、安い万年筆(パイロット製)を買った。「プレラ」という3000円のカジュアルな製品である。別に大阪でなくても買えると思うのだが、百貨店で現物を見て、見た目でつい欲しくなり買ったのである。なぜか黒っぽく写っているが、実物はもっと明るいグレーである。

ところが、家に帰ってインクを入れて書いてみると、新品なのにインクがかすれる。細字だし、書き方が悪いのかなと思ったのだが、力を入れて書いてもやはりかすれる。これは不良品かなと思ってお客様相談室にメールすることにした。すぐに返事が来て、休日だったので別の部署(ペンステーション)の方からとりあえず自分あてに送ってくれとのこと。

早速送ってみると、インクカートリッジの差し込み方が悪いように思うが、詳しく工場で調べるとのこと。「保証書は1万円以上の万年筆にしか付かないのに(すなわち安物なのに)、店の人が間違って付けてくれてよかったですね(笑)」という微妙なコメントも付け加えられていた。ビジネスに(笑)はどうかと思うが、まあ、よく言えばフレンドリーである。

数日経って、お客様相談室から写真付きの詳細な調査結果報告書とともに万年筆が返送されてきた。やはり異常はないとのことで、原因はやはりインクカートリッジを回しながら差し込んだことにあるらしい。確かに説明書には回さずまっすぐに差し込めとあるが軽視していた。少し回しただけでダメだとはなかなかシビアである。

A4判2枚にわたる報告書には、工場からのインク流量などの報告とともに、顕微鏡でも調べたらしく、ペン先やカートリッジの拡大写真もついている。返送した郵送料に加え、新製品(消えるマーカー)も同封されていた。テンプレートはできているのだろうが、安物にもかかわらず大変迅速かつ丁寧な対応であり、さすがパイロットである。お客様対応やクレーム対応の参考になった。

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