三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

美術館の絵葉書

2006年07月30日 | 2006年
葉山の神奈川県立近代美術館にいってきました。
逗子駅からタクシーで20分ほどのところにあります。
「アルベルト・ジャコメッティ 矢内原伊作とともに」という絵画展を開催中です。

ガラスを多用したモダンな建物で、目の前に海岸が広がっています。
レストランが海を望む場所にあり、席は埋まっていました。

美術館にレストランが設置されているところといえば
世田谷の環八沿いにある世田谷美術館を思い浮かべます。
開館当初は、緑豊かな庭が見渡せるレストランに連日、行列ができていました。
今では、美術館のレストランは珍しくなくなりましたね。

美術館や博物館での私の楽しみは、ミュージアムショップです。
いつもそこで絵葉書を買います。
値段は130~150円というところが相場でしょうか。
ジャコメッティ展では105円とお買い得。

この画家の絵はグレー主体の地味な画風で、
彫刻のほうがいい作品が多いように思いました。
絵葉書はあまり気に入ったものなく、「家のある風景」を1枚購入。

この他、展覧会には関係ない画家の絵葉書も並んでいて、
古賀春江の「窓外の化粧」を見つけました。

高層ビルの上にスカートをはいた女性が立って両手を広げ、
青い空からは4つのパラシュートが降下中。

下の海には、煙突から煙をはいている遊覧船や小さな船が浮かんでいます。
手前に四角形で囲まれた実験室のような幾何学的な図柄があり、
顔がノッペラボウの人間が、手のひらをこちらに向けています。

不思議な雰囲気の絵です。
「窓外の化粧」というタイトルの意味がわかりませんが、
懐かしく、しかも現代的な空気が感じられ、私が好きな絵の1つです。
(制作年は1930年。「春江」という名前ですが男性画家。)

これを2枚買って、お土産代は計315円でした。

株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  http://www.sports-21.com 






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