soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

名古屋・伏見ミリオン座のお粗末な対応・・・残念

2006-07-21 23:54:01 | soramove
名古屋の新しい映画館として伏見にできた
「伏見ミリオン座」は
● ミリオン1 : 169席
● ミリオン2 : 105席
● ミリオン3 : 67席
単館系映画を上映していてなかなか希少な存在。

しかし残念なことがあった。
「プルートで朝食を」上映時、途中でまんなか20分程が飛んで後半部分が上映され、
しばらくすると機械が止まった、
30分以上も待たされて途中から上映開始

見始めるとさっき見た後半部分に繋がっていくという最悪のタイミング。
この人中絶しようとしたんじゃなかったけとか、滅茶苦茶。

もう映画を楽しむ状態ではない。
30分の待たされた時間中にも数人が席を立った。

結局1時間近く遅れて終了、エンドロールが流れてすぐに
席を立ったが、外には係員もいない。
もちろん機械が止まったときにはその旨の説明や謝りはあったが、
最後にはトビラのところで謝罪があってもいいんじゃないかな。

機械の故障は仕方ないにしても、映画を見に来る観客に対して
こんな対応はないんじゃないかな。
本当に嫌な気分で映画館を後にした。

黙って帰る自分もいけないのかとも思った、
やはりちゃんと文句いうべきかなと、でないと伝わらないよね。
映画が大好きでミリオン座にも月に3,4回は行ってますが
他で上映している映画ならここではもう見たくないな。

2006年12月、相変わらず劇場には通ってます。
最近は大きなトラブルもなく満足してます。

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「胡同(フー卜ン)のひまわり」古いもの新しいもの新しい関係

2006-07-20 00:08:55 | 香港・アジア映画
「胡同(フー卜ン)のひまわり」★★★☆
ジョアン・チェン リャン・ジン主演
チャン・ヤン 監督、2005年、中国



中庭を取り囲む平家の数軒が一つの区画となり、
狭い路地を挟んでいくつも同じような
家が立ち並ぶ独特の町、フートン。

ひまわりの季節に生まれた少年を主人公に
その家族と彼の恋や成長の物語。

日本の昔の長屋のように、
狭い距離で家々が建っているため、
半ば家族のように暮らす人々。

政策から強制労働から戻った父は
少年に常に厳しくあたるが、
見ている方は親子の愛情と映るが、
少年にはただ厳しいだけに感じ、そこに
愛情を見いだせない。

人の心を理解するのは難しい、
常にそばにいてもなかなか伝わらない。
以心伝心なんて実際はありえないとさえ思う。

それでもすれ違いながらも
お互いが不器用な愛情を抱いている様子は伝わる。

また古い町並みがどんどん壊されて行くのは
さみしい光景だ、
それでもそこに住む人達が、便利なマンションに
住みたいと思うのも自然なことだ。

情緒だとか古いものは良いだとか、
部外者は勝手にそこに価値を見いだして
反対を唱えるが、古くからあるものが本当に良いものとは、
やはり誰も断言はできないのだ。

それにしてもここに描かれる中国の人達はたくましい。
こんなパワーにあふれているなら
まだまだ中国の成長は続きそうだと感じた。

映画のラストはちょっとやるせない、ほろ苦い
結末だったが、感傷的すぎず、そこに新しい中国の
人々の考え方も見られ、興味深かった。

親子であれ理解しあうのは難しい、
けれどお互いを思い合う心は変わらないのだなと、
古い物がいくら簡単に壊されようと、
変わらないものもあるのだと映画は教えてくれる。

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2006年インド旅行記①

2006-07-18 23:50:41 | 2006インド旅行
今年3月のインド旅行記を少しずつ記録に残すことにする。

インド/ムンバイ 2006/3/14-15

セントレア→バンコク→ムンバイ

丸一日移動に費やして、
ムンバイの空港に到着。
インド門近くにホテルを取ったので、
タクシーで街頭の少ない道路を
かなりのスピードで到着。

深夜12:30
シャワーを浴びてベッドに寝転んだ。

翌インド2日目

タクシーで市内見物→ガンジー博物館→プリンス・オブ・ウェールズ博物館
→インド門、タージマハル・ホテル→ホテル

ホテルの屋上のレストランでチャイを飲む。
インド門やタージマハル・ホテルを眺めながら
予定を立てる。

とりあえずホテル前に止まっているタクシーと交渉して
マリンドライブを走る、
海沿いにレンガ造りの建物が
立ち並ぶ良いロケーションを楽しむ。

マニ・ハヴァン(ガンジー博物館)へ、
正面を改装中、入場料ナシで団体の欧米の人達に
挟まれるような感じで一緒に見学。

ガンジーの部屋を再現したところでは
写真でみかける「紡ぎ車チャルカ」も展示されている。
その他の部屋では彼の出会った様々な場面が
小型の模型で再現されている。

住宅街の中にあるので自力で探すのは難しそう。

その後大きな駅のすぐ裏の大きな洗濯場へ。
いつもならたくさんの人が一斉に
洗濯をしている光景を見られるらしいが、
丁度この日は「ホーリー」という
祝日でひとはまばらだった。

ここで働いているのは
カースト最下層の人達だそうだ。
毎日働いても働いても自家用車を持つことや、
まして海外へ飛行機で行くことは、たぶん一生無いだろう人達。
運命と割り切れるものか。
確かに自分も仕方ないと諦める事だってある、
でもそれはチャレンジさえ許されないことではない。

タクシーの運転手がさかんに絨毯屋へ行かないかと
しつこいので、プリンス・オブ・ウエールズ博物館で
降ろしてもらい代金を支払った。険悪な雰囲気になりかけたが向こうも商売、
こんなことはいつだってある。
約3時間で500ルピー〔1,500円)
目的もなく主な通りを走ってもらったので、
町のおおよその感じが掴めた。

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「日本沈没」暇な時間があれば見てもいいかな。

2006-07-17 20:30:48 | 邦画
「日本沈没」★★★
草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司 主演
樋口真嗣 監督、2006年


広島旅行中、せっかくなので映画でもと、
繁華街で見つけた「日本沈没」の看板。

広島宝塚588席と規模はまあまあ。
席も座りやすい。

映画はどうだろう、話題の大作だ。
地震に続いて道路が陥没し、家が崩れ火災が起こる、
CGと分かっていながらも、
実際を想像して恐ろしい気持ちになる。

「明日の希望や生きる権利は誰にだってある」
映画の中で総理大臣が言う言葉が、見て来たばかりの
原爆ドームと一瞬にして命を断たれた多すぎる人間の
無残な死が現実として立ちのぼって胸を締め付ける。

「何とかしないと」

映画の答えは勇気や守るべきものを自分の身を
捨てても守るというものだった。

その提示の是非はともかく、映画は多くのエピソードを
突っ込めるだけ突っ込めというように、
乱暴にあちこちへとさ迷い、
大切なものを果たして皆が気づいたのかどうかも
表面的になぞって突っ走る。

日本各地が大変な状態になっていく部分は
うまくこちらに迫って来るのに対して
肝心の人間があまりに薄っぺらで、
これでは映画の核の部分が抜けていて物足りなさだけが残る。

主演の草なぎ剛は、ドラマ性の高い作品では何とかなっても、
こんなスターの輝きで引っ張っていくような作品では、
華がなさすぎ。

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青い空に原爆ドーム・・・・広島を旅行中

2006-07-16 18:54:21 | soramove
路面電車を降りて、
信号で止まって視線を上にやると、青い木々の間から
原爆ドームの姿が見えた。

近づいていくと多くの観光客、欧米人もたくさん見える。

広島駅から路面電車で広島の繁華街を抜け、
まるでそれまでの街のつながりを絶つように
形だけを残した建物が
ひっそりと建っている。

静かだ。

整備された公園、祈りのためのオブジェ。
どこを見ても華美でなく
整然とした美しさを感じる。

平和記念資料館では音声ガイドを借りて回った。
ジオラマや写真で原爆の前と後の姿を見ても、
まだピンと来ない。
映画やドラマでもっと劇的な作り物を見ているからなのか。

ただもうひとつの建物を繋ぐ廊下を渡り
別の建物の部分に入ると雰囲気は一変する。
そこには焼けた衣服や形を失くした鉄のかたまり、
建物に焼きついた人の影が。

人間は行き着くとこまで、いってしまったのだ。
もうどうしようもなく愚かな行為だったということだけが事実として残る。
何が悪くて何が善きことなのか。

世の中は複雑すぎて
そんなに単純に善きことと、悪いことでは割り切れないと言われても、
それでも繰り返さないために何度でも「NO」と言うべきなのだ。

でなければ、ごく普通に日常を精一杯生きていて、
明日や少し先の希望なんかを持って生きていた多くの人を
一瞬で灰にしてしまう行為を許してしまうことになるからだ。

自分たちはいつから不感症みたいに何も感じなくなったんだろう。

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★しかし原爆ドームの前で記念写真ってどうなんだろう。
何の記念だ。