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映画「SOMEWHERE」満ち足りた、何もない毎日

2011-04-08 00:09:48 | ミニシアター系映画
「SOMEWHERE」★★★☆
スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング、クリス・ポンティアス出演

ソフィア・コッポラ監督、
98分 、2011年4月2日公開
2010,アメリカ,東北新社
(原作:原題:SOMEWHERE)






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「スティーヴン・ドーフといえば
ヴァンパイアや暴力的な映画の印象が強いが、
今回はハリウッドスターを演じている、
どうやらかなり有名らしいが
本人は適度に快適な生活を享受して
映画や広報の仕事をこなし
時々女の子をベッドに引っ張り込む毎日、
そんな時、離れていた娘としばらく過ごすことになる」



主人公の俳優ジョニー・マルコ(スティーヴン・ドーフ)は、
ハリウッドにある伝説的なホテル、
シャトー・マーモントで暮らしている。
フェラーリを乗り回し、
いかにもセレブな生活をしている、
という設定なんだけど
なんだかオーラが感じられない、
このあたりは監督の演出なんだろうが
彼の苦悩を現わしたいなら、
もっとわかりやすくした方が納得できる。



そんな彼の所へ離婚して妻が引き取った娘、
クレオ(エル・ファニング)が
学校の行事のキャンプまでの間
面倒を見て欲しいと元妻から言われ
数日を一緒に過ごすことになる。



セレブな父親と違い
11歳のクレオは透明で光り輝いてさえ見える、
これから全てが始まるような
目の前に明るい未来しか見えないように、

そんな美しい娘を見るジョニーは
ため息をついてわが身を振り返る




ラストは何かを象徴させていたのだろうが、
いかにもって感じで
胸に迫るものは無かった

監督自身も生まれた時からセレブで
庶民の感覚って
本を読むような経験からしか
分からないんじゃないだろうかと
意地悪な推察までしてしまう。



フェラーリを乗り捨てて
彼はこれから
もっと地に足をつけた生活を
始めるのかもしれないが
その短絡的な終わりは
少女趣味的な思い入れたっぷりで
ちょっと気持ち悪くさえある



結局なんにも無い
そんな映画だった、
けれど実はラスト以外はワリと好きな映画だ、
なんでだろうと考えたが
もっと感覚的なもので
シーンのいくつかは
詩のようでさえあって
そのあたりが・・・。



★100点満点で70点



soramove
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透明な美しさのエル・ファニングはなんと姉は、あのダコタ・ファニング、
姉妹で活躍ってスゴイことだ。

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