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映画「アリスのままで」これこそアカデミー主演女優賞

2016-05-06 01:09:42 | ミニシアター系映画
映画「アリスのままで」★★★★DVD鑑賞
ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンプレイ 出演

レニー・アブラハムソン 監督、
101分、2015年6月27日公開
2015,アリルランド、アメリカ、ギャガ
(原題/原作:STILL ALICE)



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「若年性アルツハイマーを患った女性と、
支えようとする家族の
葛藤と絆を描いたヒューマンドラマ。
自分のアイデンティティを
失っていく恐怖に怯えながらも、
毅然とした態度で病魔に
向き合おうとするヒロインを、
あらゆるジャンルを飛び回る
名女優ジュリアン・ムーアが熱演。
『トワイライト』シリーズの
クリステン・スチュワートら共演陣も豪華。」
ぴあ HPより

第87回アカデミー主演女優賞受賞


「ルーム」は本年度の
アカデミー主演女優賞受賞作品だったが
こちら「アリスのままで」は
昨年度の受賞作品、
名演と言うなら、自分なら
この作品のジュリアン・ムーアなら
納得する。



主人公のアリスは50歳
名門大学で教鞭を取る言語学者だ、
そんな彼女が自ら
物忘れや失語を自覚し
医療機関に調べてもらうと
若年性アルツハイマーと診断される。


全体を通して見れば
テーマやストーリーは平凡だ、
でも言語を駆使する学者だからこそ
それを失う怖さは分かる気がするし
日々それを失っていく
その漠然とした不安は
何だか身につまされる。



それは、自分の母親に
重なるからだろう。

母もそんなふうにひとりで暮らして
怖い思いをしたのかなと考えると
堪らない気持ちになる。

結局映画でもドラマでも
本でも同じだろうが
自分に身近な事は
描き方が凡庸であろうと
別の角度で自分の気持ちに
グサッっと入り込んで来るのだ。



良くなる、元に戻る病気じゃない
だからこそ、結末が分かっているからこそ
何ともしようの無い。絶望が
何だか主人公と一緒に見えた気がした。



恐ろしいことだ、
一体どう対処したらいいんだ、

こうして考えると
生きることは、「幸せとは何か?」と
同じことを追及してるのか?


色んなことを考える
何かしら希望が見えると良いが
それは、ひとときの慰めでしか
無いのかも。


ラストは人によって
感じ方が違うだろうが
自分にとっては救いとなった。



だからかな、ジュリアン・ムーアの演技は
過剰ではない分
彼女の絶望を伝えていた。


本日の教訓
健康が一番!
美味しいご飯を食べましょう。


★100点満点で85点

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