書籍「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 / 若林正恭 (著))」★★★★
出版社: 集英社 (2017/7/26)
208ページ、各1.404円
<リンク:
>*
→★映画のブログ
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「舞台はキューバ!
航空券予約サイトで見つけた、
たった1席の空席。
何者かに背中を押されたかのように
2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。
慣れない葉巻をくわえ、
芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。
キューバはよかった。
そんな旅エッセイでは終わらない。
若林節を堪能できる新作オール書き下ろし!。」
(出版社HPより)
まとめて本を買うとき
偶然見つけて読み始めた。
なんでこの本を買おうかと思ったのか
覚えてないが、何かひっかかるものが
あったのだろう。
芸人オードリーとしてそれ程
好きなわけじゃない。
初めての海外一人旅ということで
テンションは高め、
現地ではガイドを雇って
自分の気になる場所や
ガイドの見せたい場所を訪れる。
とくに目新しい部分は無いが
旅の持つ独特の高揚感とかは
分かる気がして
ちょっとハメは外したくなるような
でも、自分は見失わない、
そんなどこかでしっかり
いつもの自分を抜け出せないのも
分かる。
綿密な計画じゃなく
ふらっと行く旅って感じで
特別なものはないけど
でもそれで満足という気分も
非日常の中で
結局は一周回って
いつもの自分でしかないわけで。
ラスト近く
不覚にも泣けたね、
―悲しみにキューバに来たはずなのに、
そういう気分には全然ならなかったー
―亡くなって遠くへ行ってしまうのかと思っていたが、
不思議なことにこの世界に親父が充満しているのだー
全く同じことを感じているから。
旅に何かを求めても
それは必ずしも得られない、
でも、夕暮れ、キューバの人々が集まる
海岸では、思い思いに一日の終わりを
楽しんでいる、そんな光景を見ながら
自分がその景色の一部なんだと
ほんの一瞬感じられたら、
それで十分な気がする。
キューバが初めての人なら
たぶん行くような場所を訪れているので
その意味ではガイドブック的な要素もあるが
3泊5日という
いかにも日本人的旅行日程で
きままな時間を過ごす日記みたいに
読むのも面白い。
★100点満点で80点★
soramove → ★映画のブログ
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出版社: 集英社 (2017/7/26)
208ページ、各1.404円
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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 [ 若林 正恭 ] |
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「舞台はキューバ!
航空券予約サイトで見つけた、
たった1席の空席。
何者かに背中を押されたかのように
2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。
慣れない葉巻をくわえ、
芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。
キューバはよかった。
そんな旅エッセイでは終わらない。
若林節を堪能できる新作オール書き下ろし!。」
(出版社HPより)
まとめて本を買うとき
偶然見つけて読み始めた。
なんでこの本を買おうかと思ったのか
覚えてないが、何かひっかかるものが
あったのだろう。
芸人オードリーとしてそれ程
好きなわけじゃない。
初めての海外一人旅ということで
テンションは高め、
現地ではガイドを雇って
自分の気になる場所や
ガイドの見せたい場所を訪れる。
とくに目新しい部分は無いが
旅の持つ独特の高揚感とかは
分かる気がして
ちょっとハメは外したくなるような
でも、自分は見失わない、
そんなどこかでしっかり
いつもの自分を抜け出せないのも
分かる。
綿密な計画じゃなく
ふらっと行く旅って感じで
特別なものはないけど
でもそれで満足という気分も
非日常の中で
結局は一周回って
いつもの自分でしかないわけで。
ラスト近く
不覚にも泣けたね、
―悲しみにキューバに来たはずなのに、
そういう気分には全然ならなかったー
―亡くなって遠くへ行ってしまうのかと思っていたが、
不思議なことにこの世界に親父が充満しているのだー
全く同じことを感じているから。
旅に何かを求めても
それは必ずしも得られない、
でも、夕暮れ、キューバの人々が集まる
海岸では、思い思いに一日の終わりを
楽しんでいる、そんな光景を見ながら
自分がその景色の一部なんだと
ほんの一瞬感じられたら、
それで十分な気がする。
キューバが初めての人なら
たぶん行くような場所を訪れているので
その意味ではガイドブック的な要素もあるが
3泊5日という
いかにも日本人的旅行日程で
きままな時間を過ごす日記みたいに
読むのも面白い。
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