soramove

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「RAIN DOGS」東京国際映画祭1本目

2009-10-27 00:09:44 | 香港・アジア映画
「RAIN DOGS」★★★
クァン・チョンワイ、リゥ・ワイホン、ヤスミン・アフマド出演
監督:ホー・ユーハン、92分、2006年、マレーシア
2006年ヴェネチア国際映画祭入選作



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「アジアの風ー追悼ヤスミン・アフマド」


「マレーシアの小さな町に母と暮らす少年、
兄はクアラルンプールで働いている、
母は新しい男が出来、兄は都会で賭博がらみで
殺されてしまう」



周囲では色々な事件や出来事が起こるが
少年はそれらに強烈に心を動かされるでもなく、
マレーシアの暑い空の下、
大人の準備期間のような時間を過ごしている。

日常的に4つの言語が行き交い、
商店の看板には多くの中国漢字が目に付く、
まさに地続きの国が混ざりあっている。
日本では決して見られない部分だ。


町から町へと行く間の道路からは
熱帯の森の緑がきらつくように存在し、
その傍らで人間はなんとか自分達の今の生活を
守ろうと汲々としているようだ、
それでもそんな毎日がかけがえのないものだと
映画は語りかけてくる。

主人公である少年が青年へと変わる短い時間に
何を感じ、どう行動したか、
ここに描かれた全てに共感出来るわけではないが、
「そういう瞬間ってあるよな」と
ふと懐かしい気がした。



監督であり俳優でもあった
ヤスミン・アフマドの追悼特集の1本、
公開してもお客は入らなそう、
退屈ってわけではないが、すごい見所があるわけでもなく、
それでもマレーシア映画なん滅多に見られないので
映画祭の最初の1本にこの映画を選んだ。


★100点満点で60点


soramove
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初めて行ったクアラルンプールは大都会、
しかし少し街を離れたあたりの車窓から見た熱帯の森は映画の通りだった。

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