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映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」顎を震わせての渾身の演技を見る

2018-04-06 16:48:07 | ミニシアター系映画
映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」★★★★
原題 : DARKEST HOUR
製作年/国:2017年/英
配給:ビターズ・エンド=パルコ
時間:125分
公開日:2018年3月30日(金)
監督:ジョー・ライト

ゲイリー・オールドマン,クリスティン・スコット・トーマス
リリー・ジェームズ,スティーヴン・ディレイン
ロナルド・ピックアップ,ベン・メンデルソーン 出演



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第90回アカデミー賞で
ゲイリー・オールドマン主演男優賞を
辻和弘がメイクアップ&ヘアスタイリスト賞を受賞


「第2次世界大戦中にイギリスを率いた
ウィンストン・チャーチルの
苦悩と決断を描く歴史ドラマ。
首相就任からダンケルク
大撤退までの27日間に焦点を絞り、
ヒトラーとどう向き合うべきか
選択を迫られるチャーチルの姿を映し出す。
独特の風貌からささいな仕種や癖まで
チャーチルになりきった
名優ゲイリー・オールドマンの
渾身の演技も見ものだ。」

(ぴあHPより)

バンコク行きの飛行機で見た、
チャーチル首相という名前は
知ってるが具体的な事は何も知らず
この映画を見た。

次の新首相は誰だ?というとき
多くの議員が嫌っていたのが
チャーチルその人、
本心を包み隠さず言ってしまうので
紳士らしからぬ振る舞いが
その大きな要因のひとつ。

議会内でのしきたり等々、
結局そういうものが
決断を遅らせ、
多くの命を危険に晒すことになる、
今まさに戦闘中なのに
自分たちの保身ばかり考える様子は
きっと日本の政治の世界にも
通じるものがあるのかもしれない。


そんなふうにあれこれ、
考えながら見た。

地続きのヨーロッパ諸国は
次々とヒットラー率いる
ドイツに制圧されていく、
このままではイギリスも長くはない、
そんな悲観的な機運が強く、
ダンケルクに派遣した兵士も
このままでは全滅だというとき、
チャーチルは決断する。

その演説が名演とされるわけだが、
聞いていて気分は高揚し
この人と共に立ち上がろう!という
そんな気にさせてくれる


そんな究極の瞬間には
実際は立ち合いたくないが
聞いていてその場にいるようで
気持ちが昂るのは感じた。

そんな時に別の解決策も
同時に模索されていて
政治の世界も垣間見えて
面白かったし、
果たして今の日本は
こんな風にしっかりやってくれるのか
不安な気持ちも少し。

太った顎を震わせながらの名演、
実在の人物を演じれば
主演賞は確実というジンクスが
またしても守られた。


★オススメ度合い★
映画の内容としては
歴史の事実で変えようが無いし
分かってることだけど、
演技に触れるだけでもいい体験が出来る。

★100点満点で85点

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