soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ジョゼと虎と魚たち」12年ぶりに見たら感想はちょっと違った

2016-06-16 01:09:21 | 邦画
映画「ジョゼと虎と魚たち」★★★★wowow鑑賞
妻夫木聡、池脇千鶴
上野樹里、新井浩文出演

犬童一心 監督、
116分、2003年12月13日公開
アスミック・エース=博報堂=IMJエンタテインメント=エスエスエム=関西テレビ
(原題/原作:ジョゼと虎と魚たち)




<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「『金髪の草原』の犬童一心監督が
田辺聖子の同名短篇小説を映画化。
ある夜明け、ジョゼと名乗る
脚の不自由な少女と出会った大学生の恒夫は、
不思議な魅力を持った彼女に惹かれていく。
そんなファンタジックな設定の中に、
普遍的でリアルな恋愛感情を活写。
どの観客の心にも重なる
恋愛の記憶を呼び起こす
犬童ワールドを展開している。」

ぴあ HPより


この映画は公開時に劇場で見た、
wowowで放送されたので
録画していたのを見た、
12年も前の映画なので
冒頭から「こんな始まりだったけ?」と。

「あの人、あんなちゃんとした
人じゃないのに」

主人公が身障者を「ほっとけない」と言うと
主人公の彼女候補がポツリ言う、

「良い人」って気持ち悪い、
もちろん、そうなりたくても
なかなか成れないので
それでそう言い切るのだけど、
図らずも、外から見て
「良い人」になるってことはあるのだ



触れ合った人に
引き出されることもある。



また身障者の少女ジョゼが
「胸を触らせたら、
隣のヘンタイがゴミ出しをしてくれる」と言うと
主人公は「そんなこと!」と憤慨するが、
きっと自分も当時、主人公と
同じ様に感じたはずだ、
そんなことと引き換えにするなよと。


「福祉の人に頼んだらいいじゃないか」
「福祉の人が来るのは昼間だ、
ゴミは朝のうちに出さないといけないし
指定場所は遠い」

だからって、と思うが、
でも母を介護し始めて
日常の普通に出来る色んな事が
実は絶妙なバランスの上で
成り立っていて
うまくかなくなると
そのちょっとした事が
自分にとっての重要な優先順位へ
ピュッっと繰り上がるのだ。

そんなこともあの頃には
知らなかったし、
ホント意味で分からなかった。


人を助けるなんて
難しすぎるし
それを負担と思ったら
続けていくのはホント大変だ。

「ジョゼー、車椅子買おうよ」
「オレだって年とったら、大変だよ」

不用意な言葉が
ズシンとくる。


「結果的にオレは逃げたんだ」
後味の悪い映画と感じた、
たぶん、かつては。
でも、と思う、これこそ現実で
別にほろ苦くも無い


最近よく思う
「成るようになる」
ラスト、電動の車椅子で
買い物帰りのジョゼが
颯爽と歩道を走っていく、
これもハッピーエンドの
一つの形。


久々に見た映画
つまらなければ
ちょっと見て消そうと思ったが
ラストまで見た、
「くるり」が主題歌ってのも忘れてた。


★100点満点で80点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

<リンク:商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。>

soramove



最新の画像もっと見る