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書籍「ボロボロになった人へ/リリー・フランキー著」奇をてらった作品が多く、出来はもうひとつ

2013-05-06 22:15:43 | 読書の時間
書籍「ボロボロになった人へ/リリー・フランキー著」
リリー・フランキー著 ,
新潮社 、2003/4
(249ページ , ブックオフで105円)






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「結婚情報誌で紹介された相手は
素敵な大麻農家の長男だった。
婚期を逃した女性が幸せを掴もうとする姿を描く「
大麻農家の花嫁」等、
読む者の心を予想不可能な振幅で揺らす六篇の珠玉小説。

セブンネットHPより


この本も先日の旅行で読んだ本、
ムステリーの厚い本と
それ以外はエッセイや短編を
旅にはよく持って行く。

移動が多い旅だと
長編は読むこちらの緊張が途切れがち
だから短編やサッと読めるエッセイが最適

リリー・フランキーは「東京タワー」を
地下鉄で読んで
あと少しで涙が流れそうになった思い出がある、
短編の中にそんな作品があったらいいな、
そのくらいの気持ちでブックオフで見つけて
旅に持って出た。

読みやすいけれど
感銘を受けるだとか
すごく心に残ってるとか
そんな作品は無かったな、
どちらかというと
とんでもない作品が多かった印象。


短編ということにこだわり過ぎたのか
奇をてらったというか
「おっ!」と思わせるラストや
「そうなるか」という展開があるが
唸るような出来じゃなかった。
これはひとえにその描かれた世界が
自分の乏しい想像力では
どうにもあり得ない世界ばかりだったからだ。

この短編はブータンのホテルで
夕食後ソファやベッドに寝転んで読んだ、
ブータンのホテルではTVも見られるが
インド系の番組が多く
映画チャンネルも見たいものがなく
結局よく本を読んだ。

新刊でこの本を楽しみにして買っていたら
かなりガッカリしただろう、

ブックオフで買ったので
その分の損失は無い。
これもブータンのホテルに置いてきた。

★100点満点で60点

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