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映画「レヴェナント 蘇りし者」ディカプリオに栄誉をもたらした大作

2016-05-22 19:52:17 | 大作映画ハリウッド系
映画「レヴェナント 蘇りし者」★★★★
レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ
、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター 出演

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 監督、
157分、2016年4月22日公開
2015,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:THE REVENANT)





「『バードマン…』で第87回アカデミー賞作品賞を受賞した
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、
実話をベースに描くサバイバル・アドベンチャー。
19世紀のアメリカを舞台に、
未開の地に取り残されたハンターの
壮絶なサバイバルと復讐を描く。
レオナルド・ディカプリオが
圧巻の演技を披露し、
第88回アカデミー賞主演男優賞に輝いた。」

ぴあ HPより


第88回アカデミー賞監督賞受賞
第88回アカデミー賞主演男優賞受賞



今年のアカデミーの主演女優賞は
「この女優が本当に最高だったのか?」
という感じだし、
作品賞も出来は良いが
内容的にどうもノリ切れない
そして監督賞、主演男優賞獲得の
「レヴァナント」を5/7(土曜)に見た。

まさしく映画とはこういうもの、
描かれる壮大なテーマ
自分の住む場所とは全く違う
場所、時間へと
一気に連れて行ってくれた。



その意味では今回のアカデミー関連の
作品の中では一番好きな作品、

ただこの映画、アメリカ人にとっては
彼らのルーツの一部かもしれないが
自分にとっては無関係な歴史。


ディカプリオが
誰だか分からないくらい
汚れた顔を大画面で見せ
渾身の演技を見せつけられると
確かに頑張ってるけど
今、なぜこの映画は?
それは伝わらなかった。


ただもう、画面一杯に広がる
人間を拒むかのような大自然、
こっちまで寒くなりそうなほどの
雪、氷、冷たい川
傷だらけになりながら
この大自然に立ち向かう様は
人間の根本である
「生きる」という
純粋な欲求が
むき出しの欲望に覆われていく。



歴史から学ぶというが
アメリカも侵略の歴史だ、
アメリカ人はこの映画を
ちょっと居心地悪いだろうな、
でも向きあうべきこと、
日本人も同じだ。

やっと
映画らしい映画に出会えた、

しっかり堪能したが
もういちど見たいかと言われたら
157分と長いので
しばらくはいいや。


今日の教訓!
良い映画が
全て自分にとって
素晴らしい映画とは限らない。



★100点満点で80点

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