soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

書籍「〆切本/夏目漱石(著), 江戸川乱歩(著), 星新一(著), 村上春樹(著),他」作家も人の子、イメージと違うところも面白い

2017-02-20 01:09:06 | 読書の時間
書籍「〆切本/夏目漱石(著), 江戸川乱歩(著), 星新一(著), 村上春樹(著),」★★★★
出版社: 左右社 (2016/8/30)
365ページ、2.484円

<リンク:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

〆切本 [ 左右社 ]
価格:2484円(税込、送料無料) (2017/2/20時点)


>@

      →★映画のブログ     
どんなブログが人気なのか知りたい



「かんにんしてくれ給へ どうしても書けないんだ……」
「鉛筆を何本も削ってばかりいる」
追いつめられて苦しんだはずなのに、
いつのまにか叱咤激励して引っ張ってくれる……
〆切とは、じつにあまのじゃくで
不思議な存在である。
夏目漱石から松本清張、
村上春樹、そして西加奈子まで
90人の書き手による悶絶と
歓喜の〆切話94篇を収録。
泣けて笑えて役立つ、
人生の〆切エンターテイメント!」

(出版社HPより)

この本も、昨年、朝日新聞の書評欄を読んで
すぐに注文して届いていたが
読む順番が時々前後
入れ替わったりして
なかなか読めなかったが、
このところ、ハーソカバーの
長編が続いて、お腹一杯感があったので
こんな本も良いなと。


カバーを外すと本の表紙から
裏の見返しまで、
この本に出てくる作家の
泣きごとのような言葉があって
これも微笑ましい


本の作り手の情熱というか、
遊び心も伝わって
嬉しい気分になる


作家も人間、
机に向かったり、人と話したり、
ゆっくりTVも見ていられない、
何も無いところから
ひねり出すわけだから
それは常人には計り知れない
苦悩があるだろうけど。


何とか間に合った
時には間に合わなかった
にしても、作品を生み出した時の
ほんわかした喜びが
こちらもに伝わって
あまり読んだことない作家の本も
読んでみようかなと検索してみたり。



350ページ、ほとんど言い訳や
泣きごと、最後は逃げようか等々


やはり村上春樹はそういうことが
無いようで、〆切の随分早くに
出来上がるようで
それもなんか、裏切られないなと。


編集の勝利のような本、
でも寄せ集めなんだから
2.500円近い定価は高いな、
作家さんにどのくらい入るのか?

夏目漱石や谷崎純一郎から
吉本ばななや西加奈子まで

最近厚くて面白い本が続いたので
息抜きにはぴったりだった。


★100点満点で85点編集の勝利だ!

soramove
                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい



最新の画像もっと見る