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「クライング・フィスト」この男たちのドラマに泣け!最高

2006-05-28 01:46:49 | 韓国映画・アジア映画
「クライング・フィスト」★★★★★満点
チェ・ミンシク、リュ・スンボム主演
リュ・スンワン監督、2005年韓国

昨年5月にソウルで見た熱い映画を
今度はちゃんと字幕で見た。

この映画は負け犬達の映画だ、
どん底まで落ちたときに、見えた一筋の光。
もうこれしかない、そのギリギリの舞台で
二人は生き様を見せ付ける。

「何になりたいのか」
「そのために何をしているのか」
「愚痴ばっか言ってるんじゃないぞ」

彼らの拳が宙を切るたびに、胸が締め付けられる、
シーンにありがちな回想なんて入らない、
ただ目の前のたぶん自分自身と戦っているのだ。

以下は、ソウルで書いた過去の記事を採掲載する。

アジアゲームで
銀メダルを取った栄光を
頼りに生きる男。
チェ・ミンシクが演じる。
妻子とは別居し、街で「殴られ屋」でなんとか
お金を稼ぐ日々。

もうひとり、生きる意味も見出せず
チンピラもどきの生活をし
果てには強盗傷害で5年の刑をうけた男
こちらを生きのいいリュ・スンボムが演じている。

刑務所では自制が効かない荒くれた性格を
ボクシングに打ち込むことでなんとか抑えている。

この何の接点もない二人が
リングの上で拳を合わせる。

こんな映画あっただろうか。
勝負は死闘の末につくが
勝った方も、負けた方も
どちらもそれぞれの戦いに勝ち
あと少しでこっちも声をだして泣きそうだった。

今夜ソウルは小雨、すごく寒い。
でも不思議と心は温かだった。

★勝ったとか負けたとか、時々感じることもある、
でも「何かをやり遂げた」ということが大切なんだろう、
その向こうに何があるかは分らない、
でもそんな先のことに思いを馳せる前に
まずは目の前の目標をクリアすべきなんだろう。

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