soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」生き方の証明はできない

2006-01-30 07:50:23 | ミニシアター系映画
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」★★★☆
グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール主演
ジョン・マッデン監督、2005年アメリカ

芸達者な3人が
心の内面を感情豊かに演じている。

丁度今、
「博士の愛した数式」を読んでいるので
「素数」という言葉が、
ストーリーの中に出てきても
それ程、違和感は無い。

生きることも数字で置き換えられるのだろうか?

面白いテーマで展開も気になる
人柄までが伝わるのは演技力のなせる技か。

しかし心まで突き刺さらないのは
世紀の大発見だとか、心の問題から急にテーマが
大きくなるからかもしれない。

そんな大きなテーマでは共感できない。
それでも自分の気持ちを、もっと理性的に
数学のようにすっきりと割り切る感覚で
相手に伝えられたら、いいだろうな。

時には話している自分も「何、話してるんだオレ」とか
訳が分からなくなることもあるのだから
そんな数字に置き換えるなんてムリだろう。

世紀の発見をした当人も、心を許した相手にさえ
自分の本心をうまく伝えられないのだから、
やはり永遠の解けない謎は「人の心」なのかもしれない。

映画を見ながら、自分の心の中で色々と考えられる
それも映画の楽しみ方だ。

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