「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」★★★☆
メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント出演
フィリダ・ロイド監督、
105分、2012年3月16日公開
2011,イギリス,ギャガ
(原題:The Iron Lady )
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第84回アカデミー賞でメリル・ストリープが主演女優賞を受賞。
また同時にメイクアップ賞も受賞もうなずける、
さあメリル・ストリープの演技を見に行こう!
「まさにメリル・ストリープの為の映画
彼女が全編出ずっぱり、
実物のサッチャーを知ってる目から見ても
しばらく見ていくと本物そっくりに見えて
演技と最高のメイクアップの魔法を見た」
朝の食卓で茹で卵を割るシーンは
「J.エドガー」でも見た光景
外国の平均以上の家庭ってこんな感じなのか、
サッチャーは最愛の夫デニスに語りかけるが
彼は既に亡く、
彼女の認知症は進行しているようだ、
夫の姿を幻影と分かる時もあれば
現実なのか分からなくなる時もあり
そんな彼女が自らの半生を振り返る構造で
映画は進んでいく。
首相に推された時の戸惑いと
次第に固まる決心、
そして政権を取ってからの強硬路線は
まさに「鉄の女」にふさわしい言動だった、
弱腰と言われた時も
「私はこれまで常に戦ってきている」という
決め台詞は確かにここに偉大な人物がいると
思わせる貫禄があった。
そしてこの映画を見ながら感じたのは
自分が見たいのは
細かいエピソードの中の
マーガレット・サッチャーという
人物そのものだということ、
彼女の足跡を追うことに
映画は重きを置いているが
それはもう既に知っている歴史の事実で
そんなことじゃなく
一人の人間サッチャーなのだ。
だから映画ではメリル演じるサッチャーの
存在そのものは常に感じられたが
彼女の人となりは
もうひとつ踏みこんでいなくて
物足りなかった。
彼女は今、認知症で公から姿を
消している
それは哀しいことだろうか?
それは事実として
彼女がいかに生きたかということこそ
重要で、そのいくつかの
彼女らしい部分をもっと見たかったな。
映画の出来としては
見て損は無いが新しい驚きは無い。
★100点満点で75点★
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メリル・ストリープ出演作品
ジュリア Julia (1977年) キネマ旬報ベスト・テン 第2位
ディア・ハンター The Deer Hunter (1978年)
マンハッタン Manhattan (1979年)
或る上院議員の私生活 The Seduction of Joe Tynan (1979年)
クレイマー、クレイマー Kramer vs. Kramer (1979年)
フランス軍中尉の女 The French Lieutenants Woman (1981年)
ソフィーの選択 Sophie's Choice (1982年)
殺意の香り Still of th Night (1982年)
シルクウッド Silkwood (1983年)
恋におちて Falling In Love (1984年)
愛と哀しみの果て Out of Africa (1985年)
プレンティ Plenty (1985年)
心みだれて Heartburn (1986年)
黄昏に燃えて Ironweed (1987年)
クライ・イン・ザ・ダーク Evil Angels (1988年)
シー・デビル She-Devil (1989年)
ハリウッドにくちづけ Postcards from the Edge (1990年)
永遠に美しく… Death Becomes Her (1992年)
愛と精霊の家 The House of Spirits (1993年)
ザ・シンプソンズ The Simpsons (1994年) 声の出演
激流 The River Wild (1994年)
マディソン郡の橋 The Bridges of Madison County (1995年)
判決前夜/ビフォア・アンド・アフター Before and After (1995年)
マイ・ルーム Marvin's Room (1996年)
母の眠り One True Thing (1998年)
Dancing at Lughnasa (1998年)
キング・オブ・ザ・ヒル King of the Hill (1999年) 声の出演
ミュージック・オブ・ハート Music of the Heart (1999年)
A.I. A.I. (2001年) 声の出演
アダプテーション Adaptation. (2002年)
めぐりあう時間たち The Hours (2002年)
ふたりにクギづけ Stuck On You (2003年)
エンジェルス・イン・アメリカ Angels In America (2004年)
クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate (2004年)
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004年)
Prime (2005年)
今宵、フィッツジェラルド劇場で A Prairie Home Companion (2006年)
プラダを着た悪魔 The Devil Wears Prada (2006年)
アント・ブリー The Ant Bully (2006年) 声の出演
大いなる陰謀 Lions for Lambs (2007年)
いつか眠りにつく前に Evening (2007年)
Dark Matter (2007年)
Rendition (2007年)
マンマ・ミーア! Mamma Mia (2008年)
ダウト〜あるカトリック学校で〜 Doubt (2008年)
ジュリー&ジュリア Julie & Julia (2009年)
恋するベーカリー It's Complicated (2009年)ファンタスティック Mr.FOX Fantastic Mr. Fox (2009年)
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady (2011年)
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メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント出演
フィリダ・ロイド監督、
105分、2012年3月16日公開
2011,イギリス,ギャガ
(原題:The Iron Lady )
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第84回アカデミー賞でメリル・ストリープが主演女優賞を受賞。
また同時にメイクアップ賞も受賞もうなずける、
さあメリル・ストリープの演技を見に行こう!
「まさにメリル・ストリープの為の映画
彼女が全編出ずっぱり、
実物のサッチャーを知ってる目から見ても
しばらく見ていくと本物そっくりに見えて
演技と最高のメイクアップの魔法を見た」
朝の食卓で茹で卵を割るシーンは
「J.エドガー」でも見た光景
外国の平均以上の家庭ってこんな感じなのか、
サッチャーは最愛の夫デニスに語りかけるが
彼は既に亡く、
彼女の認知症は進行しているようだ、
夫の姿を幻影と分かる時もあれば
現実なのか分からなくなる時もあり
そんな彼女が自らの半生を振り返る構造で
映画は進んでいく。
首相に推された時の戸惑いと
次第に固まる決心、
そして政権を取ってからの強硬路線は
まさに「鉄の女」にふさわしい言動だった、
弱腰と言われた時も
「私はこれまで常に戦ってきている」という
決め台詞は確かにここに偉大な人物がいると
思わせる貫禄があった。
そしてこの映画を見ながら感じたのは
自分が見たいのは
細かいエピソードの中の
マーガレット・サッチャーという
人物そのものだということ、
彼女の足跡を追うことに
映画は重きを置いているが
それはもう既に知っている歴史の事実で
そんなことじゃなく
一人の人間サッチャーなのだ。
だから映画ではメリル演じるサッチャーの
存在そのものは常に感じられたが
彼女の人となりは
もうひとつ踏みこんでいなくて
物足りなかった。
彼女は今、認知症で公から姿を
消している
それは哀しいことだろうか?
それは事実として
彼女がいかに生きたかということこそ
重要で、そのいくつかの
彼女らしい部分をもっと見たかったな。
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メリル・ストリープ出演作品
ジュリア Julia (1977年) キネマ旬報ベスト・テン 第2位
ディア・ハンター The Deer Hunter (1978年)
マンハッタン Manhattan (1979年)
或る上院議員の私生活 The Seduction of Joe Tynan (1979年)
クレイマー、クレイマー Kramer vs. Kramer (1979年)
フランス軍中尉の女 The French Lieutenants Woman (1981年)
ソフィーの選択 Sophie's Choice (1982年)
殺意の香り Still of th Night (1982年)
シルクウッド Silkwood (1983年)
恋におちて Falling In Love (1984年)
愛と哀しみの果て Out of Africa (1985年)
プレンティ Plenty (1985年)
心みだれて Heartburn (1986年)
黄昏に燃えて Ironweed (1987年)
クライ・イン・ザ・ダーク Evil Angels (1988年)
シー・デビル She-Devil (1989年)
ハリウッドにくちづけ Postcards from the Edge (1990年)
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愛と精霊の家 The House of Spirits (1993年)
ザ・シンプソンズ The Simpsons (1994年) 声の出演
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判決前夜/ビフォア・アンド・アフター Before and After (1995年)
マイ・ルーム Marvin's Room (1996年)
母の眠り One True Thing (1998年)
Dancing at Lughnasa (1998年)
キング・オブ・ザ・ヒル King of the Hill (1999年) 声の出演
ミュージック・オブ・ハート Music of the Heart (1999年)
A.I. A.I. (2001年) 声の出演
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マンマ・ミーア! Mamma Mia (2008年)
ダウト〜あるカトリック学校で〜 Doubt (2008年)
ジュリー&ジュリア Julie & Julia (2009年)
恋するベーカリー It's Complicated (2009年)ファンタスティック Mr.FOX Fantastic Mr. Fox (2009年)
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady (2011年)
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