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書籍「スカーペッタ(上・下」すでに大河ドラマのノリ、感慨深い味わい

2010-02-16 00:09:46 | 読書の時間
書籍「スカーペッタ(上・下」★★★☆
パトリシア・コーンウェル著、講談社刊


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「ケイとルーシー、そしてベントンと
マリーノというお馴染みの登場人物の
それぞれの過ごしてきた時間を改めて感じつつ、
新たな事件に全員が巻き込まれ、
解決していくもはや定番のノリ」



シリーズもこんなに長くなると
マンネリは仕方ない、
このシリーズもケイがバージニア州検屍局長を
辞めたあたりからしばらくは失速気味だったが
最近はまた盛り返してくれている。


これは読み手の期待も高く
ハードルが高くなっていることもあるだろう。

検屍しないスカーペッタは
捜査官のような存在で
彼女ってこんなだったっけ?と
何度か思ったことは事実、
モルグでどんなことが行われ
そこからどんなことが分かるのかは
未知の世界で好奇心を刺激されたのが
このシリーズの肝の部分だったはず。


最近では海外ドラマで
スマートで視覚的な作品もあって
この小説が先駆けとなった検屍という行為も
他でも知ることは出来る、
だったらこのシリーズに望むのは
もっと別なもの、そうだここには魅力的な
登場人物が沢山いる。

これだけ長いシリーズになると
それぞれの登場人物のセリフや何かを
思い返すシーンでは
こっちも色々あったなと思い返す、
すでに自分自身も身内か友人のように。


今回は早々に捕まる容疑者が
ケイとの接見を要望したことで物語が始まり
容疑者の周囲で起こる出来事の謎を
いつものメンバーが少しづつ解いていく、
以前ならその謎解き部分に驚きがあったが
今は「そう来たか」と
親密な感じさえする。


このシリーズは新しい活躍の場を得たようで
これからまたしばらく楽しませてくれそうだ。
また1年くらい楽しみに待ちたい。


★100点満点で75点

soramove
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ケイ・スカーペッタシリーズ以外も出ているが、他はあまり出来が良くない。
このシリーズでこのまま進んで欲しい。



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