「サロゲート」代行ロボットが何でもしてくれる世の中

「サロゲート」★★★
ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク主演
ジョナサン・モストウ　監督、89分 、 2010年1月22日 公開、2009年、アメリカ
（原題：SURROGATES）




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髪がふさふさのブルース・ウィリスの頭が気になって仕方ない。

「ロボットがすべての社会生活を代行してくれる
未来社会を舞台にしたSF・アクション、
人間は家で機械に繋がれてロボットの目線で
寝ながらにして日常生活を送っている」


まあまあお金はかかっているだろうに、
ここぞ！という映像がないから
大作と呼ぶにはもう少し、
代行ロボットということで、
顔がマネキンもどきにメイクされていて、
ギーッと機械音が聞こえてきそうで面白い。

でもこの世界って楽しいかな、
自分の代わりに完璧な姿のロボットが
家から外へ出て日常生活を送ってくれるのだけど、
なんかバカバカしい、
ただ家で寝てるって、それじゃあ楽しくてオイシイ部分を
全部持ってかれてるよ。


それでも代行ロボットが車の間や上を飛び越えたり、
歩いてるロボット全部が一斉に倒れるシーンなんかは
見所、面白かった。
完璧な世界を目指すのか、
それとも失敗しても可愛げのある今のままの人間でいいのか。


だから心情的には完璧を目指しつつも
やはり何でも自分でしなくてはね、
そんなしごく真っ当な事を改めて思ったり、
でも自分では出来そうもない危ないこととかは
代行してもらって映像的にはスゴイものを
見ることができたらそれはそれでいいか。

ブルース・ウィリスじゃなくても良かった気もするが、
ふさふさ髪という冒険に笑えたり、
人間のこれからをちょっと真面目に思ったりの映画でした。


★100点満点で65点★


soramove
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