「さよなら渓谷」★★★
吉田修一著

買ってからすぐ、読みたいミステリーや
旅行を挟んだりで
やっと読み終えた。
前作「悪人」では本好きな心を
充分に楽しませてくれたので
かなり期待して読んだが、
またしても軽目の気を抜いたような作品に
戻ってしまったようだ。
そもそも「悪人」は
この小説がつまらなかったら
もう吉田修一は読むのをやめようと思っていたら
予想を上回る本当に幸せな時間をくれたので
これでまたしばらく読もうと思ってこの作品。
どうにも小説の内容にリアルが
感じられない。
「ありえないよ」
何度かつぶやいた。
もちろん、信じられないような偶然や巡り合わせは
小説に出てきて、違和感を感じつつも
そんなこともあるかもと、
どこかで納得させてくれる、
でも今回の作品の偶然はかなりの
力技で、こっちの疑念は
ねじ伏せられていないあたりが
どうしても納得出来ないことにつながる。
なにか面白いところを書きたいが
「ありえないよ」その言葉しか浮かばない。
でもね、起死回生の特大ホームランの後だから
まだしばらくは読みたい、
くじを引くみたいに、しばらくは
どきどきしながら新作を手にとるだろう。
人間の心を描くことにここでも挑戦しているが
いくらなんでも設定があまりに突飛で偶然に支配され
だからそこに登場する人物の心理なんか
どうでもよくなる、
「そうかな」「そうかな」絶えず思いながら
読みやすいので、すぐに読めてしまえたけれど。
★100点満点で60点★
soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン
芥川賞を受賞した「パークライフ」は今でも
あまり好きじゃない。でも気になる作家だ。
★映画ランキングはこちら
吉田修一著

買ってからすぐ、読みたいミステリーや
旅行を挟んだりで
やっと読み終えた。
前作「悪人」では本好きな心を
充分に楽しませてくれたので
かなり期待して読んだが、
またしても軽目の気を抜いたような作品に
戻ってしまったようだ。
そもそも「悪人」は
この小説がつまらなかったら
もう吉田修一は読むのをやめようと思っていたら
予想を上回る本当に幸せな時間をくれたので
これでまたしばらく読もうと思ってこの作品。
どうにも小説の内容にリアルが
感じられない。
「ありえないよ」
何度かつぶやいた。
もちろん、信じられないような偶然や巡り合わせは
小説に出てきて、違和感を感じつつも
そんなこともあるかもと、
どこかで納得させてくれる、
でも今回の作品の偶然はかなりの
力技で、こっちの疑念は
ねじ伏せられていないあたりが
どうしても納得出来ないことにつながる。
なにか面白いところを書きたいが
「ありえないよ」その言葉しか浮かばない。
でもね、起死回生の特大ホームランの後だから
まだしばらくは読みたい、
くじを引くみたいに、しばらくは
どきどきしながら新作を手にとるだろう。
人間の心を描くことにここでも挑戦しているが
いくらなんでも設定があまりに突飛で偶然に支配され
だからそこに登場する人物の心理なんか
どうでもよくなる、
「そうかな」「そうかな」絶えず思いながら
読みやすいので、すぐに読めてしまえたけれど。
★100点満点で60点★
soramove
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芥川賞を受賞した「パークライフ」は今でも
あまり好きじゃない。でも気になる作家だ。
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