soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「八月のクリスマス」忘れられない名作・韓国映画初め

2005-04-09 22:04:48 | 韓国映画・アジア映画
八月のクリスマス」★★★★★満点、名作
ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演

町の小さな写真館
特別な事など無い、
けれど陽だまりのような
暖かい場所。

店主と婦人警官の淡い恋のようなもの。


死期を覚悟した時の
やり残すことがないようにと淡々と過ごす日々。

どのエピソードも身近に起こりそうで、
その距離の近さにこちらが泣いているのに、
主人公は優しい微笑と、静かな口調で
日常を生きている。

それは強いということでなく、
諦めでもない。
生きるということは、人前で泣いたり
叫んだりしないものなのだ。

その町の写真屋に行ってみたくなるほど
親密で、当たり前で
近所にありそうな大切な場所。
とにかく映画を見て、それぞれの場所を見つけて欲しい。


←シム・ウナは惜しまれながら引退



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★★まだ見てないならレンタル屋に急げ★★
この「8月のクリスマス」に出逢ってから
公開される韓国映画はなるべく見るようになりました。

98年製作の韓国映画。
この当時は日本に入ってくる韓国映画は少なく
単館ロードショーも2週間程度というものでした。
ただ、現在も興行力のある作品は少ないですが、
状況は全然違います。

そして翌年の99年には「シュリ」という
韓国映画の金字塔が出現。
この頃からいわゆる大作映画が製作されるようになり
客観的に見ても99年以降の大作系映画は
邦画より断然韓国映画の方が出来がいいと思う。

その一方で単館系の心に刺さる映画も
かなり作られています。
4月末からの「韓国映画祭」楽しみです。

@オマケ@
山崎まさよし主演でリメイクするらしいです。
特に感想はありません。日本的な趣のある映画を期待します。