(つづき)
北九州市小倉北区の「到津三又路」バス停。
「折尾~黒崎~下到津~小倉(砂津)」を結ぶ「1番」などが停車するバス停であり、英字表記は「ITOUZU SANSARO」となっている。
すぐ近くに、「黒崎~三萩野~小倉(砂津)」を結ぶ「22番」などが停車する「三叉路」(西鉄のサイト上では「三又路」)という、全く別のバス停があるのだが、こちらの英字表記は「THREE-WAY INTERSECTION」であり、“整合性”という視点はどこか遠くに行ってしまっている。
なお、北九州市内には「陣の原三叉路」、「則松三叉路」というバス停もあるが、こちらはいずれも西鉄のサイトでは「三又路」ではなく「三叉路」であり、このあたりとの“整合性”もどこか遠くに行ってしまっている(でも、この件に限らず、“整合性”が遠くに行っているからこそ、このブログが続いていくという側面もありそうですけど(笑))。
なぜ、「到津三又路」と「三叉路」という名称が併存するようになったのか、「到津三又路」が指す“三叉路”と、「三叉路」が指す「三叉路」は、同じ交差点なのか、それとも別の交差点なのか(例えば、前者が上村紙業の交差点で、後者が金鶏町の交差点…とか)、そのあたりのことはよく知らない。
以前の記事で、“「到津」が、「いとうず」か「いとおず」か「いとおづ」か「いとうづ」かわからなくなるときがある”と書いたことがあるが、それは今もあまり変わらない。
行政上の地名としては「到津」はなく、「上到津」「下到津」しかないため、正しく「いとうづ」と入力しても(私のPCが)「到津」と変換してくれないことも、なかなか身に付かない要因のひとつかもしれない。
(つづく)
北九州市小倉北区の「到津三又路」バス停。
「折尾~黒崎~下到津~小倉(砂津)」を結ぶ「1番」などが停車するバス停であり、英字表記は「ITOUZU SANSARO」となっている。
すぐ近くに、「黒崎~三萩野~小倉(砂津)」を結ぶ「22番」などが停車する「三叉路」(西鉄のサイト上では「三又路」)という、全く別のバス停があるのだが、こちらの英字表記は「THREE-WAY INTERSECTION」であり、“整合性”という視点はどこか遠くに行ってしまっている。
なお、北九州市内には「陣の原三叉路」、「則松三叉路」というバス停もあるが、こちらはいずれも西鉄のサイトでは「三又路」ではなく「三叉路」であり、このあたりとの“整合性”もどこか遠くに行ってしまっている(でも、この件に限らず、“整合性”が遠くに行っているからこそ、このブログが続いていくという側面もありそうですけど(笑))。
なぜ、「到津三又路」と「三叉路」という名称が併存するようになったのか、「到津三又路」が指す“三叉路”と、「三叉路」が指す「三叉路」は、同じ交差点なのか、それとも別の交差点なのか(例えば、前者が上村紙業の交差点で、後者が金鶏町の交差点…とか)、そのあたりのことはよく知らない。
以前の記事で、“「到津」が、「いとうず」か「いとおず」か「いとおづ」か「いとうづ」かわからなくなるときがある”と書いたことがあるが、それは今もあまり変わらない。
行政上の地名としては「到津」はなく、「上到津」「下到津」しかないため、正しく「いとうづ」と入力しても(私のPCが)「到津」と変換してくれないことも、なかなか身に付かない要因のひとつかもしれない。
(つづく)
以前は両方とも「三叉路」だったのですが、西鉄北九州線の砂津~黒崎駅前間が廃止になってから1番の通る方のみ「到津三叉路」に名称を変えています。ただこの付近は地元ですが、言われて思ったのですがどちらの三叉路を示しているのか確かに疑問です。
今夜はこの辺で失礼します。
元々「いたひつ」、「いたびつ」、「いたりつ」というような地名があったのではないでしょうか。「いたびつ」が容易に「いたりつ」に変わりうるのは、「うどん」が「うろん」となり易いのにも似ています。
同じ土地を表す読みにそれぞれ別の漢字が充てられ、「板櫃」、「到津(いたりつ)」となり、「到津(いたりつ)」のほうは、ウ音便で「いたうづ」となった(昔は今よりもウ音便の成立が多かったのです)。
最後に発音するとおりに書くことになったので、「いとうづ」となったということです。
また、「ず」でなくて「づ」となるのは、元が「つ」であり、それが音便のせいで濁音になったから、「づ」となると説明できます。こういう地名はかなり多いと思います。「沼津(ぬまづ)」、「焼津(やいづ)」など。
ローマ字表記は、「ITOZU」が正しいと思われます。
本当を言えば、長音については「O」の上に横棒を入れるのが正しいのですが、横棒を入れた表記は、日本語独特の表記のため、パソコンでもタイプライターでもできず、通常はやむを得ず横棒を省略します。
「ZU」については、「ひらがな表記」が「ず」であれ「づ」であれ、「ローマ字表記」では発音どおり、ひとつの表記でいく、ということです。「ローマ字入力」はまた別ですが。
あと原往還のローマ字表記は『U』なのか『H』なのかどちらが正しいのでしょうか?
>以前は両方とも「三叉路」だったのですが、西鉄北九州線の砂津~黒崎駅前間が廃止になってから1番の通る方のみ「到津三叉路」に名称を変えています。ただこの付近は地元ですが、言われて思ったのですがどちらの三叉路を示しているのか確かに疑問です。
なるほど。
ということは、どちらも同じ交差点を指していると考えたほうがよさそうですね。
そして、1番は金鶏町のほうは通らないことを考えると、この「三叉路」とは、上村紙業の前のト字路ということになりそうですね。
ありがとうございます。
Tokyo Chikushiさん、こんにちは。
>元々「いたひつ」、「いたびつ」、「いたりつ」というような地名があったのではないでしょうか。「いたびつ」が容易に「いたりつ」に変わりうるのは、「うどん」が「うろん」となり易いのにも似ています。
まさしくその通りだと思います。
地図に出てくる川は「板櫃川」であり、下到津一丁目と川を挟んで隣接する「板櫃町」も健在ですので。
>ローマ字表記は、「ITOZU」が正しいと思われます。
>本当を言えば、長音については「O」の上に横棒を入れるのが正しいのですが、横棒を入れた表記は、日本語独特の表記のため、パソコンでもタイプライターでもできず、通常はやむを得ず横棒を省略します。
たしかに。
でも、「OU」であろうが「OO」であろうが「O」と表記してしまうことに、やや違和感を覚えてしまうことがたまにあります。
ちくしの疾風さん、こんにちは。
>あと原往還のローマ字表記は『U』なのか『H』なのかどちらが正しいのでしょうか?
原往還の「往」が「OU」か「OH」かということでしょうか。
だとしたら、国土地理院の「地名等のローマ字表記に関する規程」に基づけば、「OU」でも「OH」でもなく「O」が正しいです。
ローマ字のテストで私が採点者だったら「OU」も○にしますが、「OH」だと×でしょうかね。