走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

マイ・グレート・ティーチャー②

2008年03月12日 06時06分11秒 | 
昨日の中学卒業式では、久し振りにY小校長のS先生とお会いできました。S先生とは、平成10年度に地元のA小で知り合ってからの長い付き合いです。当時、S先生は他市町村の学校からA小に赴任されてきて、私はA小PTA会長1年目という関係でした。S先生は、気さくで気配りの達人でした。(S先生は4年A小に勤務後、他市町村に移り、再び当町に戻りY小勤務中です。)

また、行政では社会教育を長く担当され、PTAや子ども会との付き合いも良くご存知だそうで、私にとっては良き相談相手・先生でした。私が会長2年目に町P連の会長を兼任した際には、印旛郡市PTA連絡協議会(郡P連)の幹事をされていたS先生は、会議の度に私をマイカーに便乗させて下さり、車内で楽しく話をしながら一緒に開催地の成田市へ出かけたものです。

私がPTA活動で色々なことにチャレンジしようとすると、よくS先生から「お考えは素晴らしいのですが、これまで前例がありません。保護者や地域の方からクレームが出た際には、その処理でお困りになることでしょうから、もう1度良くお考えになった方がよろしいのでは…」と諌められたものです。アイディア家であると同時に、行動には慎重な面もある方でした。

私が会長を退任した後も、言葉が口から出てこなかった次男について、親身になって相談に乗って下さいました。入学式の数日前には、S先生・担任・特殊学級の先生と、次男&私ら夫婦で教育方針について話をさせて頂けました。S先生のお陰でA小に入学できた次男は、まず普通学級に入り、他の児童と比べ遅れが目立ち始めると、3学期から特殊学級に移りました。

そして、間もなく奇跡が起こりました。生まれてからずっと「あ~、う~」しか言えなかった次男の口から、片言の言葉が出てきたのです。それからは、乾いたスポンジが水を吸収するが如く、凄い勢いで言葉を覚えていき、それに比例して学習面でも改善が認められました。A小の先生方には、本当に感謝しています。中でも、S先生は、私にとって人生の恩師です。

昨年の第1回目では、中学時代の英語の先生について書いています。クリック